2月 26th, 2021 Posted 12:00 AM
Tags: アフォード, デザイン, としてのデザイン, 仕掛ける, 基層, 川崎和男のデザイン金言, 技術, 指示, 現代, 発展, 示唆, 進化
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11月 25th, 2020 Posted 12:00 AM
11月25日 友引(壬申)
『指標としてのデザイン』
かってデザインが、
ある記号によって
思考もしくは計画の方向を
示唆することを
意味づけとしていた時期には、
デザインは
メタファーとしての造形に
直線的であった。
artificial heart:川崎和男展
Tags: デザイン, としてのデザイン, メタファー, 川崎和男のデザイン金言, 思考, 意味, 指標, 方向, 時期, 直線的, 示唆, 計画, 記号, 造形
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9月 1st, 2017 Posted 12:00 AM
若い頃は、ともかく思いつけばデザインすることに懸命でした。
それはなんとしても当時は「時間が無い」という身体的な制限でした。
ところが気づいたら40歳を超えていました。
東京からふるさと福井にもどったのは、
リハビリ病院で告げられた統計的な
20代後半での胸椎損傷者は40歳までという医師からの示唆でした。
正直なところ、それを感情任せに患者である私に統計表で言い放たれました。
まだ当時はインフォームドコンセント、それが認められている時代ではなく、
私がNewsweekを読んでいると、
「読めないくせに格好つけるな」なんて、
(こいつ、私が工場勤務というだけで、学卒と思わずよく言えるな)
この思いは今も心の片隅に残っています。
インフォームドコンセントの歴史性は医学部で講義をしてきたぐらいです。
ふるさと福井で自分から飛び込んでいった伝統工芸産地では、
ともかく様々なデザインの製品化をしていったのです。
これは越前和紙でつくり上げたオータキペーパーランドでの作品でした。
製品アイテムとしては家具ゆえに、海外展にも展示は搬送費で不可能でした。
さらに当時にはとても商品化は無理ゆえ、写真で実寸モデルを残したのです。
まず、私は越前和紙産地ながら当時、最高と言われていた土佐楮に
金粉の流し込み襖紙の製作から開始しました。
そして木製のいわば家具らしきモノには、ペーパーランドの皆が驚きました。
当時有名だったインテリア雑誌の編集長から、
「相変わらず激しいモノをデザインするね」と笑いながら、
「川崎さんのは、これ買えるなら買ってみろっていう家具だからな〜」って
言われる有様で、商品化には全くなりませんでした。
が、この構造はまだ誰も気づいていませんから、
そのうちに商品化をするつもりでいます。
家具デザインは現代でも進化の形跡はそれこそ新素材がこれほどあるのに、
まったく感心できるモノがありません。
それは家具は旧態依然これでいいという風潮があり、
大手それもびっくりするほど廉価な大型店では、模倣?いやもう盗作、
こうした商品が多くて、デザインが果たしている実装や構造構成が
本当に少ないと思っています。
それは日本の「環境デザイン」は建築よりでしかなく、
韓国KAISTでは「環境=ロボットとともに」ゆえに
環境デザインはロボット・AIを存在させる空間のデザインになっています。
* 「KAIST=韓国科学技術院の先生を招いて」
* 『「森羅万象悉く紙なり」とは神と死に直結している』
* 『和紙は越前和紙ぬきになぜ語れるのだろう!?』
* 「韓国の勢い・16茶より17茶という意気込み」
* 「KAIST・韓国科学技術院での講演」
Tags: AI, KAIST, インテリア雑誌, インフォームドコンセント, オータキペーパーランド, ロボット, 伝統工芸産地, 制限, 医学部, 医師, 商品化, 土佐楮, 大型店, 学卒, 実寸モデル, 実装, 家具, 工場勤務, 廉価, 形跡, 感心, 感情, 新素材, 旧態依然, 木製, 格好, 構成, 構造, 模倣, 歴史性, 流し込み, 海外展, 激しいモノ, 片隅, 環境, 環境デザイン, 盗作, 示唆, 統計表, 編集長, 胸椎損傷者, 製品アイテム, 製品化, 襖紙, 講義, 越前和紙, 身体, 進化, 金粉, 韓国, 風潮
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7月 14th, 2017 Posted 12:00 AM
これは私が30代のデザイン作品です。
13の企業を統括して商品化し、大商事会社と大デパートで展覧会もしました。
そして、毎日デザイン賞の対象作品にもなったのです。
当時、とても優れたMacintoshの「ハイパーカード」で、
ベッドの動作仕様を決定して、寝たきりの患者さんの褥瘡を無くし、
ドクターがベッドの動きを指定すれば、
実際には歩けるようになる、ということまでを実現しました。
問題は市価だったと思います。
36個の上下動空気圧ポンプをコンピュータ制御するシステムであり、
背中を押し起こす機構など高価でした。
そして提案が早すぎたのでしょう。
現在は8個のポンプで新しい素材でのアドバンスデザインに至っています。
また何と言っても当時のハイパーカードは、現在ならカラーで展開が可能。
このハイパーカードこそマルチメディアという言葉を抹消したソフトです。
このソフトを知っている人こそ、Macのあるべき方向を言えるでしょう。
私の発想はこのハイパーカードで支援されていました。
今はありませんがMacProjectというソフトでは13社の工程管理をしてました。
現在、いわゆる褥瘡はこれからの老人医療でも大きな問題です。
私はウォーターベッドで、褥瘡から解放されましたが、
それでも瘻孔という事態にもなり、ワイフは完全無菌での瘻孔管理を
トレーニングした経験もあります。
褥瘡=床ずれは、手術時間4時間でも発症すると言われています。
この床ずれ管理は現在すべて海外製ですし、進化せず高額です。
車椅子生活での経験では、ベッドや褥瘡管理は私の使命かと思っています。
そういう意味では、これからのプロダクトデザインは、
韓国の環境デザインが、建築系ではなく、ロボット環境にしているように、
車両・航空機・造船デザインや、医療すなわち看医工学デザイン、
防犯防災デザイン領域へと焦点化と拡張化が必要です。
30代のこの私デザインこそ、
デザインでの問題解決をすでに示唆していたものと感じ取っています。
* 『「眠る環境」その要素としてのウォーターベッド』
* 「ジャンボ・ジェットは747-8が完成型だった」
* 「コントローラーのデザインはまったく進化していない」
* 『宝飾品を実際に確かめていた頃を思い出す』
* 『看医工学へのレジリエンスからコンシリエンスデザイン』
Tags: Macintosh, MacProjec, アドバンスデザイン, ウォーターベッド, カラー, コンピュータ制御, システム, ドクター, ハイパーカード, プロダクトデザイン, ベッド, マルチメディア, ロボット環境, 上下動, 仕様, 動き, 動作, 医療, 大デパート, 大商事会社, 完全無菌, 寝たきり, 展覧会, 工程管理, 市価, 患者, 抹消, 機構, 歩ける, 毎日デザイン賞, 環境デザイン, 瘻孔, 瘻孔管理, 発想, 発症, 看医工学, 示唆, 空気圧ポンプ, 老人医療, 航空機, 車両, 造船, 韓国
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12月 18th, 2014 Posted 12:00 AM
毎月必ず映画は3~4本は観ようと思っていますが困難です。
何事もリセットしたくて、いつものごとく京都で映画を観ました。
なぜ、京都?、それはワイフが京生まれ京育ちでもありますが、
車イス使用者にとって、私は京都が一番だと断言できるからです。
映画は、「インターステラー」というSF宇宙物語でした。
久しぶりの長時間映画であり、理解は相当に困難なものでした。
この映画監督や物語内容は、観ていただくか、読んでいただくこと。
滅亡していく地球から、惑星間移動の冒険を冒して、
地球環境の保全というストーリーでは、
5次元空間論が語られ、ブラックホールの新しい概念映像化、
SFで語り切るべき、場面構成や、コンピュータ運用での
新たな映画づくりはある意味では工業デザインでの想像力表現でした。
2次元の円が3次元になれば、球体となり、
どうすれば、ワープが可能になるかまでの正当な提示は、
おそらく観客自身の多次元空間やそれこそ光速度転送などの連続ゆえ
映像表現だけでは、とても難しい限りのSFでした。
余りにも宇宙空間や多次元性、光速度時間と現実時間での5次元は
もういちど、この原作を再読する必要を大きく感じました。
確かに、私が、心臓心拍の2次元から、3次元での置換から、
まず、想像であっても、2次元が3次元になれば、立体化どころか
光造形での形態化に気づいた想像力と同一でした。
しかし、この映像と物語性にはもっともっとせめて5次元空間が、
この映像表現だけでは、とても理解は不可能かもしれないでしょう。
正直、SF映画のほとんどが、地球環境の破壊は人類の存続性を
否定しています。これはとても重大な示唆だと思っています。
確かに、2030年までにこの地球環境には、
科学技術での修正と修繕が緊急に必要とされていること。
私はこのSF映画が地球滅亡からの解放を訴求してると確信しました。
「想像力の尊大さをリドリー・スコットに観る」
『SF映画に示唆される未来性の確認には「目印=sign」がある」
Tags: 2次元, 3次元, 5次元, 5次元空間, 5次元空間論, SF, インターステラー, コンピュータ運用, ストーリー, ブラックホール, ワープ, 京生まれ京育ち, 京都, 人類の存続性, 修正, 修繕, 光速度時間, 光造形, 円, 再読, 冒険, 原作, 地球滅亡, 地球環境, 地球環境の保全, 地球環境の破壊, 場面構成, 多次元空間, 宇宙物語, 工業デザイン, 形態化, 惑星間移動, 想像力表現, 断言, 新しい概念, 映像, 映画, 映画づくり, 映画監督, 概念映像化, 滅亡していく地球, 物語内容, 物語性, 現実時間, 球体, 確信, 示唆, 科学技術, 立体化, 緊急, 置換, 解放, 訴求, 車イス使用者, 長時間映画
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8月 14th, 2012 Posted 12:00 AM
プロダクトデザインの本質を一言で断言すれば、
「使い勝手と美しい存在性」につきます。
そして、このリモコンが明示している人間と生活への提示は、
企業の社会的存在性を最大限に表示しています。
つまり、この企業が人間としての尊厳確認を自己確認しています。
これらはB&O社のリモコンです。
自宅のオーディオシステムはこのすべてで管理ができます。
すでに廃盤商品になっている20年前のモノ(右端)もまだ使えますが、
これはその当時に、
「いづれ家庭内のTVから照明から電話すべて」を
コントロール可能としていました。
しかし、時代尚早だったために
そのようなシステムまで開発は進化できませんでした。
こうしたB&O商品は、
当時から確実に未来のデザインを誘発させる美学的思想と
ライフスタイルを示唆していました。
しかし、B&Oという企業は現代に至って、
そこまでの経営手法そのものを革新的に出来ませんでした。
明らかに経営者能力が
デザイナーの夢を支えられなかった証明と言っていいでしょう。
翻って、エレクトロニクス関係、情報系、
エネルギー系などへの「デザイン提案」を、
実現するのは「企業経営者の義務」だと明言しておきます。
つまり、デザイナーの夢は「絵に描いた餅」と揶揄されます。
それも経営者という種族が
「たかがデザイン」としか思っていないのが真実です。
私はこうした経営者を喧嘩相手に40余年生き抜いてきました。
こうした経営者が社会的リーダーだというのは大間違いです。
それはほとんど無責任で真善美の人間としての生き様の基軸を、
ひとまずは「仮想の経営者にすぎないこと」にも無自覚で、
とても哀れな存在だと指摘しておきます。
まして、そんな経営者が全世界的に増殖していますから、
これは地球規模的大問題です。
デザイナーは、その専門的職能の真意忠実に、
正道をめざして自分の生涯を
そのような経営者から離脱させるべきでしょう。
「たかがリモコン」ですら、
その存在意義に、世界観のあるべき方向が見えています。
比して、現代の全てのリモコンの醜悪さが、
そのリモコンを社会化した企業、
その企業経営者の何物かの
「あってはならない罪悪性」までを象徴していると考えます。
Tags: B&O, TV, エネルギー, エレクトロニクス, オーディオ, オーディオシステム, コントロール, スタイル, たかがデザイン, デザイナー, デザインの本質, デザイン提案, プロダクトデザイン, モノ, ライフスタイル, リーダー, リモコン, 世界, 世界観, 人間, 仮想, 企業, 企業経営, 企業経営者, 使い勝手, 商品, 善, 喧嘩, 喧嘩相手, 地球規模, 夢, 大問題, 大間違い, 存在, 存在性, 専門的, 専門的職能, 尊厳, 思想, 情報, 手法, 指摘, 提示, 揶揄, 支え, 方向, 明示, 時代, 未来, 正道, 無自覚, 無責任, 照明, 生き様, 生活, 生涯, 真善, 真善美, 真実, 真意, 示唆, 社会, 社会化, 社会的, 社会的存在性, 管理, 絵, 絵に描いた餅, 罪悪, 美, 美しい, 美学, 美学的思想, 義, 義務, 自己, 証明, 象徴, 軸, 進化, 醜悪, 開発, 電話, 革新, 革新的
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12月 25th, 2011 Posted 12:00 AM
3.11が破壊し尽くしたこと。
陸前高田市には高田松原という海岸線に防風林、
それは7万本あったと聞いています。
10mの津波と言われていますが、
実際は28mから52mに及んだ場所が数多くあります。
その高田松原は全滅でしたが、
たった一本の松の木が残りました。
被災した現地の人には、その痛たましい姿ながら、
「希望」のシンボルになりました。
あれだけの大津波の中で、気高く生き延びてくれた姿に
現地の皆さんは「復興」への勇気と元気を回復しました。
しかし残念ながら「塩害」はこの松の木を日毎弱らせてしまいました。
それでもなんとかこの一本の松の木の再生を試みておられます。
松ぽっくりから発芽の試みと、接ぎ木の方法を
滝沢村にて現在、その再生を試行されていると聞きます。
3.11の記憶をシンボルとして残す一つの代表例だと私は考えます。
そして、あらためてこの海に囲まれた日本列島の海岸線、
そして防風林や防潮林の新たな新技術を早急に準備しなければなりません。
私のふるさと北陸の日本海岸の防風林も、
中国からの黄砂だけではなくて酸性雨で絶滅に瀕している現実があります。
3.11で「自然の威力」を同胞の死で思い知らされた訳です。
高田松原の素晴らしい景観を失いましたが、
たった一本の松の木が、
未来を示唆してくれていることは忘れてはならないでしょう。
Tags: 3.11, シンボル, ふるさと, 一本の松の木, 中国, 代表例, 元気, 全滅, 再生, 勇気, 北陸, 同胞の死, 回復, 塩害, 大津波, 威力, 希望, 復興, 接ぎ木, 新技術, 方法, 日本列島, 日本海岸, 景観, 未来, 松の木, 松ぼっくり, 松ぽっくり, 気高く, 津波, 海岸線, 準備, 滝沢村, 現地, 発芽, 破壊, 示唆, 絶滅, 自然, 被災, 記憶, 試行, 酸性雨, 防潮林, 防風林, 陸前高田市, 高田松原, 黄砂
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2月 6th, 2010 Posted 12:30 AM
sendmail by Paul Vixie
私たちが電子メールができるのは、
sendmailがPaul Vixieによって書かれたからです。
sendmail of Eric Allman
というより、Eric Allmanとの関係も知りおくべきかもしれません。
こうした人物の存在はほとんど忘れられています。
BINDというコンセプトに、
サーバーとクライアントの関係が語られました
しかし、それは相補性です。
相互性=インターラクションとは異なっています。
サーバー・クライアント=主従相補性は、
資本主義での主従関係論に近似していますが、
サーバーには五つの分類ができます。
BIND
● Cache Server
● Remote(Master) Server
● Slave Server
● Primary Server
● Secondary Server
この統合化されたものがName Serverだと思います。
そしてこれらがOSにのって作動制御される時代は、
まさに、資本主義の主従関係=支配と搾取を、
一変する隠喩性が生まれてきたと考えるべきでしょう。
私は、サーバーとクライアントというネットワークを、
逆読みしていけば、ひょっとすると、
とんでもなく、経済学者が解明できなかった、
それこそ2進法的=binaryな経済学を示唆している、
とすら私は想像しています。
あるいは、資本主義を超越あるいは破壊するほど、
内在しているパワーがあるとも予想しているのです。
それは、サーバーを5分類して、
それぞれの効能が社会革新のトリガー機能だからです。
OSの融解
ここから、私はOSがこれまで、
産業経済の競合や差別化での利潤対象から「融解」し、
「雲」=クラウドの中に入っていくのでしょうか。
そんな問いかけの中で、もう一度、
コンセプトとしてのサーバーとクライアントを
概念の具現化として、
「形式」と「形態」をデザイン対象化しています。
それはATOM社会がBITSで包囲されて、
離脱していくことの「道筋を設計」しているのです。
Tags: 2進法, binary, BiND, Cash Server, Name Server, OS, Paul Vixie, Primery Server, Remote Server, Secondary Server, send mail, Slave Server, インターラクション, クライアント, クラウド, コンセプト, サーバー, トリガー機能, 主従相補性, 主従関係論, 作動, 制御, 形式, 形態, 搾取, 支配, 相補性, 示唆, 経済学, 経済学者, 解明, 資本主義, 資本主義からの逃走, 隠喩性, 雲, 電子メール
Posted in 010「AtomとBIt」, 資本主義から逃走せよ!
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