5月 26th, 2016 Posted 12:00 AM

デザインは「日本酒から人工臓器まで」とか、
デザイン対象を拡大するために酒、臓器、原子力などを選んできました。
それゆえに、対象領域に関しては知識獲得やその経験をしてきました。
ウィスキーについては、父から教えられたことが元ですが、
大学時代にはほぼ一年間、金沢の高級バーでスーツ姿のままキッチンで
皿洗いやグラス磨きのアルバイトをしました。そこのバーテンダーから、
洋酒やカクテルのことをわずかに教わっていたことがあります。
年齢とともにかも知れませんし、もはや禁酒禁煙を解放したこともあり、
最近はマティーニなどカクテル特にジンに拘りを持つようになりました。
ジンは英国のお酒というイメージをもっていましたが、
私が絶対に英国のこのブランドというジンが輸入が停止。
だからジンについて調べているうちに、元来はオランダ産でした。
が、今や英国での「ジンブーム」や、
それこそ007でのマティーニのカクテルレシピまでが
流行の原因だとわかりました。
お酒にはひとつの市場倫理があります。
それは「お酒は飲めば飲むほど=売れれば売れるほど」の同一性には
文化のパトローネ足る企業倫理がなければ意味がありません。
したがって、酒造関連企業の、メセナのフィランソロピーは
企業存在、社会的な効能性の完備は当然のことです。
このことに気づいていない酒造企業は、
社会的存在性が無いと言ってもいいわけです。
そういう意味では、ジンを取り巻くメセナの効能性を
再確認したいと思っています。
メセナのフィランソロピーにデザインは深く関与すべきだと思っています。
*『きっとまた心配されると思うが・・・ダビドフの文化』
*『クールビズ・ネクタイ文化は終わろうとしているか』
*『酒とタバコと、そして・・・』
*『パトローネが文化を再考察させるデザイン戦略』
*『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』
Tags: 007, アルバイト, イメージ, ウィスキー, オランダ産, お酒は飲めば飲むほど, カクテル, キッチン, グラス磨き, ジン, ジンブーム, スーツ姿, デザイン, デザイン対象, バー, バーテンダー, パトローネ, ブーム, フィランソロピー, マティーニ, メセナ, レシピ, 一年間, 人工臓器, 企業, 企業倫理, 企業存在, 元来, 再確認, 効能性, 原子力, 同一性, 売れれば売れるほど, 大学時代, 存在性, 完備, 対象領域, 市場倫理, 年齢, 当然, 意味, 拘り, 拡大, 文化, 日本酒, 最近, 洋酒, 父, 皿洗い, 知識獲得, 社会的, 禁煙, 禁酒, 経験, 絶対, 臓器, 英国, 解放, 酒, 酒造, 酒造企業, 金沢, 関与, 関連, 高級バー
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5月 25th, 2016 Posted 12:00 AM

自分にとってデザインはまずは問題解決をねらうことですが、
その答は常に、「応答」・「回答」・「解答」があります。
そしてそのそれぞれは「美学的」であることが一番です。
プラトンの言葉にも、
答に迷ったなら「美しさ」が第一というものがあります。
真・善・美の中で美だけをよりどころにしてきました。
したがって、答える条件として「素材」を新素材化しなければ、
「美しいモノ」としての
それこそ難問解決の解答は無いと確信してきたのです。
一昨日は素材メーカーと会い、昨日はメガネメーカーと会いました。
今最も取り憑かれているのは3Dプリンターで
「素材」そのもののアウトプットです。
かつて、福井にもどった時にメガネフレーム素材は、
ようやくチタンに気づいた時でした。
それはオーディオの世界から10年遅れていました。
とてもエンジニアリングプラスチックなど気づいてもいませんでした。
まだヘッドホンが300gの時代に、
エンプラ(エンジニアリングプラスチック)で
150gを実現しヒットさせていましたから、
エンプラメーカーを福井に呼びました。
しかし、当時はやっとチタンであり、
エンプラの提案などは全く採用されない有様。
もう30年になりますが、
ようやく3Dプリンター成果での素材がドイツで受賞になり、
これからこの世界が必ず拡大していくはずです。
しかも、この新素材は生体適合性を持っていて、
アレルギーもなく、殺菌も可能です。
新しい素材に触ると未来の「美しい解答」が見えてきます。
それは商品アイテムをもっともっと見せてくれるのです。
今や、車から手術機器、さらには素材の細胞化までが
おそらくデザイナーが最も関与することになるはずです。
ちなみに、メガネは「サバエ」というより「フクイ」の技術が一番です。
最先端は「フクイ」が成し遂げ、
その下請けが「サバエ」だと強調しておきます。
*『素材=ボロンとダイヤモンドですでに開発していた』
*『ヘッドホンにはヘッドホンアンプ必要なり』
*『「瞬感」SHUNKAN=液晶サングラスを実現しました』
*『I seeの世界観』
*『商品が記号となった実例・私の体験と確認』
Tags: 10年, 150g, 300g, 30年, 3Dプリンター, アイテム, アウトプット, アレルギー, エンジニアリングプラスチック, エンプラ, オーディオ, サバエ, チタン, デザイナー, デザイン, ドイツ, ヒット, フクイ, プラトン, ヘッドホン, メーカー, メガネ, メガネフレーム, メガネメーカー, モノ, 一昨日, 一番, 下請け, 世界, 取り憑かれている, 受賞, 可能, 商品, 商品アイテム, 問題解決, 善, 回答, 実現, 常, 強調, 当時, 応答, 成果, 手術, 手術機器, 技術, 拡大, 採用, 提案, 新素材, 昨日, 時, 時代, 最も, 最先端, 有様, 未来, 条件, 機器, 殺菌, 生体適合性, 真, 確信, 福井, 第一, 答, 素材, 素材メーカー, 細胞化, 美, 美しいモノ, 美しい解答, 美しさ, 美学的, 自分, 解答, 言葉, 車, 関与, 難問解決
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5月 24th, 2016 Posted 12:00 AM

「衣・食・住」に対して「医・職・趣」を提案しましたが、
この提案の図解ブログは人気がありませんでした。
ブログのユーザーアクセスを読み解くことで世情人気を
明確に把握と理解することができます。
同様なこととして、身体の内部には様々な音が存在します。
それぞれの臓器や血管・呼吸の音を
いわゆる聴診器で聴きだして、
身体内部での異変を読み解くことが出来ます。
米国の医学書籍の書店では「聴診器」での判断根拠となる
その音のサンプルが
商品として売られていましたが、
国内の書店ではそういう経験はありません。
聴診器という発明は文明の利器でした。
昔はチェストベース(患部へ当てる)と
イヤーピース(耳に挿入する)が象牙であって、
それだけで診断をする名医がいたものです。
ヘッドホンをデザイン対象にしていたこと、医学系を学んだこともあり、
聴診器はほとんど触って聴いて見てきました。
それこそヒューレットパッカードが製造していた聴診器があったこと、
これはほとんど知られていませんが、
ゴム管が二本のモノはなるほどと思います。
しかし、最近では電子式が出てきていますがそれを使用しているドクター、
それほどのドクターは居ません。
また徹底したデザインが採用されているとは言いがたく、
カラフルな聴診器を指して、
デザインされているというセンスは大間違いです。
人体内部の音は、臓器、骨格への刺激、血管中の流動音など、
もう一度デザインによる問題解決が必要な分野です。
電子式聴診器では、とても精密な音が身体から聴こえてきます。
今や、聴診器は死を確認するだけの道具、
医師と判断するシンボルにすぎません。
ドクターはオーディオマニアであってほしいと思います。
*『書店の存亡・バーンズアンドノーブル』
*『災害時の衣・食・住・医・職・趣その不便と不安の解決』
*『看医工学としての介護のコンシリエンスデザイン』
*『ゴジラというアンプ思想はアンプジラ2000に継承』
*『講演テーマで最近もっとも多い医学とデザインの「範」』
Tags: イヤーピース, オーディオ, オーディオマニア, カラフル, ゴム管, サンプル, シンボル, センス, チェストベース, デザイン, デザイン対象, ドクター, ヒューレットパッカード, ブログ, ヘッドホン, マニア, もう一度, モノ, ユーザーアクセス, 世情, 二本, 人体, 人気, 今, 使用, 内部, 分野, 判断, 判断根拠, 利器, 刺激, 医・職・趣, 医学書籍, 医学系, 医師, 同様, 名医, 呼吸, 商品, 問題解決, 図解, 国内, 大間違い, 存在, 徹底, 必要, 患部, 把握, 挿入, 採用, 提案, 文明, 明確, 書店, 最近, 様々, 死, 流動音, 理解, 異変, 発明, 確認, 米国, 精密, 経験, 耳, 聴, 聴診器, 臓器, 血管, 血管中, 衣・食・住, 製造, 見, 触, 診断, 読み解く, 象牙, 身体, 道具, 電子式, 音, 骨格
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5月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM

政治思想はすぐに国際関係論という
結局は得体の知れない論理で国際間には軋轢、
そしてそれは戦争に至り、限りない悲しみは歴史汚点になります。
しかし、強靱なまさにレジリエンスな美学的な文化論は
この国際関係論以上の力を有しているのです。
かつて、朝鮮が日本に与えた多くの民衆文化は、
「民藝論」として、その言葉に強力なモノの美学性を与えていました。
柳宗悦によって唱えられた「民藝」という美学論理の核心であり革新は、
有事状況である戦時中に、この美学論理は、
朝鮮文化の象徴である「光化門」の破壊を主目的としている軍部にむけて、
それこそ「ペンは剣よりも強し」を貫いていました。
あらためて「光化門破壊を食い止めた民藝美学論」、
その中心人物であった柳宗悦の「民藝」、
その基盤を再興すべきと考えます。
それは、京都破壊を食い止めた米軍の本土攻撃否定論理と同等です。
つまり、「民藝」として、それこそ「井戸茶碗」を持ち出してきた
陶磁器の歴史は、元来は朝鮮の美学文化を剥奪した野蛮さに対して
日本は「民藝」という名辞とその論説によって御礼を返したということを
もう一度、再認識をしておくべきだと記述します。
青磁があり白磁があり、高台があり、日本の陶磁器は
「民藝」抜きで語られるべきではないということです。
それこそ、ある伝統工芸産地が400周年記念を語り宣伝する前に
「民藝」が護り抜いた「光化門」を語るべきでしょう。
その見識も知識もなく日本の伝統工芸は語られてはならないのです。
柳宗悦の「軍部への絶対抵抗」は、
妻である声楽家柳兼子女史は決して軍歌を歌わない、
という美学が、さらに後押ししていました。
柳宗悦は、恩師・柳宗理の父であり、
柳宗理は「デザインと民藝」への距離感を
確かに教え子の私たちには独学を強いていたと思い出します。
しかし、アノニマスとゲマインシャフトという連鎖を
民藝からデザインへのコンシリエンスを支えている主張は
常にデザイナーの「耳鳴り」になっています。
*『教え子で得をしたことがあります。・・・』
*『民藝へのアンコンシャスビューティを再熟読』
*『藝と醫を略字化したことは本質を見間違える!』
*『強固なるゲマインシャフトからデザインは生まれる』
*『いつも見かける私の作品はすでにアノニマス』
Tags: 400年, アノニマス, ゲマインシャフト, コンシリエンス, デザイン, デザインと民藝, ペンは剣よりも強し, モノ, レジリエンス, 与えた, 中心人物, 主張, 主目的, 井戸茶碗, 京都, 伝統, 伝統工芸, 元来, 光化門, 再興, 再認識, 剥奪, 力, 同等, 名辞, 否定, 国際, 国際間, 国際関係論, 基盤, 声楽家, 女史, 妻, 工芸, 強力, 強靱, 後押し, 得体, 御礼, 思い出, 恩師, 悲しみ, 戦争, 戦時中, 抵抗, 攻撃, 政治思想, 教え子, 文化, 文化論, 日本, 有事, 朝鮮, 朝鮮文化, 本土, 柳兼子, 柳宗悦, 柳宗理, 核心, 歴史, 民藝, 民藝美学論, 民藝論, 民衆, 民衆文化, 汚点, 父, 状況, 独学, 産地, 白磁, 破壊, 私, 米軍, 結局, 美学, 美学性, 美学文化, 美学的, 美学論, 美学論理, 耳鳴り, 至り, 見識, 言葉, 記念, 記述, 論理, 論説, 護り抜いた, 象徴, 距離感, 軋轢, 軍歌, 軍部, 野蛮, 関係論, 限りない, 陶磁器, 青磁, 革新, 食い止めた, 高台
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5月 22nd, 2016 Posted 12:00 AM

キリンは立って眠っています。子どものキリンは座って寝ていますが、
それでも首は時々揺れているのをTV画面で見たことがあります。
おそらく人間に限らずに大木や小岩を首下にしているのでしょう。
私にとっても寝るときの首下を支えている枕には
相当の歴史があり、しかも最近では、材質、大きさ、柔らかさなど、
日本では蕎麦殻とか枕の中身までが問われ、しかも生死の象徴になります。
万一、
漁民が海で逝ったらその死体無き時は使用されていた枕で葬送されます。
しかしデザイナーとしての私はズーッと枕のデザインを対象にしてきました。
断言すれば、現在のどのような枕も不的確です。
なぜならば、ようやく「羽二重ブランド」の開発とともに、
新素材を見い出してきて、枕どころか敷布団も掛け布団も
新規デザインが可能になると思っています。
新素材で今まだ開発中ですが、これだけのアイディアを追いかけても
ほとんどのデザイナーは追いかけることが絶対に出来ないだろうと思います。
あらためて新素材の開発を絹織物、その最高峰であった「羽二重」です。
絹織物も生糸の生産は明治維新を支えた産業でしたが、
世界から、生糸=当時、富岡製糸場は廃止案にまで落とされますが、
細井順子女史による縦糸2本横糸1本の「羽二重」が登場します。
その布としての最高品から、新素材開発に至り、
基本的な製品開発、商品アイテムにはやはり、
最高品格の枕を実現するつもりです。
*『日本人の根本的な倫理観、その原点を見つめ直す』
*『素材産地のダブルブランド・「羽二重」HUBTAE』
*『布と衣と織りと・・・』
*『日本の繊維産業、その先鞭をつけた人たちの偉業に続け』
*『「はぶたえ=羽二重」の目立たなかった布の美しさ』
Tags: 1本, 2本, TV画面, アイディア, キリン, デザイナー, デザイン, ブランド, まくら, 万一, 不的確, 世界, 中身, 人間, 使用, 出来ない, 可能, 商品アイテム, 基本的, 大きさ, 大木, 女史, 子ども, 実現, 富岡製糸場, 寝, 寝る, 対象, 小岩, 布, 布団, 座, 廃止案, 当時, 掛け布団, 揺れ, 支え, 敷布団, 断言, 新素材, 新規デザイン, 日本, 明治維新, 時々, 最近, 最高品, 最高峰, 材質, 枕, 柔らかさ, 横糸, 歴史, 死体, 海, 漁民, 現在, 生死, 生産, 生糸, 産業, 登場, 相当, 細井順子, 絶対, 絹織物, 縦糸, 羽二重, 葬送, 蕎麦殻, 製品開発, 見た, 象徴, 追いかける, 開発, 開発中, 限らず, 首, 首下
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5月 21st, 2016 Posted 12:00 AM

「羽二重」ブランドの産地ブランド計画指導はすでに5年になっています。
結果も出せずにやや焦っていますが
「布のかつての絹織物革新」を歴史と科学的論証、そして、
絹織物から最先端的素材開発はそろいました。
それでも焦った気持ちを親友に帰阪途中に愚痴ってメール。
そうしたら故級友・上田喜久雄氏の息子と飲んでいると返信。
そうだったんだ。級友上田は高校時代の友人であり特別進学クラスなのに、
唯一、大学ではなく「調律師」になった男でした。
進学間際まで、休み時間はスティックをいつでも練習していました。
正直毎回うるさかったのですが、
とうとう問題になり進学クラスを出されることに、
そこまで高校は決断していました。
彼はブルーコメッツが福井公演の時に、
バンドマン希望をブルーコメッツに伝えたほどでした。
進学高校で唯一大学には行かず調律師学校を出て「調律師」になりました。
医師・看護師・調律師と「士」ではなく、「師」ですから、
やはりそれなりの知見と技術技能があったのです。
福井時代、自宅に来たときにオーディオからデザイナーになった私に
彼も驚いて、オープンリールのテープ2巻をくれて、
ジャズの話が出来た男でした。
上田喜久雄も夭逝してしまいましたが「彼を偲ぶ会」があったほどです。
福井のジャズやピアノの世界では活躍をしてくれていたのでしょう。
それが、なんと「本屋大賞」の「羊と鋼の森」という小説になっています。
後書きには彼の名前がしっかりと記されていました。
しかもこの小説の作家・宮下奈都女史も福井県出身でした。
是非、上田の息子と会いたいと思っています。
なぜなら、この息子も、羽二重を継承している中心の若者も
同じ国立名門のN工業大学出身者だからです。
*『ビートルズに出会った世代の幸運さ』
*『ふるさと福井はまだまだ恐竜の聖地になれる』
*『あれから・・・ふるさと福井の織物産業』
*『素材産地からWブランドのアライアンスイニシアティブ』
*『オノマトペ=感性評価軸が学術検証された』
Tags: 2巻, 5年, N工業大学, うるさかった, オーディオ, オープンリール, クラス, ジャズ, スティック, テープ, デザイナー, バンド, バンドマン, ピアノ, ブランド, ブルーコメッツ, メール, 上田, 上田喜久雄, 世界, 中心, 休み時間, 作家, 公演, 出身, 出身者`, 医師, 友人, 名前, 名門, 唯一, 問題, 国立, 士, 大学, 夭逝, 女史, 学校, 宮下奈都, 小説, 布, 希望, 師, 帰阪, 彼, 彼を偲ぶ会, 後書き, 息子, 愚痴, 技能, 技術, 指導, 是非, 最先端, 本屋大賞, 正直, 歴史, 毎回, 気持ち, 決断, 活躍, 特別, 特別進学, 特別進学クラス, 産地, 男, 看護師, 知見, 福井, 福井時代, 福井県, 科学的, 級友, 素材, 結果, 絹織物, 継承, 練習, 羊と鋼の森, 羽二重, 自宅, 若者, 親友, 計画, 話, 調律師, 論証, 返信, 途中, 進学, 進学クラス, 進学高校, 開発, 間際, 革新, 高校, 高校時代
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5月 20th, 2016 Posted 12:00 AM

この肖像はだれでしょうか?、といっても
一般的には有名ではありませんが、母校・金沢美術工芸大学の
初代学長・森田亀之助先生です。
終戦直後、金沢市には疎開していた画家や芸術家がいたのです。
敗戦直後の展覧会は行列になるほど、人は美術・工藝に癒やされたのです。
そこで美術学校を創ろうという話は議会テーマとなりました。
敗戦直後、何を無駄なことをするのか、と大議論になりました。
金沢市の判断は決まってこういう具合なのです。
「もし、前田の殿様が居たら、市民があれほど展覧会を喜んでいる、
無駄だからというなら無駄でいい、今のこの敗戦時に不可欠だ」となり、
その初代学長の「美術・工藝そしてデザイン」という方針が決定。
専門学校、短大、美大の伝統理念になりました。
私はこの話を、Yちんという主任教授から聞かされました。
Yちんは光風会の画家でしたが金が無くなると先生宅で夕食を頂きました。
無論、先生への手伝いは色紙に描いた絵に落款を押していました。
絵が下手だったことで辞めようとしたときにも随分はげまされ、
他企業が受かっても卒業はさせないから東芝に行けという命令でした。
先生が倒れたと聞いた私は上司にお金を借り飛行機で金沢に帰りました。
もう暗くなった病室で、「来てくれたのか大丈夫だ、大丈夫」と言われ、
病院の玄関まで逆に先生に送られたのです。
ほぼ一週間後に、先生は逝きました。それを会社で聞きました。
だから東京で一晩泣きに泣きましたが葬儀には行きませんでした。
車イスになって 母校の非常勤講師を命ぜられた時に、
Y教授からの伝言をM教授から聞かされて
ビックリしてその命令に今も従っています。
が、その伝言に、M教授の前ではばからずにまた大泣きしました。
出逢わなかった初代・森田学長は「学芸員の父」と呼ばれています。
母校開設70年です。
その最初からを史実記録にしなければなりません。
下落合がずいぶん長い森田亀之助
*『オーディオ界で出逢った新技術と二人のエンジニア』
*『毎夏、再自覚決心の日』
*『やっぱり、なぜこれほど落ち着くのだろう』
*『終戦間際の消された歴史・亜細亜の中の日本』
*『天衣無縫な時代と社会に活気がある』
Tags: M教授, Yちん, Y教授, テーマ, デザイン, ビックリ, 一晩, 一週間後, 上司, 下手, 不可欠, 主任教授, 人, 今, 他企業, 会社, 伝統理念, 伝言, 借り, 先生, 先生宅, 光風会, 具合, 初代, 初代学長, 判断, 前田, 卒業, 史実, 命令, 夕食, 大丈夫, 大泣き, 大議論, 学芸員, 学長, 展覧会, 工藝, 市民, 手伝い, 描いた, 敗戦, 敗戦時, 教授, 方針, 最初, 有名, 東京, 東芝, 森田, 森田亀之助, 殿様, 母校, 泣き, 無論, 無駄, 父, 玄関, 画家, 疎開, 病室, 病院, 直後, 終戦, 絵, 美術, 美術学校, 肖像, 色紙, 芸術家, 落款, 葬儀, 行列, 記録, 話, 議会, 車イス, 金, 金沢, 金沢市, 金沢美術工芸大学, 開設, 非常勤講師, 飛行機
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5月 19th, 2016 Posted 12:00 AM

メガネフレームのデザインに関わっておそらく30余年もやっています。
それはそれなりの自負はあります。
一方で、雑誌評論のレベルそのものは年々低下。
所詮は「流行・ファッション」で
デコラティブなモノもデザイン扱いされます。
これ実はワイフのコレクションで、
「メガネ」モチーフのアクセサリーです。
このアクセサリーに眼鏡をつるせます。
ところで最近は「モンスター老人」とかで、
老人はすぐにカッ〜となるとか。
そうです。私も明らかに「モンスター老人」ですが、
「モンスター老人を超える人物」が目標です。
そういえば、父は本当に穏やかでした。
若いときに「川崎さんは、あの人の息子さん?父上は本当に穏やかな人」、
なんて言われると(こいつ、怖がっているならもっとだ)と演技しました。
この演技力は磨きに磨きがかかってきたと思います。
自分が生涯をかけて取り組んできたことを破壊されるなら徹底的に、と
相当に「超モンスター化」、これをトリックスターと言いますが、
これに徹した生き方をしなければなりません。
実現しない研究が異次元空間である大学には蔓延しています。
それは私自身も大学でつぶさに見てきましたから、
実務性の無い「産学共創」などは
税金の無駄遣いであることがすぐ傍らです。
そしてデザインなど、
ましてデザイナーなどがどれほど軽く扱われたかを
すべて書いて告訴すべきことだと認識しています。
何の役にもたたないロボットや医療機器はすべて論文のなかで、
研究権威だけが「有識者」扱いされているにすぎません。
実務としてどれだけ多くを輸出品として不成立だったでしょうか。
この自負心でトリックスターとしての
「超モンスター化」をねらっています。
メガネフレームの競争相手は1社のデザイナーだけです。
不細工なメガネをしていると(嗤ってセンス無し)と思っています。
*『センスの有無?は、香りか臭いかだと思う』
*『四十暗がり・シニアグラスがこれでいいわけがない!』
*『低レベルな能力でデザイン評価はしないでほしい』
*『乳牛は決して美味しいミルクを絞り出すわけではない』
*『デザインというスタイリングの二種類』
Tags: 30余年, アクセサリー, コレクション, スター, センス, デコラティブ, デザイナー, デザイン, トリック, トリックスター, ファッション, フレーム, メガネ, メガネフレーム, モチーフ, モノ, モンスター, モンスター老人, レベル, ロボット, ワイフ, 不成立, 不細工, 人, 人物, 傍ら, 医療機器, 告訴, 大学, 実務, 実務性, 実現, 川崎さん, 年々低下, 役, 徹底的, 息子, 所詮, 扱い, 明らかに, 最近, 有識者, 本当, 権威, 流行, 演技, 演技力, 無し, 無駄遣い, 父, 父上, 生き方, 生涯, 産学, 産学共創, 異次元空間, 目標, 相当, 相手, 眼鏡, 研究, 破壊, 磨き, 私, 私自身, 税金, 穏やか, 競争, 老人, 自分, 自負, 自負心, 若いとき, 蔓延, 認識, 論文, 超える, 超モンスター化, 軽く, 輸出品, 雑誌評論
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5月 18th, 2016 Posted 12:00 AM

オーディオデザインに懸命だった若き日に、
アンプのツマミ設計で「ガラス」素材を試行していた時代がありました。
ちょうど後輩がガラスメーカーのデザイン室にいて
いくつか試作を現場=工場につめて取り組んでいたことがあります。
ツマミと部品、ボリュームなどの取り付けに苦しんでいました。
ようやく、3個ほどの試作を持ち帰りましたが、
技術側も営業側もまだまだ入社間も無い私は両方から苛められていました。
若いときから「売られた喧嘩」と考える私は、
なんとしても実現したくて、「30代以上は口出すな」という気迫でした。
しかし、チーフに説得された生産コストで納得しました。
ガラスを使うという私の狙いが、今、私の車AMに適用されています。
なんとも、素晴らしい仕上がりであり、透明ガラスと機構とは、
透明ガラスの底にはエンブレムロゴが入っていて、
「そうか、ここまでの仕上げが出来るんだ」と思い、
この製造方法を聞くと、これは宝石加工メーカーに別注らしいのです。
その他のキーホルダーや、ジッポーライターのエンブレムも
すべてそのメーカー製ならではの仕上げが出来ています。
工業デザイナーは「高級品の仕上げを知らないから、
覚えてきなさい」と、上司に言われて、
銀座の和光に連日通ったことがあります。
そこでは、若者などがいる場所ではないために、
支配人に別室に呼ばれましたが、事情を話すと、
お店の方々に命令していただき、白い手袋をはめて、
高級時計やライター、そして宝飾品を実物で確かめました。
その支配人は、私のもう一人の師匠だったと思っています。
*『高級店での思い出・銀座で学ぶ』
*『インターラクションデザインの基本は可変抵抗器と指先』
*『物欲によるモノの美と美あるコトへの自分』
*『SZ-1000・私のオーディオ最終作だから』
*『万年筆メインテナンスから見えている現実』
Tags: 30代, AM, アンプ, エンブレム, オーディオ, ガラス, キーホルダー, ジッポー, ジッポウライター, チーフ, ツマミ, デザイン, デザイン室, ボリューム, メーカー, メーカー製, ライター, ロゴ, 上司, 両方, 事情, 仕上がり, 仕上げ, 入社, 別室, 別注, 加工メーカー, 取り付け, 命令, 和光, 喧嘩, 営業, 営業側, 場所, 売られた喧嘩, 宝石, 宝飾品, 実物, 実現, 工場, 工業デザイナー, 師匠, 底, 後輩, 懸命, 手袋, 技術, 技術側, 持ち帰り, 支配人, 時代, 時計, 機構, 気迫, 狙い, 現場, 生産コスト, 納得, 素晴らしい, 素材, 苛め, 若いとき, 若き日, 若者, 製造方法, 設計, 試作, 試行, 説得, 車, 透明, 透明ガラス, 適用, 部品, 銀座, 間も無い, 高級, 高級品, 高級時計
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5月 17th, 2016 Posted 12:00 AM

この小説を読んでから随分と経ちますが改めて読み直し、
その冒頭の書き出しに注目しています。
理由は明快です。
なぜなら、米国のハンティングナイフや各国軍隊のナイフは
講義可能になりましたが、「日本刀」についてはまだまだです。
ともかく、「玉鋼」・「火打ち荒削り」・「研磨仕上げ」まででも
そこからの仕上げにはとても到達できません。
思い起こすと、「チェーザレ・ボルージア」に戻れば、
彼が有していた「剣」こそ最高と言われていますから、
このいわゆる「西洋の剣」その造りに戻れる気がします。
世界中の刀剣研究家たちの評価は、「日本刀」が最高とのことです。
これには二つの見解があります。
科学的な検証での素材がなぜ最終的には冶金技術や仕上げられた金属、
その内容が不明だというほどの金属性能をもっているという事実です。
もう一つは、日本刀の「象徴性」です。
自分なりの「象徴性」の背景には
「葉隠」という武士道の哲学があったからです。
同様に、武士道と騎士道には近似性が見事にありますが、
「チェーザレ・ボルージア」という人物には
決して騎士道はありえずですが、
それでもなぜ象徴としての「剣」が存在しているという刀剣の
その魅力・魔力・妖刀性をデザイナーとして見直しが必要です。
「刀剣」は現代、偽物が平気で氾濫しています。
何と言っても、「包丁」でこの現実がそれこそ低能なデザイナーが荷担し
日本刀の正当者からその偽物包丁に文句が出始めていることです。
*『刃物の地肌、その偽物氾濫が流行している』
*『喧嘩とは、自分に売ることが基本だ』
*『日本が貧乏になっていく、と思うのは・・・』
*『なぜ、あえて「日本刀」と呼ばれたのか?!』
*『直線を徹底するために「曲線」を身体化してきた』
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 未分類
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