kazuo kawasaki's official blog

Archive for 3月, 2019


『技術はいつでも歴史的にも「戦争」が革新する?』


   


     3月 31st, 2019  Posted 12:00 AM

技術が格段に進化するのは、歴史的にも戦争であり、
これは革新=INNOVATIONと言います。
この言葉で、主たる理論を構築したのはヨーゼフ・シュンペーターでした。
そして彼の発言なのかどうかであり、第二次世界大戦が始まりました。
私は革新では無く、TRADITION=伝統とその「裏切り」だと考えています。
絶対に乗りたいと思っていたコンコルドは、
いつもケネディ空港で見てはいましたが、今は乗れません。
このモデルがあるホテルを知っています(笑)。
コンコルドはマッハ2.2で飛行しました。
マッハは相対速度を音速で割った値ですが、
大西洋を横断する速度だと言われています。
JAXAが、マッハ5クラスの極超音速旅客機の実現を目指し、
研究開発を進めていることを発表しています。
この研究開発は、米国のボーイング社も競合に乗っています。
それこそ、戦闘用のエンジン技術では無いことを願いつつ、
太平洋を2時間で横断できるその旅客機という革新に期待しています。


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3月31日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 31st, 2019  Posted 12:00 AM

3月31日 友引(丁卯)

技術革新は、
イノベーションでは無い。
誤訳である。
革新と伝統には、
「裏切り」=トラッドがいる。


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『小口金箔押しの最後の「名刺」は美しい』


   


     3月 30th, 2019  Posted 12:00 AM

名刺を更新しました。
こまめに紙やフォントや印刷を試しています。
今回は、徹底的にレイアウトを調整するために
うってつけの元スタッフが手掛けて印刷に出し、
それを「小口金箔押し」の加工で仕上げました。
これが「人生最後」の名刺になるでしょう。
名刺はこれまでも随分と作成してきたため、
これでは駄目だなという名刺や、すごいこだわりだなとも分かります。
たとえば、デザイン界では最高の人の名刺で、和風紙=半草を見て
本当の雁皮紙をプレゼントしたこともあります。
阪大に来て、大阪で必要に迫られ、肩書を入れた名刺を見せたら
親友の今は画家(日本の代表的グラッフィクデザイナー)から、
君には、肩書きなんか絶対に入れるなよ、と叱られました。
個人の力で勝負し、社会で懸命に仕事で生きてきた私と彼です。
今回は、195kg=0.25厚でスノウホワイト紙、
小口には「金箔押し」なのです。
この加工は、サンプル確認を十分にしないと
各社で金色とその技術が全く違います。
とても繊細でこれだけの小口金箔押しが、全てを語っています。
それなら、海外用を準備しないと思います。
春からの新年度、新元号にむけてのコト始め、
これぞ、私のとても綺麗な名刺だと自負しています。


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3月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 30th, 2019  Posted 12:00 AM

3月30日 先勝(丙寅)

名刺とは、
自分の紹介状だ。
その紹介状にこそ、
美しさが必要である。


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『ミルクは物であり、物は原意的には牛である』


   


     3月 29th, 2019  Posted 12:00 AM

牛乳=milkは、人類が5500から6000年前に乳汁として飲んできました。
日本では「日本書紀」に搾乳が書かれています。
牛はともかく、ミルクを飲んだら牛のようになるとかで、
織田信長が「牛になるかどうかを試した」という話もあります。
それこそ「種痘をすれば、牛になる」という
流言飛語にも人々は惑わされました。
ミルクは100gあたり87.4gが水分であり、
いつでも、脂肪やタンパク質、ビタミン、ミネラルが
体に良いと思っています。
しかも、低脂肪であり、ミネラルがいいと私は思っています。
乳製品は貴重で、軍隊から帰ってきた伯父さんは
家族のためにチーズを持って帰ってきました。
祖母はそれを石鹸と間違えて「まったく泡立たない」と
言っていたことを思い出します。
ミルクで私が子どもの頃、最初につくったのはアイスクリームで、
食欲のないときは、これに頼ったり、
またチーズはどんなモノも試しています。
瓶に入ったミルクは、
懐かしさとともに一層美味しそうに感じてしまいます。
「物=モノ・ブツ」が原意で、もとはいろいろな牛を表す漢字でした。
牛とモノ、そして牛年の私は欠かさずミルクを飲んでいます。


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3月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 29th, 2019  Posted 12:00 AM

3月29日 赤口(乙丑)

羊が大きい=美です。
日本人には牛がいて、
牛にまつわる「もの・ぶつ」は、
流言飛語が多い、が、
牛年の私には、
素敵な「もの」である。


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『薄紅色が鮮やかな桜は「啓翁桜」』


   


     3月 28th, 2019  Posted 12:00 AM

北陸生まれの私が、関東・東京で働きはじめたとき、
二つの不安がありました。
一つは川が太平洋に流れるので、その川の流れと
同時に周りに何も山などがないことでした。
もう一つは、桜の花がとても白いのです。
そこで、なぜなんだろうと疑問を持ち、徹底的に調べました。
結果、ソメイヨシノは確実に人工交配であり、
この木の元では周囲の草木がやられてしまうのです。
「トーチ」審査においても素材として樹木、木風素材の提案があり
桜の木でもソメイヨシノは使わないというプレゼもありました。
昨年には奈良では新種の桜が100年ぶりにクマノサクラが見つかりました。
今、室内で咲いているのは「啓翁桜」という品種であり山形県産でした。
白く無く、薄紅色が鮮やかでした。
ミザン桜を台木にしたヒガン桜が枝変わりとして生まれたようです。
日本人が愛してやまない桜には多種の桜の木があります。
この啓翁桜は、とても寒い地方で春が来たらそれを乗り越える、
そのような力を持っているようです。
それこそ、ソメイヨシノでは花も白く、なおかつ、周りを痛める樹木は
山林地方の杉(=花粉症)を植えた行政の安価なやり方なのです。


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3月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 28th, 2019  Posted 12:00 AM

3月28日 大安(甲子)

草木を大事に、
絶対に自然との共生はない。
だからこそ、
自然との大切に。


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『もう一度、とっても会いたい菅野沖彦先生』


   


     3月 27th, 2019  Posted 12:00 AM

昨年、10月13日にダンディズムとしてのオーディオ評論家、
その道を極められた菅野沖彦先生があの世に逝かれてしまったのです。
私は好き嫌いがはっきりとしています。
たくさんの評論家の中でも特に先生に傾倒していました。
東芝時代、若手のデザイナーとして私のデザインを、自社の営業より
評価、理解していただいた先生の期待に応えたいと通っていました。
オーディオ評論家という枠を超えて、
パイプ、西洋人形などの世界観を教えてもらいました。
菅野先生が提唱された「レコード演奏家」は必ず残っていくでしょう。
コンピューター雑誌に私は連載を2つ持っていました。
あるときに、新進のスピーカー企業に行きました。
前日には菅野先生からもアイディアをもらったことを聞き、
「S先生」とエッセイで、菅野先生との東芝時代の想い出を書いたところ、
「S先生」とは菅野先生のことではないかと、オーディオ雑誌の編集者、
M氏が、交通事故と東芝退社で、途切れていたご縁をつないでくれました。
先生の自宅にお邪魔しました。
懐かしい空間と、選び抜かれたオーディオから、
音響を何十年かぶりに体感しました。
ワイフは、息が出来ないという音質を感じ取りました。
そして、先生から、「レコード演奏家」として、
私を取り上げていただくことになりやはり部屋を改装し準備しました。
今では、この程度で?と、
残念なオーディオでありビジュアルの評論家が多いのです。
東芝時代には、まずは先生に試作を持っていき
なかなか通らない私のデザインを
東芝の偉いさんに先生から説得してもらいました。
無神論者である私ですが、
先生とこちらで再度会いたいと思っています。

*先生との対談


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3月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 27th, 2019  Posted 12:00 AM

3月27日 仏滅(癸亥)

オーディオには、
メカとしてのトグルスイッチ、ツマミなど
私にはとってもいい教具だった。
それをつないでいただいた
先生が数人いました。
周囲の人に恵まれたのです。


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