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Posts Tagged ‘置き土産’


『4K8K、そして16Kからカメラのフォーカスを』


   


     1月 6th, 2021  Posted 7:42 PM

「デジタル×5G」の時代が到来しました。
私はもはや日常に、4K・8Kから16Kに上がると思っています。
画素数がここまで伸びたのは、ジョッブスの置き土産です。
しかも、総務省によると4K・8Kは昨年には2800万台まで普及しています。
ですが、4K・8Kは「デジタル」ゆえに、すべて二次元です。
そのため私たちのまなざしでは遠近法の表現を正確に受け取れず
「物とモノ」の距離感が感じとれないのです。
ここで、「デジタル」の意義が変わります。
私は、「Io T」は人間を深く読み込んでいないとすら、
読んでいますから、AIも、HUSATがいるのです。
16Kには、私はデザイナーとしてカメラのフォーカスを
ここまでやるかという
画面づくりを望んでいます。
これには、再度、人間工学を超えた発想が必要となります。
さて、今年の正月は、
新たな視聴環境を整えネット配信を種々選択しています。


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『あけましておめでとうございます。古希・70歳』


   


     1月 1st, 2019  Posted 12:00 AM

謹賀新年
あけましておめでとうございます。
2018年、私はICD=埋め込み型除細動器を
5年・8年から3台目を手術しました。
これで約8年間は早々に循環器系は大丈夫です。
だから、入院退院を繰り返しました。
また、3月31日に阪大を辞めました。
古希70歳になります。
そして、オリンピック・パラリンピックで、ある審査をしました。
21年間も教授として学会にデザインをし、
ようやく、世界が見たことも無いデザインをします。
置き土産として著作を3冊は絶対に書きます。
本年もよろしくお願いします。


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『豪華絢爛の「華」と刀剣の「品」』


   


     12月 19th, 2018  Posted 12:00 AM

絢爛豪華、豪華絢爛、いづれも装飾に使われることばです。
そして、「豪華」という華々しい「華」がありました。
この「華」と「品」ということばは、
今、私が置き土産にしようとしてる私の著作の一部です。
二つのことばについて書き残したいと考えているわけです。
日本の歴史上の豊臣秀吉がおこなった「刀狩り」には
秀吉のある考えがあったのです。
その当時もはや日本には、戦跡に領地をあてがう土地がありませんでした。
そこで、「刀狩り」で集めてきた刀剣を区分する人が必要でした。
その時、「品」を9段階にしたのです。
九品(くほん)は
上品(上上品、上中品、上下品)から中品(中上品、中中品、中下品)、
下品(下上品、下中品、下下品)まで金剛界曼荼羅で分類し、
それを自分の味方に分け与えていたのです。
今使われる「上品」「下品」の語源と言われています。
この「品」と「華」を対語として執筆中です。
また、「華」(はな)にはもう一つの「花」という漢字があります。
華がある、花のような等、形容詞的意味あるいは「装飾」として
それこそ、松岡正剛氏から学んだ思考方法があります。
松岡氏の『日本の面影』にはその思考がつづられています。


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『表示画面は4:3ではなくて16:9表示であるべきだ』


   


     8月 23rd, 2018  Posted 12:00 AM

4:3という画面表示に関して、私は15年前より言い続けてきました。
私はもう16:9を主張してきました。
すでに、TV画面もこの大きさになっているのに、
どうして画面表示が未だに4:3は、PowerPoint を使用している
大きな特長にもなっているのでしょう。
PowerPointが、今でも書体表示が情けないのにも関わらず、
これを表示として使っているのは、表現力の無い人格です。
さらに、こうした画面に著作権マークである?が無いのは、
無体財産権の無いことを表示しているのです。
著作権と商標権は大きく違うことを示しています。
したがって今でも新築されている所に画面表示パネルがある場合、
随分と落ちぶれた建築家だと思っています。
そしてPowerPointづくりでの学会は既に遅れているのです。
私の講演会では必ず200名を超える場合は200インチで16:9、
これを必ず準備してもらっています。
PowerPointで白黒画面を最初に使ったのも私です。
それ以後はLightShowでしたが、これを使っていました。
そして、LightShowがMacOSのKeynoteです。
これはスティーブ・ジョッブスの置き土産だと思っています。
TVではすでに4Kが表示されていますし、
多分、8Kまではいらないです。
ともかく私はパソコンでは16:9が表示画面だと確信していますが、
どの講演に行っても4:3なのは、私はやっぱり許せないのです。
Keynoteだったら、画面も8画面音楽まで再生可能なことを
ともかくデザイナーは表現ゆえに熟読使用すべきです。


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『まだ私デザインHOLAは動いているしかし無情合掌』


   


     4月 30th, 2017  Posted 12:00 AM

生きていることは死んでいくこと。
そして寿命というのが定められているのかも知れません。
私がふるさと福井に戻り、ややちょっと私の存在が全国区になり始めた頃、
高岡から仏具を鋳造している会社の次男から、
新規事業、その起業化のための商品企画をという依頼を受けました。
彼の父は大砲製造で戦中での技術を平和を願って仏具鋳造の鋳造会社に、
彼の兄さんも交えて工場で鋳造製造された置き時計を見るなり私の直感、
私は即決、壁時計を思いつきそのデザインを果たしました。
まぁ2000個も売れればと言う評判でしたが、
まず500個の注文が舞い込みヒットをし始めました。
それはオーストリアの時計メーカーにも届き、
私を捜し当てて腕時計の依頼を受けました。
その社長に私は大きな衝撃を受けました。
「HOLAはアートであり私はあなたに売れる時計を依頼していません」と。
その話を高岡のまだHOLA一作のメーカーに伝えました。
「売れる時計やモノではなく、美しいモノづくりで存分にやれる」はずだと。
以来、様々な商品開発を手がけるとともに、
無論製造中止も相当にデザインしました。
ともかく「デザイナーの造形美だけでの商品を」と。
「タカタレムノス」、その社長・?田博氏が急死しました。
そして一昨日、「彼を偲ぶ会」に私は出席しました。
一番最初のデザイナーとして挨拶と乾盃を先導しました。
私は最近かなり真剣に制作している「般若心経の書と色鉛筆タッチ」、
この作品を仏壇にと奥様に渡しました。
ともかく、奥様と向かい合うともう涙が堪え切れない私でした。
2013.7.6に 彼とそろそろ置き土産の企画の話を阪大でしました。
人を偲び送るのは、共に歩んだ思い出を語り合うことが残されている者の、
天命であり義務(義理ではなく)人情であると言われています。
数十名の若いデザイナーたちと、
創立時に関わったもう何年ぶりか人達との交流をしました。
彼は、もう拘りきった自動車のコレクターであり、
バンド引きいて演奏と語りをするともかく明るいい男でした。
奥様から彼が「般若心経大好きだった」と始めて知り、
私なりの筆跡と色鉛筆タッチの作品が届いていればと合掌する次第です。

* 『自分デザイン代表作はアプリでも展開、そして無念。』
* 『製品記号論で語り直す時代がやっと訪れた』
* 「『まさか』=想定外をめざす詳細造形」
* 『「時計」はデザイン対象、デザイン力量が試されている』
* 「正しい進化は、わが国が主導する!」


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『セルロース素材によるわが国の基幹産業化』


   


     3月 5th, 2017  Posted 12:00 AM

時間はかかってきましたがようやく着地点が見えてきました。
ちょうど、3.11東日本大震災の前に、
この素材は今後わが国のしかも国内で素材が賄えるということでした。
セルロースであり、それは自然素材の樹木・絹・麻から、
落ち葉、間伐材、古紙・紙粉を、
セルロースパウダーにすることでした。
今やまだ日本はブリスターパック=プラスチックで、
これさえ産業化は遅れていますが、欧米は全て紙素材パッケージです。
既に広島土砂災害、御嶽山爆発でセルロースパウダーは確実に運用可能。
現在は、セルロース素材利用によって、除染も、土砂災害も、
実験結果を積み上げてきましたので、いづれ東北現地に入ります。
私の直感では、除染だけではなくて土壌改良や「パリ協定」にわが国の
デザインだからこそ、それも「基幹産業化」とリスクキャピタルから、
ベンチャーキャピタルの戦略から戦術までが可能になると予測しています。
それが「コンシリエンスデザイン」であり、
パラリンピックでの「看医工学」は確実に「老年医療」にも繋がります。
今わが国最大の問題は、それこそ私が出身してきた「東芝」の企業崩壊は、
明らかに「サラリーマン企業の終焉」になるでしょう。
そこにセルロース戦略とカーボン戦術をデザインから提示していくことです。
ところが、「パリ協定」の無視宣言を米国の大統領からの反対宣言など、
おそらく、グローバリズムの改変は起こるでしょう。
それだけに、改めての地球存続性は、
先般の恒星に7つの惑星発見、月に在るヘリウム3など、
希望は見えています。
ともかく2050年まで(生きていないでしょうが)のデザイン、
その目標と目的でのデザイン成果の「美学」は置き土産にするつもりです。

* 『中国の月面着陸ロケットの思惑・範原発を!』
* 「『形と性能』・デザイン成果=造形言語と形態言語」
* 「デザイン成果としての『かたち論』は生涯論考するだろう」
* 『「森羅万象悉く神なり」は樹木と二酸化炭素の関係』
* 『除染されていない間伐材へのデザイン開発』


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『セルロース戦略とカーボン戦術は発電も可能だ』


   


     1月 16th, 2017  Posted 12:00 AM

地球環境を二酸化炭素=温室効果ガスとして、
このガスこそ、地球存続のためのサーキュレーションとした
国際的な決定である「パリ条約」は見事な取り決めでした。
しかし、この条約厳守は全く困難なことであり、新たな手法が必然です。
わが国の決定事項はほとんど不可能だと評価すべきでしょう。
それは産業経済での化石燃料の排出を80%も削減し、
樹木での吸収を20%という、この曖昧さに起因しています。
だから、2030年には26%、2050年には80%というのは、
あまりにも無謀であり、正直、メチャクチャな協定を納得したと判断します。
まして、この協定契約がこれまでの学術的な裏付けと
さらにはデザイン界ではほとんどが無知なことです。
2050年にはもう私は存在していないでしょう。
となれば、次世代デザイン界、それもコンシリエンスデザインの理念と
デザイン技能を知り尽くしたデザイナーに語り継ぐことが義務でしょう。
私にはそのアイディアがあります。
それは「セルロース戦略」と「カーボン戦術」として置き土産にするつもりです。
このアイディアは、3.11という天災人災から学び取ることができました。
セルロースの実際的手法は広島の土砂災害で実証することができました。
そして私の寄附講座に新たな招聘教授をむかえ入れて、
昨年末、今年度最初の実験でたどり着いています。
セルロースパウダーを低温で焼却することで、
この焼却時間で発電すら可能かも知れません。
低温焼却ゆえに気化することなく、セルロース+廃油は
炭化して、それを土壌改良までが可能になってきたことです。
3.11の哀しみを私たちは、この経験から学び取ったことを
「パリ協定」に日本から、問題解決のアイディアにすることです。
せめて、2050年への実現を私の置き土産にしたいと考えています。

* 「2010年米国原子力計画は光景である」
* 『コンシリエンスデザイン事象を創出する職能』
* 『サスティナブルであるための原意と欠落点』
* 『SF映画が示唆していること=その真実性と想像性』
* 『地球環境の変動と株価変動でみる企業意識』


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『自分デザイン代表作はアプリでも展開、そして無念。』


   


     9月 12th, 2016  Posted 12:00 AM

正直なところ、打ち合わせの連続で、
自分もやや体調すぐれずでした。
そこに美大後輩から訃報が届きました。
この歳になると突然に周囲の知人、友人が旅立ちます。
「タカタレムノス」高田博社長の突然死そして同世代。
生きることは死んで行くこと、だからそろそろ終活、
しかし、まず、「なぜ?、あの置き土産は?」が昨夜から・・・・・。
「タカタレムノス」最期に会ったのは阪大まで彼が相談に来たからでした。
「タカタレムノス」と言えば、デザイナーにとってはなんといっても、
デザイン力量を試せるクライアントになってもらえる企業でした。
その企業の立ち上げに最初に関わり、その代表作でした壁掛け時計は、
NY・クーパーヒューイット美術館で「The Clock」称号を受け、
永久展示になりました。
EIZOで商品化したFORIS.TVと同色もHOLAにはあります。
そして、バーチャルでアプリにまで展開している壁掛け時計は、
おそらく、世界でも唯一だと思います。30年前の作品です。
9/11に彼は旅立ちました。
会社からも電話を受け、急いで花を手配、電報を打ちました。
「あの置き土産、君がいないと出来ないよ」と・・・・
企業立ち上げと同様に、彼は最期の企画を自分にぶつけてくれました。
もう、残しておくことをまたも突発にも彼が自分に言ってくれるとは、
全く思ってもいませんでした。
合掌せざるをえませんが、無念至極です。

「タカタレムノス」沿革

* 『「時計」はデザイン対象、デザイン力量が試されている』
* 「iPhoneアプリ・もう一度知らせます」
* 「『まさか』=想定外をめざす詳細造形」
* 「背面に仕組む製品記号論」
* 1月11日Staff Blog


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『正しいデザイン手法としてのオマージュを熟知せよ』


   


     8月 15th, 2015  Posted 12:00 AM

デザイナーの倫理観が社会的批判、非難を受けています。
デザイナーとしてデザイン学者として至極無念でなりません。
2009年、私は知財権における著作権・商標権・工業意匠権について、
これは国家施策として、早稲田大学と北海道大学そして特許庁に、
特に「アプロプリエーション」がデザイン界では無知なことを示し、
実は、リスペクト・インスパイアー・オマージュなど、
これは盗作問題にならないように警告を与えてきました。*
ところが、ある私立大学の教員教授達(彼らは学者教授ではない)は、
そこまでの勉強も不足し、
見事に平気な盗作を、ジェネリックプロダクトなるいい加減さを
学生まで巻き込んで、その蔓延さをとうとう露呈しています。
これは現在問題のエンブレムデザインだけではありません。
私自身、1994年、ギャラリー・間で「プラトンのオルゴール」展にて、
モンドリアン、パウル・クレー、キェルケゴールへはオマージュとして
デザイン造形をしてきました。
それはデザイン手法でのオマージュ(リスペクトからのプロセス)であり、
今や、レベル無きデザイナー達が簡単にインスパイアーと言うなかれ、
リスペクトと言うなかれ、という安易なデザイン手法を否定します。
全く手法論としては無知蒙昧な方法が現代はまかり通るばかりか、
逝去したデザイナーのオリジナルを自分デザインとは許せません。
これは明らかに盗作であり、それにも関わらず、
彼らで成り立つ私立大学での教員教授たちの存在を見過ごすことこそ
犯罪行為、詐欺行為だとさえ考えてしまいます。
改めて記します。著作権は無方式登録で160カ国が加盟しています。
デザインレベルが「応答作品」という低レベルであっても、
商標権は登録審査されますから、商業主義的な登録成立も
私はデザインの神聖さ、これはパウル・クレーの置き土産ですが、
私はデザイナーとしてこの倫理性を護り抜く覚悟です。
この私立デザイン系大学は、社会的存在性はありません。

I.P.Annual Report知財年報〈2010〉


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