9月 16th, 2010 Posted 10:00 AM
9月16日 仏滅(己巳)
人は体験を聞かされることが、
物事を「知る」うえで、
最も鮮烈に意識に蓄えられるに違いない。
特に、他人の不幸な体験や、
笑いや哀しみほど、
自分の気持ちのひだに貯まっていくのだろう。
『デザインは言語道断』知行
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7月 5th, 2010 Posted 5:19 PM
7月5日 大安(辛亥)
人は体験を聞かされることが、
物事を「知る」うえで、
最も鮮烈に意識に蓄えられるに
違いない。
特に、他人の不幸な体験や、
笑いや哀しみほど、
自分の気持ちのひだに
貯まっていくのだろう。
『デザインは言語道断』知行
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5月 31st, 2010 Posted 12:01 AM
私は、「情報」という日本語が、
次のような意味合いを統合しているとしたら、
すでに曖昧な言葉に成り果てていると思っています。
● Information
報道・制度的な広報・私的あるいは公的事実性
● Intelligence
秘匿事・隠匿事・企み事・戦略・策略
● Knowledge
知識・経験事・生活の知恵・伝統伝承事
● Consciousness
意識・見識・良識
私は「情報機器」という製品アイテムを対象として
デザイン成果も生み出してきたと自負しています。
それだけに、すでに新たな「情報機器」を概念と観念で再考しなければ、
次々と進化する機器設計そのものと、
人間との関係が成立しがたいのではないだろうかと考えるようになりました。
したがって、特に、デザインを職能とする人や、
情報工学、環境情報、情報制御、医療情報などすべてが、
「情報」の意味と意義がどこまで、
日本語ゆえに曖昧であるのかを検証するべきだと提言します。
企業情報戦略も国家情報戦略も、
これからのネットワークの進化に対して、
この日本語でいいのかどうか、
あるいは、日本文化が伝統としての「曖昧さ」が本質であるとするなら、
その曖昧さの再利用を創出する時期になっていることを提案したいと思います。
そうなると、「情報」だけではなく、
再考し新たな概念と観念の言葉そのものを探し出す必要があると考え提示します。
たとえば、次のような日本語が考えられます。
以下の言葉については、この20年ほどいつも熟考対象にしてきた言葉です。
福祉
機械
環境
人間
病院
医療
科学
などです。
そして、こうした言葉がもっとも多用され始めている大学、その学部名や学科名、
そのコンセプトやアジェンダやスキームなどに対する
大きな懸念性と疑念性を捨て去ることができないのです。
この懸念性は私に突然、襲いかかってきたある種の不安感でした。
「デザイン」提案の大前提
なぜなら、将来・未来は、「言葉」から始まります。
さらに、わが日本には、「大物主」と「事代主」によって、
物質と情報は決定づけられた伝統の文脈があるからです。
決して、この論理は宗教論でも、神がかりな論法でもありません。
真摯に「未来づくり」へ文化への新しい文脈づくり、
すなわち「デザイン」提案の大前提なのです。
Tags: Consciousness, Information, Intelligence, Knowledge, アジェンダ, コンセプト, スキーム, デザイン成果, ネットワーク, 事代主, 人間, 企業情報戦略, 伝統の文脈, 医療, 医療情報, 国家情報戦略, 大前提, 大物主, 学科名, 学部名, 宗教論, 将来, 情報制御, 情報工学, 情報操作, 意味と意義, 意味性, 意識, 戦略, 新聞, 日常語, 曖昧さ, 曖昧性, 未来, 未来づくり, 概念, 機器設計, 機械, 物質, 物質と情報, 環境, 環境情報, 生活の知恵, 病院, 発明, 知識, 福祉, 科学, 秘匿, 策略, 経験事, 統合性, 総合化, 職能, 良識, 表層的, 製品アイテム, 見識, 解釈, 言葉, 進化, 隠匿
Posted in 030「情報としての日本語」, 資本主義から逃走せよ!
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5月 29th, 2010 Posted 11:27 PM
曖昧性
ある有名情報機器メーカーがかつて、
「情報」とは、「情けに報いる」という広告コピーを出したことがありました。
なんとなく、人情味の交換という意味性を匂わせていますが、
厳密には、「情」は心の中の黒ずんだ感覚であり、
報はそのやりとりが縛り付けられていることというのが原意との解釈ができます。
それは、あまり良い意味性ではなく、
「情報」という表層的な意味の軽量観になっているということです。
したがって、「情報」というのは、四つの意味性で取り囲んだ核心に配置すべきだと考えます。
● Information
報道・制度的な広報・私的あるいは公的事実性
● Intelligence
秘匿事・隠匿事・企み事・戦略・策略
● Knowledge
知識・経験事・生活の知恵・伝統伝承事
● Consciousness
意識・見識・良識
以上のことを熟慮すると、「情報」という集約語には収束はしないのです。
むしろ、こうした「伝達性や伝導性の事項」の統合性を一言で言い切ること、
断言できる言葉が必要だったわけです。
「情報」という言葉に収束させて生まれてきた言葉、
「情報」が冠詞的となった、たとえば、情報工学や情報操作などがあります。
「情報」が結語的となった、個人情報やデザイン情報など、
すべからく、包含されている意味性が部分的であり、
なおかつ、誤解される要素に満ちていたものと判断します。
だからと言って、今さら「情報」を日常語から外すことは不可能かもしれません。
したがって、私は、情報を取り囲んでいるこの四つの意味性の総合化を諮るには、
「モノ」=物質=人工物が発明されなければならないと考えています。
この判断は、過去事例に明らかです。
「マルチメディア」という「マルチ情報」をコントロールするモノが結局は登場しなかったこと。
さらには、本来、Informationでしかなかったジャーナリズム思想は、
なんらメディア=新聞・雑誌・ラジオ・TVなどの
モノの形式から解放されなかったのです。
曖昧さからの解放と再利用
だからこそ、思想としての変革は置き去りになり、
電子書籍という形式とそのモノの登場がありました。
その発明とか登場によって、大きな驚愕とともに、
マスコミすら変質あるいは喪失すらするという不安が拡大しています。
私はあらためて「情報」という日本語に押し込められた意味性の曖昧さを指摘し、
この曖昧語からの解放、あるいはこの曖昧さの再利用が必要だと評価しておきます。
Tags: Information, Intelligence, TV, ジャーナリズム, デザイン情報, マルチメディア, マルチ情報, メディア, モノ, モノの形式, ラジオ, 事実性, 人工物, 企み, 伝導性, 伝承, 伝統, 伝達性, 個人情報, 冠詞的, 原意, 報道, 広報, 思想, 思想としての変革, 情報, 情報工学, 情報操作, 意味性, 意識, 戦略, 新聞, 日常語, 曖昧さ, 曖昧性, 物質, 生活の知恵, 発明, 知識, 秘匿, 策略, 経験事, 統合性, 総合化, 良識, 表層的, 見識, 解釈, 隠匿, 雑誌, 電子書籍
Posted in 030「情報としての日本語」, 資本主義から逃走せよ!
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5月 29th, 2010 Posted 10:26 AM
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5月 1st, 2010 Posted 2:51 AM
スーザン・ソンタグ
Media Integrationの内容と形式について考えています。
いつも、デザイン表現の「内容と形式」に引き戻される感覚があります。
私に、「内容と形式」を徹底的に意識させてくれたのは、
スーザン・ソンタグだったのではないかと思います。
彼女の解釈性や隠喩性の著作から離れられなくなっているのかもしれません。
いや、呪縛されたままなのかもしれません。
歌舞伎という形式
今、歌舞伎座が最終公演を行っていました。
ちょうど、親友の撮影監督が張り付いて記録撮影をしていました。
彼から、「歌舞伎」と「オペラ」の対比した話や、
最終演題「助六」が、いかに凄かったかなどを聞かされました。
つまり、「歌舞伎という形式」は、
演じる役者でその「内容」は格段の違いを見せるわけです。
「クラッシックやオペラの定番という形式」も、
「内容」は、その主体者によって、まったく異なった感動を与えるものです。
デザイン対象としての「形式」と「内容」
私は、デザインするモノが、「形式」としてMedia、
あるいはToolになることを記してきました。
Mediaであるべきモノが、Toolとなり、
Toolというモノが、Mediaになる時代を私たちが引き込んだのか、
または、科学や技術が、
そうした時代に私たちを生かしてくれているのかということです。
本来、Mediaという形式であっても、
その内容はということになります。
Toolという形式においても、同様のことが起こっていると解釈するわけです。
私は、自分がデザインという表現手法を、
職能にできたことはとても幸運だったと思います。
そして、デザイナーとして製品開発で終わったモノ、
商品化して、それなりの評価や投資効果を、
成功ならしめたコトも幸運だったと考えます。
そこで、自分がデザインしようとするとき、
常に意識してきたことは「形式」を変貌させてしまいたい、
欲張って言えば、
「形式」の革新を起こしたいと考えて続けてきたことです。
伝統工芸では、包丁という「形式」をこれが「キッチンナイフ」とか、
液晶TVでも「形式」の変更は無理であっても、
「内容」は変えることができる、という具合でした。
求・思考停止からの解放
今、懸命になっているのは、
すべからくMedia要素という「形式」化を、
「形態」という内容変異ができないかということです。
そのために、「述語命題」については、
10余年前に中村雄二郎先生に直接師事することができました。
先生の新聞連載でイラストを担当し、その都度、教えられてきました。
岩波新書の「正念場」を読んでいただきたいと思います。
しかし、まだまだとても、自分が講義できるまでには至っていません。
それは、特にデザインでは、「コンセプト」を命題としてか、
述語としてか、さらには形式としてか、内容としてか、を
自分につきつけているからです。
そして、正直、
ここで思考停止していることを告白しておきます。
この思考停止を解放してくれる唯一の手段は、
スケッチだということには気づいているつもりです。
Tags: Media, media integration, Tool, イラスト, オペラ, キッチンナイフ, クラッシック, コンセプト, スーザン・ソンタグ, スケッチ, デザイン, デザイン対象, デザイン表現, モノ, 中村雄二郎先生, 主体者, 伝統工芸, 内容, 内容変異, 助六, 包丁, 命題, 唯一の手段, 商品化, 変貌, 定番, 岩波新書, 幸運, 形式, 形態, 思考停止, 思考停止からの解放, 意識, 成功, 技術, 投資効果, 担当, 新聞連載, 歌舞伎, 正念場, 異なった感動, 科学, 職能, 表現手法, 製品開発, 解釈性, 評価, 講義, 述語命題, 隠喩性, 革新
Posted in 025「Media Integration」, 資本主義から逃走せよ!
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3月 8th, 2010 Posted 12:01 AM
結果判断
日本の産業構造が国際的立場を危うくしています。
その原因は、すべてに立ち返れば、
「日本人」という意識が、敗戦というトラウマから、
まったく解放されないままだったことに始まります。
むしろ、私は「結果」を評価するべきと考えています。
現在、日本という国家構造と国民の民意と意識、
こうした背景によって明らかに経済的基盤への不安は、
ほぼ失望から絶望にすら至ろうとしています。
「政権交代」への民意期待があえなく失望に変質、
これを私は「結果」と判断しているのです。
したがって、この「結果」を「考察・熟考」するには、
私がデザイナーであることを、
社会化していくことだと考えるわけです。
それはデザイン実務で、
その実例を提示提案することでした。
一つは、「ビジネスモデル」というある意味の理想が、
まったく歪みと曲解が正当化されているという結果です。
「収益構造」は、「利益独占構造」となり、
企業存在性を証明する「アイデンティティ」は、
「社会還元」でしたが、
それは崩壊していることを看過していることです。
綺麗事
デザインを組み入れるには、
「美学性+倫理性」=綺麗事です。
現況に対する綺麗事という無謀さは、
笑いとばされることでしょう。
綺麗事をどこまで訴え続けられるか、ということが、
デザイン・デザイナーの本質を社会化させる道理であり、
なおかつ、デザイナーの綺麗事という二重性です。
私の持ち出した「ビジネスデザインモデル」には、
「収益構造と社会還元」も二重構造になっています。
二重構造
Tags: アイデンティティ, デザイナー, デザイン実務, トラウマ, ビジネスデザインモデル, ビジネスモデル, 二重性, 二重構造, 企業存在性, 倫理性, 利益独占構造, 収益構造, 国家構造, 国民, 国際, 変質, 失望, 崩壊, 意識, 政権交代, 敗戦, 日本, 日本人, 民意, 熟考, 理想, 産業構造, 社会還元, 立場, 結果, 綺麗事, 美学性, 考察, 解放, 証明, 資本主義からの逃走, 道理
Posted in 012「ビジネスモデル」, 資本主義から逃走せよ!
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1月 8th, 2010 Posted 8:00 AM
Bit Capitalism Equation
Bit資本は、パソコンの出現時にスタートしました。
けれども、Atom社会が資本主義というイデオロギーと、
ともに終わっていったという意識は、
全世界が認識することができなかったのだと思います。
私自身,デザイナーとしてパソコンをデザインツールとし、
しかも、
研究対象から趣味対象としながら気づきませんでした。
光造形システムで、「トポロジー空間論」や、
3次元CADから4次元CAD=「遺伝子操作のデザイン」へ、
さらに、その医療=命と向き合うデザインまでを
「デザイン対象」にしてきました。
ところが私の脳内の一方では、
再びマルクスの「資本論」・「経済学批判」にもどりつつも、
「数式」に書き換えるということにまでは気づかないという、
まったく別次元でした。
しかし、やはり、
このAtomからBitへの時代転換を「数式」にしてみます。
「数式」などというのはブログではさらに「重い」でしょう。
ひとまず、
「アルゴリズム」、いや、「数式的記号」に表現してみます。
そうすると、
?・!
とてつもない「不思議さ・?」と「そうだったのか・!」が
結びついたのです。
それをこれから記録していくことにしたいと思っています。
exponent
exponent=「e」の世界観
そして
imaginary
imaginary number=「i」の世界観が、
ぴったりと、Bitの世界の冠詞になっていたのです。
この数式あるいはアルゴリズムの進化を見極めれば、
「資本主義から逃走」して、
新天地に入ることが可能だとわかりました。
Tags: !, ?, 「資本主義からの逃走」, 3次元CAD, 4次元CAD, Atom, bit資本, e, exponent, i, imaginary, アルゴリズム, イデオロギー, そうだったのか, デザイナー, デザインツール, デザイン対象, トポロジー空間論, パソコン, ブログ, マルクス, 不思議さ, 世界観, 光造形, 冠詞, 出現時, 医療, 命と向き合うデザイン, 応用, 意識, 数式, 数式的記号, 新天地, 研究対象, 社会, 経済学批判, 脳内, 表現, 記録, 認識, 資本, 資本主義, 資本論, 趣味対象, 遺伝子操作
Posted in 010「AtomとBIt」, 資本主義から逃走せよ!
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12月 12th, 2009 Posted 6:19 PM
● 時代は、さざ波のように、あるいは心に表面張力があるような感覚があってほしい。
●「きもち」への表面張力波は、「意識」への重力とのバランスになる。
● Fluctusのある「存在感」という造形言語
Tags: epidermal symbol, epidermis, Fluctus, gravitational wave, gravity waves, oscillatory ripple, phase speed, redirect, ripple, ripple on the surface, skin, small wave, surface tension, typical natural phenomena, visual element, visual relationship, きもち, さざ波, 位相速度, 存在感, 定型的, 小波, 意図, 意識, 感覚, 時代, 水面, 消滅, 無意識, 発生, 直喩的, 自然現象, 表皮, 表面張力波, 視覚, 視覚要素, 訴求, 象徴, 造形, 造形言語, 重力性, 重力波, 関係
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12月 12th, 2009 Posted 6:19 PM
● 時代は、さざ波のように、あるいは心に表面張力があるような感覚があってほしい。
●「きもち」への表面張力波は、「意識」への重力とのバランスになる。
● Fluctusのある「存在感」という造形言語
Tags: epidermal symbol, epidermis, Fluctus, gravitational wave, gravity waves, oscillatory ripple, phase speed, redirect, ripple, ripple on the surface, skin, small wave, surface tension, typical natural phenomena, visual element, visual relationship, きもち, さざ波, 位相速度, 存在感, 定型的, 小波, 意図, 意識, 感覚, 時代, 水面, 消滅, 無意識, 発生, 直喩的, 自然現象, 表皮, 表面張力波, 視覚, 視覚要素, 訴求, 象徴, 造形, 造形言語, 重力性, 重力波, 関係
Posted in Design Languages
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