kazuo kawasaki's official blog

Archive for 12月, 2009


12月31日Staff Blog


   


     12月 31st, 2009  Posted 6:46 PM

12月31日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。

大晦日も片付け続行中。
「これ捨てていい?」尋ねて
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
から大目玉!!
VISONIK DAVID 50 Germany、
名器、名作とのことでした。
デザイン資料損失するところでした、
危うし。
091231david50


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12月31日Staff Blog


   


     12月 31st, 2009  Posted 6:38 PM

12月31日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。

大晦日です。
朝早くに、手打ちのお蕎麦が
福井から届きました♪
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
の同級生坂野さんからです。
やはり、これは福井ならでは、
暖かい部屋で、冷たいおろし蕎麦で
いただきたいと思います。感謝です。
091231soba


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12月31日川崎和男のデザイン金言 Kazuo's APHORISM as Design


   


     12月 31st, 2009  Posted 12:00 PM

12月31日 友引(庚戌 )

自然が狂えば、
人も
狂ってくるのかもしれない。

『デザインの極道論』めまぐるしい


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『資本主義からの逃走』
  「民主主義との思い違いと資本主義の日本化を急げ!」


   


     12月 31st, 2009  Posted 10:00 AM

本年度の愛読に感謝します。

60歳最後の発言です。
私の世代・団塊の世代という呼ばれ方は大嫌いです。
そして、同年代でありながら、
青春時代に、やれフォークだ、学生運動だと言っていた
「禿頭になって、入れ歯」の連中は、
すっかり、「骨無し」になっています。
私は「枯れません」。

「枯れ方」を先般、ある花人の活け花に見ました。
これほど、日本の伝統性・保守性・美学性が
踏みにじられた現状に、来年も発言をしていきます。

●UNESCOに認定されてそのお墨付きでやっと、
「デザイン都市宣言」の街・神戸と名古屋は馬鹿です。
●ISO認定など捨てるべきです。
 欧州の企みなどに騙されてきました。
 サスティナブルは「欧州の存続」という経済用語です。
 ISO9000・ISO14000・ISO1340など廃棄すべきです。
●ODAなど即刻中断すべきです。
●在日米軍基地も、明確に「決定」すべきです。
●大東亜戦争は、必ずしも侵略戦争ではありません。
●戦争時の狂気の責任を未だに反省を求められること、
 断固、拒否すべきです。
●「少子化」がそんなに大問題でしょうか。
 人口の増減以上に重大なことを見逃しています。
●国会議員の「多数に権力」構造こそ、偽善です。
●なぜ教育費まで税金でカバーするのでしょう。
 進学意志も無い子供たちを育てる親が支払うべきです。
●それよりも医療制度が大事です。
●もう一度、大学教授資格を確認すべきです。
●「少子化」にも関わらず大学新設が増えるのでしょう。
 大学まで「天下り先」だと知らしめるべきです。
●「コンサルタント」という職能を疑います。
 特に、デザインコンサルタントなどは、
 デザイン不能の集団だと考えて下さい。
●「女々しい男」を認めません。許しません。

ということを、明日からも発言します。
これまでのご愛読・ご笑覧を心から感謝します。
くれぐれも幸運で幸福な新年を祈念しています。

行学成就祈願宣言


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12月30日Staff Blog


   


     12月 30th, 2009  Posted 12:44 PM

12月30日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。

天才?は、頭脳を使い過ぎる分の
糖分補給をするものなのかな、と
凡妻(凡才)は思います。
DETH NOTEのLも言ってたし。

BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
もチュッパチャプスや粒あんや、
明治のミルクチョコで糖分補給です。
深夜1時過ぎですが、
天才がぜんざいが食べたい
とのことで、小豆を煮ました。
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深夜2時過ぎに、ぜんざいです。
091230b


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12月30日川崎和男のデザイン金言 Kazuo's APHORISM as Design


   


     12月 30th, 2009  Posted 10:00 AM

12月30日 先勝(己酉)

まず身近な
「自然の名前」を知ることが
本当の「知識」、
その源なのではないかと思う。

『プラトンのオルゴール』
青の時代、ブルージーンズの彩り


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『資本主義からの逃走』  
*「2009年は華甲でした、だからこの発言です!」*


   


     12月 30th, 2009  Posted 10:00 AM

華甲之一年

1949年生まれ、60歳の私にとって、
2049年を体験できるのだろうかと思います。

おそらく、様々なデータから私なりの予測では、
2030年以後の、
地球自然環境と、国際的な政治支配構造に
大きな変貌と変質化が、起こるかも知れません。

その文脈の要因に、
私は「資本主義と民主主義というイデオロギー」への
職能的な経験から、ここでの「発言」をしています。

今年は、
●外務省・国際交流基金から、シカゴ領事館の企画で、
DESIGN made in japanを米国でプロパガンダしました。

●韓国では、IASDR2009にて、基調講演をしました。

●デザイン界では、グッドデザイン審議委員会にて、
グッドデザイン賞制度の改革案の議論を尽くしました。
大学人としては、

●関西海洋教育アライアンスの教育も2年果たしました。
当然、大阪大学の教員としての講義は全力で努めました。
デザイン審査や各地での講演も引き受けました。
そして、

●人工心臓から、再生医療と人工臓器のハイブリッド研究。

●看護体制の基本調査。

●フォトニクスの医療機器展開。

●オックスフォード大学から持ち込まれたレンズ開発。

いのちと向き合うデザイン

全て、「いのちと向き合うデザイン」を意図しています。
そして、
知人や友人など「癌」で亡くなった方々を見送りました。

私は、「いのちを守るデザイン」とは、表現できません。
「いのちは守るのではなく、護る」ことはできるでしょう。

守る・護るより向き合うデザイン

しかし、デザインという職能は、「守る・護る」より、
「向き合う姿勢と態度」でなければなりません。
そのためにこそ、
日本の科学と技術が、「産業と情報革命」するべきです。
その根底に、
日本の伝統的文化と日本人の心情感性が、
保守と革新の均衡性=バランスが必然必至なのです。

大きな不安と心配が立ちはだかってしまいました。
日本の世界的立場や発言力の低下です。
日本のデザイン界が、日本の大学教育が、
担うべき役割の自覚、すなわち姿勢と態度です。

だから、
私は一人のデザイナーとして、大学人として、
この発言を来年も続けます。
来春には、まず、デザイナーとしての作品=製品で、
発言を始めます。


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12月29日Staff Blog


   


     12月 29th, 2009  Posted 10:32 PM

12月29日

冬期休暇中、スタッフ代理のブログ。
手書きも多いこの時期に、
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
から薦められた筆記具のご紹介です。
万年筆へは、まだまだハードルが高く、
お手入れも苦手という方には、
ローラボール!が最適です。
書き味は、滑らかで、筆圧無用で、
普段の署名、
直筆の何倍も上手く見える気がします。
気のせいだ、とBOSS。
BOSSは、まずビスコンティと
カルティエとパーカーを
推薦し愛用しています。
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12月29日川崎和男のデザイン金言 Kazuo's APHORISM as Design


   


     12月 29th, 2009  Posted 10:00 AM

12月29日 赤口(戊申)

私は、
常識から見識を、
「見識から良識」を
発見するのには、
知的なものの見方が必要だと考える。

『プラトンのオルゴール』
デザインは見識と良識の投影


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『資本主義からの逃走』  
*「政権交代は静かな革命だが、
   バランスを崩しつつあるかも・・・」*


   


     12月 29th, 2009  Posted 9:00 AM

日本の政権交代が「静・革命」であってほしいのです。
私はこのことを一市民・一国民として願っています。
しかし、どうみても政治方向の選択は、
革新でもなければ、無論、保守でもありません。
「バランス感覚を失ったまま、社会主義的な政治決定」が
進行しているように思えてなりません。

そして、
そうした傾向に対して、あらゆる専門的な職能も、
大学人もまったく発言もしないのです。
その状況が私は怖いし、
インテリ階層の無責任さを感じます。
あらゆる意味で人間存在への思索において、
バランス感覚を失っているのかもしれないと思います。

四季感覚

日本には、「四季感覚」があります。
「四季感覚」は、
日本人のバランス感覚を育んでくれたのです。
私は北陸生まれなので、冬になれば、「雪」景色が、
ほとんど私の遺伝子から肉体にあると思います。

教え子が訪ねてくれます。
ほとんどが、インハウス(企業内)デザイナーです。
必死に担当分野に取り組んでいます。
彼らの将来を、この国の政治に任せていいのだろうか?
とさえ、思えるのです。
GDPに対して192%の借金国家となっている日本、
とてもあやふやな政治指導、
指導力無能さを国民は断罪もできないのです。
そして、デザイン界での出来事を
若いデザイナーは勘違いをしています。
いい加減になってきた「デザイン制度」は
見限って見ているようです。
さて、教え子のどれだけが、
日本のデザインを牽引していってくれるのでしょうか?

そのためにやはり「理想主義」に政権交代がバランスを
取ってほしいと願わずにはいられません。
私は、このまま「過激さ」を失わずに、
2010年を迎えたいと思っています。

なぜなら、教え子たちの未来、日本の未来で、
彼らの「デザイン」が実現して、
「豊かな国家」
それは、決して「社会主義的な国家」ではありません。
社会主義の過ちは、20世紀末に確認したはずです。


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