8月 6th, 2016 Posted 12:00 AM

大腸菌は基本的には無害ですが、雑菌(こういう名前はありえない)です。
しかし、最近はO157などは大変な病原菌になっています。
大腸菌が河川や海などの環境汚染の指標菌になっていることからも
検査の指標菌であり、
一般的にはこの菌への影響力は基本的な菌存在の有無です。
まず、深紫外線での菌繁殖性を完全に食い止めることを指標にしました。
それから創傷直径8mmφをラット36匹を4つのグループに分けて、
● 創傷のまま:コントロール
● 検査用消毒薬を塗布
● 深紫外線 UVC256nm
● 深紫外線と消毒薬を同時塗布
これは動物実験の阪大専門の検査機関によるものを学び指導を受けました。
実に心配だったことは、毎日朝夕に結果を知らせてもらう2週間でした。
いきなり、4日目には深紫外線がすでに治癒が始まったとの知らせでした。
研究室では大きな期待が膨らみました。
フォトニクスセンターの回答は「えっ、デザイナーが」でした。
デザインはとても軽く見なされていると自分には怒りがありました。
デザインの実務は問題解決であり、阪大には腸チフスを発見した先人、
福井県同郷の学者・藤野恒三郎氏がいました。
彼は阪大の微生物研究所初代所長であり適塾での使用品コレクターでした。
彼は橋本左内を受け継いだ阪大の名誉教授でした。
ふるさと福井にも知られていませんが彼の著作は近代外科史の代表作です。
自分はデザイナーながら、この動物実験結果で、
深紫外線の表面だけの殺菌効果の推移を見詰め直していました。
結果、2週間後に全てのラット、その創傷は完全治癒しました。
しかし、具体的には、深紫外線と消毒薬の同時塗布、
ほどんど同様な治癒が深紫外線でした。
消毒薬とスタンダードである自然放置が明らかになりました。
ただし、これは表面とその表皮の顕微鏡写真で明白になり、
デザインからの論文は提出学会選びになっています。
同様にデザインは日本デザイン保護協会届けによって、
知財権:工業意匠権を確保したのです。
* 『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』
* 「安易な包丁デザインは絶対しない」
* 『倫理観の原点、その詳細の要点を語り継ぐ』
* 「『医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年=大阪大学」
* 「大阪大学の歴史の一つに、藤野恒三郎の存在」
* 「ふるさと偉人の「ち」の系譜を再興したい」
Tags: 2週間, 8mmφ, O157, UVC, コレクター, スタンダード, フォトニクスセンター, ラット, 一般的, 代表作, 創傷, 動物実験, 同時, 同郷, 名誉教授, 問題解決, 基本的, 塗布, 大腸菌, 学者, 完全治癒, 実務, 工業意匠権, 影響, 影響力, 微生物研究所, 微生物研究所初代所長, 怒り, 指導, 指標, 指標菌, 推移, 日本デザイン保護協会, 有無, 朝夕, 検査, 検査機関, 橋本左内, 殺菌, 殺菌効果, 汚染, 河川, 治癒, 海, 消毒薬, 深紫外線, 無害, 環境, 環境汚染, 病原菌, 知財権, 結果, 腸チフス, 自然放置, 菌, 菌繁殖, 著作, 藤野恒三郎, 表面, 軽く, 近代外科史, 適塾, 雑菌
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8月 5th, 2016 Posted 12:00 AM

先般、東京で誤報が流れました。
誤報であっても、日本人には必要なことだと思わざるをえません。
案の常、我々には「熊本大震災」はまだまだ連続していますが、
報道が無いと終焉したような錯覚が起こってしまいます。
現地では九州大学、そして現場熊本の崇城大学が
「レジリエンスデザインチーム」として、地道な活動をしてくれています。
バックアップできることは本当にささやかなことですが、
「レジリエンスデザイン」という領域がやることは、
これまでの「強靱化」というよりは、はるかに次世代、そして、
日本ならではの大切な提案・提唱になっているもとの考えます。
三つのワッペンを最初にデザインして、ようやく熊本県の認定で
目星のシンボル「くまモン」マークも使用可能になりました。
レジリエンスデザインチームの建築系ではコンペ企画も実施されるでしょう。
阪大の私の研究室でも明確な製品開発と商品化をねらってます。
ようやく、たかがワッペンかもしれませんが、
デザイン力の具体的な実務がワッペン一つの裏側には一杯潜んでいます。
今「全瓦連」がほとんどボランティアで修復に入っています。
このところ、日本では連続した地震が頻発します。
それだけに、3.11も熊本も明らかに、
日本民族の「知恵」=Silienceにするべきです。
次世代デザインではレジリエンスデザインとコンシリエンスデザインが
切っても切れない密接な関係にあることはこのチームにテーマが出るかぎり、
デザインの拡大、デザインの実務性は明確になります。
もはやユニバーサルデザインでは解決不足は明らかです。
それこそ、人間工学の一分野が「シーティングエンジニアリング」のごとく、
知識、学識、の大変革が起こっていると言って構わないでしょう。
「学際化」なんて誤魔化しだと言い放った無能さにはあきれるだけです。
レジリエンスを明確化するコンシリエンスデザインは
すでに本格的な実務としての次世代デザインに、
たったワッペンデザイン1枚で表現されているのです。
* 『熊本の草木鳥がレジリエンスのシンボルになる』
* 『公・自・単・情・安・省・空を暗記せよ』
* 『レジリエンスデザインチームだから屋根材・瓦を新開発』
* 『Silienceの原意・・・デザインが何になるかという意義』
* 『熊本大震災への新たな瓦屋根材のデザイン開発』
Tags: 3.11, silience, くまモン, コンシリエンスデザイン, コンペ, シーティングエンジニアリング, デザイン力, バックアップ, ボランティア, マーク, ユニバーサルデザイン, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, ワッペン, 九州大学, 人間工学, 使用, 使用可能, 修復, 全瓦連, 具体, 商品化, 地道, 地震, 変革, 学識, 学際化, 実務, 密接, 崇城大学, 建築系, 強靱化, 拡大, 提唱, 提案, 日本人, 日本民族, 明確, 東京, 次世代デザイン, 活動, 無能さ, 熊本, 熊本大震災, 現場, 知恵, 知識, 研究室, 終焉, 表現, 製本開発, 解決不足, 誤報, 誤魔化し, 連続, 錯覚, 関係, 阪大, 頻発
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8月 4th, 2016 Posted 12:00 AM

電磁波にはまだまだ不明点があります。
すでに我々の生活環境にはWiFiが飛び交っています。
さらに、特にインナーヘッドホンからの電磁波、その影響もわかりません。
フォトニクスセンターでの研究は
大阪大学から国際的研究テーマ発信でした。
紫外線からさらに分類して深紫外線=UVA・UVB・UVC、
その中でUVC・265nm、そのLED開発競争を追いかけながらも、
深紫外線LEDは石英ガラスの管の中で
入射と反射での近接場を形成していました。
まだそれでも、自分の試作はアクリルパイプ内での石英ガラス管をグリップ。
フォトニクスセンターから、アクリルパイプ不要論が出ました。
とりあえずは、入手可能な石英ガラスに深紫外線LEDを実装しましたが、
医学界からは、RNAには影響出ないか、不安説に取り囲まれました。
再度、大腸菌からの滅菌調査そしてデザインからの動物実験を開始しました。
きわめて典型的なラット36匹を動物実験機関に委託しました。
2週間での創傷、その治癒状況次第では、この造形言語のデザイン形態が
妥当かどうかが問われていました。
確かにグリップだけでは、指と指の間までに近接場:エバネッセント場の
リングが必要になりました。
これは日本医師会からも指摘されていたことでした。
LEDの開発競争は、何としても日本が最先端であるべきでした。
理由は簡単です。
深紫外線での消毒・滅菌を論文発信したのは
阪大フォトニクスセンターでした。
この業績は論文から製品にしてモノ化する使命がデザインにありました。
看医工学によって医工連携では何も出来ない現実は明らかでした。
医学と工学、さらに工学に保健学で「安全」が、
保健学と看護学で「予防」が、
看護学と医学で「安心」が、これを統合化できるのは、
「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」の
我々の最先端な統合デザイン学による、次世代デザインの
その手本だと、自分は考えてきました。見本ではありません。
* 『研究棟看板「Consilience Design Interdisciplinary Studio」』
* 『医工連携を看医工学ベクトルとしてさらに強化』
* 『コンシリエンスデザイン学域の統合図解』
* 『デザイン対象となる医療関連の開発について』
* 『ベクトル論理では「何がデザインか」となる』
Tags: 265nm, 3D-Printer見本市, LCD, LCD開発, RNA, UVA, UVB, UVC, WiFi, アクリルパイプ, インナーヘッドホン, エミネンセット, エミネンセット場, コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座, デザイン形態, フロンティアセンター, ヘッドホン, モノ化, ラット, リング, 不安, 不安説, 予防, 使命, 保健学, 入射, 入手, 創傷, 動物実験, 医学, 医学界, 医工連携, 反射, 可能, 大阪大学, 妥当, 安全, 安心, 工学, 影響, 日本医師会, 最先端, 業績, 次世代デザイン, 治癒, 治癒状況, 消毒, 深紫外線LCD, 滅菌, 理由, 生活環境. 不明. プロセス. グリップ. 近接場. 深紫外線, 発信, 看医工学, 看護学, 石英ガラス, 管, 統合デザイン学, 製品, 試作, 論文, 造形言語, 開発競争, 阪大フォトニクスセンター, 電磁波
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8月 3rd, 2016 Posted 12:00 AM

情報社会の次にどのような社会進化が起こるだろうか、
この質問に自分なりには、三つの革命をもう20年前から唱えてきました。
「光重合革命」・「電磁波革命」・「遺伝子革命」でした。
光と電磁波は相互に電磁波と遺伝子も同次元で科学的な検証とエビデンスが
コンピュータというツールによって明確な方向を見いだしています。
フォトニクスセンターが新設以前に、赤外線を皮膚に当てると紫外線となり、
がん細胞を死滅させる可能性など、そのようなことで、
光照射のペンシル型のイメージなどを提示していました。
一般的には、赤外線は身体にやさしく効用性が語られました。
が、紫外線はDNAすら破壊する、
だから太陽光で皮膚癌という常識も一般化しました。
ところが、近紫外線を発生するプラズマTVの危険性を
自分が指摘するとプラズマTVメーカーも一般からも自分は相当に非難中傷。
しかし、
プラズマTVはペースメーカー使用者に最悪とEC各国からの輸入禁止となり、
国内はすべてプラズマTVより、液晶大型TVに大変革。
一方では、紫外線のさらに深紫外線の殺菌・滅菌・消毒、
その可能性は、
新しい電子顕微鏡での遺伝子と深紫外線関係は近接場=エバネッセントで、
細胞破壊はしないが、消毒・滅菌効果ありと言うことが明白になりました。
これは深紫外線を発光するLEDの開発競合が熾烈な競争になりました。
同時に生産化でのコスト競争から廉価性が出てきました。
早速、光量子・電磁波・遺伝子の関係は消毒性と滅菌性が明白になりました。
自分の提唱した「コンシリエンスデザイン」と「看医工学」に、
深紫外線で、
まず、「触って、握って」手・掌の消毒可能な製品開発に着手しました。
エバネッセント光のグリップ製品デザインを発表するに至りました。
しかし、自分としては「電磁波」を全信頼しているわけではありません。
自分の研究室の壁面はじめ、ヘッドフォン発生の電磁波防御も、
未だに気づいているメーカーは僅かです。
安全と安心、そして予防が「看医工学」の目的です。
電磁波は、今後、日本の産業そのものを変化させるでしょう。
* 『無駄な投機だった医工学の廃止が証明できている』
* 「三つの革命を促してくれた『光造形』デザイン」
* 『照明の文化論としての陰翳礼讃』
* 『アレロパシーとして電磁波を制御せよ』
* 「デザイン理念は造形言語と形態言語の形素で未来を招来」
Tags: DNA, EC, LED, TVメーカー, エバネッセント, エバネッセント光, エビデンス, がん細胞, グリップ, コンシリエンスデザイン, コンピュータ, ツール, フォトニクスセンター, ペースメーカー, ヘッドフォン, ペンシル, ラズマTV, 三つの革命, 中傷, 予防, 光, 光照射, 光重合, 光重合革命, 全信頼, 効果, 効用, 危険性, 同次元, 壁面, 太陽光, 安全, 安心, 常識, 廉価, 情報社会, 掌, 提唱, 握って, 方向, 日本の産業, 最悪, 死滅, 消毒, 深紫外線関係, 滅菌, 熾烈, 産業, 癌, 発光, 発生, 発表, 皮膚, 皮膚癌, 目的, 相互, 看医工学, 研究室, 破壊, 科学的, 競争, 紫外線, 細胞, 細胞破壊, 製品デザイン, 製品開発, 触って, 赤外線, 輸入禁止, 近接場, 近紫外線, 遺伝子, 遺伝子革命, 開発, 防御, 電子顕微鏡, 電磁波, 電磁波防御, 電磁波革命, 非難, 非難中傷
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8月 1st, 2016 Posted 12:00 AM

電車の取っ手に触る、初めてのハンドルに触る、
正直、若い頃から手が汚れることに抵抗がありました。
自分にとって最大の不安は感染症です。命に関わります。
だから、外出すれば必ず徹底的に「手洗い」をします。
敗血症、風邪であっても、自分には不安極まりないことです。
触る、グリップすればそれで清潔になる。
アドバンスデザインとしては理想の方式であり、それを成し遂げるのは、
決してデザイナーの力では無理、いや無謀なことでした。
技術進化を待っていたようなことが大学にはいろいろあります。
深紫外線の発光素子LEDの大変な技術競争が入ってきました。
きっかけは、阪大のフォトニクスセンターでの
深紫外線研究、電子顕微鏡での遺伝子検査その遺伝子に深紫外線を照射。
国際的にも最初の論文が受理されると、一斉にその研究が拡大しました。
フォトニクスセンターから、深紫外線で消毒、滅菌が可能ゆえ、
消毒、滅菌のモノ・器具あるいは装置のデザイン依頼がありました。
関連する論文、LED発光素子競争の資料を全て読みこなしながら、
紫外線で殺菌?、紫外線とはいわばDNAを破壊するのになぜ?
この大きな疑問のままに、
一方では、「グリップすれば消毒可能」、
そんなことがもし、本当なら新しいデザインが出来る。
大腸菌に深紫外線のある波長が近接場に入射と反射があれば可能とのこと。
デザイン計画書とともに、プロトタイプの試作に入れました。
このプロジェクトは、工学と医学、そしてデザインが協同、
しかし、看護学、保健学からの支援ということで、
デザインサイドでの動物実験までがデザイン対象となりました。
厳しい中間審査でさらに市場性=中近東の拡大までが検討され、
そのまま、内閣府での審査結果、「製品化発表」にこぎつけました。
「手洗いの習慣」を変えることが出来る。
7月28日、報道関係のTV局2局、大手新聞各社社も集まり、
「記者発表」しました。
「手・掌の日常的な方法を根本から変えます」、
動物実験結果とともに、その最終製品デザインが出来上がりました。
いよいよ、企業への「商品化」、商品アイテムは一杯あります。
* 『天空と深海で何が起こっているのだろうか?』
* 『「手・掌を清潔に」するモノとコトのデザイン実務』
* 『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
* 『手の消毒、そんな時代になっている?』
* 『デザインはすでにここまでが必然となっている』
Tags: 7月28日, DNA, LED, LED発光素子, TV局, アドバンスデザイン, グリップ, デザインサイド、保健学、看護学、協同, デザイン依頼, デザイン対象, デザイン計画書, ハンドル, フォトニクスセンター, プロジェクト, プロトタイプ, モノ, 不安, 中間審査, 企業, 入射, 内閣府, 動物実験, 医学, 反射, 取っ手, 受理, 命, 商品アイテム, 商品化, 器具, 国際的, 報道, 報道関係, 外出, 大学, 大手新聞, 実験結果, 審査結果, 工学, 市場性, 感染症, 手, 手・掌, 手が汚れる, 手洗いの習慣, 技術競争, 技術進化, 抵抗, 拡大, 掌, 新しいデザイン, 方法, 最終製品, 根本, 波長, 消毒, 消毒可能, 深紫外線, 清潔, 滅菌, 無理, 無謀, 照射, 理想, 発光素子, 研究, 破壊, 紫外線, 習慣, 装置, 製品デザイン, 製品化発表, 触る、風邪、敗血症、外出, 記者発表, 試作, 論文, 資料, 近接場, 遺伝子, 遺伝子検査, 電子顕微鏡, 電車
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7月 28th, 2016 Posted 12:00 AM

TVでのコメント場面、その背景です。
実際は、個人的にはもっと新たな背景があるはずと思っています。
しかし、なかなか思いつかず、それでも、プロジェクター投影との
コンビネーションと三つの専門領域を集合させた背景にしました。
これは本日「記者発表の広報」で使用する会場のTV背景デザインです。
最近は大学でのマスコミ発表には、典型的な背景になっています。
TV報道の背景デザインもデザイナーとしては、最も気がかりなことです。
福井でデザインスタジオをやっていた頃は、地元放送局の背景デザインは
日常デザイン業務だったこともありました。
が、とても難しい仕事であったと今も思い出します。
いわゆる舞台背景やそのデザイン表現は、
一時的であっても重大な仕事だったと考えています。
そういう意味ではデザイン対象として完全な裏方仕事だけに難しい仕事です。
自分にとっては、壁面使用へのいくつかのアイディアがあります。
これは展示関連、いわゆるShow-up Methodへのデジタルデザイン、
その展開が考えられます。
自分には、新たな壁面素材とデジタル技術での新しい造形言語になる、
デジタルアッサンブラージュが用途拡大すると思っています。
しかし、このデザインも市松模様です。
別名は市松格子とも呼ばれています。
最近話題のオリンピック・パラリンピックのマークも
市松模様と呼ばれていますが、
このデザインの是非はここでは述べませんが、
この市松模様を立体化する発想はとても新しい発見であったと思います。
市松模様、チェッカーと呼ばれる意味が、こうしたTV背景でも、
現代のある意味づけを確実にラング化したことは間違いありません。
背景という、非在性を明確にする困難なデザイン対象だと思っています。
* 『新素材ブランドの確立をめざす・「羽二重 HUBTAE」から』
* 『TV番組の役割は終わっていることを再確認!』
* 『デジタルアッサンブラージュでの映像音場照明空間』
* 『東日本大震災のNHKジャーナリスト講演から』
* 「たとえ『市松模様でも』デザイン戦略の妙技」
Tags: Show-up Method, TV, TV報道, TV背景デザイン, アイディア, オリンピック, コメント, コンビネーション, チェッカー, デザイナー, デザイン, デザインスタジオ, デザイン対象, デザイン業務, デザイン表現, デジタルアッサンブラージュ, デジタルデザイン, デジタル技術, パラリンピック, プロジェクター, マーク, マスコミ発表, ラング化, 一時的, 三つ, 今, 仕事, 会場, 使用, 個人的, 典型的, 別名, 困難, 地元放送局, 場面, 壁面, 大学, 完全, 専門領域, 展示, 展開, 市松, 市松格子, 市松模様, 広報, 意味, 投影, 拡大, 新たな, 日常, 明確, 是非, 最近, 本日, 模様, 気がかり, 現代, 用途, 発想, 発見, 確実, 福井, 立体化, 素材, 背景, 背景デザイン, 自分, 舞台背景, 裏方, 記者発表, 話題, 造形言語, 重大, 間違い, 関連, 集合, 難しい, 非在性, 頃
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7月 26th, 2016 Posted 12:00 AM

とうとう踏切ました。
これは自分にとってはとても大事で最大に大きな決断です。
それはTV周辺の音環境を無線化するということです。
これまでもいくつかのアンプとスピーカーシステムを使ってきました。
いわゆる映像と音響の世界は、元来はプロであり、そして音響関係において
実際には絶対に最高の環境であることが自分命令でしたから、
ワイフに「また、変えるの?」とずーっと言われてきましたが、
ハイフィディリティ=Hi-Fiな音でなければ、自分の聴覚が狂っていると
思ってしまう、その怖さがあるからです。
7.1chにしてきました。2.1ch、5.1chも試してきて、3.3chを試します。
おそらくこれだけの音環境は自分以外はありえないと思えることが大事です。
それこそ、洋画をTVで観ていても、戦闘場面などは部屋がゆれるべきです。
ライブ音楽コンサートも、絶対にステージのPAと同等であるべきです。
劇場場面もこれは下手くそな劇場PAだなということです。
(日本の演劇PAは酷いといつも思っています。無論、劇場によります)
そのためのリモコンも今はスマホでもコントロールできますが、
もう全てをWi-Fi化しようと決め込んで、機種選定をしてきました。
このデザインそのものには言いたいことがいっぱいあります。
LINNで、あるいはドイツで調整しつくしたDENONでとか、
センターはJBLでという体験が自分の決定を客観的に待っていてくれます。
結果、SONYの今後への拡張性を期待したサラウンド方式のWi-Fi化に
とうとう踏み込んでしまいました。
ワイフへの理由は、ともかくスピーカーシステムが無線となり、
現状のスピーカーが激減するからと納得してもらっています。
正直、これまでの7.1chの有線システムはしばらく残す余裕をもらっています。
TV映像と音響の関係はEIZOでFORISをデザインした頃から、
相当に進化はしていますが、HiFIとWifiはまだまだ欠落があります。
やがてこのシステムはあと2台のスピーカーシステムで完成するでしょう。
が、また映像オーディオへの欲望は活性されるかもしれません。
* 『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』
* 『7.1chTVのセンタースピーカーはこれからエージング』
* 『ゴジラというアンプ思想はアンプジラ2000に継承』
* 『音場空間を再調整再整備し直しました』
* 「正直な造形をめざすことは裏表無し」
Tags: 2.1ch, 3.3ch, 5.1ch, 7.1ch, DENON, EIZO, FORIS, H-iFi, JBL, LINN, PA, TV, wi-fi, アンプ, コントロール, ステージ, スピーカーシステム, スマホ, ドイツ, ハイフィディリティ, プロ, ライブ, リモコン, 劇場, 劇場場面, 戦闘, 戦闘場面, 映像, 最高, 機種, 機種選定, 洋画, 演劇, 環境, 聴覚, 踏切, 進化, 部屋, 音, 音楽コンサート, 音環境, 音響, 音響関係
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7月 25th, 2016 Posted 12:00 AM

封印してきたことがあります。
封印せざるをえない身体的な条件が加わったことでもあります。
それは「登山・ロッククライミング」です。
「登山」は高校時代に山岳部入部から始まりました。
高校時代はほとんど県内の山々、夏は白馬から鉢ヶ岳、後立山縦走を経験。
大学時代は最初は空手部でしたが退部試合に出てボコボコにやられて、
それでも山岳部を創部し、
藝大出身の当時助手の先生からロッククライミングを教わりました。
この「岳人」は高校時代は教科書以上に読んでいました。
だから当然アルピニズムといえばという大学医学部を目指していましたが、
ビンソンマシフ山初登頂を深夜ラジオで聞きがっかりしたものです。
「岳人」今月号に久しぶりに手をのばすと、
なんと白山・別山の高山植物の花特集。
思わず、ワイフに見せて、「これこそ極楽なんだ」と言いました。
夏山の高山植物はこの世の物とは思えないほどの花畑、
そこにモンシロチョウと赤とんぼが飛び交っていました。
白山と経ヶ岳山頂には祖父寄贈の祠がありました。
今はもうわかりません。
高校時代、最も美しい花畑は大長山でした。
ここに伝わる千畳敷を探していたものでした。
大学時代4年間毎夏は剣岳でほぼ一ヶ月暮らし、
最終は後立山縦走し鉢ヶ岳から直下して大町駅から帰宅しました。
大学時代は冬もメチャクチャな登山経験がありましたが、
大学卒業時にきっぱりと登山は封印しました。
以来、この雑誌も見かけても読みませんでしたが、
現在、大学でも山岳部は無くなって、この専門誌も厚さは半分以下、
内容も専門性が無くなっていました。
剣岳へは宇奈月から登山鉄道、そして早月尾根を3日間で着くのです。
メタルスキーで雪渓を滑り、ピッケルワークで滑落停止の練習、
クレオパトラノーズの6級の壁が懐かしい限りです。
もう一度、今度はヘリコプターで行ってみたいとしきりに思います。
* 「やっぱり、なぜこれほど落ち着くのだろう」
* 『歩けた頃=スキーに夢中だった時の写真が届いた』
* 「冒険、してはいけないことになるかも」
* 「トランスジャパンアルプスレース・過酷さの美学」
* 「易しそうなテーマだが難しそうなデザイン解」
Tags: 6級, アルピニズム, クレオパトラノーズ, ピッケル, ピッケルワーク, ビンソンマシフ山, ヘリコプター, メタルスキー, モンシロチョウ, ロッククライミング, 今月号, 入部, 初登頂, 別山, 剣岳, 創部, 千畳敷, 壁, 大学医学部, 大町駅, 大長山, 宇奈月, 封印, 山岳部, 山頂, 岳人, 後立山, 後立山縦走, 早月尾根, 極楽, 深夜ラジオ, 滑落停止, 滑落停止の練習, 登山, 登山鉄道, 白山, 白馬, 県内の山々, 祖父寄贈, 祠, 空手部, 経ヶ岳, 練習, 縦走, 花特集, 花畑, 藝大, 赤とんぼ, 身体, 身体的, 退部試合, 鉢ヶ岳, 雪渓, 高山植物, 高校時代
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7月 24th, 2016 Posted 12:00 AM

日本の布は「麻」と「絹」、植物と動物のタンパク質です。
それを進化させたものがポリエステルと考えていいかもしれません。
自分にとっては「絹」が最高の布です。
繭から得られる知恵でしたが蚕の繭づくりの観察はイタリアに負けました。
繭はフィブロインとセリシンという二つのタンパク質の天然繊維でした。
セリシンを取り除くことで得られた光沢感が
高級な品質上品さを創りあげました、
絹の歴史はあまりに不明なコトが多い。
紀元前3000〜6000年頃、中国では秘匿とされた製法が、
シルクロードとまで呼ばせた6世紀にイタリアに引き継がれて、
蚕が糸をはきだす動作の観察も20世紀後半に、
人間の知恵=Silienceで糸の精練や撚糸技術になっています。
昨年、蚕、養蚕産業における「風通し」の研究を見て、
とても感動しましたが、
その大学に研究資金配分を自分はかなり主張したことを覚えています。
そのことはまるで無視されていることこそ、
絹あるいはシルクというセンスが失われてきたと言わざるをえません。
ところが、夏になると、どうしても布の世界は麻に寄りかかります。
しかし、大麻技術での麻布は敗戦時に米国GHQで禁止されていました。
これを再度復興した布ブランドには断然、注目をしていきます。
ユネスコ認定で話題になった富岡製糸場も、
実は仕掛け人がおり、支えてきた欧州留学の3人がいたことも
既に忘れられていますし富岡製糸場での生糸生産が輸出禁止になったことも
もっと知られるべきでしょう。
この復活が羽二重であったことも、自分のデザイン対象になっています。
自分の大好きな布=羽二重こそ、ナイロン発明に繋がったことも伝えたい。
あらためて、布、その進化とともに
源である麻と絹、そういえばシルキーボイスすら、
いまではR&Bに変わってしまっています。
* 『糸は日本語漢字の重大意図を持つ』
* 『蚕・繭・絹・・・観察が『技』を決める』
* 『芸術という技法が引用したことから』
* 『落下傘としても羽二重は最高品質だった』
* 「『布』平織りの集積された知恵=晒を見直すこと」
Tags: 20世紀後半, 3000, 6000年頃, 6世紀, GHQ, R&B, silience, イタリア, コト, シルキーボイス, シルク, シルクロード, セリシン, センス, タンパク質, デザイン対象, ナイロン, フィブロイン, ポリエステル, ユネスコ認定, 上品, 不明, 世界, 中国, 主張, 人間, 仕掛け人, 光沢感, 再度, 創, 動作, 動物, 取り除く, 品質, 夏, 大好き, 大学, 大麻技術, 天然繊維, 富岡製糸場, 布, 布ブランド, 復活, 復興, 感動, 撚糸技術, 敗戦時, 断然, 日本, 最高, 植物, 欧州留学, 歴史, 注目, 源, 無視, 生産, 生糸, 発明, 知恵, 研究, 研究資金, 禁止, 秘匿, 米国, 精練, 糸, 紀元前, 絹, 繭, 羽二重, 自分, 蚕, 製法, 観察, 話題, 輸出, 進化, 配分, 風通し, 養蚕産業, 高級, 麻, 麻布
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7月 19th, 2016 Posted 12:00 AM

衝動的に「書道?楽部」をFB上に創りました。
日本デザイナー「衝動」?楽部としたところから始まったからでした。
これは若手デザイナーの太刀川氏が書道を始めて、そのことのやりとりで
やっとデザイナーにその仲間らしき人物が次世代に現れたと思っていました。
「日本デザイナー書道?楽部」を二人っきりでスタートしたところ
徐々にメンバー参加が出てきてくれました。
そして「しまった」という事態も知ることができました。
最も、大学人になって以来、あれもこれも伝えたい教えたいということは、
デザイン以外にいっぱいありました。
カメラ、オーディオ、モデルガン、ナイフ、鉄道模型、万年筆、
すなわち自分の趣味、こだわりでした。
こだわりというのは拘りという表現で狭く取られていますが、
本来は「木垂れ」からの派生の歴史がありますから、
デザイナーは知識から発想の知恵にいたるまでを自分が恩師たちから
教えられたようにと思いながら、本当に教育は困難なことです。
さて、書道では、筆と和紙、それから硯、硯石、毛氈と至ります。
とりわけ紙墨相発というように、和紙はその根元を伝えなければなりません。
和紙には「味」、まさしく舌で感じる味覚があるのです。
紙パルプにない、草紙というのではない、雁皮・三椏・楮の味です。
有名な和紙や書道具店では、「紙、舐めていいですか」って言うから
すごく嫌われていますが、硯、硯石も舐めることが肝心です。
だから、新素材も舐めること、味覚と聴覚で確認することにしています。
こうしたことを次世代デザイナーには伝えて継承していってほしいのです。
でも、ともかく「日本デザイナー書道?楽部」が出来て、
にんまりと喜んでいたら、ワイフから、
「よくそこまでやりたいのね」と言われましたが、
これが本当にデザインを教えていく根本だと信じています。
* 『紙墨相発・電子ペンとノートとのインターラクション』
* 『ペン・ボールペン、そしてスタイラス、この進化を追う』
* 「ひらがな練習」
* 「もう一度、漢字と『書』へ」
* 『納得出来ない日本の伝統技=和紙の切り売りと分断化』
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