8月 25th, 2016 Posted 12:00 AM
今、自分が細字とそのためのペン・筆はこれだ、というのがあります。
そして、紙だけではなくてiPad Proでの「書」で、
訓練をしているのがApple Pencilです。
筆と言っても、これはいわゆる面相筆ですが、
この毛筆の長さ一杯を使えば、中文字=Mまでも可能です。
これで自分は手紙を書いています。
宛先も毛筆で書くことが可能なほどですが、直径は4.5mm程度です。
万年筆はおそらくこれより細字=EEFといってもいいほど、
0.03という文字であり、システム手帳や日記帳も可能です。
面倒なのはインク切れになると、これ用のカートリッジに
インクはシリンジでしか入れることができません。
この万年筆も毛筆も軸は5mmもありませんから、
絶対にトレーニングが必要だと思っています。
通常のペン軸は、人間工学的には14mmで、
Apple Pencilは鉛筆の太さを意識したデザインになっていますが、
毛筆での漢字やアラビア文字には不適合だと指摘することができます。
したがって、カリグラフィーを意識したペンにはなっていません。
東京美術学校を創設した岡倉天心は
横山大観などへの訓練では「運筆」が基本でした。
この運筆は美大時代に徹底的に教えられたデザインストローク。
当時のトレーニングでは丸ペン・烏口を使っていました。
美大卒業間際にロットリングが登場して0.6mmと0.3mmだけが可能でした。
今では、0.03mm〜0.01までがすでに出来上がってきています。
スティーブジョップスがデザイン優先であった基本は、
カリグラフィーの素養があったからに他なりません。
運筆はデザイナーにとってはデザインストロークですが、
これでレタリングがセリフ体とサンセリフ体は、
定規なしで描き出すことが基本でした。
アルファベットでもスクリプト体になれば、毛筆になりますが、
今はパソコンで簡単に済ませている下手くそな文字やロゴタイプばかりです。
文字間隔にカーニングはとてもいい加減だということです。
書くことと描くことのためには、細字は毛筆では垂直にもちますから、
Apple Pencilも垂直持つことで、実際的にPad上での書が書けます。
* 『硯箱を整理しながら・・・』
* 「手を頭脳化するトレーニング=デザインストローク」
* 「スタイラスペンは、まだまだ進化が必要」
* 「ビジュアルC.I.ロゴタイプの基本はレタリング技能」
* 「デザイン基礎力の一つから現代社名ロゴをみると」
Tags: 0.03, Apple Pencil, iPad Pro, PAD, アラビア文字, インク, インク切れ, カートリッジ, カーニング, カリグラフィー, サンセリフ体, システム手帳, シリンジ, スティーブジョップス, セリフ体, デザインストローク, デザイン優先, トレーニング, パソコン, レタリング, ロゴタイプ, ロットリング, 万年筆, 下手くそ, 不適合, 中文字, 丸ペン, 人間工学, 垂直, 定規, 宛先, 岡倉天心, 指摘, 文字間隔, 日記帳, 書, 東京美術学校, 横山大観, 毛筆, 漢字, 烏口, 直径, 細字, 運筆, 鉛筆, 面相筆
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7月 4th, 2016 Posted 12:00 AM
車イス生活を余儀なくされて来年は40年になります。
本当に正直よく生きながらえているものです。
すでに私の体型は変形が来ていて、
しかも今ではすっかり電動車イスを使用していますが、
自分にはとても幸運なことがあります。
美大時代同級生に、「シーティングエンジニアリング」を
打ち立ててきた親友がいるのです。
以前から、「体の変形を指摘して、俺が直す」と言ってくれていました。
彼はすでに身障者向けの様々な開発をしてきた日本ではトップクラスです。
彼を阪大の自分の研究室の特別研究員になってもらっています。
おそらくわが国では最初に
「身障者向けの家具から用品の開発」をしてきた男です。
彼に計測とシートの作成を頼みました。そして使い心地を確認して、
再度、また体型の変形を矯正する
「シーティングエンジニアリング」を適用してもらっています。
「シーティングエンジニアリング」はこれまでの人間工学を進化させている
新しいデザイン医工学のHUSATになろうとしています。
おそらくHUSATを知る工業デザイナーは
まだほとんど国内にはいないでしょう。
HUSAT=Human Sciences and Advanced Technologyです。
今、彼:光野有次と自分が組めば、最も強力で新たなHUSATとして
車イスは勿論、椅子そのものの設計を革新することができるでしょう。
何と言っても、自分が使用者のモデルになれること、
彼も自分も美大では徹底的に
モノづくりのトレーニングを体で覚えてきたこと。
ユニバーサルデザインは、自分が米国から持ち込んできましたが、
最早その時代は終焉していて、人間工学も不可能なことを
HUSATとしての「シーティングエンジニアリング」を
「コンシリエンスデザイン看医工学」に配置したいと考えています。
*『「座る」・人間工学からシーティングエンジニアリング』
*『車いすのレジリエンスとノルアドレナリン』
*『少数派のためのデザインから・再度、再検証』
*『公・自・単・情・安・省・空を暗記せよ』
*『インクルーシブデザインとは「人称デザイン」である』
Tags: 40年, Human Sciences and Advanced Technology, HUSAT, コンシリエンスデザイン看医工学, シーティングエンジニアリング, シート, デザイン医工学, トップクラス, トレーニング, モデル, モノづくり, ユニバーサルデザイン, わが国, 不可能, 人間工学, 以前, 体, 体型, 余儀なく, 作成, 使い心地, 使用, 使用者, 俺, 光野有次, 再度, 同級生, 国内, 変形, 家具, 工業デザイナー, 幸運, 強力, 徹底的, 指摘, 新たな, 日本, 時代, 最も, 最初, 最早, 本当, 来年, 椅子, 様々, 正直, 生活, 用品, 男, 矯正, 研究室, 確認, 私, 米国, 終焉, 美大, 美大時代, 自分, 親友, 計測, 設計, 身障者, 車イス, 進化, 適用, 配置, 開発, 阪大, 電動車イス, 革新
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7月 3rd, 2016 Posted 12:00 AM
BBS= Bulletin Board System:電子掲示板がスタートして、
パソコンのネットワークが見えだした頃、
意識革命と言っていたドイツの論理が情報革命を的中させました。
BBSはRed Riderというソフトがパブリックドメイン化した最初の頃は、
人は性善説でこの社会は予想的・理性的な社会が未来だと思っていました。
ところが性悪説が徐々にインターネット社会に落ち込んでいきました。
そしてTwitterが生まれfacebookという
代表的なSNS社会が出来上がりました。
Twitterの匿名性をfacebookは記名性にはしましたが、
いずれも性悪説の社会に人間界を落とし込んでいます。
SNSそのものをこのままにしておけばおくほど、性悪説は拡大します。
これは正しく荀子の指摘にもどり
マキャベリィの戦略論によれば、インターネットは
産業の革新どころか、倫理社会を崩壊させるものと判断します。
それこそTwitterでAIが試用されたことは、人工知能そのものが、
現代社会を破壊に向かわせていったと、もっと注視するべきでしょう。
それこそSNSでのストーカーを
制度として遵守出来ないことは殺人を許可したのと同じです。
SNSを創造的破壊するような、新たなネットワーク社会を、
もう一度、理想主義の中で発明してこの世界観を少なからず、
ネットワーク社会だけでも性善説でまとめ直すべきと考えます。
すでに情報社会が性悪説を纏ってしまった限りは、
SNS= Social Networking Service社会は破壊消滅させるべきでしょう。
でなければ、これからの戦争は核爆弾保有やテロなどではありません。
SNSを創造的破壊させるには、新たなデザイナーが必要です。
自分はデザインの教え子を警察官僚にしました。
それも情報技官キャリアです。これこそ次世代デザインの一つです。
なぜなら、光重合革命・電磁波革命・遺伝子革命はもう目の前だからです。
*『facebookには性善説のエチケット=ファティケット』
*『SNSが変えたデモ参加の心理は反射的群衆化』
*『facebook、ましてBlogにも未来はないだろう』
*『三つの革命・予測は当たっていた』
*『情報化への入り口は記号論or記号学だった』
Tags: AI, BBS, Bulletin Board System, FaceBook, Red-rider, SNS, SNS社会, Social Networking Service, Twitter, インターネット, インターネット社会, キャリア, スタート, ストーカー, ソフト, デザイナー, デザイン, テロ, ドイツ, ネットワーク, ネットワーク社会, パソコン, パブリックドメイン, マキャベリィ, まとめ直す, 世界観, 予想的, 人工知能, 人間界, 代表的, 保有, 倫理社会, 光重合革命, 判断, 制度, 創造的破壊, 匿名性, 崩壊, 徐々, 必要, 性善説, 性悪説, 情報技官, 情報社会, 情報革命, 意識革命, 戦争, 戦略論, 拡大, 指摘, 教え子, 新たな, 未来, 核爆弾, 次世代デザイン, 殺人, 注視, 現代社会, 理性的, 理想主義, 産業, 発明, 的中, 目の前, 破壊, 破壊消滅, 社会, 荀子, 記名性, 許可, 試用, 論理, 警察官僚, 遵守, 遺伝子革命, 電子掲示板, 電磁波革命, 革新
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6月 30th, 2016 Posted 12:00 AM
九州は今、また豪雨がやってきます。
熊本は地球環境の温暖化どころか、
日本列島の天災を集中的に受けています。
「レジリエンスデザインチーム」で、デザインの役割を実務化。
調査も地道にしながら
建築基準法や気象情報などを根本的に変えるべきでしょう。
これまで「強靱化プラン」は
机上の論理という自分の指摘は間違っていませんでした。
デザイン実務は熊本震災での支援を、たかだかマークとかワッペンですが
これが大きな力を持っているとデザイナーは確信しているはずです。
とりわけ「レジリエンスデザイン」は、
万一、天災あるいは人災があってもそのプレッシャーやストレスには
決して屈しない、負けない、心理的な精神面を支えます。
「レジリエンス」という言葉を知ることによって、
人間一人一人が精神的に強く、それこそ強靱になるのです。
人間が強靱になるには
国土としての土木面を強靱化することも大事ですが、
最も大事なことは「シンボル」を持つことです。
熊本にはいわゆる「ゆるキャラ」と言われるくまモンはありますが、
お役所仕事としての認可など待ってはいられないのです。
その変わりとしての熊本県シンボル=楠・竜胆・雲雀がありました。
コピーは「負けるな・泣くな・生きるんだ」に、
このシンボルを合わせて利用することで、熊本での体験こそ、
わが国にとって、さらに先進国家として、
地球環境上での「生きのびること・最悪な事態」に
自分自身のレジリエンスを
強靱化していくことができるはずです。
私たちは熊本での被災への哀しみを日本全体の経験として、
それを国際的に訴えていくのです。
楠・竜胆・雲雀それぞれの熊本シンボルはまさに一つのシンボルです。
レジリエンスデザインはたかがワッペンですが大きな力を持っています。
*『レジリエンスデザインを熊本に差し出す』
*『東日本大震災のNHKジャーナリスト講演から』
*『権威権力者を「演じる覚悟」を見せた建築家』
*『泣くということ・喜怒哀楽の基礎感性行動』
*『稲穂と麦穂、どちらを選ぶか』
Tags: お役所仕事, くまモン, コピー, シンボル, ストレス, デザイナー, デザイン, デザイン実務, プレッシャー, マーク, ゆるキャラ, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, わが国, ワッペン, 一人, 万一, 九州, 人災, 人間, 今, 体験, 先進国家, 利用, 力, 哀しみ, 国土, 国際的, 土木面, 地球環境, 地道, 大事, 天災, 実務化, 建築基準法, 強く, 強靱, 強靱化, 強靱化プラン, 役割, 心理的, 指摘, 支援, 日本全体, 日本列島, 最悪な事態, 机上, 根本的, 楠, 気象情報, 泣くな, 温暖化, 熊本, 熊本シンボル, 熊本県, 熊本震災, 生きのびること, 生きるんだ, 確信, 竜胆, 精神的, 精神面, 経験, 自分, 自分自身, 被災, 言葉, 認可, 調査, 論理, 豪雨, 負けない, 負けるな, 集中的, 雲雀, 雲雀が
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6月 24th, 2016 Posted 12:00 AM
「デザイン思考」の大欠陥は、結局はデザイナーの思考や発想で、
理系から文系へ、文系から理系へ、それぞれ接近しても
そこそこの中間点での融合知識に定着することです。
その指摘は、あるデザイン戦略家から、
明確に、リニア的な上昇ではなくて、
パラボラ=放物線上での合致点を指摘されたことでした。
その彼からの指摘を聞かされた自分は、
すぐに大阪大学の招聘教授になってもらいました。
これは理系と文系の融合ではなくて、「統合」に辿り着き、
結果、「コンシリエンスデザイン」
さらには「レジリエンスデザイン」の学域設定になりました。
大きなヒントは、リニア的アプローチではなくて、
パラボラ的な合致点の上昇化指摘がとても明解だったということです。
この指摘から、デザイン戦略家としての彼からは、
次のような「コンセプト」と「デザイン」での
美への姿勢がメールされてきました。
これもなおさら自分には理系・文系ではなくて、
造形美からコンセプトは語れず、
コンセプト美から造形は生まれるはずはないということです。
むしろ、美はもともと最初から存在していて、
ただ、コンセプトからでも造形からでも近づけるだけでした。
これはsilienceの原語意味と適合しているということです。
たとえば、大道芸人の素晴らしい演芸に人は感動します。
あるいは、ある人が政治批判を道端で語っていて、
それを聞いたとき、とても賛同できうる知識というより知恵です。
いずれも無名の人の,
その宝石のような美しさある知恵=silienceだということと同価値です。
「コンシリエンスデザイン・レジリエンスデザイン」
どちらも新たな、それは次世代デザインになっています。
*『学術+芸術の統合性=コンシリエンスデザイン:KK塾』
*『曼荼羅図に「思」と「考」を配置して論理を確認する』
*『造形の言語道断』
*『モノづくり・コトづくり=デザインの源流でもう一度メモ』
*『造形デザインがレジリエンスデザインを具体化解答』
Tags: silience, アプローチ, コンシリエンスデザイン, コンセプト, コンセプト美, デザイナー, デザイン, デザイン思考, デザイン戦略, デザイン戦略家, パラボラ, パラボラ的, ヒント, メール, リニア的, レジリエンスデザイン, 上昇, 中間点, 人, 原語, 合致点, 同価値, 大欠陥, 大道芸人, 大阪大学, 姿勢, 存在, 学域, 学域設定, 定着, 宝石, 彼, 思考, 意味, 感動, 戦略, 戦略家, 招聘教授, 指摘, 接近, 放物線, 政治批判, 文系, 新たな, 明確, 明解, 次世代, 次世代デザイン, 演芸, 無名, 理系, 発想, 知恵, 知識, 素晴らしい, 結局, 結果, 統合, 美, 美しさ, 自, 自分, 融合, 賛同, 辿り着き, 造形, 造形美, 道端, 適合
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6月 17th, 2016 Posted 1:00 AM
おそらく20世紀後半に、人間の思考は、
「コンセプト」に呪縛されてきたとようやく指摘できます。
この言葉は側に「概念」という訳語を
日本語解釈には持っています。
しかし、概念とコンセプト、あるいはconceptについて、
自分はデザイナーとして確かに寄りかかっていたことは
自白しておかなければなりません。
そして、デザインを教育する立場では、
まず、「概念」と「観念」についても、無論、哲学用語からも、
さらには「概念」と「観念」の間にconcept=コンセプトを置いた講義、
それだけでは自分自身が「コンセプト」のまともなあるいは正当な
その定義を確実に伝えたという経験はありません。
もっとも「コンセプト」を多用しているそれこそ、企業の開発、
あるいは大学での研究などにおいても、
「コンセプト学」などは皆無と断言していいでしょう。
したがって、自分が「コンセプト」とは何か?という説明では、
「端的に一言で言い切ってしまえる印象」ということが
的を得ていると一応思ってきました。
でも、これすら自分のデザイン活動の中で大きな疑念がありました。
特に大学人になってから、それこそ一流の学者たちが、
日常的に多用している「コンセプト」ということになると、
この疑念は明白に、思考的、哲学的、科学的な
「大間違い」であると言い切れるようになりました。
例えば、
黒というコンセプトと白というコンセプトと言い切った場合、
「コンセプト」で語られた白であれ、黒であれ、
印象の曖昧さしか残っていないということです。
断言すれば、黒は全てを飲み込み、いや包含していて、
白は反射して、概念でも観念でもありえない事実でしかありません。
かねてより、「観自在」に委ねられた人間の発想・着想、そして思考には
もっと連綿とした対立や対比が「ライン」で連続しているのです。
「コンセプト」を早く捨てることを推奨します。
*『空間へのdolly的な隠喩性という手法』
*『デザインのようなデザインという大誤解の現実がある』
*『造形デザインがレジリエンスデザインを具体化解答』
*『照明の文化論としての陰翳礼讃』
*『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』
Tags: 20世紀, concept, LINE, コンセプト, コンセプト学, デザイナー, デザイン, デザイン活動, ライン, 一流, 一般的, 一言, 事実, 人間, 企業, 側, 包含, 印象, 反射, 呪縛, 哲学, 哲学用語, 哲学的, 多用, 大学, 大学人, 大間違い, 学者, 定義, 対比, 対立, 後半, 思考, 思考的, 指摘, 推奨, 教育, 断言, 日常的, 日本語解釈, 明白, 曖昧さ, 概念, 正当, 無論, 用語, 疑念, 発想, 白, 皆無, 着想, 研究, 科学的, 立場, 端的, 経験, 自分, 自分自身, 自白, 観念, 観自在, 言い切れる, 言葉, 訳語, 説明, 連続, 連綿, 開発, 黒
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6月 16th, 2016 Posted 12:00 AM
きわめて自分は焦っていました。
熊本地震の現地から、最も気にしていたのは身障者、車イスの人たちです。
やはり避難所には行きづらいという連絡がありました。
現地では終息しない2000回を超える地震。
崇城大学と九州大学に「レジリエンスデザインチーム」を
39大学が後方支援。
しかし、自殺者まで出ると「レジリエンス」そのものが崩れてくるのです。
そこで「負けるな!・泣くな!・生きるんだ!」という標語を思いつき、
早速、シンブルなキャラクターはすんなりと「くまモン」としました。
ところが認可は一ヶ月も先とのことです。皆が頼っているのです。
ならば、熊本のシンボル=楠・竜胆・雲雀に決定をし、
ビジュアル表現に入りました。
ところが若いデザイナーには、草木鳥の基本知識が大欠落。
美大同輩からは欅(自分は思い込んでいた)じゃない楠という指摘。
そういえば、欅と楠では木質も枝振りも全く異なります。
まして竜胆(スズラン)ともなると、
これは高山植物にまで登場する様々な種別があります。
竜胆を家紋にすれば歴史的な象徴の何を重要視しているかが明確です。
そして雲雀(ヒバリ)となればこの鳥は真っ直ぐと上昇して飛び立ちます。
この飛び方には飛翔前の小走り方と、天高くから垂直に降りますが、
実は地上に降りると、
下降地点からすぐに数十メートルを小走りしてしまいます。
美大時代に木質と木立はいっぱい写生をしてきました。
花にいたっては何種類の花を花弁や苞葉をデッサンしてきたでしょうか。
雲雀か雀か鶯かも最近では定かで無い装飾が氾濫しています。
これをデザインと言われるのは真っ平です。
少なからず、草木鳥にレジリエンスはありえません。
よって、熊本の元気のシンボルは、楠・竜胆・雲雀に、
ビジュアルデザインの基本を求めています。
熊本の現地で、負けそうになったなら、
このワッペン、あるいはビジュアルシンボルを
叩いてもらい自分を奮起してもらいたいのです。
これはレジリエンスデザインが果たせる役割だと考えています。
*『レジリエンスデザインは真正面で自殺と向き合う』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『勘違いディフォルメ写生は伝統では無い』
*『自然から学んだはずだった・・・のだが?』
*『扇子の季節、伝統センスが壊れ始めている』
Tags: 2000回, 39大学, キャラクター, くまモン, シンブル, シンボル, デザイナー, デザイン, デッサン, ビジュアルシンボル, ビジュアルデザイン, ビジュアル表現, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, ワッペン, 一ヶ月, 上昇, 下降地点, 九州大学, 何, 何種類, 元気, 全く, 写生, 地上, 地震, 垂直, 基本, 基本知識, 大欠落, 天高く, 奮起, 実, 家紋, 小走り, 小走り方, 崇城大学, 役割, 後方支援, 思いつき, 指摘, 数十メートル, 早速, 明確, 最近, 木立, 木質, 楠, 様々, 標語, 欅, 歴史的, 決定, 熊本, 熊本地震, 現地, 登場, 真っ平, 真っ直ぐ, 種別, 竜胆, 終息, 総包, 美大同輩, 美大時代, 自分, 自殺者, 花, 花弁, 若い, 草木鳥, 装飾, 認可, 象徴, 負けるな!泣くな!生きるんだ!, 身障者, 車イス, 避難所, 重要視, 降りる, 雀, 雲雀, 飛び方, 飛び立ち, 飛翔前, 高山植物, 鳥, 鶯
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5月 31st, 2016 Posted 12:00 AM
身障者用具をおそらく日本で一番にデザインし、
造り続けてきている美大時代の同級生親友がいます。
工業デザイナーをベースにいくつもの実務を実施。
それぞれの要求を聞き出し、
デザイン・製作製造し、なおかつ社会運動でも
大きな実績を積み上げてきたM氏はこの世界では著名です。
現在も身障者向けの車イス製造、輸入、
さらには彼ら達の様々な倚子のオーダーメイドを続けています。
ほとんど商売にはなっていませんが、最近では人間工学を超え、
彼の実務理論とその実現性から、彼はシーティングエンジニアです。
以前から私自身の体型変形を指摘し、先月、測定をしました。
測定結果での座面、それの再検討と同時に、
車イスによる体幹保持として、
最もその制御製造をしている工房「輪」を紹介されました。
もはや、電動車イスを利用していますが、
改めて座姿勢の様々な複合姿勢、
伸展・側屈・回旋・リクライニング・チルトを基本とし、
使用者にとって複合的な機能として実現されていることを
自分自身がその車イスに乗って体験をしてきました。
まだ若いエンジニアやその周囲の若者たちの懸命な取り組みに、
さらに新しい素材開発やその提供、改善から革新をこなし、
その社会制度までが、自分のテーマになってしまいました。
M氏のねらいは、こんな若者集団をなんとかしろよ、と、
命じているのでしょう。そしてそれがもはや役割になってきているのでしょう。
大きな宿題を預かったようです。
おそらく、モービル産業の変革が最近めざましくなっています。
しかし、それらをIoTで語ることでは解決にはなりません。
IoMeT=Internet of Medical Thingsを実体験しました。
*『「座る」・人間工学からシーティングエンジニアリング』
*『電動車イスの効能的制度設計からの性能・機能デザイン』
*『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』
*『賢明で懸命であることから始めた=社会人最初の実習で』
*『柳宗理作品の軽薄で見識不足な批評は叱られる!』
Tags: Internet of Medical things, IoMeT, IoT, M氏, エンジニア, オーダーメイド, シーティングエンジニア, チルト, テーマ, デザイン, ベース, モービル, モービル産業, リクライニング, 一番, 世界, 人間工学, 以前, 伸展, 体型, 体幹, 体験, 使用者, 保持, 倚子, 側屈, 先月, 再検討, 利用, 制御, 取り組み, 同時, 同級生, 周囲, 商売, 回旋, 基本, 変形, 変革, 実体験, 実務, 実務理論, 実施, 実現, 実現性, 実績, 宿題, 工房, 工業デザイナー, 座姿勢, 座面, 役割, 懸命, 指摘, 提供, 改善, 日本, 時代, 最近, 様々, 機能, 測定, 測定結果, 現在, 用具, 社会制度, 社会運動, 私自身, 素材, 紹介, 美大, 自分自身, 若者, 若者集団, 著名, 製作, 製造, 複合姿勢, 複合的, 要求, 親友, 解決, 身障者, 身障者向け, 車イス, 車イス製造, 輪, 輸入, 開発, 電動車イス, 革新
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4月 25th, 2016 Posted 12:00 AM
コンシリエンスデザインの論理的な研究をし、
その講座を「KK塾」として一年開設してきました。
そして、silienceという古語に辿り着いたときに、
レジリエンスデザインを明確に定義することが叶いました。
このレジリエンスデザインを具体的に研究していたのが、
九州大学でしたが、それが科学研究テーマになった途端に
熊本で大震災が連続しています。
すぐに「レジリエンスデザインチーム」をつくり、
大阪大学がこの活動のコアとして情報整理にかかりました。
自分は「KK塾」でも、
レジリエンスデザインに取り組んでいない、
特にデザイン系大学があることを指摘し訴求を始めていたのです。
たとえば、あるデザイン系大学では「防災がデザイン対象?」という
無知識な、そのような教育機関は、
教員がなんといってもsilienceそのものさえも全く知らずして、
大学教育で次世代デザイナー育成は不可能です。
さらに、silienceはパラ理論:Parasilienceと
メタ理論:Metasilienceにて、部分と全体、事前と事後、
さらに理論前提と理論中枢へと、
このデザイン手法とデザイン論理を
深めていくことが可能になってきていると考えています。
これはプライミング効果によって、
機能をさらに性能と効能にデザイン言語で
造形言語=designing languageと
形態言語=designed languageとして、デザインの
意図と内容で、デザインすることとデザインされたことを明快にします。
●レジリエンスデザインチーム
*『レジリエンスデザインチームで少しでも支援を』
*『レジリエンスの学習はデザインにつながる』
*『デザインは記号論的な「造形言語と形態言語」での論理化』
*『記号論でのコンシリエンスデザイン』
*『まず、ニュートン的力学の隠喩としてのデザイン』
Tags: designed language, designing language, KK塾, Metasilience, Parasilience, silience, コア, コンシリエンスデザイン, デザイン, デザインされたこと, デザインすること, デザイン対象, デザイン手法, デザイン系大学, デザイン言語, デザイン論理, パラ理論, プライミング効果, メタ理論, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, 一年, 不可能, 九州大学, 事前, 事後, 全体, 具体的, 内容, 効能, 古語, 可能, 大阪大学, 大震災, 定義, 形態言語, 性能, 情報整理, 意図, 指摘, 教員, 教育機関, 明快, 明確, 機能, 次世代デザイナー, 活動, 無知識, 熊本, 理論中枢, 理論前提, 研究, 科学研究テーマ, 育成, 訴求, 論理的, 講座, 造形言語, 連続, 部分, 開設, 防災
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3月 29th, 2016 Posted 12:00 AM
2015「KK塾」最終回は松岡正剛氏に講演を依頼しました。
1992年箱根でのマルチメディア会議に民間出身4名の一人でした。
その会議で基調講演ではムーアの法則のゴードン・ムーアが
3原則論を述べ、
これを聞いたのはその会議出席者では、私と彼だけでした。
箱根の強羅花壇で初めて挨拶をしてからの盟友です。
おそらく「隠坊」の話で人生を学んだ共通点があります。
「隠坊」とは、死者を火葬する時に夜通し火葬状態を見守る人であり、
死の世界へ人間を送り込む職業があったのです。
「隠坊」については書き残す必要があると思っています。
松岡正剛が「千夜千冊」はとうとう1604冊です。
これは書評ですが、これを読めばその本を読んだこと、
その疑似体験ができて、本格的に読むべきかと言う書評は
この日本にしかありませんから偉大な仕事です。
私もそれなりの読書家だと自負していましたが、
彼の読書しかも批評眼にはとても太刀打ちできません。
彼の書評している本のうち400冊ほどは読んでいる程度です。
全てを「編集工学」という名辞は、新しい言葉を生み、
新語を生み出してくれていますから、漢字と書の世界観があります。
これこそ、彼の言う「日本という方法」、
日本は国家であるより方法を定義しています。
「遊」という雑誌こそ、まさに文理融合統合、
私が言い始めているコンシリエンスデザインです。
それこそ、知的関心の方法を編集学化した「知の巨人」は松岡正剛でした。
「情報の歴史」と「アートジャパネスク」こそ、
すべての若者の教科書です。
彼が率いてきた「連塾」には私も講演をさせてもらっています。
その後、「日本という方法」は、あの3.11で終了しましたが、
なんとあの天災と人災は「3.11を読む」に編集されました。
それは原子力発電の問題が中核ですが、
その背景には蝦夷と沖縄の問題が
全知識人へのおおきな謎かけになっています。
彼を支援しているスタッフの役割分担力は
おそらく日本ではトップでしょう。
スタッフ一丸となった講演支援の見事さは圧倒されました。
3.11 で日本は、もう一度、国の立て直しを自然と今度は文明の
しかも最先端である原子力の虚像を晒け出してしまいました。
彼も指摘しているリスボンの大地震が欧州を少しは変えたぐらいだけに
3.11の自然と人工でのこれぞ革新の本質を松岡正剛の知こそ
その方法論=編集工学で一新される必要性を再度、
彼自身から語ってもらった気がしています。
当然、私のルーチンである講演開始のプロフィール映像の音楽は
Lady GaGaであり、
対談ではお互いが大好きなグレングールドの話で終わりました。
2016の私のミッションとして
「KK適塾」をこの秋から開講するつもりです。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
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