7月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
7月 11th, 2021 Posted 12:00 AM
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4月 14th, 2016 Posted 12:00 AM
4月14日 仏滅(丙寅)
「一般解」とは、だれも理解できる
普遍的で理解可能なことであり、
「特殊解」とは。
理解するには困難性があるが、
やがて一般化する要因がある。
川崎和男の発想表現手法
5月 15th, 2015 Posted 12:00 AM
5月15日 大安(辛卯)
Tags: 川崎和男のデザイン金言, 特殊解
Posted in APHORISM
2月 6th, 2012 Posted 12:00 AM
Tags: EIZOブランド, Foris.HD, HD, High Definition, PC, TV, TV大好き人間, インターフェイス, オリジナリティ, オン・スクリーン, タブー, チャンネルセレクト, デザイン機能性, プラスチック成型, ボタンSW, マウス, マウス機能, メーカー, モニター, モノ, リモートコマンダー, リモコン, 不満, 低下, 使用, 具現化, 合理的, 合致性, 周辺機器, 商品, 商品批評, 回路基板, 国際的競争力, 地デジ, 報道, 実務, 実機, 実装性, 実装設計, 寸法決定, 広告, 広報, 徹底, 意図, 感覚的な設計をつきつめて, 成功, 批評, 操作, 教科書, 最高, 機能ボタン, 欠落, 正円マウス, 氾濫, 液晶TV, 液晶TVメーカー, 減益, 特殊解, 特殊解商品, 画面上, 筐体デザイン, 背面, 自宅, 衰退, 複雑怪奇, 視覚情報, 設計思想, 象徴, 造形, 造形デザイン, 造形設計, 電池収納, 音量, 黄金分割, 黄金比
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
9月 30th, 2010 Posted 12:00 AM
箱の竹冠
箱は古代中国で定義されています。
竹で編まれた器に「蓋」があることです。
したがって、箱という漢字は、相=対象物をしっかりと見ることに
竹冠の「蓋」がなければ、それは箱ではないということです。
さて、問題を解決すれば、それは「答」になります。
この「答」という漢字も、竹冠がついています。
竹冠がぴったりと「合う」ということが答になるというわけです。
箱の蓋がぴったりと「合う」ことを「答」は意味しています。
そこで、答というのも問題解決の問題を種別すると、
次のように考えることができます。
応答・回答・解答
問題には、 三つの答があるということです。
● 話題=Topicsに対して 「応答」=Reply
● 課題=Questionに対して 「回答」=Answer
● 問題=Problemに対して「解答」=Solution
このブログで「一般解」と「特殊解」について記述したことがあります。参考にしてください。
私が、ことさらこの三つの「答」にこだわるのは、
デザインで問題解決をしている「答」がどれにあてはまるのだろうか、ということです。
私たちが、小中高での問題は、話題と課題にすぎません。
大学入試というのは、まさにQ&Aであり、
本来、問題解決されている製品・商品もQ&Aがセールストーク問答集になっています。
解答とは創出である
現代、この新世紀に求められているのは、
何が、プロブレムであって、どうソルーションにしていくか、ということです。
職能的専門家も、「応答」と「回答」をしているのは、
伝統的なプロフェッショナルではあるかもしれませんが、
真の意味での「解答」を出しているとは言えないのです。
私は、問題解決とは「解答」の創出だと確信しています。
まさに、問題を箱に入れたら、その解決の「答」は、
ぴったりとした「蓋」でなければならないということだと私は考えています。
Tags: Answer, Problem, Q&A, Question, Reply, Solution, Topics, セールストーク問答集, ソルーション, プロブレム, 一般解, 三つの答, 問題, 回答, 応答, 特殊解, 相=対象物, 竹で編まれた器, 竹冠, 答, 箱, 蓋, 解答, 話題, 課題
Posted in 053「三つの問/三つの答」, 資本主義から逃走せよ!
3月 13th, 2010 Posted 1:20 AM
最適解
一般解と特殊解がデザイン応答・回答・解答にはあります。
デザイン解というのは、一般解であれ特殊解であれ、
「最適解」を求めなければ、それはデザイン解ではありません。
私もすでに40年もデザインと向き合ってきて、
常に、それこそ1日たりとも「デザイン」が体中にあります。
血液にデザインが入っているという感覚に襲われます。
準
水面に風が吹けば、波立ちます。
その波立ちが大きく揺れているのがまったく穏やかになる、
それを「準」と言うそうです。
基準・水準・標準
基準・水準・標準がその準の状態を定義しています。
そこで、私は「準解」という言葉を自作して、
「最適解」はこの「準解」、
三つのどれなのかと再考することにしています。
「最適解」は、基準解・水準界・標準解になっているだろうか、
自分に突きつけるのです。
● 基準解というのは、もうこれで基準=basisは成果だろうか。
● 水準解は、たとえ特殊解でもaverage /levelは保っているだろうか。
● 標準界は、とりわけ一般解では、これがstandardだろうか。
特殊解なら、必ず標準解として一般解へと展開してくれるだろうか。
こうしたことを考えぬいています。
ところが、最近の日本のデザインには「最適解」がありません。
デザイン解が「かわいい」とか「きれい」とかだけに、
寄りかかっていたり、単なるパロディやギャグは、
ガジェットだからそれでいい、なんていうことが目立っています。
これを「デザインの多様性」だということは大間違いです。
だから、日本のデザイン、その質が低下してきたのです。
経験を積んできたデザイナーとして、
警告をしておかなければなりません。
デザインの本質=最適解
デザインの本質=問題解決の解答=最適解は、
本当に「難問中の難問」を解いていく作業であり、手続きです。
頭脳、頭の中に汗をいっぱいかくほどの作業です。
だから、川崎和男のデザインは好きになれないとも言われます。
それは、形態の好き嫌いはあるでしょう。
好き・嫌いでの判断は第一段階であり、
自分の価値観に、最適解を判断力を欠如している疾病があるのです。
多分、数理的判断が大欠落していると最近は診断しています。
最適解には、「清潔」・「簡素」・「簡潔」・「明快」・「快適」が
ふさわしいと思っています。
かわいくても不潔であり、
きれいでも不明感があり、
かっこよくても、「不快感」があるデザインが増えています。
Tags: 40年, average, basis, level, satandard, ガゼット, かわいい, ギャグ, きれい, デザイン応答, デザイン解, パロディ, 不快感, 不潔, 体中, 作業, 価値観, 判断力, 回答, 基準, 多様性, 大欠落, 大間違い, 好き嫌い, 川崎和男, 形態, 快適, 成果, 手続き, 日本, 明快, 最適解, 標準, 水準, 清潔, 準, 特殊解, 疾病, 第一段階, 簡潔, 簡素, 自分, 解答, 診断, 警告, 資本主義からの逃走, 質, 難問, 難問中, 頭, 頭脳
Posted in 016「デザインと答」, 資本主義から逃走せよ!
3月 12th, 2010 Posted 12:42 AM
三つの答
答には三つあるということを述べてきました。
デザインした成果あるいは効果をデザイン解とするなら、
この三つの解は、分類ができます。
話題をデザインすれば、それはデザイン応答という解です。
課題をデザインすれば、それはデザイン回答という解です。
今、ほとんどのデザインは、この応答解か回答解だと
言い切ってもいいほど、
デザイン本来の「問題解決」を、
「解答」としたデザイン解答にはなっていません。
それを成し遂げるというデザイン力の低迷があります。
具体的には、「商品デザイン」がほぼ近似した造形デザイン、
その形態をデザイン解とするなら、
応答的な商品デザインになります。
そしてこれはほとんどが一般解です。
応答解としてのデザイン
回答解としてのデザイン
誰もが受け入れられるアイコン性のある造形形態が成立。
やや、一般解からちょっと説明、あるいはセールストークを
加えることになると、
それはQ&Aが必要となる回答的な商品デザインです。
現在ほとんどの商品は、この領域内から出られないのです。
したがって、「商品化」というのは、
一般解を特殊解にできるか、という問題意識が必要です。
しかし、この特殊解は一般的な理解が困難であれば、
どんな問題意識を持っていても、応答解か回答解からは
抜け出ることはまったく不可能です。
今、日本のデザインはこの応答解・回答解で低迷している、
というのが私の経験的な解釈です。
問題意識から問題を設定して、その解答をめざすには、
その問題解決をめざすデザインには、
大きな支援環境が必要です。
三つの支援環境
これも、三つあります。
●まず、経営的なサポートです。
「売れる・売れない」ということではなくて、これが「解答」、
特殊解ゆえに、
購買者=ユーザーへの訴求性を経営戦略のサポートです。
●次に、技術的なサポートです。
エンジニアリングの改善性から革新性、発明性での支援です。
もし、この革新性が造形に生きれば、それは特殊解であっても、
購買者=ユーザーの理解は素早く受け入れられるでしょう。
●最後は、ユーザーが、ともかく特殊解を求めている、
ユーザーの問題意識や問題解決に率直かつ簡素に「解答」、
というデザイン解答であれば、特殊解は成立します。
デザインは、一般解も当然必要ですが、
デザインという問題解決手法そのものを進化させるには、
「デザイン解答=特殊解」を導き出す能力が要求されるのです。
デザイナーの能力=デザイン才能
そして、その手法開発をmade in Japan化することが、
現況・不況への「デザイン解答」=特殊解の発見にほかなりません。
Tags: 「資本主義からの逃走」, Made in Japan, デザイン, 一般解, 商品, 問題, 回答, 応答, 特殊解, 解答, 話題, 議題
Posted in 016「デザインと答」, 資本主義から逃走せよ!
2月 4th, 2010 Posted 11:03 PM
2月4日 仏滅 (庚辰)
たとえ
「一般解」が
求められる場であったとしても、
その解答に至る
発想の論理は、
独自の形式で
プロセスを辿ってほしい。
12月 22nd, 2009 Posted 10:00 AM
循環させるための付加価値
資本主義でほとんど完全防御されていた経済性の循環。
しかし、「循環」には、必ず、異変が起こります。
そのことは、マルクス以後、様々な経済学者によって、
また様々の資本の投機と回収、あるいは資本の貸借など、
その手法論や合理的な運用が論理化されてきました。
私は、「モノづくり」の初期段階で、
「デザイン」を投機してきました。
それは「回収」されるべき利益構造が、まったく、
資本論はじめ経済的な論理では説明も解釈も困難でした。
そこで私が見つけたのは、「感覚」で受け止める「価値」、
モノの「存在」でした。
私の資本主義からの離脱はこの発見時から始まったのす。
まず、大きな疑問が常にありました。
「特殊解」と受けとめられる「かたち・形態」には、
決して、「価値」、それこそ「付加価値」であろうが、
「全体価値」であろうがその「存在」が意識化されません。
特殊解的な形態
したがって、
そうした「特殊解」的な「かたち」には、
一般的な「価値」すら生まれず、「存在」させた、という
「事実」だけが残りました。
この「事実」だけがデザイナーの「労働対価」だとすれば
デザイナーには、
「景気」というある種の指標は無関係だということです。
この構造が、
とりわけ、日本の企業にとっては好都合だったのです。
景気からの離脱
デザイナーの存在、頭脳的、感覚的、時に芸術的労働者は
「付加価値を創出」する職能集団に仕立て上げることが、
最も容易に組織化することができました。
だから、デザインを「付加価値」と言い切ったのです。
その「付加価値」は、「欲望を刺激」して、
「欲しい」、「買いたい」、という、
流行・ファッション・風俗・サブカルチュアに、
仕立て上げました。
私は、この一見、
文化へと交代させたかのような「循環」と「代謝」から、
私のデザインを離脱させることで、
「景気」とは無縁の「モノづくり」のデザイン職能を
めざしてきたと思っています。
Tags: 「資本主義からの逃走」, かたち, サブカルチュア, デザイナー, デザイン, デザイン職能, ファッション, マルクス, モノづくり, 事実, 交代, 付加価値, 代謝, 価値, 全体価値, 初期段階, 利益構造, 創出, 労働者, 回収, 好都合, 存在, 完全防御, 形態, 循環, 意識化, 感覚, 感覚的, 手法論, 投機, 指標, 文化, 日本の企業, 構造, 欲しい, 欲望を刺激, 流行, 無関係, 特殊解, 異変, 疑問, 組織化, 経済学者, 経済性, 職能集団, 芸術的, 解釈, 説明, 論理化, 買いたい, 貸借, 資本主義, 資本論, 運用, 離脱, 頭脳的, 風俗
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!