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Posts Tagged ‘3D Printer’


『すでに「フェイスシールド・一般用」が必要です』


   


     4月 21st, 2020  Posted 4:53 PM

大阪大学での感染対策のフェイスシールドは、
3D-Printerでの提案があり、国内、海外でも報道されました。
消化器外科・中島清一特任教授、そのチームでした。
そこから、「素材」のことを尋ねられました。
素材は必ず、抗体性のあるポリカーボネイト製だとすでに調べていました。
これは戦闘機用の透明カプセルで、「生物兵器」はじめ、
どのような環境でも「抗体性」を持つのです。
これも熱可塑性ですが、耐衝撃性は圧倒的で医療用抗体性があります。
そして、新しい提案のマスクが無いと言うことも考えていました。
ともかくフェイスシールドは「医療用」はもちろん、
地球の未来に警告を表していた映画の世界にもすでに登場して
いたような「一般用」がもはや必要です。
眼鏡も同様ですが、様々な頭の形態との一致性、
フィットし固定しなければなりません。
これには「ポリアセテート=ジュラコン®」なのです。
私の提案は、細部のディテールを読解し
早急に、慎重に対応できる元のスタッフ・坂野博行氏と取り組みました。
まず、「無煙性」で曇らない!を要求しました。
そして、「抗体性」ゆえに、外部も内部も守られています。
それこそマスクなんて酷いモノには呆れていました。
医工連携になぜデザインが入っていけないのか、
統括し、「指示」する知識、せめて「生理学」が必要です。
今後はドクターとディレクターで同じ医学博士が「一般用」をやります。


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『現代芸術が発見している予感をデザインが予見する』


   


     10月 31st, 2017  Posted 12:00 AM

トマス・サラセーノ(Thomas Saraceno)、現代芸術家です。
彼の作品を知る人が日本には少なすぎると私は思っています。
かって、日本の国家戦略にΣ(シグマ)プロジェクトがありました。
当時、ようやくマルチメディアが騒がれ、UNIXも2通り、
そしてパーソナルコンピュータが登場した原始時代でした。
その時にはweb社会を提案し、ユビキタス以後のクラウド社会までが、
彼の芸術提案であり、この現代芸術を追いかけることで、
パソコン、インターネット、クラウドサーバーが見えだしたのです。
私は改めて彼を語り直し、再注目を求めたいと思いました。
理由は、Internet of ThingsからAI、VR、が確実に見えて来ていながら、
日本の立ち後れが見えだしているからです。
彼はこのクラウド・シティの住人である私たちに、
何を突きつけているのでしょうか?
おそらく、カタルーニアの独立運動がヨーロッパの分断化は、
英国がEU離れをしたように、進行して新たな社会がそれでもwebとAIで、
確実に先進国家を繋いでいくことになるでしょう。
その予感・予測・予知から、彼の芸術が私たちを引導すると私は思います。
トマス・サラセーノをずーっと見続けて、デジタル社会=コンピュータ、
それもクラウドサーバーは確実にあのCity of Bitsを招き入れているのです。
ウィリアム・J・ミッチェルが著作したe-Topiaにわが国が迷走しています。
私は、SNSであれInstagramに興じている現代日本は
再度、もう一度、send mailは誰が成しえたのかを
検証しておかなければ、After2020から、日本の発展は喪失するでしょう。
私は、三角定規からドラフター(製図台)、それがプロッターとなり、
光造形を求めて大学人にもなり、すっかり今では3D-Printerの時代にいます。
私のデザイン活動の大半は、
デザイン造形がやがてはAIでもOKになるでしょうが、
絶対に不易な物事は、感性が見極める「美しいモノ」と「モノの美しさ」に
次世代は芸術家の予知とデザイナーの予見=美しさを繋いでほしいのです。

* 「現代的アートが象徴していることは企業革新テーマ」
* 「環境デザイン・定義枠付けが時代遅れ」
* 『NeXTSTEP・OpenSTEPそしてMacOS Xと進化は無い』
* 『まだ新たなOSのパソコン=HP Chrome11』
* 『コンシリエンスデザインをともかく訴求!』


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『美学性を語れる講師を「KK適塾」は選ぶ』


   


     1月 11th, 2017  Posted 12:00 AM

「KK適塾」、その講師はデザイン界の提言者に焦点をあてました。
今、デザイナーとしては絶対にもっと話題になるべき澄川伸一氏、
そしてデザインを技術的に立体製作に最も近接している、
それも3D-Printer、3D-Printingを支援してくれる原雄司氏です。
なぜもっと、あの「リオ・オリンピックでの卓球台」のデザインは、
選手達を無傷とし、日本のデザイン=故・柳宗理先生(私の恩師)、
そのバタフライスツール構造のコンテクストにあるにもかかわらず、
この話題性を押し殺しているデザイン界の闇、これを私は許せません。
3D-Printing(技術)を最も大事にデザイン界に導入してくれる原氏は、
阪大の専門的教授たちが最大に評価している人物です。
二人のプレゼはKeynoteゆえ、動画と音響までが伝えられました。
そして、私は「基幹産業」を初めて紹介しました。
現在、次世代の想像力は大きく誤っています。
それは、まだITの進化をこの日本も追いかけようとしていることです。
デザイン思考は思考自体が無知なこと、IoT、これも借り物、
AIの止めどない進化、AIは人類の便利さを増すだけのこと。
次世代は確かに優秀な才能が芽生えていますが、
肝心ことをすっかり忘れているのです。
彼らの想像力には、デザイナー・澄川氏の美学が欠落し、
まして、IoTも AIもデザインエンジニアの原氏の主導性に無知なことです。
まだ、このブログで日本のこれから、その「基幹産業」は記述できません。
が、私は「KK適塾」で、単なるThinkingでもなく、IoTの借り物、
AI開発不可能な、次世代に「基幹産業」は日本の創造力であること、
決して想像力の中には無いことを提示したいのです。
想像力と創造力の融合・統合点を覆うのは美学であることです。
澄川氏と原氏にはそれが毅然とあることなのです。

* 『思考の「思う」という象形文字からの意味』
* 『思考の「考」は思うことを経験が判断する』
* 『大物主神から事代主神、このコンテクストの卓球台』
* 『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
* 『今年度最終「KK適塾」で基幹産業を紹介する』


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『コンピュータからの離脱がこれからの日本の産業』


   


     1月 10th, 2017  Posted 12:00 AM

1982年にはMS-DOSをシンクレア(Sinclair ZX81)で独学。
1984年Macintosh128kを福井キヤノン(高校時代親友が社長)から貸与。
1988年にはSilicongraphicのIRIS3030を米国で購入しました。
何と言っても2台を入手、資金?、なんと福井銀行に購入後報告しました。
New Yorkの支店担当者(高校の先輩)は仰天、頭取は 仕方なくOKでした。
これでUNIX(当時は2つの系統)とALIASでCGを学ぶと、
光造形の歯車を見て、「これが立体になるかも」と直感しました。
1996年新設の名古屋市立大学芸術工学部で、
2億円の光造形システムが装備され、10年後4億8000万までの日本一設備。
生田教授(現・東大)が、マイクロナノ技術開発で歯車を製作、
おそらくこのことが日本の光造形の最初だったはずです。
1985年から1991年までは、毎年米国に行っていました。
私のパソコン・EWS・光造形をデザイン道具にする多分日本初のこと。
IRIS3030は7000万円もしてHard Diskは70Mの時代でした。
そして今や3D-Printerが登場しました。
間も無く家庭にも設置する時代になるでしょう。
光造形で歯車が出来たときには、
同時にCGは水・水滴、火・炎、そのプログラム構成を見ていました。
それは、VTRで撮影した映像をCG化する積み重ねでした。
SIGGRAPHでは、日本からは2名と2社が研究成果を見せていました。
MacとEWS、そしてCAD/CAMはすでに6D-CADに至っています。
が、まだ自分は4D構成はまとまらず焦っています。が、
3D-Printerそのモノに向かって開発するメーカーは、
国内で世界的にも遅れています。
しかし、私には、IoTや3D-Printerが日本の基幹産業には決してならない、
この予測が毅然とあります。
まして、BigData、 Deep Learning、AIも日本の産業ではありません。
このことを、とりあえず、このブログと「KK適塾」で紹介するつもりです。

* 「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・01」
* 「シリコングラフィックスを使っていた頃」
* 「数理造形から見えてきたAtom時代の終焉 ・03」
* 『1984年からMacintoshとの付き合いが私の重大経験』
* 『日本で最初のCAD解説本が示していたこと』


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『経年変化無し素材開発と道具使用を次世代に』


   


     7月 6th, 2016  Posted 12:00 AM

「カッターナイフ」という日本人の発明は凄いと思っています。
一昨年に、このカッターナイフの刃先カットとそのストッカーユニットを
「日本文具大賞」で受賞させたことがあります。
最近、美大に入学してくる学生が、カッターナイフの意味を知らないと
そんな話を聞いていました。
これは私も経験したことがありますが、剪りを知らず、
木工でいきなりその刃をことごとく折られたことがあります。
もっと、大変な事態は半田ゴテを知らずに火傷が多くて、
旧帝大でも半田ゴテを使わせるために保険に入らせることもありました。
自分の研究室でも半田ゴテ使用を5000回練習ということもありました。
この傾向はますます強くなっているようです。
さて昨夜、盟友・光野有次氏が再計測しながら、特に「背もたれシート」を
彼の自作したナイフで大まかにカットしてくれました。
その風景を見詰めていたワイフが今度は、
彼のカットしたウレタンフォームを「カッターナイフ」で
もう一度、調整をしてカッティングし、再構成をしました。
このウレタンフォームが成しえてきたことはとても意義深いことでしたが、
この素材には経年変化が起こります。
私の作品でウレタンフォーム素材は海外の美術館では永久収蔵されません。
今、ようやく経年変化無し、硬さもコンピュータ制御可能で、
なおかつ人体内に設置してもOKの素材が出来ました。
これは3D-Printerで可能になってきた技術です。
これを3D-Printingと呼んでいますが、やがてこれまでの経年変化や
リサイクルに高コスト素材は無くなっていくでしょう。
HUSATやHCDでのとりわけデザイン医工学・デザイン看医工学の対象には、
新しい素材が適用されていくものと判断しています。
光野氏とワイフのおかげで、
変形してきた体型を矯正する車イスシートが幸運にも出来上がりました。
新しい素材での電動車イスデザインは、自分の役割になったようです。

*『3D-Printingの基本にもう一度戻るために』
*『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
*『三つの革命・予測は当たっていた』
*『3Dプリンターブームは「軽薄な流行」にすぎない!』
*『なぜ、私がヘッドホンにこだわるのか』


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『コンシリエンスデザインをともかく訴求!』


   


     4月 16th, 2015  Posted 12:00 AM

「INTERMOLD 2015」の特別講演をしました。
先日、招聘教授になっていただいたKAISTの金明錫教授が来日、
自宅で昼食をとりながら、打ち合わせをしました。
KAIST(Koria Advanced Intitute of Science and Technology)は
世界的に最高の大学院大学だと、私は思っています。
その大学でも「コンシリエンスデザイン」が正式な講座として、
政府からも認められたそうです。
私は昨年から、この講座を阪大でやるべきと主張してきました。
そこで、この見本市でも「モノづくり」と3Dプリンター界に向けて、
「コンシリエンスデザイン」、3D-Printing、知財権、機能論などを
訴求しました。そして、見本市会場もザーッと概観しました。
想像通りで、またもや日本の製造業や金型産業界が、
3Dプリンターをただ、米国を追いかけているだけの有様を確認して、
阪大で私が取り組んできた日本独自の戦略と戦術を
コンシリエンスデザインでの発想を伝えたつもりです。
3D-Printerは機器そのモノの戦略論が必要であり、
3D-Printingは技術を戦術として、それも世界を主導すること、
このことを最も伝える方法論は熟考を重ねてきたと思っています。
おそらく、当分はこのことを必死で訴求していくことが
私の義務だと自分に言い聞かせています。
本来、日本のプリンター業界は、印刷オンリーから抜けられず、
まだ大手企業も3Dプリンター開発を言い始めています。
しかし、あくまでも様子見で米国追随から逃れていないのが現状。
現に、阪大と共同開発に入った企業人は、
根本をやらずして、米国の模倣やマスコミ宣伝の書籍類に
惑わされている現実を見てきました。
結局、3Dプリンター以前に、光造形システムがあり、
私はこのシステムが開発途中の歯車を見て大ショックを受け、
結果、大学人になっただけに3D-Printingこそは、
米国を必ず追い抜いて、
世界最高の国家に日本はなるべきだと考えています。


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『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』


   


     4月 14th, 2015  Posted 12:00 AM

INTERMOLD 2015=金型展・金属プレス加工技術展で特別講演をします。
今年に入ってからの私の講演テーマでは、
必ず「コンシリエンスデザイン」を基軸に話をしています。
最大の理由は、世界的にも学術と芸術の融合であり、
学際化は語られているほど具体的に実行されていないことと、
この学際化にはデザインがいわば接着剤になるということです。
大阪大学大学院医学系研究科に、私はこの講座を新設しました。
特に、看医工学という学際化で、二つを目標にしています。
危機解決学で安全と安心を、健康と生活での危機を産業的に解決です。
そのために、修士課程という教育と具体的な共同開発での
デザイン開発と制度デザインを果たしていくということです。
このまま博士課程になるでしょう。
こうした目標の一つとして3Dプリンターの世界観を日本戦略化する、
ということについては、機器開発・ハードウエアでの3D-Printerと
技術開発・ソフトウエアでの3D-Printingがあります。
私は、光造形をやりたいがために大学人になりました。
光造形でトポロジーをまず制作しました。クラインボトルです。
最もこれは数学的には、擬似クラインボトルですから、
これを空間論に持ち込みましたが、光造形の経験もない輩には、
未だに「トポロジー空間論なんて・・・」ですが、
3Dプリンターブームでは、この光造形が基盤ですから、そのうちに、
私の提唱が認識されるでしょう。
なぜならモノが空間論的に実証されるからです。
昨年は大阪で製造生産領域でこの話をしましたが、今年度は東京にて
コンシリエンスデザインでの特に、機能性を話すつもりです。
その理由は、デザインというと即、機能的が評価軸になりますが、
私は、この機能論が、哲学的に語られてきた機能主義からも
さらに詳細に実務、それこそ3D-Printerという製品と
3D-Printingという技術を学際化効果としてなら、
「コンシリエンスデザイン」で語れることを明らかにするつもりで

*INTERMOLD 2015
http://www.intermold.jp/seminar/sp/4/


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『PCモバイル性は充電池とそのコネクターで護る』


   


     8月 11th, 2014  Posted 12:00 AM

いち早くMacintoshを道具にしてきた私にとって、
いつでもPCの携帯性では電源を72時間は確保することにしています。
そして、現状ではMacbookAir11とChrome11を使い分けしています。
USBコードは自分用はDIYもしています。
最近OSは、MacOS XとChromeOSの併用が面白いと思っています。
ともかく、「情報装置を最新にする」ことはリーダーの基本です。
日本の技術は何でも最高だと思い込んでいる人が多すぎます。
もうそんな時代に日本の存在感は薄れていることも理解すべきです。
HPのChromeOS with Googleは未来を捉えているPCかも知れません。
ソニーがVAIOを事業から手放した企業戦略は、AIBOさえ辞めたことは
間違い無く、日本の存在感を失ってきている証拠かもしれません。
急速充電バッテリーの容量は増強されてきていますが、
今なお、発電・送電・変電が電力会社に統轄されていることや、
再生可能エネルギーで、ソーラー発電、風力発電では無理なこと。
その十分な知識がマスコミ・ジャーナリズムには大欠落です。
PCの携帯化を支えているのは、スマートフォンとパッドがあります。
したがって、これらの電源確保には智恵を使う必要があります。
既製品も徹底的に自分用は自作しなければならないほど、
パソコン周辺機器メーカーにはその発想も欠落しているほどです。
その上にウェアラブルPCの登場、3D-PRINTER、PCメガネまでも
一般的には相当の知識不足を私は感じていますから、ついつい、
どうも上から目線になってしまいますが、結局は、
PC周辺の携帯性を支える電源というエネルギーと全ての使い勝手に
私は一般的なマン・マシン・インターフェイス思想の貧弱さを
感じ取ってしまうからです。
だから、駄目なコトにはいつでも喧嘩を仕掛けなければ、
いつまでたっても日本はますます貧しくなっていくのでしょう。


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『3D-Printingでクラインボトル形態がここまで可能に』


   


     8月 1st, 2014  Posted 12:00 AM

阪大で3D-Printerに関わっているメンバー全てが集結し、
これからの3D-Printerの真偽についてフォーラムをやりました。
そして、それ以後に、図面通りにトライをしてもらってきました。
それは可能で有り、実際ワークが出来る人を限定しました。
結果、現在の出来るだけ廉価版でもここまで可能な形態が完成。
つまり、本当に出来る人間は限られているということです。
これが作成出来ないのは3D-Printing・技術がないのです。
そこで、本来のクラインボトルは数学であるトポロジーの形態の一つから、
3D-Printerで造形を出来るという人だけに依頼しました。
いづれこの人たちだけを紹介します。以外は「出来ない」人です。
トポロジーの形態自体、本来、厚みは無い形態にすぎませんから、
これだと、クラインボトル様とか擬似クラインボトルが
数学的には正しい呼称ですが、
私は造形形態をそのままの呼称にしています。
3D-CADでは点に大きさがあり線に太さがあり面に厚さが設定可能。
これは、カンデンスキーが彼の著作でいみじくも想像していた、
点についての想像力がコンピュータ画面上で実現されたことになり、
私が光造形に飛びついたのもそれがきっかけでした。
カンデンスキーの想像力は、点はいつの日か、必ず正方形に近づく。
この想像力の見解は、コンピュータ画面ピクセルの形状が正方形で、
結局この正方形を一つの点とみなすことで、線、面に繋がりました。
3D-Printingは、ノズルから素材を線状態=ある太さで出して、
それが面を構成していきますが、それは乾燥と、さらに重量が存在。
そこで、サポートということでなんらかの中空状態を作成すること、
これが技術=3D-Printingの基礎技能・技術と考えています。
このトポロジー形態を現実に在る状態にまで出来うる人間は、
これで確定されてきたということになります。
そして、この形態を造形できるなんらかの技能が、
3D-Printerで造形していく私なりに考えてきた基礎力だと思います。
果たして、このクラインボトル形態から次の形態が、
必ず未来の形態づくりの発想を与えてくれると私は確信しています。


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「3D-Printerでどこまで、クラインボトルが可能か?」


   


     7月 19th, 2014  Posted 5:32 AM

私が「光造形システム」でトポロジーで語られた形態を
どこまで当時の3D-CADで可能だろうかを1996年からトライしました。
当初は、当時のIDEAS、Pro-Engineering、CATIAなどでは
全く、SLAデータさえ無理でしたが、シリコンブラフィックスの
機器システムと3D-CADの進展で、それこそ、「人工心臓」から
「人工臓器」へのデザインアイディアを拡張することが出来ました。
これを「トポロジー空間論」と表現したことは、
その実態に触れたこともない輩には未だにブーイングですが、
トポロジー=位相空間の空間と言うのが気にいらないのでしょう。
しかし、次第に「空間論」という言語論・形態論・記号論で
実証されてくることは次第に明らかになってくると確信しています。
カンデンスキーを読みなさい。読んでも理解できないでしょうが。
あらためて、3D-Printer、それも廉価機器でどこまで可能かを
私が彼らならと、再確認を求めたところすぐに完成型が届きました。
素材が透明性のモノがなくて、一端、成形されたモノを
分割までして送付されてきました。
もう何はともあれ、「東京メーカーズ」が日本ではトップです。
これは期待道理の成果であるばかりか、ここからが、造形技術、
すなわち「3D-Printing」の基盤になっていくことは明らかです。
今、この成形が出来るのは、私が確認しているのはたった3名です。
なぜ、クラインボトルから、あるいはパイプ=中空チューブすら、
私は日本の3D-Printingはここから開始されると思っています。
それは、これから3D-Printing CIRCUT計画が開始されるからです。
ある行政は、この計画の骨子が全く読めないことも明らかでした。
それは以後、その地方産地や地方地場産業が取り残されます。
私は、あらためて、それこそ宣言をしておきます。
話題の3D-Printerで、その技術化はここからがスタートです。

「光造形と3Dプリンターでクラインボトルはなぜか?」
「3Dプリンターでクラインボトルが出来た!」
「二回捻ったトーラス(ドーナツ)同様にすれば」
「基本はトポロジーの形態が出来るかだった」
「なつかしい三冊の本、そこにクラインボトルあり」


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