1月 8th, 2018 Posted 12:00 AM
自動車が飛行機になるという発想は目新しくはありません。
まして、映画で登場したスタイルがまるで未来調和論的だとしても、
デザインいまいちとか思うと、私の予想はかなり当たることがあります。
これは見るからには「未来なんだろうか」?と私は思っていました。
そうしたら、事故が起こっていたようです。
きっとこのデザインに未来性は欠落していたのでしょう。
そう言えば、米空軍、それも沖縄駐留の空軍は最近事故ばかりです。
あれでは流石に米空軍は何をしているんだと言いたくなります。
比して海上自衛隊の海自救難機US-2はあのかたち=形態言語が安心安全。
これを物語っています。
小学時代には、絶対に、大人になったらジェット機は持っていると、
そんな自分納得の予定調和論を持っていましたが、
笑えるほど無理だったようですが、新作の飛行機、特に小型ジェットや、
今ではスティルス機は詳細に、まずはデザインから調べてしまいます。
この水陸飛行機は映画で登場した時点であのデザインは失敗。
見事に的中していたと思います。どこがだめかというと、
フォールディング形態からトランスファクターする時点で時代遅れでした。
水上飛行機には、なんといってもフロートと船体のスタイリングが問題。
日本にとっての水陸には不可欠の形態があると思っています。
それは特に島国日本だからこその造形言語と形態言語の完全一致性、
これがとても重要だというのが私の意見です。
つまり船体の部位としてのフロートその造形言語(デザイン意図)は、
飛行機として特に主翼と均衡した尾翼との形態言語(デザイン内容)が、
完全一致する必要があるのです。
それは多分、「サッチャースパイラル」という形態の新しい発見だと、
私は確信しているのです。
Tags: サッチャースパイラル, ジェット機, スタイリング, スタイル, ティルス機, デザイン内容, デザイン意図, トランスファクター, フォールディング形態, フロート, 予定調和論, 事故, 安全, 安心, 完全一致, 完全一致性, 小型ジェット, 尾翼, 島国日本, 形態言語, 新しい発見, 映画, 時代遅れ, 未来性, 未来調和論, 欠落, 沖縄駐, 海上自衛隊, 海自救難機, 無理, 発想, 目新しい, 確信, 笑えるほど, 米空軍, 自動車, 船体, 造形言語, 重要, 飛行機
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7月 24th, 2017 Posted 12:00 AM
小学校も二つ、中学校も二つ転校しています。
足羽小学校ではランドセルでの思い出は足羽山をよく登って下校、
だから山で栗やら石を詰めて帰宅。
武生西小学校は、目の前の学校だったから、
ともかく小中学時代は教科書は学校に置いて帰っていました。
でも、予習復習は何にも苦無くやっていたと思います。
高校時代は英語と世界史の教科書しか入らないほど最も薄くて黒い牛革鞄。
やはり教科書は学校に置いていたと記憶しています。
現在、ランドセルはすごくカラフルであり、海外ではkawaii鞄とか。
先般も大きくて立派なランドセルを背負っている低学年の女生徒を見て、
ランドセル、大きな肩掛け鞄、手提げまで持っていてかわいそう過ぎます。
もう、iPadとランチボックスでいい時代。
学校に行くには、iPad程度で十分の時代だと思っています。
確か、FBでも友人で社長だったY氏が、
米国の子どもたちの学習がすべてiPad。
これでは日本はもう相当に遅れると投稿していました。
かって、Apple 本社でコンサルだった頃には、
Sweetpea、Popeyeなどコードネームプロジェクトに参画していました。
特にJeepというコードネームのパソコンは生徒や学生向けでした。
ジョンスカリー退社(政治的な理由)で、七つのプロジェクトが全部中止。
今となるとよく40そこそこで、クパチーノと福井へ行っていたと思います。
日本はバブル真ん中の時代でした。
ともかく、ランドセルの市場は大きいかもしれないけれど、
最早とても時代遅れの教育用品だと私は断言しておきます。
AI、 AR、 VR、 IoT、への教育プログラムは、今の教員には、
とても無理でしょう。あのランドセル廃止を進めるべきです。
* 『開発コードネーム・Popeyeからの拡大』
* 『Sweet-peaからPopeyeの最終モデル開発までのこと』
* 『メディア・インテグレーションを追いかけた経験作品』
* 「コンピュータを強く認識したときの人物と試作デザイン」
* 『盤という人類文化にAI相手は無意味である』
Tags: AI, Apple 本社, AR, IoT, iPad, kawaii, Popeye, Sweetpea, VR, カラフル, クパチーノ, コードネーム, ジョンスカリー, パソコン, バブル, ランチボックス, ランドセル, ランドセル廃止, 中学校, 予習復習, 女生徒, 学校, 小中学時代, 小学校, 廃止, 手提げ, 教科書, 教育プログラム, 教育用品, 断言, 時代遅れ, 武生西小学校, 牛革鞄, 肩掛け鞄, 足羽小学校, 足羽山, 高校時代
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5月 17th, 2017 Posted 12:00 AM
30数年前に戻らなければいけません。
それは私が取り組んできた包丁のノウハウを記述します。
キッチンナイフの構造を語り直しておかなければいけないのです。
現在、和包丁がブームになっています。
これはブームだとは言い切れません。
いわゆる包丁(古代中国人の名料理人名)には流行要素がありますが、
とんでもない間違いもあります。
とりあえずここに代表事例とした5本の和包丁その名前はご存知ですか?
出刃・やなぎ刃・鮹引き・かつら剥き・菜切りが一般名です。
やなぎ刃と鮹引きは関西と関東でのウナギ料理用です。
いわゆる文化包丁での三徳刃は一般向けと言っていいでしょう。
さて問題は何かというと、三つ私は指摘しておきます。
それは鋼と鉄との合わせでの片刃づくりでは伝統ではなくて、
継承技術であって肝心なことを見過ごしています。
とりわけ柄の形状は伝統では発見不可能の「グリップ性能」、
これが全く進化していないことです。
しかもこの柄である苞の木は大腸菌を抱え込んでいることです。
これには包丁の使い期間を決定して、買い換え要請を出させる方策です。
さらに片刃の焼き入れ焼き鈍しでは肝心の火造鍛造や蛤刃は製作不可能。
私は、ステンレスで鋼を挟む三層鋼から、錆びないことをねらいました。
柄もステンレスで一体化を図りました。
また柄と刃を三点で止める手法もこれは時代遅れだと断言しておきます。
和包丁が外国人には人気ということですが、
この片刃では刃先の硬度は絶対にビッカー値硬度は60は無理です。
したがって、日本の伝統技はお土産にすぎません。
まして米国のハンティングナイフでのダマスカス鋼風の包丁は、
柾目刃という高級技が出来ない産地だと自白しているのです。
私はこれまでのデザイン導入や伝統工芸の産地や職人さんには、
語り継いでおく義務があると考えています。
* 「安易な包丁デザインは絶対しない」
* 『親方二人目の褒章受勲・タケフナイフビレッジ』
* 『刃物の地肌、その偽物氾濫が流行している』
* 「鎌倉時代名刀と江戸時代名刀を語り合う」
* 『低レベルな能力でデザイン評価はしないでほしい』
Tags: ウナギ, かつら剥き, キッチンナイフ, グリップ, グリップ性能, ステンレス, ダマスカス鋼, デザイン導入, ノウハウ, ハンティングナイフ, ビッカー値, ブーム, やなぎ刃, 一体化, 一般名, 三層鋼, 三徳刃, 出刃, 包丁, 名料理人名, 和包丁, 大腸菌, 文化包丁, 料理用, 時代遅れ, 柾目刃, 流行要素, 火造鍛造, 焼き入れ, 焼き鈍し, 片刃づくり, 産地, 硬度, 継承技術, 義務, 職人, 苞の木, 菜切り, 蛤刃, 錆びない, 関東, 関西, 高級技, 鮹引き
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5月 30th, 2016 Posted 12:00 AM
5月30日 先負(壬子)
SIlienceの原語をやっと発見、
これで
大きな自分流論理の
基本的な背景がまとまった。
だから、
コンセプト発想など
時代遅れだと断言できる。
川崎和男の発想表現手法
Tags: silience, コンセプト発想, 原語, 基本的, 川崎和男のデザイン金言, 断言, 時代遅れ, 発見, 背景, 自分流, 論理
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5月 15th, 2016 Posted 12:00 AM
5月15日 赤口(丁酉)
わが国の技術革新、
特にモノづくりメーカーの
企業存続が
中国企業に合体化している酷さを
なんとしても
イノベーション、その発想は
「コンセプト発想」が
時代遅れだということです。
川崎和男の発想表現手法
Tags: イノベーション, コンセプト発想, メーカー, モノづくり, わが国, 中国企業, 企業, 合体化, 存続, 川崎和男のデザイン金言, 時代遅れ, 発想, 酷さ
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5月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
28歳時に交通被災、車イス使用者として生きてきました。
車イスそのものを自分でデザインしました。
しかしこのブログでは一度もそのことを書いたことはありません。
もう最近は電動車イスでの移動の身体になりました。
しかも、身体には加齢もあるのか体型変化が起こってきています。
幸いに美大時代の同級生M氏は
シーティングエンジニアとしても高名であり、
彼から早く直すべきと忠告されていました。
確かに体型の変形は内臓にも影響を与えている実感があります。
そこで、彼は身体障害者向けの様々な製品開発や商品化もしていて、
その事業での「でく工房」社長T女史まで測定支援してもらいました。
いつか電動車イスは二人で組まないと素人判断のモノが出てきています。
私の体型診断と測定、
身体保持シートの再設計のために来学してくれました。
とてもいい機会なので、医学系研究科の教授や他大学の教授、
そして学生にすでに「座る」という行為の時代遅れの人間工学から
シーティングエンジニアリングのワークショップになりました。
なぜ、人間は二足歩行で、「座る」という行為の世界的なイスの系譜から
私がモデルになって体型変形の矯正方法や車イスがどうあるべきかを
もはや使えない人間工学を超えたシーティングエンジニアリングを
新たな研究ターゲット発見課題などを私の研究室で行いました。
そして、
今や間違いだらけの電動車イスの欠点から二人の狙いを語りあいました。
彼を私の講座の特別研究員にすることにしました。
*「音を求めて『闇『歴史的作品からの刺激をどう受け止めるか』
*『誤謬へのシンボライゼーションプロトタイプ』
*『「闇に座す」=土・立、修辞学的な造形の込めた願い』
*「デザインは『付加』するものではないということ・2」
*「関西海事教育アライアンス・6年目の演習課題プレゼン」
Tags: 坐, 28歳, M氏, T女史, イス, エンジニアリング, シーティング, シーティングエンジニア, シーティングエンジニアリング, ターゲット, でく工房, デザイン, ブログ, モデル, モノ, ワークショップ, 世界的, 事業, 二人, 二足歩行, 交通被災, 人間, 人間工学, 他大学, 体型, 体型変化, 体型変形, 体型診断, 使用者, 倚子, 内蔵, 再設計, 判断, 加齢, 医学系研究科, 同級生, 商品化, 変形, 学生, 実感, 座る, 影響, 忠告, 教授, 方法, 時代遅れ, 来学, 機会, 欠点, 測定, 測定支援, 特別研究員, 発見, 矯正, 研究, 研究室, 移動, 系譜, 素人, 美大時代, 行為, 製品開発, 課題, 講座, 身体, 身体保持シート, 身体障害者, 車イス, 車椅子, 間違い, 電動, 電動車イス, 電動車椅子, 高名
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3月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
初めて「国立新美術館」に出かけました。
それもイベントのオープニングにちょうど東京にいることもあり、
出かけることにしました。
おそらく同じデザイン界の人物に会うことになるだろうと覚悟しました。
正直、僕はひっそりとじっくりと観ることが好きなのですが
出かけました。
もう、その美術館の入り口から知人たちに会い始めました。
「三宅一生展」は、観ておくべき展覧会であることは間違いありません。
車イスゆえ優先的に最初に会場に入ることができました。
いきなり、建築家・安藤忠雄氏に出会い、そのまま三宅一生氏、
そして会場構成の吉岡徳仁氏と
グラフィック総括の佐藤卓氏に会いました。
佐藤卓氏とは、東京では結構思いがけない店で出会っています。
「よく会うね」とか、
「あの店大好きだから、今度一緒に」と会話しました。
三宅一生氏の仕事は、いわゆるファッションデザイナーを超越しています。
「プリーツプリーズ」の評論は、私が最初に書いたと思います。
その時にはポリエステル繊維から、布特性の7段階を知りました。
これは今ようやく「羽二重」ブランドの骨子になっています。
さて、問題はこの「国立新美術館」の建築設備でした。
遠慮無く断言すれば、美術館という空間建築とその設備は
もはやとても時代遅れはなはだしく、
私には美術館ではなくて「博物館」でした。
三宅一生氏の仕事の集大成は、もはや美術館を超えていたはずです。
明確に言い切ればデジタル表現の設備が全く考慮されていない空間でした。
これは、未だにプロジェクタースクリーンが4:3であることです。
すでに画面表示は16:9にも関わらず、日本全国の公的場所は4:3です。
しかも一画面でしかありません。
投影アプリがPowerPointばかりと同等です。
たとえばデジタルというとすぐに「デジタルサイネージ」が喧噪ですが、
その実態には何も新鮮さがないことに等しいのです。
IoT=Internet of Thingsというデジタル表現もこの漠然さに日本は呪縛され、
本来のIoTの、その将来がみえていないことに等しいのです。
僕は「デジタルアッサンブラージュ」を提案していますが、
おそらくこれが理解されるにはまだ当分時間がかかりそうです。
もはや、美術館も博物館も、そうなると街角のギャラリーですら
「デジタルとアナログ」、「アナログとデジタル」、
この相関関係のインターラクションが必要です。
しかし、
インターラクションの定義はもっと時代で研磨されるべきでしょう。
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12月 10th, 2015 Posted 12:00 AM
ともかく自宅を最も住みやすくしたい!
そのためには、デジタル化するというのは大きな一つの手段です。
しかし、人間らしさを維持するにはアナログ系に包まれることが方策です。
したがって、
私はデジタルとアナログのバランス、対称性の維持を考えます。
自宅玄関はデジタルアッサンブラージュです。
デジタルサイネージがいつまでたっても、
肝心なヒット商品を街の中、社会化できていないのが現状です。
だから私は「デジタルアッサンブラージュ」と名付けた、
デジタル系環境、Wi-Fiや赤外線を駆使しつつ、しかも一番のことは
私が自宅内では電動車椅子ゆえに、その行動制限があることです。
たとえば、ドアの開閉は全く不可能でしたが、
ドアの開閉が出来るばかりか、
外出先からのコントロールも可能になりました。
正直なところ、これまでのドアはもう時代遅れ甚だしくて、
ドアそのものさえも、鍵穴もドアハンドルももはや不要です。
したがって、一応、現在はカーボンファイバー製にしてありますが、
実際、カーボンファイバーという素材にはもはや未来はありません。
自宅玄関での電磁波空間は、さらに検証が必要だと思っています。
Wi-Fi空間ではまだまだ人体的な検証がなされてはいません。
私はWi-Fi空間には、必ず、水空間との接触性が必要だとさえ考え、
これを阪大の研究室でも研究対象のひとつにしています。
それはモニターデザイン設計していて頃には、
すでに「ドライアイ」対策、この考え方が必要でした。
ところが、安易なマーケティングでは「青色遮断」になって、
PCメガネなるブームになっていますが、あれは大きな間違いです。
ドライアイをどうすべきか、という発想の商品は唯一、
私のデザインだけです。
最近気づいているのは、ヘッドホンデザインでは、脳と電磁波遮断構造、
このヘッドホンメーカーは一つしかありません。
現代生活を包み込んでいる電磁波空間では、
この遮断をどのようにデジタル化解放を
アナログ的に人に近接すべきかです。
そういう意味でも、自宅玄関でのデジタルアッサンブラージュ実験、
そして、この解錠施錠システムのデジタル手段をアナログ化することは
これからの大きなデザインテーマだと考えています。
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10月 24th, 2015 Posted 12:00 AM
デザインというより、デザイナーの考え方、手法が
ようやく注目をあびましたが、それはいくつかの
デザイナー実績での誤解が他の学術芸術分野で拡大したようです。
たとえば、言葉では、コンセプト、マニフェストや
アイデンティティなどは定義や使い方間違いを発見しています。
現在、デザイナーの発想や成果への方法論での間違いは、
デザイン思考とインクルーシブデザインだと私は判断しています。
先般、ある大学が医学と工学、つまり医工連携に
デザインを加えるためにはデザイン思考の導入を重ねていました。
これは国家プロジェクトゆえに、
来月、その特別講演で私は是正と実務例を紹介します。
今夜はあらためて、インクルーシブデザインについては、
ニーズとシーズ、
あるいは文理融合やユニバーサルデザインが米国で提唱されたままに、
これもデザイン思考として取り入れていることへ、
論理的な正解を記述しておきたいと考えます。
インクルーシブデザインは、
インクルーシブとエクスクルーシブを
厳密に語彙論として再整理しておきたいと思います。
インクルーシブデザインとは、人称のデザインであり、
これは米国よりも英国でのデザイン思考がまともだと判断しますが、
私は、一人称のデザインでなければニーズの本質は不明だと考えます。
一人称、つまり、「私のニーズ=必要性は何か」がテーマであり、
この一人称=私の必要性を二人称=あなた:家族や兄弟や配偶者、友人、
あなたが必要かどうかを確認しない限り、ニーズになりません。
それどころか、
私=一人称とあなた=二人称の決定的な必要性が確認できなければ、
三人称である彼・彼女、彼ら・彼女らの必要性=ニーズと
その必要性を追求するシーズはありえないということです。
つまりインクルーシブとは一人称と二人称という範囲の指定であり、
エクスクルーシブは三人称であるという認識が必須だということです。
ところが、インクルーシブデザインで、
健常者に障害者や妊婦や幼児や老年者をデザイン対象とする
米国的な定義は大間違いだと指摘しておきます。
この思考方法では、必ず、デザインは機能的な活動、
形態は機能に従うという時代遅れな発想がとりついていくのです。
私は、このことも「KK塾」でオープンにしていく所存です。
* Website-HP
Tags: KK塾, アイデンティティ, あなた, あなた=二人称, インクルーシブデザイン, エクスクルーシブ, コンセプト, シーズ, テーマ, デザイナー, デザイナー実績, デザイン, デザイン対象, デザイン思考, ニーズ, マニフェスト, ユニバーサルデザイン, 一人称のデザイン, 三人称, 不明, 二人称, 人称, 使い方, 健常者, 兄弟, 再整理, 判断, 医学, 医工連携, 厳密, 友人, 国家プロジェクト, 大学, 大間違い, 妊婦, 学術芸術分野, 定義, 実務例, 家族, 工学, 幼児, 形態, 彼, 彼ら, 彼女, 必要性, 必須, 思考方法, 成果, 手法, 拡大, 指定, 指摘, 提唱, 文理融合, 方法論, 是正, 時代遅れ, 本質, 機能, 機能的, 正解, 注目, 活動, 特別講演, 発想, 発見, 私=一人称, 範囲, 米国, 米国的, 紹介, 老年者, 考え方, 英国, 言葉, 記述, 語彙論, 誤解, 論理的, 追求, 配偶者, 間違い, 障害者
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10月 21st, 2015 Posted 12:00 AM
硯箱を整理しています。
硯石も私の収集物の重大な一つですが、
そろそろ、いくつかに分けて使おうかということです。
これは自宅用ですが、硯や硯箱、文鎮や和紙刀は
江戸時代から使われてきたものであり、
手入れはどこまで出来るかですが、和紙刀は象牙製です。
和紙刀の素材で象牙は、
ワシントン条約で今は象牙素材を使用不可能です。
この硯箱はほとんど手紙用ですが、巻紙で書面をいただく人は
今では数人になってしまいました。
和紙は、雁皮、楮は越前和紙を自分用に発注出来ることは幸運なことです。
最近、和紙は三つの産地、それも 1300 年前の産地が選ばれたことには、
福井県選出の参議院議員と文科省の担当者から経緯を聞きました。
私は全く理解していません。
三つの産地に限定されたユネスコ認定は何か変です。
そういう意味では文化関連をユネスコが認定することは間違っています。
この硯はじめ文房四宝という文化が失われて逝くと同時に、
なぜ、ユネスコが遺跡や文化、さらにはデザイン都市まで認定するのかは
もはや時代遅れだと言わざるをえません。
さて、もう一度、硯箱に話をもどせば、手紙を毛筆で書面を作ること、
これはとても重大なことですから、
私は伝統工芸産地にはうるさく、特に若手を教条的に説得しています。
私はこの硯箱を手本にして、あと三つを自分使用に作り出したいのです。
一つは祖父の遺品の硯、硯石、水差しです。
また、もう今では作者もいなくなってしまった鳳足石の硯石です。
これは福井県小浜市の若狭塗りを支えた硯石であり、
鳳足石とは水戸光圀が名付けた赤系と青系の二種があります。
もう一つは、出張用というか、最も小さな硯箱がありますが、
これに最適な硯石を探しています。
書は、まさにカリグラフィーです。
つまり、文字を美しく書く行為ゆえに、この文化を日常化すること。
この大切さを護りぬくことで、硯石、硯箱、和紙刀、毛筆、水差しは
日本の文化、その根幹だと思っています。
それだけに和紙文化の中心であるユネスコの文化認定権は、
何か変だと私は思っています。
そして、文筆での書面手紙が再興してくれることを
心から願っています。
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