9月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
9月 22nd, 2014 Posted 12:00 AM
9月22日 丙申(赤口)
戦略立案は
デザイナーの実力に直結した力量である。
特に、企業戦略でのデザインは、
コトのデザイン、
つまり「情報化戦略」である。
電話はかけた回数しか
かかってこないが、
情報はその発信化が戦略の中心。
そしてその情報化デザインは
「美しいコト」が求められている。
「川崎和男 強い人弱い人」
Tags: デザイナー, 企業戦略, 川崎和男 強い人弱い人, 戦略立案, 美しいコト, 電話
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戦略立案は
デザイナーの実力に直結した力量である。
特に、企業戦略でのデザインは、
コトのデザイン、
つまり「情報化戦略」である。
電話はかけた回数しか
かかってこないが、
情報はその発信化が戦略の中心。
そしてその情報化デザインは
「美しいコト」が求められている。
「川崎和男 強い人弱い人」
Tags: デザイナー, 企業戦略, 川崎和男 強い人弱い人, 戦略立案, 美しいコト, 電話
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『現代妄想には闘い続けなければ大間違いの世情になる』
1月 11th, 2014 Posted 12:00 AM
TV放映では語り継げないことが多いことは明らかです。
しかし、私の表情を読み取った人たちは多かったのです。
私の恩師はすべてを読み取って二つの感想の電話がきました。
私がプロとして相当に押さえた発言をしていたかということ。
それでもTV出演しているだけの演技もデザインには必要。
私は今この日本が、特に大企業が国家を支えられず、
しかも若い世代は大企業への信頼感すら失っています。
しかし、やはり大企業だからこその真の力、
その偉大さ、尊大さと矮小さまでを識り尽くさない限り、
ベンチャー企業の起業能力は妄想にすぎないものになります。
いくつもの企業体験をしてきました。
特に、モノづくりとコトづくりをそれぞれデザイン対価で
評価判断もしてきました。なぜなら、デザイン対価にこそ、
デザイン職能の価値が規定されているからです。
結果、海外は明快にデザイン対価を取り決めます。
わが国でのデザイン価値とは大きく異なっているのです。
つまりデザイン成果価値をProfitとBenefitで峻別できます。
わが国のデザイン成果価値をそれこそベンチャー企業ですら、
未だに理解どころか分別もできないのです。
そのような企業が30年も存在することは不可能です。
Profitとは「金銭価値」=純利益であり、
Benefitとは「印象価値」=ほぼ経常的な利益と考えられます。
まず、「デザインする」という価値を、
デザイン対価=Profit+Benefitに出来る起業家には才能が必要。
もう私にはその才能も見極めがつくようになってきたと思います。
この自負心が正直に私には表情に出てしまうようです。
恩師にはそれを見透かされていましたが、まだ闘う覚悟です。
Tags: BENEFIT, PROFIT, TV出演, TV放映, コトづくり, デザイン, デザインする, デザイン対価, デザイン職能, プロ, ベンチャー企業, モノづくり, 世情, 企業体験, 価値, 信頼感, 判断, 印象価値, 国家, 大企業, 大間違い, 妄想, 峻別, 恩師, 感想, 才能, 日本, 海外, 演技, 理解, 発言, 純利益, 自負心, 若い世代, 表情, 評価, 起業能力, 金銭価値, 電話
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『私の護り神は恩師から授かった加賀の『出世頭』』
10月 8th, 2013 Posted 12:00 AM
フリーランスになって以来、いつも相談をし指導を受けました。
大学人になるとき、学長候補になったとき、大学転籍のとき、
「やっとその気になったか、君の使命だよ」と言われてきました。
その美大時代の恩師はもう居ません。
命日には、先生の奥様と手紙や電話で話をします。
「加賀の出世頭」です。
学位を取得したときに先生に知らせると、これが届きました。
先生が逝かれてしまってからは、
ともかく、この「出世頭」に話しかけることにしています。
「先生、これからこれをやってみます」、とか、
もう迷いに迷っているときには、
先生が存命中、電話をして、時には泣いてしまうこともありました。
60歳還暦になって、
「先生、まだ少し大学でやっていきます」と言ったとき、
「定年までは大学で好きなことをやりなさい」と言われました。
これが、金沢で先生との最後の会話でした。
ある日、奥様から電話いただきました。
「行きました(逝きました)から、伝えますね」と。
「えっ、こちらに来られるですか?」
「いえ、あちらに逝きましたことを伝えますよ、遺言ですから」
「では、すぐに金沢に行きます」
「必要はありませんよ。もう初七日が終わったのです」
「・・・・・では、誰も知らないのでしょうか?」
「はい、あなたに伝えることで構わないとの遺言です」。
それから、まず、私は大学の同期に伝え、後輩に伝え、
彼らから大学にも伝わりました。
いかにも先生らしい、この世からあの世への姿勢と態度でした。
このところ、この「出世頭」に語りかけています。
先生、解答が欲しいのです。
日本は国難なので、最期の仕事に精進しますが、どうすれば?、
生まれ変わったら、また、この先生に学びたいと思っています。
Tags: あの世, フリーランス, 使命, 出世頭, 加賀の出世頭, 命日, 国難, 大学, 大学人, 大学転籍, 奥様, 姿勢, 学長候補, 後輩, 恩師, 態度, 手紙, 日本, 美大時代, 解答, 護り神, 遺言, 金沢, 電話
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「デザインすることの勘違いは大間違い」
9月 19th, 2013 Posted 12:00 AM
私も腕時計はいくつかデザインし商品化してきました。
今でも悔やまれるのは、
自宅マンションに泥棒がバールでドアを壊し、
腕時計などを盗難されたことです。
見事に、腕時計は当時大きな仕事終了が出来だして、
ようやく買い集めた数十万のブランド時計だけでした。
このショックは今も心に残っています。
そして、そのとき時計の価値は知られた時計ブランドのみでした。
スウォッチでも限定モノなどまったく泥棒価値ゼロでした。
中国製の偽ブランド、その超安物も今ではよく出来たモノになり、
あらためて偽時計から、私の偽ブランドモノを考えます。
それはメガネも同じですが、安物はやはり要を欠落しています。
最近デジタルツール、特にスマホのウォッチ化が競合現象です。
しかし、私には、これはカメラデザインが銀塩のスタイルを、
全く一新できなかったデザインの能力不足を再び見る思いです。
・・・デジタルツールで電話なら、
・・・デジタルツールで時計なら
・・・それらが、スタイルとして「腕時計なら」、
最大にぬけおちているのはブレスレット性とファッション性です。
「ブレスレット+ファッション+デジタル」なら、
その「問題解決」がいわゆるデジタルウォッチであったとしても、
根本の再検証と一新されるべき発想の未熟さのまま、
デザイナーはこのウォッチスタイルに逃げています。
そして、メーカー経営者には儲けはあっても文化啓発力は無く、
かつてのブレゲの壮大さには及びません。
すなわち、ガゼットとしてのデザインで終わるでしょう。
しかし、いわゆるデジタルツールを日常化してきた私たちの
「なくてもいい、なければ困る」時代との共時文化での
生きがいツールの「問題発見」が必要です。
ガゼットデザインは勘違いを大誤解に変貌させます。
Tags: ウォッチスタイル, ガゼット, カメラデザイン, ショック, スウォッチ, スタイル, デザイナー, デザイン, デジタルツール, ドア, バール, ファッション性, ブランド時計, ブレゲ, ブレスレット性, メーカー経営者, メガネ, 価値, 共時文化, 勘違い, 商品化, 変貌, 大間違い, 安物, 泥棒, 盗難, 腕時計, 自宅マンション, 銀塩, 限定モノ, 電話
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「たかがリモンコンではありえない」
8月 14th, 2012 Posted 12:00 AM
プロダクトデザインの本質を一言で断言すれば、
「使い勝手と美しい存在性」につきます。
そして、このリモコンが明示している人間と生活への提示は、
企業の社会的存在性を最大限に表示しています。
つまり、この企業が人間としての尊厳確認を自己確認しています。
これらはB&O社のリモコンです。
自宅のオーディオシステムはこのすべてで管理ができます。
すでに廃盤商品になっている20年前のモノ(右端)もまだ使えますが、
これはその当時に、
「いづれ家庭内のTVから照明から電話すべて」を
コントロール可能としていました。
しかし、時代尚早だったために
そのようなシステムまで開発は進化できませんでした。
こうしたB&O商品は、
当時から確実に未来のデザインを誘発させる美学的思想と
ライフスタイルを示唆していました。
しかし、B&Oという企業は現代に至って、
そこまでの経営手法そのものを革新的に出来ませんでした。
明らかに経営者能力が
デザイナーの夢を支えられなかった証明と言っていいでしょう。
翻って、エレクトロニクス関係、情報系、
エネルギー系などへの「デザイン提案」を、
実現するのは「企業経営者の義務」だと明言しておきます。
つまり、デザイナーの夢は「絵に描いた餅」と揶揄されます。
それも経営者という種族が
「たかがデザイン」としか思っていないのが真実です。
私はこうした経営者を喧嘩相手に40余年生き抜いてきました。
こうした経営者が社会的リーダーだというのは大間違いです。
それはほとんど無責任で真善美の人間としての生き様の基軸を、
ひとまずは「仮想の経営者にすぎないこと」にも無自覚で、
とても哀れな存在だと指摘しておきます。
まして、そんな経営者が全世界的に増殖していますから、
これは地球規模的大問題です。
デザイナーは、その専門的職能の真意忠実に、
正道をめざして自分の生涯を
そのような経営者から離脱させるべきでしょう。
「たかがリモコン」ですら、
その存在意義に、世界観のあるべき方向が見えています。
比して、現代の全てのリモコンの醜悪さが、
そのリモコンを社会化した企業、
その企業経営者の何物かの
「あってはならない罪悪性」までを象徴していると考えます。
Tags: B&O, TV, エネルギー, エレクトロニクス, オーディオ, オーディオシステム, コントロール, スタイル, たかがデザイン, デザイナー, デザインの本質, デザイン提案, プロダクトデザイン, モノ, ライフスタイル, リーダー, リモコン, 世界, 世界観, 人間, 仮想, 企業, 企業経営, 企業経営者, 使い勝手, 商品, 善, 喧嘩, 喧嘩相手, 地球規模, 夢, 大問題, 大間違い, 存在, 存在性, 専門的, 専門的職能, 尊厳, 思想, 情報, 手法, 指摘, 提示, 揶揄, 支え, 方向, 明示, 時代, 未来, 正道, 無自覚, 無責任, 照明, 生き様, 生活, 生涯, 真善, 真善美, 真実, 真意, 示唆, 社会, 社会化, 社会的, 社会的存在性, 管理, 絵, 絵に描いた餅, 罪悪, 美, 美しい, 美学, 美学的思想, 義, 義務, 自己, 証明, 象徴, 軸, 進化, 醜悪, 開発, 電話, 革新, 革新的
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「電話の進化は国内通信形式に問題あり」
5月 11th, 2012 Posted 12:00 AM
「電話機」はプロダクトデザインの代表的対象でした。
大学時代には課題にもなるデザイン対象、
今はケータイやスマホが課題になっています。
だから、私はそれなりに電話機デザインでは、
優れたモノを収集し、今も使用しているモノがあります。
ソットサスの電話機は、偶然にもニューヨークで試作を見ました。
メンフィスというデザイン運動直後であり、
日本で商品化になりましたが、
ちょうど中国が製造業を初動させたときのモノゆえに、
性能はボロボロでしたから、デザインの良質性は伝わりませんでした。
もう一つは、マルコ・ザヌーソとサッパーの60年代のモノです。
ダイヤル式でしたが、プッシュホン時代にも、
インターフェイスを変更して使われるほどのロングライフ製品。
これはケータイにもデザインコンテクストが連動したほどでした。
私もあるメーカーから電話機デザインを依頼されましたが、
諸般のことで製品化はできませんでした。
電話機デザインには、日本人デザイナーのモノでは、
2作品認められるモノがあります。
もはや、海外にはまったくいいデザインは皆無でしょう。
現在、自宅では本来は国内使用できないB&Oを使っています。
理由は、無線でも盗聴不可能、音質が最も優れている、
自動録音装置が付加できるなど、
プロとして、デザイナーとして、オーディオとして、
判断評価して選んだモノにしています。
それには、日本の遅れた電波法やインターネット環境などに
メーカーが無知だったことなど問題山積でした。
これからの電話機事情は、IPv6なども含めて、
国内の通信各社は、まったく「ガラパゴス化」しています。
これは電力会社同様に、通信各社も解体化されるべきでしょう。
IPv6について、国内通信会社の対応遅れは大問題です。
そして、ケータイとホーム用電話機のハイブリッド化など、
革新的なデザイン戦略が不可欠になっていますが、
このことにNTTはじめ通信会社に未来戦略がありません。
これは強く指摘しておかなければなりません。
すでにホーム用の電話も、
SkypeやLINEなどやスマホとの新たな「電話通信形式」、
そのものが大きく転換することが必要だと考えています。
電力と通信の「スマートグリッド化」に、
電話機自体のガジェット化を組み込んでいく必要があります。
電話機デザインは、もはや、通信制度化の革新化を
デザイナーの提案から、モノ=電話機システムまでを
デザイン対象にするべき領域のガジェット的なモノだと考えています。
Tags: B&O, IPv6, NTT, インターネット, オーディオ, ガジェット, ガラパゴス化, ケータイ, スマートグリッド, スマホ, デザイナー, デザイン戦略, ハイブリッド, プロ, プロダクトデザイン, 国内通信形式, 大学時代, 自動録音装置, 通信各社, 電力会社, 電波法, 電話, 電話機
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「歳末を感じる頃になった・・・」
11月 9th, 2011 Posted 12:00 AM
このはがきが届いてしみじみともう歳末か、
こんな想いになりました。
母の親友だった小母様が逝かれた報でした。
91歳ですが無念でありながらもならば大往生でしょうが、
子供の時から、そして金沢での個展にも来ていただき、
お小遣いをもらってしまい、
断る私を親友が「もらっとけよ」と声をかけてくれました。
「母が生きていたら」と時折電話をくれる大切な小母様でした。
また私にとって大事な人が逝ってしまいました。
ことさらに自分の年齢と遺された時間を思います。
雑誌やwebsiteでも、「手帳やカレンダー」の広告、
そして先日は金沢で「干支・龍」の九谷焼置物をいっぱい観ました。
来年は「辰年」です。
あらためて、大好きな龍のブレスレットを出して、
磨こうかと想い始めています。
昨日、手術後最初のICDチェックをしてもらいました。
無論ながら順調ですが、
ドクターと、留学から一時帰国のドクターと
「日本人のためのペースメーカーやICDが当然必要」、
そんな会話をしました。
人工臓器学会からは「補助人工心臓について」の案内が
届いていました。日本製ICD開発は国内生産困難です。
なぜ?誰が駄目にしているのだろう?
そんな連中に「ご政道」はありえません。
今、私の生命を監視し、万一の場合の緊急処理機器には、
デザイナーとしてものすごく不満があります。
私にとって、先般2台目となったICDも守り神ですが、
来年は「辰年」なら、
龍のブレスレットも大事な守り神になるでしょう。
3.11で私たちは多くの同胞を失いました。
哀しみいっぱいの年でした。
もう歳末に入りますが、オーロラがあったりの異常性、
タイでの大洪水などとんでもなく自然驚異に包囲です。
おそらく来年への備えに今年は早く入るべきでしょう。
母の親友の逝去の報にあらためて歳末の感があります。
Tags: 3.11, ICD, website, オーロラ, カレンダー, タイ, デザイナー, ドクター, はがき, ブレスレット, ペースメーカー, 一時帰国, 不満, 九谷焼, 人工臓器学会, 会話, 備え, 包囲, 同胞, 哀しみ, 喪中, 国内生産, 大事な人, 大好き, 大洪水, 守り神, 小母, 干支, 年齢, 広告, 手帳, 手術, 政道, 日本人, 日本製ICD, 時間, 来年, 機器, 歳末, 母, 生命, 留学, 異常性, 監視, 緊急, 置物, 自然, 補助人工心臓, 親友, 辰年, 金沢, 雑誌, 電話, 驚異, 龍
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9月26日Staff Blog
9月 26th, 2011 Posted 5:04 PM
Tags: iPhone, 川崎和男Staff Blog, 電話, 黒電話
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11月2日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
11月 2nd, 2010 Posted 10:00 AM
11月2日 仏滅(丙辰)
留守電モードになった電話から
口笛の音が聞こえると、
彼らは電話のそばで耳を傾けて
聞いているらしい。
こうした飼い主と愛犬の関係間隔から
ロボットを発想していくことが
必要なのではないかと思う。
口笛の音が聞こえると、
彼らは電話のそばで耳を傾けて
聞いているらしい。
こうした飼い主と愛犬の関係間隔から
ロボットを発想していくことが
必要なのではないかと思う。
Tags: KazuoKawasaki, ロボット, 口笛, 川崎和男のデザイン金言, 愛犬, 発想, 花容, 電話, 音
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12月1日Staff Blog
12月 1st, 2009 Posted 5:05 PM
12月1日
師走に入りました!
なので、少し整理を。
BOSS(川崎和男)の携帯電話遍歴は、
モノすごい数です。
デザイナーという職業柄、
携帯電話に限ったことではないのですが。
テレビの懐古コーナーででてくるのみしか
見たことのない肩からかける携帯?電話、
自動車メーカーの携帯電話等...
今現在は、
iPhoneに落ちついたBOSSですが、
恋しているのも今のうち?
ここ数年のBOSS使用品を、倉庫へ!
デジタルペンとのマッチングを
いろいろ試されている時期もあり、
メーカーに偏りがあります。
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