10月 14th, 2016 Posted 12:00 AM
ラインマーカーは、
自分が生徒・学生の頃は無かったと思っています。
というより、下線を引くということでは、
ともかく美しいノートづくりのために高校時代は万年筆で徹底的にを
自分の心情にしていたので、下線も定規で引いていた記憶があります。
最近は、様々なラインマーカーが登場して、
それこそ、スマートホンに取り込めることや、
ラインマーカーの先端部の工夫など、日本の開発は凄いと思います。
先般、ラインマーカーは絶対これに限ると言われて試したところ、
なるほどそういうことと思ったのはマーカーがクレヨンタイプでした。
一時期は、絶対に黄色でしかもペンシルタイプでなければとか、
この種の文房具に拘っていたことがあります。が、
最近、ラインマーカーで盛り上がった話になった、クレヨンタイプ、
納得せざるを得ない体験があったという、それだけの話です。
しかし下線を引いて目立たせることから様々なラインマーカーは、
受験勉強との関係でも素晴らしい発展をしています。
ただし、このラインマーカーは海外製でした。
おそらく、
日本製はこれを必ず追い抜く発想と素材が生まれてくるでしょう。
このようなささやかかもしれませんがプロダクトデザインにとっては、
とても重要なデザイン対象だと思っています。
「やってみたいなー」と、口にすれば、
研究室では決してそのようなデザイン依頼は来ませんから、と。
論文を読んで、新素材を試して、専門的な依頼ばかりと
いつも念を押されます。それでもやってみたいデザイン対象です。
* 「ケータイからスマホ、そしてもっと革新」
* 「ブランドは常に最高性能をデザインが引き出す」
* 『文具大賞「システム手帳」の再発明と効能性という機能』
* 『イコン=アイコンが明解なモンブランとペリカン』
* 『ペンホルダーある組み合わせの筆記具は自分表現』
Tags: クレヨン, クレヨンタイプ, スマートホン, タイプ, デザイン依頼, デザイン対象, ペンシル, ラインマーカー, 万年筆, 下線, 先端部, 受験勉強, 学生, 定規, 専門的, 工夫, 心情, 新素材, 日本製, 海外製, 生徒, 発展, 目立たせる, 研究室, 美しいノート, 記憶, 論文, 高校時代, 黄色
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 27th, 2016 Posted 12:00 AM
シャープペンシルは基本的には好きではありませんが、
スケッチ用のスケッチペンは芯の太さがありこれは好きです。
芯はおおよそ5種類ほどあります。
そして自分でもいい癖ではありませんが、
スケッチ用紙との相性を確かめたくなってしまいます。
デザイン対象への発想力を
脳と手先の回路を働かせるためにスケッチペンを試すうちに、
かなりのコレクションになってしまいました。
最近も、本当に気分でスケッチに向かうためには、
ヴィスコンティのスケッチペンにこだわって極めて日常品をデザインしました。
絶対の自信作です。もはや決定的なデザインをと狙っています。
今なおデザイン活動をしている自分へのデザインミッションは、
医療系・医学系が多く、これは大量の論文を読み、新素材を見いだし、
工学系から医学系で看医工学と位置づけているモノが多いのです。、
日常品でもう我慢出来ないほどデザインの貧しいモノが氾濫していますから、
自分デザインをしたい気持あるいは気分がわき上がります。
そのデザインに向かうには、ただスケッチブックにこの方向の
スケッチ用のシャープペンシルタイプが、脳と手を結びつけてくれます。
そういう意味では、このコレクションは大切なモノになっています。
何と言っても、どのスケッチペンシルが脳と手先を結びつけてくれるかは、
デザイン対象をどのような紙に描くかで決定することができるのです。
そしてスケッチブックはフランス・パリのある文房具店で常に発注して、
もう充分に生涯のスケッチブックは出来上がっています。
* 『まだまだ進化するシャープペンシル、だが作法がない』
* 『書く事のモノは最初から進化を続けている』
* 『モノは貧しくなっているのかもしれない』
* 「デザインツールの新規性化と習慣化を同時に」
* 「 *「手」が創造力の発電装置という話*」
Tags: 5種類, ヴィスコンティ, コレクション, シャープペン, シャープペンシルタイプ, スケッチペン, スケッチ用紙, デザインミッション, デザイン対象, パリ, フランス, 医学, 医学系, 医療, 回路, 太さ, 工学系, 手先, 文房具店, 新素材, 日常品, 発想, 発注, 相性, 看医工学, 脳, 芯, 論文, 貧しいモノ
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 4th, 2016 Posted 12:00 AM
電磁波にはまだまだ不明点があります。
すでに我々の生活環境にはWiFiが飛び交っています。
さらに、特にインナーヘッドホンからの電磁波、その影響もわかりません。
フォトニクスセンターでの研究は
大阪大学から国際的研究テーマ発信でした。
紫外線からさらに分類して深紫外線=UVA・UVB・UVC、
その中でUVC・265nm、そのLED開発競争を追いかけながらも、
深紫外線LEDは石英ガラスの管の中で
入射と反射での近接場を形成していました。
まだそれでも、自分の試作はアクリルパイプ内での石英ガラス管をグリップ。
フォトニクスセンターから、アクリルパイプ不要論が出ました。
とりあえずは、入手可能な石英ガラスに深紫外線LEDを実装しましたが、
医学界からは、RNAには影響出ないか、不安説に取り囲まれました。
再度、大腸菌からの滅菌調査そしてデザインからの動物実験を開始しました。
きわめて典型的なラット36匹を動物実験機関に委託しました。
2週間での創傷、その治癒状況次第では、この造形言語のデザイン形態が
妥当かどうかが問われていました。
確かにグリップだけでは、指と指の間までに近接場:エバネッセント場の
リングが必要になりました。
これは日本医師会からも指摘されていたことでした。
LEDの開発競争は、何としても日本が最先端であるべきでした。
理由は簡単です。
深紫外線での消毒・滅菌を論文発信したのは
阪大フォトニクスセンターでした。
この業績は論文から製品にしてモノ化する使命がデザインにありました。
看医工学によって医工連携では何も出来ない現実は明らかでした。
医学と工学、さらに工学に保健学で「安全」が、
保健学と看護学で「予防」が、
看護学と医学で「安心」が、これを統合化できるのは、
「コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座」の
我々の最先端な統合デザイン学による、次世代デザインの
その手本だと、自分は考えてきました。見本ではありません。
* 『研究棟看板「Consilience Design Interdisciplinary Studio」』
* 『医工連携を看医工学ベクトルとしてさらに強化』
* 『コンシリエンスデザイン学域の統合図解』
* 『デザイン対象となる医療関連の開発について』
* 『ベクトル論理では「何がデザインか」となる』
Tags: 265nm, 3D-Printer見本市, LCD, LCD開発, RNA, UVA, UVB, UVC, WiFi, アクリルパイプ, インナーヘッドホン, エミネンセット, エミネンセット場, コンシリエンスデザイン看医工学寄附講座, デザイン形態, フロンティアセンター, ヘッドホン, モノ化, ラット, リング, 不安, 不安説, 予防, 使命, 保健学, 入射, 入手, 創傷, 動物実験, 医学, 医学界, 医工連携, 反射, 可能, 大阪大学, 妥当, 安全, 安心, 工学, 影響, 日本医師会, 最先端, 業績, 次世代デザイン, 治癒, 治癒状況, 消毒, 深紫外線LCD, 滅菌, 理由, 生活環境. 不明. プロセス. グリップ. 近接場. 深紫外線, 発信, 看医工学, 看護学, 石英ガラス, 管, 統合デザイン学, 製品, 試作, 論文, 造形言語, 開発競争, 阪大フォトニクスセンター, 電磁波
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 未分類, 祈望から企望へ
目次を見る
8月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
電車の取っ手に触る、初めてのハンドルに触る、
正直、若い頃から手が汚れることに抵抗がありました。
自分にとって最大の不安は感染症です。命に関わります。
だから、外出すれば必ず徹底的に「手洗い」をします。
敗血症、風邪であっても、自分には不安極まりないことです。
触る、グリップすればそれで清潔になる。
アドバンスデザインとしては理想の方式であり、それを成し遂げるのは、
決してデザイナーの力では無理、いや無謀なことでした。
技術進化を待っていたようなことが大学にはいろいろあります。
深紫外線の発光素子LEDの大変な技術競争が入ってきました。
きっかけは、阪大のフォトニクスセンターでの
深紫外線研究、電子顕微鏡での遺伝子検査その遺伝子に深紫外線を照射。
国際的にも最初の論文が受理されると、一斉にその研究が拡大しました。
フォトニクスセンターから、深紫外線で消毒、滅菌が可能ゆえ、
消毒、滅菌のモノ・器具あるいは装置のデザイン依頼がありました。
関連する論文、LED発光素子競争の資料を全て読みこなしながら、
紫外線で殺菌?、紫外線とはいわばDNAを破壊するのになぜ?
この大きな疑問のままに、
一方では、「グリップすれば消毒可能」、
そんなことがもし、本当なら新しいデザインが出来る。
大腸菌に深紫外線のある波長が近接場に入射と反射があれば可能とのこと。
デザイン計画書とともに、プロトタイプの試作に入れました。
このプロジェクトは、工学と医学、そしてデザインが協同、
しかし、看護学、保健学からの支援ということで、
デザインサイドでの動物実験までがデザイン対象となりました。
厳しい中間審査でさらに市場性=中近東の拡大までが検討され、
そのまま、内閣府での審査結果、「製品化発表」にこぎつけました。
「手洗いの習慣」を変えることが出来る。
7月28日、報道関係のTV局2局、大手新聞各社社も集まり、
「記者発表」しました。
「手・掌の日常的な方法を根本から変えます」、
動物実験結果とともに、その最終製品デザインが出来上がりました。
いよいよ、企業への「商品化」、商品アイテムは一杯あります。
* 『天空と深海で何が起こっているのだろうか?』
* 『「手・掌を清潔に」するモノとコトのデザイン実務』
* 『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
* 『手の消毒、そんな時代になっている?』
* 『デザインはすでにここまでが必然となっている』
Tags: 7月28日, DNA, LED, LED発光素子, TV局, アドバンスデザイン, グリップ, デザインサイド、保健学、看護学、協同, デザイン依頼, デザイン対象, デザイン計画書, ハンドル, フォトニクスセンター, プロジェクト, プロトタイプ, モノ, 不安, 中間審査, 企業, 入射, 内閣府, 動物実験, 医学, 反射, 取っ手, 受理, 命, 商品アイテム, 商品化, 器具, 国際的, 報道, 報道関係, 外出, 大学, 大手新聞, 実験結果, 審査結果, 工学, 市場性, 感染症, 手, 手・掌, 手が汚れる, 手洗いの習慣, 技術競争, 技術進化, 抵抗, 拡大, 掌, 新しいデザイン, 方法, 最終製品, 根本, 波長, 消毒, 消毒可能, 深紫外線, 清潔, 滅菌, 無理, 無謀, 照射, 理想, 発光素子, 研究, 破壊, 紫外線, 習慣, 装置, 製品デザイン, 製品化発表, 触る、風邪、敗血症、外出, 記者発表, 試作, 論文, 資料, 近接場, 遺伝子, 遺伝子検査, 電子顕微鏡, 電車
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
7月 16th, 2016 Posted 12:00 AM
美大時代、デザイン系の本は数冊でしかありませんでした。
その数冊でも、
「この本は間違いだらけだ、燃やせ」ということも教授からの声。
だから、ほとんど建築系の本を読み漁っていました。
その時に、「デザインにはことばが無い」と思っていました。
だから自分は「かたちとことば」を積み重ねようと決心したのです。
大学人になって、建築系の論文も相当読みましたが、
正直、建築家の著作の方が面白いと同時にデザイン論としてもまともです。
大体、有名なる建築家の文章・文体は立派だと思っています。
最も美大時代は建築家から
特に美術評論のほとんど読解困難な文体に憧憬してきました。
最も読破し、大きな影響をデザイナーとして受けてきましたが、
最近は
「ことば、語彙、日本語漢字原意など」は劣ってきていると告白します。
盟友である内藤廣氏は、
オリンピックスタジアムで相当に批判を受けていました。
が、絶対に彼が誤った判断であろうが、絶対味方を自称してきました。
彼は東大退官後もますます多忙にもかかわらず
彼のことばは待たれている、
だから著作が一段と増えてきていて、自分は焦ります。
ただし「場のちから」についてはじっくりと話をしないと、と思っています。
なぜ「場」なのか?、「場」=ジョウ・じょうであること。
「場」はことばの「バ・ば」でもあり、
いのち=いの「ち」ゆえに、つち=土があり、とち=土地があり、
みち=道があり、さらにまち=町・街があるから、
ち+から=ち+空があるというこの思惟を
何としても伝えなくてならない、そんなきもち=気持ちです。
「場にちから」というかち=価値と読みここち=心地があるからでしょう。
こうした場と地、力と言葉を彼に伝えるつもりです。
彼には、スケッチ・写真・建築というかたちとことばがありました。
内藤廣は、やっぱりかたちとことばをしっかりと表現できる男でした。
自分はめんどうな男と彼に呼ばれていますが(笑)、
大好きな建築家。そして人物です。
* 「『ち』は知の草書体になった理由に神髄がある」
* *「かたち=か・かた・たち・かちという代謝性」*
* 「花綵の国のことばには「ち」、土地と価値がある」
* 『経緯が敬意に、形態言語から自分の造形言語化を』
* 「オフィスチェアの進化の座り心地」
Tags: オリンピックスタジアム, かたち, かたちとことば, かち, から, きもち, ここち, ことば, ことばが無い, じょう, スケッチ, ち, つち, デザイン系, デザイン論, とち, ば, まち, みち, 価値, 内藤廣, 写真, 判断, 力, 原意, 味方, 困難, 土, 土地, 地, 場, 場のちから, 多忙, 大学人, 建築, 建築家, 建築系, 影響, 心地, 思惟, 憧憬, 批判, 文体, 文章, 日本語, 有名, 本, 東大, 気持ち, 決心, 漢字原意, 燃やせ, 町, 盟友, 空, 立派, 絶対, 美大時代, 美術評論, 自称, 著作, 街, 言葉, 語彙, 誤った, 読破, 読解, 読解困難, 論文, 退官, 道, 面白い
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 未分類, 祈望から企望へ
目次を見る
5月 19th, 2016 Posted 12:00 AM
メガネフレームのデザインに関わっておそらく30余年もやっています。
それはそれなりの自負はあります。
一方で、雑誌評論のレベルそのものは年々低下。
所詮は「流行・ファッション」で
デコラティブなモノもデザイン扱いされます。
これ実はワイフのコレクションで、
「メガネ」モチーフのアクセサリーです。
このアクセサリーに眼鏡をつるせます。
ところで最近は「モンスター老人」とかで、
老人はすぐにカッ〜となるとか。
そうです。私も明らかに「モンスター老人」ですが、
「モンスター老人を超える人物」が目標です。
そういえば、父は本当に穏やかでした。
若いときに「川崎さんは、あの人の息子さん?父上は本当に穏やかな人」、
なんて言われると(こいつ、怖がっているならもっとだ)と演技しました。
この演技力は磨きに磨きがかかってきたと思います。
自分が生涯をかけて取り組んできたことを破壊されるなら徹底的に、と
相当に「超モンスター化」、これをトリックスターと言いますが、
これに徹した生き方をしなければなりません。
実現しない研究が異次元空間である大学には蔓延しています。
それは私自身も大学でつぶさに見てきましたから、
実務性の無い「産学共創」などは
税金の無駄遣いであることがすぐ傍らです。
そしてデザインなど、
ましてデザイナーなどがどれほど軽く扱われたかを
すべて書いて告訴すべきことだと認識しています。
何の役にもたたないロボットや医療機器はすべて論文のなかで、
研究権威だけが「有識者」扱いされているにすぎません。
実務としてどれだけ多くを輸出品として不成立だったでしょうか。
この自負心でトリックスターとしての
「超モンスター化」をねらっています。
メガネフレームの競争相手は1社のデザイナーだけです。
不細工なメガネをしていると(嗤ってセンス無し)と思っています。
*『センスの有無?は、香りか臭いかだと思う』
*『四十暗がり・シニアグラスがこれでいいわけがない!』
*『低レベルな能力でデザイン評価はしないでほしい』
*『乳牛は決して美味しいミルクを絞り出すわけではない』
*『デザインというスタイリングの二種類』
Tags: 30余年, アクセサリー, コレクション, スター, センス, デコラティブ, デザイナー, デザイン, トリック, トリックスター, ファッション, フレーム, メガネ, メガネフレーム, モチーフ, モノ, モンスター, モンスター老人, レベル, ロボット, ワイフ, 不成立, 不細工, 人, 人物, 傍ら, 医療機器, 告訴, 大学, 実務, 実務性, 実現, 川崎さん, 年々低下, 役, 徹底的, 息子, 所詮, 扱い, 明らかに, 最近, 有識者, 本当, 権威, 流行, 演技, 演技力, 無し, 無駄遣い, 父, 父上, 生き方, 生涯, 産学, 産学共創, 異次元空間, 目標, 相当, 相手, 眼鏡, 研究, 破壊, 磨き, 私, 私自身, 税金, 穏やか, 競争, 老人, 自分, 自負, 自負心, 若いとき, 蔓延, 認識, 論文, 超える, 超モンスター化, 軽く, 輸出品, 雑誌評論
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
4月 22nd, 2016 Posted 12:00 AM
デザイナーの能力が想像以上に低下しています。
これはデザイナー教育の教員能力が低ければそのまま学生に反映、
デザインコンペも審査委員能力が低いと、受賞は低レベルです。
ところが反対に、熊本の収束が見えない連続する大地震に、
直・現場の崇城大学のデザイン系教員と学生、
九州大学のデザイン系教員(レジリエンスデザインがテーマ)と学生は、
目の前で起こっている被災状況に必死で取り組んでいます。
あるデザイン系大学では「防災もデザイン?」とか、もう呆れかえります。
自分は「コンシリエンスデザイン」を昨年、正式に訴求してきました。
しかし、大企業のデザイン部門では、
「デザイン思考」が社内では理解されているわけではないけれど、
他部門は、企業ビジョンとか、イノベーションがデザイン思考で改善する、
かもという期待感が最もらしくブームになっているとのことです。
とても、造形言語=designing language、
形態言語=designed languageによる、形態デザインと制度デザインが、
デザイン意図・デザイン内容で、その社会的なプライミング効果がある、
このような論理展開はまったく通じないことだと思わざるをえません。
あるデザイン事務所が小冊子130号出版をやり終えていました。
この中身は、それこそ、言語論であり、記号論でした。
素晴らしい小冊子を発行されてきましたが、
この書籍を読了不可能なデザイナーがリスペクトされないのは当然です。
40数年デザイナー、そしてデザイン学者として生きてきて、
果たして、まもなく動物実験結果がわかり、
製品と論文と、そして制度設計が待ち受けている
プライミング効果としての期待をされるデザイナーが育成不足です。
デザイナー教育に大問題があるのでしょう。
デザイナー能力格差が激化しています。
*『記号論でのコンシリエンスデザイン』
*『かたちの意味・造形言語と形態言語』
*『『007』形態言語を変更した新たな造形言語の失敗事例』
*『『形と性能』・デザイン成果=造形言語と形態言語』
*『特別講義・多摩美術大学『制度設計と形態設計』』
Tags: 130号, 40数年, designed language, designing language, イノベーション, コンシリエンスデザイン, テーマ, デザイナー, デザイナー教育, デザイン, デザインコンペ, デザイン事務所, デザイン内容, デザイン学者, デザイン思考, デザイン意図, デザイン系教員, デザイン部門, ブーム, プライミング効果, リスペクト, レジリエンスデザイン, 中身, 九州大学, 他部門, 企業ビジョン, 低レベル, 低下, 出版, 制度デザイン, 制度設計, 動物実験, 反対, 反映, 収束, 受賞, 大企業, 大問題, 大地震, 学生, 審査委員, 小冊子, 崇城大学, 当然, 形態デザイン, 形態言語, 必死, 想像, 教員能力, 書籍, 期待, 正式, 激化, 熊本, 状況, 現場, 理解, 発行, 社会的, 社内, 結果, 育成不足, 能力, 能力格差, 被災, 製品, 言語論, 記号論, 訴求, 読了不可能, 論文, 論理展開, 造形言語, 連続, 防災
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 13th, 2015 Posted 12:00 AM
「コンシリエンスデザイン」を定義化してから、
どうしても、私自身が説得不足を感じていたことがありました。
それは「統合」についての整理された論理が必要でした。
学術と芸術の統合というコンシリエンスの基底論理でした。
まだ30代の頃、CIブーム時にはCI=「企業イメージの統一」論へ
CIデザイン論の再構築という論文をデザイン専門誌に書きました。
「統一」から「統合」をW.S.ランデッカーの考察から学んだことが
私はとても気になり、その論文をバックナンバーから探しました。
しかしどうしても見つからずに、この専門誌発行元に問い合わせ、
それが見つかってきて、あらためて私はとても驚きました。
なんとそれはMacintosh 512KでMacDrawでの図解で描かれていました。
そして「企業イメージの統一」CI論を企業の戦略的効果の消滅として、
「社会は、いつの時代の変動もその局面を強調して、
将来への予測とその準備を強要するものである。」という書き出しは
今も健在であり、常套化したデザイン手法=企業イメージの統一から
いち早く逃れるべきである、ということを指摘していました。
企業イメージの統一=CI論はケインズの経済学を引きずっていました。
そのための統一から統合を、私は今なお主張し続けていることです。
W.S.ランデッカーは、「統合」を以下の四つで整理していました。
● 機能的統合
● 伝達網的統合
● 規模的統合
● 文化的統合 でした。
私はやっと思いだしてとても大きなヒントになる予感です。
この四つでアイデンティティ=存在性の再考が可能という予感。
それこそ今、話題騒然としている、オリンピックエンブレム問題も、
エンブレムデザインでは、東京オリンピックのイメージ訴求は
決して統一は困難であり、今なお著作権でベルギーが訴訟しようが、
東京は商標登録しているからという対決姿勢だけの不毛さは、
「イメージの統一」に寄りかかっているからに他なりません。
重大な事は、オリンピック・パラリンピックともに、
イメージの統合のために、そのエンブレムが、
機能的・伝達網的・規模的・文化的な四つの統合性があっただろうか、
この質問を投げかければ、
文化的統合はすでに壊れているということです。
それは、文化的統合とは、無知と差別を解消することですが、
エンブレムは、オリンピックとパラリンピックには、
差異性、いや差別性をデザインしたということです。
もっと、厳密に言うとケインズの経済学が亡霊だと気づかない、
そんな21世紀がまだまだ続いているということです。
ここまで気づかない能力だと思いますが書いておきます。
*CI=C.I.=コーポレート・アイデンティフィケーション
Tags: 21世紀, 30代, C.I., CI, CIデザイン論, CIブーム, CI論, MacDraw, Macintosh 512K, W.S.ランデッカー, アイデンティティ, イメージの統一, イメージ訴求, エンブレム, エンブレムデザイン, オリンピック, オリンピックエンブレム, ケインズ, コーポレート・アイデンティティフィケーション, コンシリエンスデザイン, デザイン専門誌, デザイン手法, バックナンバー, パラリンピック, ヒント, ベルギー, 不毛, 不足, 主張, 予感, 予測, 亡霊, 企業, 企業イメージ, 伝達網的, 伝達網的統合, 健在, 再構築, 再考, 厳密, 可能, 商標登録, 問題, 困難, 図解, 基底論理, 変動, 存在性, 学術, 定義化, 対決姿勢, 専門誌発行元, 将来, 局面, 差別, 差別性, 差異性, 常套化, 強要, 強調, 戦略的効果, 指摘, 整理, 文化的, 文化的統合, 時代, 東京, 東京オリンピック, 機能的, 機能的統合, 消滅, 準備, 無知, 社会, 経済学, 統一, 統合, 統合性, 考察, 能力, 芸術, 著作権, 規模的, 規模的統合, 解消, 訴訟, 話題騒然, 説得, 論文, 論理, 質問, 重大
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
4月 1st, 2015 Posted 12:33 AM
大学人になって20年になります。
名古屋市立大学芸術工学部新設時から、私は大学人になりました。
芸術工学研究科博士前期後期課程の完成まで10年をもって、
私は大阪大学大学院の工学研究科に移籍しました。
公立大学から国立大学に変わって、7年で丁度退官になりました。
それから、「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」で、
液状防止対策や危機管理工学に2年取り組みましたが、
結論は、「危機は管理できない」そのような学域は存在しない、
この結論から「危機解決学」の構築、そのためには、
デザインで文科系と理科系を、さらには、学術と芸術を「学際化」。
この提案をすることに至り、「コンシリエンスデザイン」という
新しい概念の実務を「危機解決学」の構築に向けることにしました。
そして、それを果たすには今度は医学系研究科に転籍して、
「看医工学」=看護学・保健学・医学・工学などの
融合・結合・統合を今学期から博士前期課程への教育と研究、
さらに産学共同プロジェクトで、
コンシリエンスデザイン実務をスタートさせることになりました。
看護理工学会や眼科手術学会やメディカルJAPAN2015で、
すでに、論文や講演をしてきました。
産学共同プロジェクトの対象企業も次第に増えてきました。
その舞台は、大阪大学の吹田キャンパスU4棟が私のスタジオです。
U4棟を私はUFO棟と自称している、おそらくキャンパスでは唯一、
平屋棟であり、阪大に来てから10年目がここからスタートです。
「前例が無い」と言われましたが、なるほど、文理融合だとか、
複合領域とかで「学際化」は叫ばれていますが、実情は皆無でした。
前例が無いから、デザインでその発想転換と変革をやります。
「コンシリエンスデザイン」では、すでに招聘教授もまず、
2名を決定しました。これから、招聘研究員や特別研究員を
充実させていくと同時に、国内外の大学と連携をするつもりです。
Tags: U4棟, UFO, コンシリエンスデザイン, メディカルJAPAN2015, 保健, 公立大学, 前例が無い, 前期, 医学, 医学系研究科, 博士, 博士前期課程, 危機, 危機管理工学のプロダクトデザイン寄附講座, 危機解決学, 吹田キャンパス, 国内外, 国立大学, 変革, 大学人, 大阪大学大学院, 学術, 学際化, 実務, 工学, 工学研究科, 後期, 招聘教授, 招聘研究員, 文理融合, 文科系, 特別研究員, 理科系, 産学共同プロジェクト, 皆無, 看医工学, 看護, 看護理工学会, 眼科手術学会, 移籍, 管理, 結合, 統合, 芸術, 芸術工学研究科, 芸術工学部. 名古屋市立大学, 融合, 複合領域, 論文, 講演, 連携
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
10月 7th, 2014 Posted 12:00 AM
私は講演時のプロローグは映像と音楽にはとても神経を使います。
阪大では「講義とは粛々とやるものです」とか言われましたが、
(バカじゃないの?だから学生は寝てしまう)と思ったものです。
今回は看護系ゆえにとかでTVドラマのサウンドトラックを、と。
著作権は学術的なことはOKですが、一応は著作権登録は聞きます。
しかし、最近はこうした音楽も世界的な曲でなければと確信します。
つまり、デザイン活動成果は国際的にならなければ意味無しです。
私の講演タイトルですが、背景は動画ですから動いています。
無論Keynoteです。PowerPointでは多重の映像と音楽無理ですし、
PowerPointは作成時に前頭葉は停止していますから駄目です。
まだ第二回の看護理工学の学会で専門家集団に、
私は初めて「コンシリエンスデザイン」を提案しました。
これまでも医工連携ブームではモノは出来ないことを主張しました。
必ずデザインが医工には必要であると強調しましたが、
デザイン界も勘違いがあって、医学にも工学にも駄目な輩が、
この研究と称している馬鹿な研究を見始めています。
何が駄目かといえば、論文になったとか特許をとったとか、
じゃなくて、肝心なのは患者へのデザイン支援でしかないことです。
せめて、解剖室や手術にも立ち会わず、医師もエンジニアも
それなりにデザイン理解が出来る優秀さが基本です。
そうして気づいたのは、看護学・保健学・基礎工学などを
結合・融合・統合が基本でなければいけないということです。
したがって、コンシリエンス、発音だとコンシェリエンス?かも。
たとえば、水素結合と言ってもまだ不明ですが、
学際化のための結合?学際の融合?学際の統一ではなく統合?です。
この講演とともに、研究室で仕分けされた完成目前も展示しました。
これからのデザインは「コンシリエンスデザイン」を
まず、医工だけではなくて、もっともっと学際化をと提案しました。
『コンシリエンスデザインの認識に向けて』
『「Consilience」概念定義のための書籍はここから』
『「コンシリエンスデザイン」名詞格を接頭語にした新概念』
Tags: Keynote, PowerPoint, エンジニア, コンシェリエンス, コンシリエンスデザイン, コンシリエンスデザイン看医工学, サウンドトラック, デザイン支援, プロローグ, 世界的な曲, 前頭葉, 医工連携ブーム, 医師, 国際的, 学際化, 患者, 手術, 映像, 水素結合, 特許, 看護学・保健学・基礎工学, 看護理工学, 看護系, 結合, 統一, 統合, 著作権, 融合, 解剖室, 論文, 講演タイトル, 音楽
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る