7月 4th, 2013 Posted 12:00 AM
三つの大学院、「海洋デザイン戦略論」教育をしてきました。
私は同時に「Ship of the Year」審査委員も務めてきました。
7月2日は「Ship of the Year」審査発表会でしたが、
私はこの講義演習のプレゼン講評で、今年の講座は修了します。
5名づつ4チーム毎、自発アイディア提示による企画案です。
今年は、各チーム毎にそれぞれのテーマが異なりましたが、
・「メガフロート」=最小単位と港湾関係
・「新エネルギー」=潮力発電と蓄電や急速充電
・「海洋流通」=1万個の荷揚げシステム
・「海事関連工場計画」=日本独自の減災港湾工場
この4つが出てきました。
この講義演習は、私はデザインディレクションの立場で、
外部からはデザインマネージメントから「海洋デザイン戦略」を
講義するとともに、海事関連を企画とモデルづくりをします。
当然、モデルなどは未経験ですが、
簡単なペーパーモデルのつくり方を教えます。
チーム毎の会議には、教授側が参加して知識と経験を話します。
この授業も6年経てば、ある種の伝統と、
「デザイン」の本質は伝えられたと思っています。
デザイン=機能美や格好良さづくり以上=発想と問題解決が、
ようやく浸透したと思っています。
私は、この4つの2つが組み合わされば、もっと提案が進む、
そんな感慨を持ち続けました。
プレゼン講評には、大学側からも教授たちも参加します。
したがって、彼らは自分の知識がまだまだ未熟であり、
海事関連だけでは知識獲得になっていないことと、
デザインと設計やデザインが極めて広範囲であることを知ります。
「Ship of the Year」応募作では「勘違いされたデザイン」が、
まだまだあります。
単なるスタイリングだとか、機能美だとか人間工学などを
「デザイン」とか言い出す海事企業が本当に多いのです。
だから、私は彼らに言います。
これから「デザイン=問題解決実務」だという大学院卒がいると。
私は、もっと彼らに「海事デザイン」=「海洋戦略」を
審査委員として、デザイナーとして、年上として、大学人として、
もっともっと語り励ましたいと思っています。
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6月 28th, 2013 Posted 12:00 AM
「日本文具大賞の発表」を「国際文具・紙製品展」でやり、
同時に東京デザイン製品展「DESIGN TOKYO」も開催しました。
二つの審査をしましたから、今年会う人に会えました。
「DESIGN TOKYO」では「PROTO LAB」という、
若手のプロダクトデザイナーを発掘するために、
廉価で展示スペースを貸し出し、
スピーカーや倚子や時計など小物などを発表してもらっています。
昨年は、すでにTV出演や雑誌取材を受ける次世代デザイナーが、
出始めています。
出品者の人たちには出来るだけ声をかけて、
製作方法や、アイテムの増やし方とか、流通のパッケージなど、
私の40余年の経験をできる限り伝えています。
すべて今回は3D-Printerでの自作もありましたが、
デザインは、製造を頼んだりすれば、カタログなども大変です。
私の役割は、その会場での作品の、素材入手やパッケージなどを
次世代にすべて伝えたいと思って、このコーナーを設けました。
私は、海外でのデザイン自作発表にお金をかけるよりも、
まずは国内で勝負をしてほしいと願っています。
海外で発表しても、すでにスターデザイナーとして認知の人は、
それだけの価値があるでしょう。
しかし、これから認知されるべき日本人デザイナーには、
ここで自分を売り込んでほしいのです。
「売名行為」当然です。どんどんやってほしいのです。
私は、ここで発表するために作品デザインの工夫は即理解可能。
それだけに、伝えたいことが一杯あるのです。
今回も、確実な息吹を確認することができました。
「PROTO LAB」から著名になっていってほしいのです。
デザイナーの職能は本当に社会的な厳しさの中にあります。
フリーランスと聞くと、泣きたくなるほど仕事をさせてあげたい!
だから、私に出来ることは「デザインの本質」を伝えることです。
昨日も、ある国会議員の方に会いました。
今夜は、恩師に報告しつつ今後の予定を伝えるつもりです。
そして、今日も国会議員の方に会うつもりでいます。
これが、自分に残されている仕事だと思っているのです。
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6月 18th, 2013 Posted 12:00 AM
「思考」の「思う」は、生まれながらの心からの直感。
このようにとらえると、
「考える」と「思う」を再度象形文字から考えることが可能です。
「考」は本来は「老」という象形から派生しています。
老人というのは、
多分、「思って、想って、思い続けてきた人間」です。
経験や聞いた話などの実体験が「思う」ことになるのでしょう。
しかも、老人とは、髪が白くて腰が曲がっている。
この象形が「老」という漢字だと言われています。
さらに、この「老」から、腰の曲がった老人が杖をつきます。
つまり、杖をついているのは佇んでいるわけです。
老人が杖というのが、「考」という象形文字だというのです。
「思考」の「思う」ことと、
「思考」の「考える」ことには、人生の時間が重なっています。
日本語漢字、象形文字の素晴らしさに私はあらためて感動します。
なんと、「思考」とは、
人間が生まれて、直感的に感じ取る「思い」を、
人生の、経験、話、実体験、そして教育成果で「考える」。
私は、赤ん坊の「思い」と老人が杖をついて佇んで「想う」こと。
なんと「思考」というのは、
人間の生涯という時間にわたって想い続けていることです。
とりわけ、私はデザイナーという職能なので、
デザイン思考というのをこの生涯の想いに重ねることができます。
しかし、困難なのは、
デザイナーに成ったときには思うというよりは考えています。
だから、デザイン思考というのは、想うことは考えること。
それゆえに、デザイン思考の思うことは、
デザイナーゆえの直感が「思う」ことになっているはずです。
こんなに象形文字から基本を積み重ねていくことは、
なんと面倒くさいことの繰り返しだと自覚します。
しかし、デザインにとっての「思考」とは、
「思う」ことは直感であり、
「考える」ことは熟考のまま佇んでいる「想い」だと思うのです。
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6月 15th, 2013 Posted 12:00 AM
関西の大手電機企業、そのTVデザインチームと仕事をしました。
当時の人たちは、今では二人が大学教授になっています。
その企業で「オン・スクリーン」の開発に参画しました。
今では当たり前になっている、音量や基局選択、時間表示など、
TV画面に表示し、そのコントローラーのデザインでした。
当時は、「ハイパーカード」を使ってMacでデザインをしていました。
ところが、TVコントローラーはその後、何も進化していません。
私は、この時の「オン・スクリーン」の経験を大切にしています。
そして、私がたどりついたのは、
四つのボタンとアイコン表示で充分であり、
それをトラックパッド的なコントロールで完成させることでした。
1990年代にApple社の
「メディアインテグレーション」で提案をしていました。
その後、私のデザインでEIZOにて商品化した液晶TVでも、
なんとか実現をめざしましたが市場的にはまったく無理でした。
そのTVはすでに商品化は終了しましたが、
今でも「映像表現とデザイン」は自分ながら、これを超えるモノ、
そんなモノは残念ながら全く登場していません。
問題は、現状のコントローラーは「すべて最悪」です。
デザイン思考不完全なモノが平然とデザインされています。
私の持論は、4つのボタンと「オン・スクリーン」で、
映像表示の選別は、簡単に制御することができます。
正直、液晶TVの地上波、そのインターラクションは不完全です。
どうして誰も指摘しないのでしょうか!
私自身、自宅のTVをコントロールするには、
4つのリモコンが必要です。
最も、このような使い方をしているのは特殊だと思いますが、
音響システム・ゲーム機・AppleTV、さらにはCATVまでを
コントロールしなければなりません。
そして、ワイフにいっぱい言い逃れを考えて、
ともかく「最高の音質と映像」が必要だと思っています。
そういう意味では、
このようなコントローラーの時代がともかく来て欲しいのです。
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4月 22nd, 2013 Posted 12:00 AM
ふるさと福井には30歳で一度戻りました。
当時は、その自宅裏はすべてが田んぼでした。
だから、春から秋の実りまで、
稲の成長から稲穂の金色を本当に詳細に見つめました。
そのおかげで自分の
特に、「緑色」と「金色」の対比を身体で覚えました。
そして、福井郊外の麦畑で、
麦の鮮やかな緑からこの実りもしっかりと見ました。
稲穂と麦穂の対比を克明に私は覚えてしまったと思っています。
父が私に言いました。
私もデザイナーとしてほんの少しマスコミに出るようになったとき、
「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」、という言葉の意味はわかるだろ、と。
でも、父と何かしら確執し闘っていた私は言い返しました。
「僕は麦だから、稲穂なんかまっぴらご免だ」、と。
つまり、稲穂は頭を垂れますが、
麦穂は、麦が成長途中に踏みつけられます。
それは霜柱にやられないように麦踏みがあるのです。
だから、私は<踏みつけられてきた>という感覚がありました。
自分は踏みつけられても、
実ったら金色に輝いて頭は天に向かうとさえ思ってました。
そのことで、相当に父と言い争った経験があります。
実際に福井で、
「あなたは彼の息子さん?、彼は優れて温和な人ですね」と、
どこでもいつでも父は誉められていた人物でした。
それに比べれば、30代の私はことごとく、すぐに喧嘩してました。
現在もあまり変わっていないと思います。
これはもうすっかり自分の理念・哲学です。
絶対に「麦穂のように生きてやろう」。
だから、踏みつけられればそのぶん頭を上げようとさえ考えています。
しかし、多分、人間は「稲穂のごとく頭を垂れる」方がいいのでしょう。
そんなことがよく分かる年代になりました。
でももう死ぬまで、「いい人」で生きぬきたいとは思いません。
嫌なヤツは嫌ですから、明確に嫌なヤツをやっつけて
私らしく生きぬきたいと考えています。
ただ、私は、
「稲穂」と「麦穂」には人間のあり方の大きなシンボル性があります。
この対比は、
見事にそれぞれの実りまでの「緑色」と「黄金色」に顕れています。
この対比色の見間違いそうな差異色にシンボル性の意味があるのでしょう。
死ぬまで、稲と麦は見続けたいと思っています。
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12月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
「心電図」、その波形は私の命のシンボルです。
この映像は、私の正常な心電図波形です。
2006年、金沢21世紀美術館での個展時に、
高さ12mのシンボルに投影展示もしました。
「心臓障害者」にもなっている私は、
「頻拍症」を抱えています。
それは、心拍数が万一、88を超えたなら、
ICD(植込み型除細動器)が、いわゆる電気ショックを心臓に与えて、
一旦停止させて、また正常心拍数にもどることになっています。
45歳になったときに、頻拍が発生し、
これが心臓発作なのかというほどつらい経験をしました。
ただ私は心拍数が180を超えて、さらに心房細動になる寸前に、
ほぼ点滴によって正常に戻るために気を失ったことはありません。
むしろ、頻拍を押さえる薬が強すぎて、
今度は徐脈=心拍数が38程度になり失神する寸前になったことはあります。
心拍数は医学的に、p/q/r/s/tという点が決められています。
波形の終わりであるs/t間が、私には問題がありますから、
入院していても、この部位が気になります。
定期検診で心電図を撮った時も、私はこの部位に注目しています。
かつて、
心臓に欠陥が見つかったとき、それ以前に撮った心電図波形を見て、
ドクターはこう言いました。
「私が見ていたら、
そのときに発見して今日のような病態にはしなかったでしょう」と。
こうした経験があったから、よくドクターに質問しますが、
いわゆる循環系で心臓の専門医は、
この波形を見ただけでも、心臓のかたちまで想像がつくと言われています。
医学の世界では、
読影と呼ばれるレントゲンやCTやMRIの医療画像を見ただけで、
病態を読み取れる、読み取れないドクターがいることは確かなことです。
しかし、所詮は人間ですから、
もっと明白な読影技術は機器に代行させる必要があります。
私は、この領域にこそ、
「パターン認識」として
デザイナーの大きな役割になっていると判断しています。
最近は、デザイナーでも医療系とデザインをめざす世代が出てきましたが、
医療系、医学系のパターンの意味することと意味されていることを
デザイン教育にどう持ち込むべきかは、
今後、私のミッションの一つになるものと考えています。
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12月 17th, 2012 Posted 11:33 PM
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11月 27th, 2012 Posted 12:00 AM
24年前のプロジェクトが出てきました。
当時すでに、
「ブランド・アイデンティティーから具体的製品開発」までを
終えていました。
したがって、製品が商品になっていれば、
そっくりなモノづくりメーカーが、今、現存している有様です。
そこで、北陸・福井は「羽二重産地からポリエステル、
そして今では、産業資材まで」の織物産地になっています。
しかし、私は、「モノづくりの時代は終わった」ということから、
ふるさとの織物を再生というより国際的に創成したいと考え、
「青年部会」を中心にまず、勉強会をスタートしました。
製品・商品・企画・計画・情報・サービス・ブランドなどが
今でも企業戦略の金科玉条に語られます。
しかし、これ自体がとても耐えがたき「時代遅れ」であり、
「国際競争に勝つ戦略は○○○○○戦略(まだ?)」として
織物業界にその根付けを始める覚悟と決意と所存です。
そしておそらく、
この○○○○○戦略がわが国のあらたな産業経済創成にしてみせます。
画像は24年前には、
ブランド情報化にはこうしたイメージ写真撮影まで準備していました。
1時間半の講演後、青年部会のみんなと食事をしながら、
彼らの気持ちの中に入っていくことができたと思っています。
また、かってこれをともに関わってくれていた元スタッフは、
地元のTV局では企画職部長になっています。
少なからず、24年前のアイディアは間違ってはいませんでしたが、
今や、もう一度、時代を未来に向けて読み直しをし、
しかも、阪大やその他の大学でもこの○○戦略論と、
その具体的な論理と実務方向を教えています。
それは、私自身がデザイナーになって以来、
時代とともに、社会情勢を読み切ってきた私の直観であり、
かつ、私の「野生の思考」そのままなのだと思っています。
子どもの頃、織物産地には織機の機織り音が木霊するぐらいでした。
私がUターンした時にもすでに機織りの音は無くなっていました。
だから、当時の若い30代感性は、こうしたイメージを拡大して、
今をも見通していたことは事実です。
それから、さらに私は職能家としても経験と知識は増大しました。
したがって、私にとっても
最期のふるさと織物産地への提案を残しておきたいと考えています。
「織物・編物・不織布・まだ実現されていない
新素材のファブリックに未来のふるさと」、
これを必ず実現させるデザイン実務を果たす所存です。
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9月 28th, 2012 Posted 12:00 AM
カーボン素材は、歓迎された割には展開が稀少なモノです。
私も車椅子の開発ではカーボン素材と相当に格闘した経験があります。
カーボンは、確かに「夢の素材」とずーっと言われてきた割には、
製品展開が限られています。
当然、このブランドはいち早く、ビジネスバッグにしました。
平面的な取り扱いで、その裏面処理は困難だったはずです。
しかし、このブランドならではの皮革が、
バッグ内面に接着と縫製で見事に仕上げています。
おそらく、ビジネスバッグの中でも、
最高級品・最高価格のモノにならざるをえなかったと考えます。
製品開発においてデザイナーの希望は常に「新素材」を選ぶことです。
そして、たいていは諦めを余儀なくされます。
理由は、とても普及価格になるはずがありません。
たとえば「チタン」、
これは軽量ですが、表面処理が限られ、しかも溶接となれば、
それだけの製造工程を新設と技能が要求されます。
たとえば「マグネシウム合金」、
これも、生産工程での発火対策が完備されなくては不可能です。
たとえば「ボロン」、
これはあるべき素材と言われながらも、
未だに大量生産されても「何に展開可能か」という発想が不足しています。
よって、存在しない素材と言ってもいいでしょう。
そうなると、カーボン素材をどれだけ高額商品になっても、実現できうる、
それが「ブランド力」そのものを証明しています。
もう一回り大きいサイズがありますが、ほとんど限定生産でした。
今でも、カーボンとなれば、その商品は限定されていますが、
その最終仕上げは、
このバッグを超えているモノは皆無といっていいでしょう。
このバッグは相当に使ってきました。
結果、一度、ヒンジ部位が壊れました。
修理に出してみて理解できたことは、
まるで新品のごとく
不具合な要求していないことも完全に修繕されていました。
「ブランド力」とは、たとえ高額商品になったとしても、
市場を必ず持ち得るユーザーを見込んで
「企画製造・計画製造」が出来るかどうかでしょう。
私の体験では、エンジニアの理想を展開して、
最高価格帯商品を発売したところ、それは予測以上にヒットしました。
それも「新素材」を選んだ製品開発の結果でした。
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9月 20th, 2012 Posted 12:00 AM
昨日、いつものICD(除細動器)の定期検診を受けました。
エピソードと言われている心臓への機器異常は皆無でした。
良かった、というよりも、
今年度から博士論文指導では、
特に、Skypeで二人の学生はもとより、
研究室の学生までを罵詈雑言の限りでした。
「バカモン、何をやってる!」何度、怒鳴っていたでしょうか。
しかし、何も心臓異常は起こっていませんでした。
「パワーハラスメントでもなんでも構わん、
ヤレと言ったらやり通せ、その資料も読んでないのか」、
これをどれほど言うかというより叫んできたかわかりません。
『造形言語と形態言語によるデザイン造形の数理的解釈論の考察』。
『糖尿病を対象とした医工連携の問題解決による先端的デザインの研究』。
この二つが二人の学生それぞれのテーマでした。
デザインと言語的な解析を記号論と数理科学的な分析を試み、
もう一方では、
480万人の糖尿病患者はやがて2000万人と言われる健康問題へ、
医工連携への現実的な解決から未来的な解決のデザイン提案研究でした。
ようやく、私の研究室テーマである、
先端的かつ学際的なデザイン手法と医療系との融合を
二人の学生が専門家として、博士号学位論文にまとめました。
まだ、これからは博士前期課程の学生、その修士論文指導が始まります。
夜中であろうが、常に、
Skypeは繋ぎぱなしで私の怒号を彼らに与えてきました。
少なからず、私のデザイン活動はそろそろ幕を下ろす季節になりました。
私の社会的・教育的役割は、
これまでの知識と経験をできる限り語り尽くすことになっています。
これからこの準備原稿は
3名の副査教授のこれまた厳しい検閲が始まります。
それは主査である私自身が詰問されることです。
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