kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘虚像’


3月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 14th, 2022  Posted 12:00 AM

3月14日 先勝(丙寅)

『統合としてのデザイン』

とするならば、
デザインは
コスメティックに
企業の虚像を
イメージ化するだけに
利用されただけである。

artificial heart:川崎和男展


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3月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     3月 23rd, 2021  Posted 12:00 AM

3月23日 赤口(庚午)

『誌論としてのデザイン』

まして、
ジャーナリズムの
テクニックによって
加飾された情報
としての記事は、
偏光レンズとなって
実像も
虚像も
単なる投影された
図像でしかない。

artificial heart:川崎和男展


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7月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 27th, 2020  Posted 12:00 AM

7月27日 赤口(辛未)

『分別としてのデザイン』

「何がデザインか」という
陰影からホログラム的虚像を
シミュレートして、
実像としての「デザインとは何か」、
このモデリングを試作することが
出来るはずである。

artificial heart:川崎和男展


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7月26日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 26th, 2020  Posted 12:00 AM

7月26日 大安(庚午)

「戦争用」と「闘争用」、
使い分ける必要だ。
おそらく、兵器が変われば、
無人で「辞められる」、
私はそう思っている。

artificial heart:川崎和男展


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『「ミラーワールド」とのデジタルアッサンブラージュ』


   


     9月 20th, 2019  Posted 12:00 AM

AXISでの展示とKeynote Liveを開催できました。
中央の展示は、天井・ステージ・正面で、いわゆる3面の鏡面。
これは、それこそよく見れば6面の反射で虚像化を図りました。
それは虚像というより「ミラーワールド」になりました。
結局、この鏡面の展示では、12層分を突き抜けた世界でした。
「ミラーワールド」という具体的な物証を見る、体験してもらえたのです。
そしてプレゼの時間には、前面のスクリーンだけでなく、
観客に向けては、私の講演を皆さんのスマホで各々が会場回りで
見て聞いて頂けるスタイルとしました。
今後、Keynoteでの講演やプレゼではLiveを聞くことになりそうですが、
まだ動画が重なった時の動きなど同期は十分とは言えないようです。
「インテリア・ドメイン」と「インテリア・フェーズ」で、
映像と音響が今後のインテリアでの無線でつながる状況は、
私のデジタル・アッサンブラージュの作品にもなっています。
展示で、こういったデジタルの断片的な提唱ができました。


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『「腰」では絶対疲れるから座れないアイディアがある』


   


     9月 17th, 2019  Posted 12:00 AM

「座れる」イス+ソファーの組み合わせ=2台と、
もう1台はステージ展示、その実像と虚像でした。
正面に設えたコンクリート壁の裏側には天井も床も突き抜けた、
「鏡の裏には冥府への階段がある」ことを
AXISにディスプレイ。
もはや階段でも虚像でもない、これからの新しい世界観を表現しました。
いわゆるリアリティを乗り越えるデジタルな、
それこそVRでもAIでも無い、これからの視界観が広がっていくのです。
極薄のカーボンの板としての座り心地を実現するために、
「腰」で座るということから離れました。
「腰」では無い、いつも私は車椅子を使っているからこそ、
そのアイディアを「座る」ので出来ました。
たった1mmの平板を5mmの波型で、
炭素繊維の「性能」を造形化しました。
そして、「性能」の造形化、
デザインしたいと望む素材にはアラミドとボロンがあります。
ボロンでのLPプレーヤー用のカートリッジ カンチレバーを
40年前に「ナガオカ」で商品化しています。
この商品は、山形県東根市の返礼品になっています。
これらの素材は、超軽量及びその強度といった性能が、
絶対に「神話化」することは間違いではないでしょう。


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『WAVELET RESPECT』
「Mythology from an Efficiency」


   


     9月 14th, 2019  Posted 12:00 AM


● マルイチセーリング株式会社による新商品発表会を実施

● スケッチからスタートした新素材カーボンによる倚子の開発

● 100年経っても丈夫で変わらない美しいデザインを


● カタログデータ(低解像度PDF)



プロモーション動画 3minutes

● 鏡を用いたインスタレーションによる発表会

● 実像と虚像の共存による展示空間演出

● 会期中に実施されたプレゼンテーションの様子

プロモーション動画 8minutes

● Kazuo KawasakiのDesign Language:「WAVELET RESPECT」


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『炭素繊維強化プラスティックで三脚を発表します』


   


     9月 9th, 2019  Posted 12:00 AM

カーボンファイバーは、「炭素繊維強化プラスティック」です。
「性能」を能率的・効率的に「美学」で、
素材としてデザインを発表します。
超軽量と強度を要因としてデザインを3脚展示します。
一脚は、実像と虚像を表現していますが、
2脚は「座れる」のでお試しください。


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『モノは実像で鏡面に、虚像にはそれが「神話学」となる』


   


     7月 20th, 2019  Posted 12:00 AM

デザインに最も近い領域には芸術があります。
さらに、現代アートが寄り添っています。
私はデザイナーですが、作品「PLATON’S ORGOAL」では
デザインからアートを近づけました。
プラトンからミッシェル・フーコーまで12人へのオマージュとしての造形を
オルゴールとしてかたちと音に込めました。
1994年ギャラリー・間で、2006年には金沢21世紀美術館で展示し、
そのままパーマネントコレクションになっています。
私のこの秋発表の新作は、モノ・オブジェです。
改めて、「芸術の陰謀」を再度読み直しました。
モノゆえにコトとのつながりがあっても、
私はモノとコトを分けたいと考えています。
モノは私独自の素材論であり、
コトもそのオブジェならばと意図しています。
しかし、私の造形言語=designingの意図は、
形態言語=designedの内容に繋がってもいるのです。
モノ・オブジェであることからは、コトの世界は何も意図していません。
ゆえに、モノとコトは完全に分離されています。
芸術が主観性であれば、デザインは客観性。
この客観性をデザインで事細かく設計しています。
この書籍を再び読み終え、新作には「Mythology from an efficiency」を
テーマとしました。実像であるモノが鏡面に浮かび、
虚像でモノの神話学まで私は持っていきたいのです。


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『音響空間には「音像」と「音場」がとても大事だ』


   


     4月 15th, 2019  Posted 12:00 AM

音響には「音像」と「音場」があります。
そして、菅野先生が提唱された「レコード演奏家」として
CDもあれば、LPレコードも、カセットも、
そして、カートリッジやコードから様々なオーディオ機器を
通して、今では体感し確かめられるのです。
私は「音像」はJBL4343をステレオで確認出来ます。
それはボーカル曲だと、音像で虚像的なボーカリストが
センターに立って歌っていると明確に感じます。
さらに、「音場」をつくる二つのスピーカーシステムには、
コンピュータで室内の家具や人数に合わせてどこでも、
最適な音響を鳴らすことが可能になります。
これはB&Oの低音=ウーハー・中音=スコーカー,
高音=ツィターが、360度の床・天井までを
空間的に、音場を創り出します。
これが私の人生の半分を占めて居るとさえ覚えます。
私は音響では、「音像」と「音場」での空間使い分けが
とっても非常に大事だと思っています。
残念ながら建築学では、この肝心さが抜けています。


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