8月 28th, 2016 Posted 12:00 AM
自分にとって、筆記具、特に万年筆・ボールペン・ローラーボールは、
いつも組にして持ち歩いています。
それは自分なりのファッション性=スーツやジャケットとの整合性です。
そしてこれらの筆記具は全て優れた性能性・効能性・機能性が私判断での
選択眼の証拠でなければならないという考え方を表現しています。
たとえば、筆記具を選ぶときに、これらの筆記具を見せれば、店員さんの
筆記具知識は明確にしてしまいます。
理由は簡単なことです。
それは筆記具の歴史性をすべて知り尽くしていることを表しているからです。
これら筆記具を見せてこれらに匹敵する店舗の知識を確認出来るからです。
二本入りのケース色も、ファッションの原点であるTPO、
自分にとってTPOなどは決してファッション要因であることは否定ですが、
一般的にはわかりやすいからです。
最近はファストファッションの商品が一般価格になっていますが、
男にとってのスーツやジャケットにはペン差しがもう廃止されています。
自分にはこの傾向を悲しんでいます。
胸ポケットに万年筆を差し込むのはスーツに基本としては大失敗なのです。
夏は真っ白のこのペンの組み合わせには、
フォーマル性もカジュアル性も存分にあります。
これこそ、Consilienceな知性表現だと認識しています。
* 『ファッション誌で知ってさらに自分ファッション』
* 『持ち歩いてるペンたちが語っている文房四宝』
* 「景観への精神状況がそのままファッションに連鎖している」
* 「モードからファッションへ、そして遡及する記号の再生産」
* 「やはり、持ち物はブルーが基本」
Tags: Consilience, TPO, カジュアル性, ケース色, ジャケット, スーツ, ファッション, ファッション性, ファッション要因, フォーマル性, ペンホルダー, ペン差し, ボールペン, ローラーボール, 万年筆, 二本入り, 効能性, 大失敗, 店員, 廃止, 性能性, 最近, 機能性, 歴史性, 知性表現, 知識, 私判断, 筆記具, 組み合わせ, 考え方, 胸ポケット, 自分表現, 認識, 選択眼
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8月 18th, 2016 Posted 12:00 AM
コンピュータの表示機をディスプレイと呼んでいた時期がありました。
モニターという呼び換えによって、その表示には、
映す・写す・撮す・遷す、という表示内容がありました。
しかし、一般的には移すという行為が移すになり、
結局、映すということで、映像と言われて映像機器が
今なお、液晶TV・モニターも映す機器になっています。
ほぼ10年、映像モニターのデザインに携わっていましたが、
以後、その映像機器メーカーはその基本が無くなり、
企業の商品そのモノのデザインには機器らしさの根本が消えたかのように
デザインの魅力は無くなっているようです。
これは液晶TVのデザインにも造形言語と形態言語を失ってしまっています。
最近、オーストラリアの液晶TVがこのライン性を取り戻しています。
そこに「デジタルサイネージ」という商品群が登場しましたが、
根幹が無いがゆえにデジタルサイネージは電子看板となって
これこそ映像ディスプレイに引き戻してしまっているのです。
性能性・効能性・機能性を失っていると自分は判断しています。
自分が引き込んできたのは「アッサンブラージュ」という美術的手法でした。
それに付け加えたことが、診る・看る・観る・視るという機器と行為を
IoTを焦点化したinternet of Medical Things=IoMeTでした。
これは病院と自宅、訪問看護での新たな効能性=社会的に存在する意味、
すなわち、患者への医療環境から医療情報をネットワークによって、
安心と安全を与える看医工学を成立させるシンボルを形成しています。
いわゆる患者のBig Dataへの社会制度を支えるモノが、映像機器を
システム化だけではないダイナミックスを社会の情報環境に与えること、
この可能性という進化にたどり着いたと考えます。
「デジタルアッサンブラージュ」は、
診る・看る・観る・視るを映像機器をさらに進歩させていると確信しています。
* 『デザイン対象となる医療関連の開発について』
* 『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』
* 『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』
* 『IoTではなくIoMetというライン手法』
* 『自宅玄関には涼しさを「デジタルアッサンブラージュ」』
Tags: Big Data, internet of Medical Thing, IoMeT, IoT, アッサンブラージュ, オーストラリア, コンピュータ, システム, シンボル, ダイナミックス, ディスプレイ, デジタルアッサンブラージュ, デジタルサイネージ、ライン性, モニター, 像機器メーカー, 写す, 効能性, 可能性, 商品, 安全, 安心, 形態言語, 性能性, 情報環境, 撮す, 映す, 映像, 映像ディスプレイ, 映像モニター, 映像機器, 根本, 機能性, 液晶TV, 環境, 病院, 看る, 社会制度, 移す, 自宅, 表示内容, 表示機, 視る, 観る, 訪問看護, 診る, 造形言語, 進化, 進歩, 電子看板, 魅力
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7月 13th, 2016 Posted 12:00 AM
ヒラリーとテンジンと言えば、エベレスト初登頂です。
登頂に囚われていた自分には、
ヒラリーとなればFiloFaxというシステム手帳です。
このシステム手帳が有名になる以前から使ってきました。
以来、どれだけのシステム手帳を買い換え使い厭きてきたことでしょうか。
そして、もはやシステム手帳はスマートホンで充分でしたが、
日本の開発力は凄いと感心する商品が出てきました。
まさにシステムにふさわしいノートフィルから、様々な手帳の体系を
見事に商品として成功させているモノが、日本文具大賞に応募。
すでに現物を見ていただけに他の審査委員の評価がとっても楽しみでした。
案の定、「やっぱり、よく出来ているな〜」との声が多くて
当初からグランプリ候補でした。
日本文具大賞はグッドデザイン賞の評価は超えていると確信しています。
理由は明解です。
なにしろ、この評価で優秀賞であってもこの数年は大ヒットします。
文具というきわめて日常的な200円から5000円程度の、
ややもすれば衝動買いするモノですが
このささやかなモノには夢があります。
つまり、社会的な存在性が日常化する効能性=すぐに自分とモノの関係が
社会と時代にマッチングしています。
ましてここまで体系化が果たされている性能は、これまでのシステム手帳を
完璧に陵駕していることは明らかですから、
性能と効能が効用と効果をならしめて機能性は充分です。
それは発明が明らかだからです。
180度開閉すること。表紙は合成皮革だからこその一枚仕上げであり、
これまでのシステム手帳をとても軽量にしています。
「機能部門」のグランプリ賞品として
確実に国際競争に立ち向かえるでしょう。
ただし、自分は審査委員長ゆえ、
もっと厳密には要求がこれまでも残ります。
しかし、それを是正するメーカーが無いことには、
国際競争には勝てないことがあります。
この製品にももっと「体系」・「システム手帳」から、「手帳システム」を
なんとしても開発してほしいのです。
*『わが哲学の恩師・中村雄二郎先生』
*「ISOTでの勘違いを発見」
*「TV番組の役割は終わっていることを再確認!」
*『映像と音像を変えるHDMIケーブルの進化』
*「審査会=日本文具大賞からスタート」
Tags: 180度, 180度開閉, 200円, 5000円, FiloFax, エベレスト, グッドデザイン賞, グランプリ, グランプリ候補, グランプリ賞品, さやか, システム, システム手帳, スマートホン, テンジン, ノートフィル, ヒラリー, マッチング, メーカー, モノ, モノの関係, 一枚, 仕上げ, 他, 以前, 体系, 体系化, 優秀賞, 充分, 凄い, 初登頂, 効果, 効用, 効能, 効能性, 厳密, 合成皮革, 商品, 国際, 国際競争, 声, 夢, 大ヒット, 存在性, 完璧, 審査委員, 審査委員長, 当初, 応募, 性能, 感心, 成功, 手帳, 手帳システム, 数年, 文具, 日常化, 日常的, 日本, 日本文具大賞, 明らか, 明解, 是正, 時代, 有名, 案の定, 楽しみ, 様々, 機能, 機能性, 機能部門, 現物, 理由, 発明, 登頂, 確信, 確実, 社会, 社会的, 程度, 競争, 自分, 衝動買い, 表紙, 製品, 要求, 見事, 評価, 買い換え, 軽量, 開発, 開発力, 開閉, 関係, 陵駕
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7月 10th, 2016 Posted 12:00 AM
2016年・第25回「日本文具大賞」の発表と表彰式が行われました。
日本文具大賞はこの時期の大きな行事になっています。
今年も審査委員長として概評と審査基準や文具業界へのお願いをしました。
年毎に応募は増え、今回はwebsiteで事前調査を各審査委員がすませて、
その後、現物審査をしました。
これはまず個々人の主観性で評価され、
それが、審査会ではぶつかり合って客観性に変わります。
つまり、デザインにとって最大に重要な客観的な評価が成立します。
この審査は二つの部門があります。
「機能部門」は、
常にデザインと言えば「機能的が美しい」という常套句がありますが
これをもっと広範囲でとらえ直しています。
性能=モノの性質の能力と、
効能=モノが社会的・時代的に存在している意義や効用と効果が問われ、
結果、性能と効能の可能性が文明的な史観で
「機能性」という可能性になるのです。
「デザイン部門」は、
機能性にさらに美学性が将来性を持っているか、までが問われるのです。
簡単に言い切ってしまえば性能性という誠実さと効能性という信頼性が
社会的に存在を許容しているかどうかまでが確かめられているのです。
特に「グランプリ賞品」には、
誠実さと信頼性に美しさという倫理観が適合していく未来性を
求められているということです。
本賞の商品は、毎年必ず大ヒットになることは間違いありません。
そしてこの審査会が
「各商品や各メーカー事情を詳しく組み込んで評価している!」
という理由から、審査会自体が褒められることがあります。
これは審査委員会の伝統的な誇りであり自慢だと思います。
賞品市価は200円から2000円、高くても5000円のモノですが、
わが国の「文具は世界一」であることを今年度も再確認できました。
ただし、今回は各社のwebsiteを見ましたが、
残念ながら、websiteには
企業各社の特色ある美しくてインターラクションが
より必要であることを付け加えて述べました。
*『日本流見本市の創出=日本は常にホスト国であるべき』
*『売れるより売る文具大賞グランプリ』
*『「機能」と「デザイン」=日本文具大賞の審査基準』
*『『第22回日本文具大賞』を発表しました』
*『アートからの革新=フォンタナの作品から』
Tags: 2000円, 200円, 2016年, 5000円, website, インターラクション, グランプリ賞品, デザイン, デザイン部門, とらえ直し, モノ, わが国, 世界一, 主観性, 事前調査, 事情, 今回, 今年, 今年度, 付け加え, 企業各社, 伝統的, 信頼性, 個々人, 倫理観, 再確認, 効果, 効用, 効能, 効能性, 可能性, 史観, 各メーカー, 各商品, 各審査委員, 各社, 商品, 大ヒット, 存在, 客観性, 客観的, 審査, 審査会, 審査基準, 審査委員会, 審査委員長, 将来性, 市価, 常套句, 年毎, 広範囲, 必ず, 必要, 応募, 性能, 性能性, 性質, 意義, 成立, 文具, 文具業界, 文明的, 日本文具大賞, 時代的, 時期, 最大, 未来性, 本賞, 概評, 機能性, 機能的, 機能部門, 残念, 毎年, 特色, 現物審査, 理由, 発表, 社会的, 第25回, 簡単, 結果, 美しい, 美しく, 美しさ, 美学性, 能力, 自体, 自慢, 行事, 表彰式, 褒められる, 許容し, 評価, 誇り, 誠実, 賞品, 適合, 部門, 重要, 間違い, 願い
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6月 11th, 2016 Posted 12:00 AM
「日本文具大賞」は25回目になるそうです。
自分がこの審査委員長になってから受賞作品は「必ず」大ヒットします。
そのこともあってか、毎年応募点数が増え続けています。
この時期は前後して「Ship of the Year」の審査もあります。
船舶業界は例年に無く大不況であり、日本の造船や漁業界は国際法変更で
日本苛めが相次いでいます。
この審査は各社のプレゼですが、
審査委員の厳しい検証には応募企業は答えるのが大変だと思います。
変わって、文具関係の審査は日常性があるのですが、
今回は応募点数が多くてその中での受賞作対象はwebsiteでも検証しました。
さて、この審査には
「機能部門」と「デザイン部門」をあえて分けています。
審査委員長として明確に分けておきます。
「機能部門」というのは、
デザインといえば機能ということではありません。
モノとしての性能、その進化性を見て、
社会的に存在する効能が備わっているかがまず選別対象です。
では「デザイン部門」はというのは無論、
機能性=性能+効能の基準をこえ、
さらに「美学的な解決」までということを見ます。
残念ながら
デコレーション=装飾がデザインという思い込み企業が多いこと、
これはデザインに対する誤解がまだ残っているということです。
したがって、それなら「デザイン」は統合的とすみ分けますが、
機能部門はデザインの統合性でも性能と効能の技術進化を見ています。
したがって、企業は両部門に応募されることが多いのも事実です。
この審査は7/6に「国際 文具・紙製品展」にて
グランプリと受賞作が発表です。
今年も必ず、受賞作は「流石に日本のモノづくり」として、
極めて日常的な手元でのふれあいが確認できるでしょう。
そして、この審査での「デザイン」「機能」を
改めて検証していただきたいと思っています。
*『売れるより売る文具大賞グランプリ』
*『日本文具大賞審査=受賞すれば、必ずヒットする!』
*『ISOTでの勘違いを発見』
*『2012『日本文具大賞グランプリ』は書くことの再確認』
*『わが国の展博・コンベンションデザインは遅れている』
Tags: 25回目, Ship of the Year, website, グランプリ, デコレーション, デザイン, デザイン部門, ふれあい, プレゼ, モノ, モノづくり, 両部門, 事実, 今年, 企業, 例年, 前後, 効能, 厳しい, 受賞作, 受賞作品, 各社, 国際・文具紙製品展, 国際法, 基準, 増え続け, 変更, 大ヒット, 大不況, 大変, 委員長, 存在, 審査, 審査委員, 審査委員長, 対象, 必ず, 応募, 応募点数, 思い込み, 性能, 手元, 技術進化, 改めて, 文具, 日常性, 日常的, 日本, 日本文具大賞, 明確, 時期, 検証, 業界, 極め, 機能, 機能性, 機能部門, 残念, 毎年, 流石, 漁業界, 点数, 無く, 無論, 発表, 相次いで, 確認, 社会的, 答える, 統合性, 統合的, 美学的な解決, 自分, 船舶, 苛め, 装飾, 誤解, 造船, 進化性, 選別, 関係
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6月 9th, 2016 Posted 12:00 AM
「アップサイクル」が一つの話題になりつつあります。
大阪大学の私の研究室にも、社学連携課経由で、
ある行政と企画企業から依頼が持ち込まれました。
幾たびかの打ち合わせ後、この企画はデザイン職能団体に、
企画・運営・ワークショップ・コンペの開催などを一任しました。
ワークショップはデザイン学生などを巻き込んで開催され、
その報告書などを読みました。しかしどうも違和感が残っていました。
論理的な内容を時系列的に再確認をしました。
まず、「アップサイクリング」という新たな産業形式の創案は正当でした。
しかし、根本的な過ちを発見しました。
この発見をリサイクルに照合して実際のデザイン実務との結びつきを、
あらためて検討し始めています。
まず、大きな過ちはリサイクルがサスティナブル思想であるという、
経済理念の間違いがありました。
従来のサスティナブル(持続可能)は
欧州の酸性雨対策を起源としています。
よって、リサイクルとは本当は無関係です。
このことにより、
工業生産しかも大量生産時で発生した素材廃棄物を再利用することで、
大量生産されたモノ以下の製造物に落ち着いてしまいます。
アップサイクリング(up cycling)ならば、リサイクルされた生産物は、
リサイクルされる前以上の性能性・効能性によって
新たな機能性を獲得する必要があります。
この発想が根本的に欠落しているという、
新規デザイン実務上では最も希求されている
現実生産を知ることができました。
ただ単に廃棄される素材=端材を利用する
製造システムでは無いという、この再確認が必要です。
そのサンプルとなるプロジェクトを開始します。
*『サービスの勘違い・地球に『優しい』?』
*『石畳の街、その文明と文化』
*『カーボン素材の3D-Printing開発をめざすことは・・・』
*『陽子加速器での核変換デザインによる復興』
*『デザイン史の講義を語るにはロシア・アヴァンギャルドから』
Tags: up cycling, アップサイクリング, アップサイクル, コンペ, サスティナブル, サスティナブル思想, サンプル, システム, デザイン, デザイン学生, デザイン実務, デザイン系学生, デザイン系職能団体, デザイン職能団体, プロジェクト, モノ, リサイクル, ワークショップ, 一任, 企業, 企画, 依頼, 内容, 再利用, 再確認, 利用, 創案, 効能性, 単, 団体, 報告書, 大きな, 大量, 大量生産, 大阪大学, 実際, 対策, 工業生産, 希求, 廃棄, 廃棄物, 形式, 従来, 必要, 性能性, 打ち合わせ, 持続可能, 新たな, 新規デザイン実務, 時系列, 本当, 根本的, 検討, 機能性, 欠落, 欧州, 正当, 無関係, 照合, 獲得, 現実生産, 理念, 生産, 生産物, 産業, 発想, 発生, 発見, 研究室, 社学連携課, 端材, 素材, 経済, 経済理念, 経由, 職能, 行政, 製造, 製造システム, 製造物, 話題, 論理的, 起源, 運営, 過ち, 違和感, 酸性雨, 開催, 開始, 間違い
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6月 8th, 2016 Posted 12:00 AM
6月8日 友引(辛酉)
Simple is Bestという
この表現や、
デザインというと
機能性、
これはデザインへの
大きな勘違いがある。
川崎和男の発想表現手法
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4月 30th, 2016 Posted 12:00 AM
編集者としてのデザイン、デザイナーとしての編集、
あるいは、デザイナーという編集者には
いわゆる
写真・イラスト・グラフィック・タイポグラフィ・レイアウトという
あらゆる表現手法が、デザイン発想を支援する性能があります。
これは小誌の性能を感性刺激としてくれるもう一つのデザイン能力です。
その代表誌は、いわゆる一般的なデザイン誌ではありません。
つまり、表現者がデザイナーであるという効能性を担保している小誌です。
これは著名であるデザイナーN氏の才能が可能にしている
デザイン戦略です。
したがってN氏と自分との年齢差は丁度10年という大先輩ゆえに、
これからの10年を指示してもらうと同時に
やはりデザイナーになるためのトレーニング時代はほとんど同一でした。
とてつもない厳しさに耐えてこそ、デザイン能力が鍛えられてきました。
この同一な体験があるからこそ
この小誌が訴求している全てを受容できます。
デザイン表現がデザインの性能をしつらえ、
デザイン効果がデザインの効能を仕組んでいることを知ってこそ、
初めてデザインが常に機能性で語られる一般性を拒否出来ます。
これからの自分の10年、その大きなヒントを得ています。
編集者でありデザイナーであるからこそ仕上がっている小誌には
デザインの性能と効能があるからこそ、
デザインと機能の関係が明白です。
*『ハーバート・バイヤーを忘れた「デザイン風」の闘争』
*『ようやく出版されたDEO=デザイナーのあるべき職能観』
*『ロゴタイプ書体その基本ルールには伝統がある』
*『誤解されたデザイン=デザインは意匠とともに問題解決』
*『デザインは機能美ではありえない』
Tags: 10年, N氏, イラスト, グラフィック, タイポグラフィ, デザイナー, デザイン, デザイン効果, デザイン戦略, デザイン発想, デザイン能力, デザイン表現, デザイン誌, トレーニング, トレーニング時代, ヒント, レイアウト, 一般性, 一般的, 代表誌, 体験, 写真, 刺激, 効能, 効能性, 厳しさ, 受容, 可能, 同一, 大先輩, 小誌, 年齢差, 性能, 感性, 感性刺激, 才能, 担保, 拒否, 支援, 明白, 時代, 機能性, 編集, 編集者, 能力, 著名, 表現手法, 表現者, 訴求, 関係
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8月 26th, 2015 Posted 12:00 AM
私はデザインの本来の意味として、
通常の理解である装飾性との距離感を主張してきました。
デザインと言えば、大きな誤解が薄く張り付いています。
一つがデザイン=装飾性がファッションデザインに起因し、
もう一つが機能的とかシンプル性が、さもデザイン核心という話です。
デザインはその造形によって「答」を出す実務です。
それゆえに「答」には、三つの「答」があるという深度性に及びます。
話題=topicsに対する応答=reply
課題=questionに対する回答=answer
問題=problemに対する解答=solutionの三つの答を出すことであり
最もデザイン力が発揮されるべきは、問題解決に集約します。
私はデザインが問題解決であることから、
最も的確に説明を与えるには「解」という象形文字を例示します。
象形文字であることから角ある牛に刃物でこの文字は構成されています。
そこで解決には三つの段階が明快になってきます。
解体・解剖・溶解するなりして対象を分解することから始まります。
次にはその分解された要素を一つずつ、解釈・解説をして理解をします。
この理解によって、人は納得をして解放されるということになります。
さて、そこで問題は、答それぞれにはどこに装飾性や機能性が、
一般の理解では、デザインによる解放感は得られません。
デザインが応答的や回答的なことであれば、
論理性を欠いた機能性は説明がとても困難だと言えます。
現在のわが国の産業でのものづくりが、応答や回答ではとても、
国際的な競争力を持つことはできません。そのまま経済に反映します。
私は、問題解決によって、性能性と効能性が完備され、
ようやく機能性を確保できることを、教育・研究・開発に伝え、
デザイン実務で、人間は解放されると主張してきました。
その解放とは、「美しさ」が解答の造形であるモノとコトというのが
私のデザイン=解の結論です。
Tags: Answer, Problem, Question, Reply, Solution, Topics, コト, シンプル性, デザイン, デザイン力, デザイン実務, ファッションデザイン, モノ, ものづくり, 一般, 主張, 例示, 刃物, 分解, 効能性, 反映, 問題, 問題解決, 回答, 回答的, 困難, 国際的, 完備, 実務, 対象, 応答, 応答的, 性能性, 教育, 文字, 明快, 核心, 構成, 機能性, 機能的, 段階, 深度性, 溶解, 牛, 現在, 理解, 産業, 的確, 研究, 確保, 競争力, 答, 納得, 経済, 美しさ, 装飾性, 要素, 角, 解, 解の結論, 解体, 解剖, 解放, 解放感, 解決, 解答, 解説, 解釈, 話題, 誤解, 説明, 課題, 論理性, 象形文字, 起因, 距離感, 通常, 造形, 開発, 集約
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5月 2nd, 2015 Posted 12:00 AM
私はある時期から時計もコレクションになりました。
そうしたら、Apple Watchが登場してきて、
果たして手に入れるべきかどうかを迷っていました。
なぜなら、Apple Watchを身に付けるべきかで迷ったからです。
そして、明確になったことがあります。
自分の時計のコレクションを見ながら、
時計を最もそれこそ性能的に進化させたのはブレゲでした。
また、日本がクォーツの知財権を放棄したことで、
時計原産地であるスイスの苦悩は10年に及びました。しかし、
彼らは機械式性能を進化させることや、国立時計士を制度化して、
スイス製こそ、腕時計であることを証明してきたわけです。
さて、Apple Watchは、デジタル式のウェアラブルPCですが、
確かに高額なモノも発売して、時計市場の席巻を狙っています。
私自身は、ムーンフェイス式に今は最も興味がありますが、
気づいたことは、時計は効能性の証であって、
ファッション性として、どの時計を身に付けているかが問題です。
そういう意味では、デジタル式ウェアラブル時計は、
機能性が拡大したのではなくて、
効能性を捨て去り性能をデジタルにしているモノです。
ということは腕時計の存在は効能性=何を身に付けているかが重大、
性能は、たとえばムーンフェイスで、効能性が確約されているだけに
どのようなファッションスタイルであっても、
三都市の時間が分かる効能と性能があるということにすぎません。
結局、腕に装着してみれば、
Apple Watchは性能だけに期待できるだけであり、
確かに、スポーツタイプと言われればそれ以上の性能はありません。
結局、時計はブランドという効能性が性能を決定しているだけであり
腕時計というモノには、機能性はまだ人類は見いだしていないと
私は思っています。
つまり、時計・万年筆・メガネという男の持ち物には
まだまだ、機能性の発明が求められていると判断しています。
ちなみに、この万年筆はブランドモノであり、デジタル、
スタイラスなのです。明確な効能的な性能進化があるだけです。
Tags: Apple Watch, ウェラブルPC, クォーツ, コレクション, スイス, スイス製, スポーツタイプ, デジタル, ファッションスタイル, ブランド, ブレゲ, ムーンズフェイス式, メガネ, 万年筆, 三都市, 制度, 効能性, 国立時計士, 性能, 時計, 時計市場, 機械式, 機能性, 機能性の発明, 知財権
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