9月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
以前、韓国のあるX企業から
10数名が来日し研究室での講演依頼がありました。
その時は1日みっちりと「発想手法の企業展開」を紹介しましたところ、
インターン生を送りたいとの話を受けました。
企業では「企画部門」の担当者で、まったくデザイン実務は未体験でした。
しかし、パスポート有効期間3ヶ月に製品企画から商品展開とデザイン実務を
最終プレゼンテーションと帰国後の企業目標と目的も持参で帰国しました。
そうしたら、今年も一人引き受けてほしいとのことで、同様に3ヶ月間、
研究室研修だけでなく、私の出張や他大学での講義、
そして日本では休みには、広島や自分が選んだ美術館なども小旅行。
彼女は企業では生産管理部門のエンジニアであり大学も生産管理でしたが、
次世代の企業目標に力点をおいたInternet of Thingsから
IoX=Internet of X商品、
そのスケッチからモックアップで3D-Printingという技術と
3D-Printerも基礎から実務をマスターしてもらいました。
3ヶ月だけでは不十分ですが、毎週のカリキュラムで、
時にはSkypeでのやりとりもしました。
昨日、すべての帰国時に持ち帰るプレゼンテーションを
画面とポートフォリオ、モックアップモデルまで、
検証して帰国することになりました。
生産管理エンジニアから、企業の次世代開発の目標と目的が明解になり、
帰国後、彼女の活躍が期待できます。
これで、韓国の教え子は4名になります。
大学教授になった教え子もいます。
* 『日本戦略は二つある。3D-Printerと3D-Printing』
* 『3D-Printingで伝統工芸産地へのサーキット戦術開始』
* 『アップサイクリングの真のリサイクルとは!』
* 『何がデザイン思考かは終わったのだ』
* 『デザインは解である』
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8月 15th, 2015 Posted 12:00 AM
デザイナーの倫理観が社会的批判、非難を受けています。
デザイナーとしてデザイン学者として至極無念でなりません。
2009年、私は知財権における著作権・商標権・工業意匠権について、
これは国家施策として、早稲田大学と北海道大学そして特許庁に、
特に「アプロプリエーション」がデザイン界では無知なことを示し、
実は、リスペクト・インスパイアー・オマージュなど、
これは盗作問題にならないように警告を与えてきました。*
ところが、ある私立大学の教員教授達(彼らは学者教授ではない)は、
そこまでの勉強も不足し、
見事に平気な盗作を、ジェネリックプロダクトなるいい加減さを
学生まで巻き込んで、その蔓延さをとうとう露呈しています。
これは現在問題のエンブレムデザインだけではありません。
私自身、1994年、ギャラリー・間で「プラトンのオルゴール」展にて、
モンドリアン、パウル・クレー、キェルケゴールへはオマージュとして
デザイン造形をしてきました。
それはデザイン手法でのオマージュ(リスペクトからのプロセス)であり、
今や、レベル無きデザイナー達が簡単にインスパイアーと言うなかれ、
リスペクトと言うなかれ、という安易なデザイン手法を否定します。
全く手法論としては無知蒙昧な方法が現代はまかり通るばかりか、
逝去したデザイナーのオリジナルを自分デザインとは許せません。
これは明らかに盗作であり、それにも関わらず、
彼らで成り立つ私立大学での教員教授たちの存在を見過ごすことこそ
犯罪行為、詐欺行為だとさえ考えてしまいます。
改めて記します。著作権は無方式登録で160カ国が加盟しています。
デザインレベルが「応答作品」という低レベルであっても、
商標権は登録審査されますから、商業主義的な登録成立も
私はデザインの神聖さ、これはパウル・クレーの置き土産ですが、
私はデザイナーとしてこの倫理性を護り抜く覚悟です。
この私立デザイン系大学は、社会的存在性はありません。
*I.P.Annual Report知財年報〈2010〉
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10月 13th, 2014 Posted 12:00 AM
10月13日 丁巳(仏滅)
美術系大学での
デザイン教育は教える側に
大きな責任がある。
ほとんどの大学教授は
教員教授であり、
自分が学生時代に学んだ課題実習から
全く離脱できていない。
学者教授に自らが再度勉強をし直し、
時代と社会、技術と営業、
それらの思想から
本当の「実務学」から
教育のデザインをすべきだ!
「川崎和男 強い人弱い人」
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7月 19th, 2013 Posted 12:54 AM
7月19日丙戌(大安)
私のパワーもダウンしているが、
何といっても、
わが祖国の勢力は格段に
低下し続けている。
その最大の原因は、
六十代の政治家・企業経営者・
評論家・大学教授お前たちである。
『デザインの極道論』勢力
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6月 15th, 2013 Posted 12:00 AM
関西の大手電機企業、そのTVデザインチームと仕事をしました。
当時の人たちは、今では二人が大学教授になっています。
その企業で「オン・スクリーン」の開発に参画しました。
今では当たり前になっている、音量や基局選択、時間表示など、
TV画面に表示し、そのコントローラーのデザインでした。
当時は、「ハイパーカード」を使ってMacでデザインをしていました。
ところが、TVコントローラーはその後、何も進化していません。
私は、この時の「オン・スクリーン」の経験を大切にしています。
そして、私がたどりついたのは、
四つのボタンとアイコン表示で充分であり、
それをトラックパッド的なコントロールで完成させることでした。
1990年代にApple社の
「メディアインテグレーション」で提案をしていました。
その後、私のデザインでEIZOにて商品化した液晶TVでも、
なんとか実現をめざしましたが市場的にはまったく無理でした。
そのTVはすでに商品化は終了しましたが、
今でも「映像表現とデザイン」は自分ながら、これを超えるモノ、
そんなモノは残念ながら全く登場していません。
問題は、現状のコントローラーは「すべて最悪」です。
デザイン思考不完全なモノが平然とデザインされています。
私の持論は、4つのボタンと「オン・スクリーン」で、
映像表示の選別は、簡単に制御することができます。
正直、液晶TVの地上波、そのインターラクションは不完全です。
どうして誰も指摘しないのでしょうか!
私自身、自宅のTVをコントロールするには、
4つのリモコンが必要です。
最も、このような使い方をしているのは特殊だと思いますが、
音響システム・ゲーム機・AppleTV、さらにはCATVまでを
コントロールしなければなりません。
そして、ワイフにいっぱい言い逃れを考えて、
ともかく「最高の音質と映像」が必要だと思っています。
そういう意味では、
このようなコントローラーの時代がともかく来て欲しいのです。
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8月 22nd, 2012 Posted 12:00 AM
実妹の子です。実妹は父が再婚なので24歳も離れています。
今年、甥っ子は著名男子中高一貫校に合格しました。
1999年生まれゆえ、私とは半世紀年下になります。
彼は、私の父、彼にとっては祖父を知りません。
夏休みで、甲子園に父親と高校野球を観て、
阪大の私の研究室に来てくれました。
研究室は9月から開始される博士後期課程、
その博士号取得論文の査読が始まるために全員多忙です。
大学研究室といっても、
「先端デザイン研究の現場」を13歳がどう受け止めてくれたのでしょうか。
幸いにも私同様勉強は嫌いでもなく、これも私同様文学全集はすでに読破。
クラブ活動はラグビー部に入ったことを報告してくれました。
「文武両道」であってほしいし、
すでに、フランス語も小学時代から興味を持ってやっているとのこと。
読書や気候観測なども大好きゆえに、
大学教授としてはそれなりの大学事情は教えてやることができます。
彼の未来、彼が50歳の時、私は100歳ですから、
多分私はこの世にはいないでしょう。
少なからず、私の作品も知り、
私の著作もそろそろ読める頃になったかもしれません。
問題は、日本の今後が彼らにとってふさわしい国家であるのかどうかです。
彼が、今日のことを生涯忘れないでいてほしいと思います。
勉強よりもラグビーで鍛えて、
「自分に負けないように成長してほしい」と思います。
おそらく、中高と一貫しての受験が彼の日々になりそうですが、
まったく、それは気にしていないと断言してくれました。
姉がいます。
彼女も著名女子中高一貫の学校で、
すでにTwitterからFacebookもこなしています。
SNSに飛び込んできた彼女は私には相当の驚きでした。
姉弟がフランス語というのも、
フランスで現地のフランスの子ども達と言い争いになったらしく、
それなら絶対学びたいと始めたようです。
伯父である私は祖父が私の将来を期待してくれたように、
私も彼らを見護りたいと思っています。
ともかく、彼らのためにも私の使命は、
「日本の再生」をデザインで主導することでしかありません。
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11月 27th, 2011 Posted 12:00 AM
かつて名古屋市立大学時代には、
名古屋市の教職員だったので、
「名古屋市2010年計画」の策定に加わっていました。
当時は、「企画」なのか「計画」なのかから、
詰め寄って議論をしたことがあります。
福井時代にも、そして、御用学者的にも国の政策策定、
こうしたことに関わってきましたが、
私の極めて正確無比な言動ゆえに、今ではすっかり、
そうした政策策定には関与していません。
ただし、企業の戦略策定はプロとして関わっています。
理由は簡単です。
地方行政や国家行政はいい加減なことがあまりに多い、
これが私の結論です。
しかし、企業ではそうはいきません。
最も、企業コンプライアンスをいい加減にしている、
そんな企業も最近は見受けられるようなりました。
でも、私にはこのような企業は「やっぱり」なんです。
ところで、「名古屋市2010年策定」は今もその展開、
進行結果の報告がありますから、評価しています。
ところが最近、幾つかの地方都市の2020年から2050年など、
そうした「地方行政政策策定書」、
特に「産業活性化」をいくつか読む機会がありました。
どこでも、項目がすべて同じ=金太郎飴であり、
「企画」なのか「計画」なのかも定かではないのです。
ひょっとして大手広告代理店、銀行系のシンクタンク、
そして大学教授という学識人の委員会だと、
「このようないい加減な策定案」が最もらしく文案に
なってしまうのでしょう。
特に、3.11以前の策定案ならば、もう即刻に書き直すべきです。
「スマートグリッド」・「クリーンプラン」・「再生エネルギー」など、
幾つかの術語がコンセプトになっていて、
その定義が脚注に書き込まれています。
プロとしての判断では、この定義は間違いだらけです。
TVのコメンテーター=評論家といわれる人たちの言説も、
間違いだらけが特に最近は目立っています。
「だから、わが国はシステムが壊れてしまった」。
私は相当に怒らざるをえません。
私は少なからず「商品」という具体物で勝負してきました。
さらに、「地方行政」には、自分たちのふるさと再生、
地方産業の活性化政策で、ブランディングとかマーケッティングとか
グローバリゼーションというキーワードがとても氾濫しています。
ところが、
「デザイン」という言葉が全く無い政策案もあって驚愕です。
それは、地方行政ではいまだに「デザイン」に信頼が無いのか、
あるいは「デザイン」を付加価値程度にしか認識が無いのでしょう。
とても「いい加減な言説」には、徹底的にプロとして言説で抵抗します。
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10月 23rd, 2010 Posted 9:30 AM
10月23日赤口(丙午)
私のパワーも
老人化ダウンしているが、
何といっても、
わが祖国の勢力は格段に
低下し続けている。
その最大の原因は、
六十代の政治家・企業経営者・
評論家・大学教授お前たちであり、
私も確実にその一人か。
『デザインの極道論』勢力
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