8月 3rd, 2016 Posted 12:00 AM
情報社会の次にどのような社会進化が起こるだろうか、
この質問に自分なりには、三つの革命をもう20年前から唱えてきました。
「光重合革命」・「電磁波革命」・「遺伝子革命」でした。
光と電磁波は相互に電磁波と遺伝子も同次元で科学的な検証とエビデンスが
コンピュータというツールによって明確な方向を見いだしています。
フォトニクスセンターが新設以前に、赤外線を皮膚に当てると紫外線となり、
がん細胞を死滅させる可能性など、そのようなことで、
光照射のペンシル型のイメージなどを提示していました。
一般的には、赤外線は身体にやさしく効用性が語られました。
が、紫外線はDNAすら破壊する、
だから太陽光で皮膚癌という常識も一般化しました。
ところが、近紫外線を発生するプラズマTVの危険性を
自分が指摘するとプラズマTVメーカーも一般からも自分は相当に非難中傷。
しかし、
プラズマTVはペースメーカー使用者に最悪とEC各国からの輸入禁止となり、
国内はすべてプラズマTVより、液晶大型TVに大変革。
一方では、紫外線のさらに深紫外線の殺菌・滅菌・消毒、
その可能性は、
新しい電子顕微鏡での遺伝子と深紫外線関係は近接場=エバネッセントで、
細胞破壊はしないが、消毒・滅菌効果ありと言うことが明白になりました。
これは深紫外線を発光するLEDの開発競合が熾烈な競争になりました。
同時に生産化でのコスト競争から廉価性が出てきました。
早速、光量子・電磁波・遺伝子の関係は消毒性と滅菌性が明白になりました。
自分の提唱した「コンシリエンスデザイン」と「看医工学」に、
深紫外線で、
まず、「触って、握って」手・掌の消毒可能な製品開発に着手しました。
エバネッセント光のグリップ製品デザインを発表するに至りました。
しかし、自分としては「電磁波」を全信頼しているわけではありません。
自分の研究室の壁面はじめ、ヘッドフォン発生の電磁波防御も、
未だに気づいているメーカーは僅かです。
安全と安心、そして予防が「看医工学」の目的です。
電磁波は、今後、日本の産業そのものを変化させるでしょう。
* 『無駄な投機だった医工学の廃止が証明できている』
* 「三つの革命を促してくれた『光造形』デザイン」
* 『照明の文化論としての陰翳礼讃』
* 『アレロパシーとして電磁波を制御せよ』
* 「デザイン理念は造形言語と形態言語の形素で未来を招来」
Tags: DNA, EC, LED, TVメーカー, エバネッセント, エバネッセント光, エビデンス, がん細胞, グリップ, コンシリエンスデザイン, コンピュータ, ツール, フォトニクスセンター, ペースメーカー, ヘッドフォン, ペンシル, ラズマTV, 三つの革命, 中傷, 予防, 光, 光照射, 光重合, 光重合革命, 全信頼, 効果, 効用, 危険性, 同次元, 壁面, 太陽光, 安全, 安心, 常識, 廉価, 情報社会, 掌, 提唱, 握って, 方向, 日本の産業, 最悪, 死滅, 消毒, 深紫外線関係, 滅菌, 熾烈, 産業, 癌, 発光, 発生, 発表, 皮膚, 皮膚癌, 目的, 相互, 看医工学, 研究室, 破壊, 科学的, 競争, 紫外線, 細胞, 細胞破壊, 製品デザイン, 製品開発, 触って, 赤外線, 輸入禁止, 近接場, 近紫外線, 遺伝子, 遺伝子革命, 開発, 防御, 電子顕微鏡, 電磁波, 電磁波防御, 電磁波革命, 非難, 非難中傷
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
4月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
「コンシリエンスデザイン」を提唱する基本として、
Silienceというすでに古語化している基本的なことばを調べました。
「無意識の知の核心」=silienceが自分なりの定義です。
そこから、コンシリエンス、レジリエンスは勿論のこと、
新たな展開としてパラシリエンスとメタシリエンスへと拡大しました。
パラシリエンスの具体事例として、
「動物実験」を取り上げてみます。
動物実験は、医学的な倫理に基づいて、動物を使っての事前調査です。
これはいわゆるプライミング=priming:実施事前の具体的な調査です。
しかし、動物実験にまでデザイン:問題解決・価値創出・未来創成は
まだまだ登用されていませんから、
この施設・環境にまでデザインは無適用です。
デザインによる医療機器・医療装置などは、
人間工学を超えて動物実験に必要だと断言しておきます。
これこそ、「パラシリエンスデザイン」という、
新たな倫理観によって
事前調査でのプライミング効果の最適性を検証します。
少なからず、問題提起と問題解決というデザインにとって、
この動物実験、新たな動物実験へのデザインを
「パラシリエンスデザイン」として提唱しておきたいと主張します。
実際、これはコンシリエンスデザイン看医工学としての実務として、
新たな医療機器、それも治療機器:
わが国では医療治療器は決して行わない、
この風潮・制度化現象がありますが、
「パラシリエンスデザイン」として、
治療器開発は当然だと提案しておきます。
*『コンシリエンスデザイン仮説をレジリエンスデザインから』
*『コンセプトからイノベーションは起こらない』
*『手の消毒、そんな時代になっている?』
*『IoTではなくIoMetというライン手法』
*『コンシリエンスデザイン事象を創出する職能』
Tags: priming, silience, ことば, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, コンシリエンスデザイン看医工学, デザイン, パラシリエンス, プライミング, プライミング効果, メタシリエンス, レジリエンス, 主張, 事前調査, 人間工学, 価値創出, 倫理, 倫理観, 具体事例, 具体的, 制度化, 動物, 動物実験, 医学的, 医療機器, 医療治療器, 医療装置, 古語, 問題提起, 問題解決, 基本, 基本的, 定義, 実務, 実施事前, 展開, 必要, 拡大, 提唱, 提案, 断言, 施設, 最適性, 未来創成, 検証, 治療機器, 無意識, 無意識の知の核心, 無適用, 現象, 環境, 登用, 看医工学, 自分, 調査, 風潮
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
4月 19th, 2016 Posted 12:00 AM
熊本の地震状況は日毎に悲惨さを増してきました。
正直、何も出来ません。
自分のような車イス使用者は活動停止を強いられます。
九州の障がい者の知人たちからも実情が届きます。
現地の崇城大学で教員の後輩、九州大学の元私の准教授が
中心になって「レジリエンスデザイン」活動をしています。
そこで、大阪大学で中核整理をしたwebsiteに、
いくつかのデザイン系、建築系の大学からも支援を受けて
「レジリエンスデザインチーム」をつくっています。
何が出来るかといわれても、デザイン・建築の教員とその学生で、
少しでも「レジリエンスデザイン」の知恵を集めることが出来るはずです。
レジリエンスとは、ストレスやプレッシャーに、
身体的・精神的に克てること、それをデザインできうると考えるからです。
自分はコンシリエンスデザインを提唱して、
その対象の一つにレジリエンスデザインがあると主張してきました。
しかし、「まさか」ということが熊本、九州で発生してしまいました。
九州大学では丁度、「レジリエンスデザイン」がデザインテーマだけに、
即、実務活動でその実績を上げていってもらいたいと願っています。
改めて「レジリエンス」がデザイン・建築で再補強されると思っています。
自然、その天災は、とてつもなく人間を活動停止させてくるものです。
しかし、人間は天災のストレス・プレッシャーに克たなければなりません。
そんなチームになってほしいと素直に期待しています。
*『コンシリエンスデザイン看医工学の学際化』
*『あれから20年・・・阪神淡路大震災のこと』
*『コンクリートから解放されること・今世紀のテーマ』
*『Consilience Design Phenomenaの形態・制度設計の効用』
*『「土地の記憶」は鳥居の位置その変遷にある』
Tags: website, コンシリエンスデザイン, ストレス, チーム, デザイン, デザインテーマ, デザイン系, プレッシャー, レジリエンス, レジリエンスデザイン, レジリエンスデザインチーム, 丁度, 中心, 中核, 主張, 九州, 九州大学, 人間, 使用者, 克てる, 再補強, 准教授, 地震, 大学, 大阪大学, 天災, 学生, 実務活動, 実情, 実績, 対象, 崇城大学, 建築, 建築系, 後輩, 悲惨, 提唱, 支援, 教員, 整理, 日毎, 期待, 正直, 活動, 活動停止, 熊本, 状況, 発生, 知人, 知恵, 精神的, 素直, 自然, 身体的, 車イス, 障がい者
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
4月 8th, 2016 Posted 12:00 AM
ムーアの法則、その提案者であったゴードン・ムーアが
1992年箱根でのApple社主催のカンファレンスで、
3原則を提唱しました。
土=シリコン、ガラス=光通信、空気=インターネットは
将来、つまり現在を変革すると基調講演をしました。
まだ、30代だった私はそれを信じて以後の動向を見てきました。
私が現在辿り着いているのは「コンシリエンスデザイン」と
その対象を「看医工学」に決定しています。
そして、発想思考方法は「コンセプト」から離脱することが出来て、
「コンセプト」から「ライン」へと更新することを実務実績にしています。
相変わらず、世間的な未来予測は「コンセプト」、概念あるいは観念ゆえ、
「スマートシティ=Smart City」
「IoT=Internet of Things」
「Big Data」という大雑把な概念・観念が吹聴されています。
「AI-Robotics」人工知能のロボティックスとの共生が謳われています。
僕はこれらを「Line Method」でその詳細に入りこんでいます。
理由は、実務対象としての看医工学にするには、
ライン=最新さを伝統的な脈略で吟味する必要があえると
判断するからです。
スマートシティは、明らかに技術進化して革新化された医療環境です。
それはIoTではなくて、Internet of Medical things=IoMetです。
さらにほとんどタイトルでしかないビッグデータは、
サーバーネットワークとその対処対応システムの完備が必要です。
結局、ロボティクスが再生医学に結びつくことは確かです。
*「革新が始まっているから、私の『夢の形見』」
*『「KK塾」大野ゆう子教授からスタートしました』
*『資本概念の変容と変質はイデオロギーを消去す』
*『非常事態宣言の街=パリにて、決意』
*『K塾最終回 松岡正剛氏からの新たな知の編集』
Tags: 1992年, 30代, 3原則, AI, apple, Big Data, Internet of Medical things, Internet of Things, IoMeT, IoT, Line Method, Robotics, smart city, インターネット, ガラス, カンファレンス, ゴードン・ムーア, コンシリエンスデザイン, コンセプト, サーバーネットワーク, システム, シリコン, スマートシティ, タイトル, ビッグデータ, ムーアの法則, ライン, ロボティクス, ロボティックス, 世間的, 人工知能, 伝統的, 光通信, 共生, 再生医学, 判断, 動向, 医療環境, 吟味, 吹聴, 土, 基調講演, 変革, 大雑把, 完備, 実務, 実務対象, 実績, 将来, 必要, 技術進化, 提唱, 提案者, 最新, 未来予測, 概念, 現在, 理由, 発想思考方法, 看医工学, 空気, 箱根, 脈略, 観念, 詳細, 離脱
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
12月 27th, 2015 Posted 12:00 AM
学術と芸術が分離あるいは分担されてきた教育、
このわが国の教育システム・制度の歴史はとても長いと思います。
幸いにして、私は学術と芸術、それも芸術に派生してきたデザインを学び
プロのデザイナーになることが出来ました。
人はいずれ長じれば自分の職能的な経験値を伝える使命と義務があります。
このことは、すでに大学の恩師達には分かっていたのかも知れません。
私が想像もしていなかった交通被災で車イス生活を余儀なくされた時、
恩師たちからは、大学に戻れと言われ、その大学を辞した時には、
別の大学で、教育系では情報デザインとデザインを、建築系でもデザイン、
こうした教育側の訓練を受けていたのでしょう。
私が大学人を選んだ時には、「やっとその気になったか」と納得を受け、
大学人とデザイナーとして今日を迎えています。
そして、芸術と学術、文系と理系の融合化統合化によって、
私は「コンシリエンスデザイン」と「レジリエンスデザイン」を知り、
デザインを看医工学に焦点化した時には、
学域のデザインは人間の社会と時代、生涯に向かいました。
結果、健康と福祉は「命」=生きることを支えることを明確にしました。
これは私が芸術=美術大学時代の教授達が今なお私に、
プロとしてのデザイナー、その経験に基づく新たなデザイン、
その手法を発見させて、次世代への教育目標を創らせたのでしょう。
私は素直にニュートン的なベクトルの合力によって、
作用点に人間の思考・知識を置いて、その合力が人間に向かえば、
明らかに、健康と福祉が命を支えていること、
この支援力には、
レジリエンスという、例えば自然や社会からの
抑圧に抵抗する力をレジリエンスデザインとし、
レジリエンスデザインを充分に知り尽くしているからこそ、
コンシリエンスデザインが人間の支援力になるということを
明確に確認させてくれているのです。
学力・デザイン力を「コンシリエンスデザイン」とし、
まして私は、身体障害者であり心臓障害者ゆえに
「命」とデザインの関係を相反させて伝えていく使命と義務があるのです。
そして、すでに、このニュートン的な力、合力だけではなくて、
量子力学的な相互作用的、重力的、電磁力的な隠喩としての
新たな「コンシリエンスデザイン」を定義して、
次世代デザインを提唱していくことになるでしょう。
Tags: コンシリエンスデザイン, デザイナー, デザイン, ニュートン的, プロ, ベクトル, レジリエンス, レジリエンスデザイン, 交通被災, 人間, 余儀, 作用点, 使命, 健康, 分担, 分離, 制度, 力, 合力, 命, 国, 大学, 大学人, 学域, 学術, 建築系, 心臓障害者, 思考, 恩師, 情報デザイン, 想像, 手法, 抑圧, 抵抗, 提唱, 支援力, 教授達, 教育, 教育システム, 教育側, 教育目標, 教育系, 文系, 新たなデザイン, 時代, 次世代, 次世代デザイン, 歴史, 派生, 焦点化, 理系, 生きること, 生涯, 発見, 相互作用的, 相反, 看医工学, 知識, 社会, 福祉, 納得, 素直, 経験, 経験値, 結果, 統合化, 美術大学時代, 義務, 職能的, 自分, 自然, 芸術, 融合化, 訓練, 身体障害者, 車イス生活, 重力的, 量子力学的, 隠喩, 電磁力的
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
12月 25th, 2015 Posted 12:00 AM
「力」という概念は「ち」と「から=空」だと考えています。
そして「力」の概念は単純にはベクトルで一つの理解点ができます。
ベクトルには、作用点・大きさ・方向があります。
そこで、医学と工学で作用点から医学と工学の合力ができます。
この合力の大きさはストレートにすでに「医工連携」になります。
同様に、文系と理系の合力が「文理融合」というわけです。
そこで、これらそれぞれの作用点に「デザイン思考」を置いて、
あたかもそれぞれの合力は、学域を拡大力化して大きな効果、
すなわち、イノベーションとなって変革・革新をしてくれるという
そのような錯覚あるいは錯誤感を与えていることは間違いありません。
これは私自身も「力」を概念化して発展的な希望論にするときには
利用・運用可能な手法であることは間違いありません。
こうした「力」=作用点・大きさ・方向はニュートン的な合力形成です。
私はこれが明確な誤りだと断言できるわけではありません。
しかし、「力」の概念が進化していることをさらに深度を深める必要を
私自身デザイン手法であるデザイン思考そのものの
進化と深化を提唱します。
あらためて、この図示を見比べてほしいと考えています。
二つのことに気づいて欲しいのです。
医学と工学で確かに「医工連携」力が出来上がります。
これにデザインが加わるとするなら
医工連携とデザインでの方向が必要です。
さらに、文系と理系で「文理融合」が出来あがり、
これにデザインが関与した場合の論理は生まれていません。
そこからが今年4月からの私のミッションでした。
そこで、この合力にそれぞれデザインとの合力では
「何がデザイン」になっていくだろうかがテーマでした。
つまり、「デザインとは何か?」ということの要素や要因が浮かびます。
これはすでにニュートン的な力学での合力である、
それこそベクトル的な論理では無理なことが明らかになりました。
そして私のミッションである合力ベクトルでの「力」は、
ニュートン力学から量子論的な力学での、
「強い・弱い、いずれかの相互作用」と
「重力」と「電磁力」のメタファー的な力学を関与することが必要でした。
相互作用は距離感や学域の効用効果の範囲を決定します。
同様に、重力的なことは時代性の影響力であり、
電磁力は、経済と文化と歴史がフレミング的な影響力を与えると思います。
Tags: イノベーション, から, ストレート, ち, テーマ, デザイン, デザイン思考, デザイン手法, ニュートン, ニュートン力学, フレミング, ベクトル, ミッション, メタファー, 作用点, 利用, 力, 効果, 効用効果, 医学, 医工連携, 単純, 可能, 合力, 合力形成, 変革, 大きさ, 学域, 工学, 希望論, 影響力, 必要, 手法, 拡大力, 提唱, 文化, 文理融合, 文系, 断言, 方向, 明確, 時代性, 概念, 概念化, 歴史, 決定, 深化, 深度, 無理, 理系, 理解点, 発展的, 相互作用, 私自身, 空, 範囲, 経済, 要因, 要素, 論理, 距離感, 進化, 運用, 重力, 量子論, 錯覚, 錯誤感, 関与, 電磁力, 革新
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
12月 11th, 2015 Posted 12:00 AM
一般的には、「論理性」と「感性」の対比あるいは対称性が、
人間の能力を分化していると考えられています。
つまり、論理性がある人間能力と、
感性能力のある人間を対称的にとらえることは長い間、
対称性よりも対照的に議論と考察されてきました。
たとえば論理性と感性とはお互いに人間の知性そのものを分断する、
このように考えられてきたときに、明快な解答を与えたのは
カントでした。
もっと簡単に言うと、論理性があればあるほど、
感性力の低下が起こります。
これは同様に感性があればあるほど論理性が欠如することも同次元です。
そこで、デザイン思考なる考え方があたかもこの対照性を破壊する手法、
このブームを生み出しました。
これはブームにすぎません。
だから私は、論理性のある人間も、感性のある人間も、
論理性があればあるほど、感性に近づき、
感性があればあるほど、論理性に近づくという手法が大事という、
これこそ「コンシリエンスデザイン」手法ということを
主張しています。
端的に言えば、感性と論理性の間にある完全円形は、
感性と論理性の対称性に対して、破れの現象を起こすと言ってきました。
もっと難しい表現をすると「パリティ崩壊」を起こさせる
感性軸と論理性軸が向かい合っているからこそ、
感性を論理性との対称軸に、論理性を感性の対称軸に置くことで、
感性が磨かれれば、磨かれるほど、論理性を失わせないこと。
論理性があればあるほど、感性を失わせないこと。
この両面、この対称性に決して「破れ」や「崩壊」を起こさせない、
この両対称性の軸からのパリティ性をより高度にしていくことが大事という
この教育こそ創造性での論理性と感性をより高度にしていく、
すなわち「コンシリエンス」な統合性の問題としてきました。
だからこそ、「コンシリエンス」を確約させれば、
「レジリエンス」=ストレスや敗北感以上に、
状況には決して負けない自己認識力の拡充さを創りあげると
主張してきたのです。
これこそ、論理的な思考に対して、感性、もっと端的には
直感が重要であると看破したカントの哲学的な提唱でした。
「直感なき概念は空虚であり、概念なき直感は盲目である」。
私は、この考え方こそ、
デザイン思考ではなくて「コンシリエンスデザイン」と呼んでいるのです。
Tags: カント, コンシリエンスデザイン, ストレス, デザイン思考, パリティの破れ, パリティ性, ブーム, レジリエンス, 一般的, 両対称性, 両面, 主張, 人間, 人間能力, 低下, 分化, 分断, 創造性, 同次元, 哲学的, 問題, 大事, 完全円形, 対比, 対照的, 対称性, 対称的, 崩壊, 崩壊現象, 思考, 感性, 感性力, 感性能力, 感性軸, 手法, 拡充, 提唱, 敗北感, 教育, 状況, 直感, 直感なき概念は空虚であり、概念なき直感は盲目である, 看破, 知性, 破れ, 破壊, 確約, 磨かれる, 端的, 簡単, 統合性, 考え方, 考察, 能力, 自己認識力, 表現, 解答, 論理性, 論理性軸, 議論, 軸, 重要, 高度
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
12月 1st, 2015 Posted 12:00 AM
「KK塾」で、私はコンシリエンスデザインを冒頭に紹介しています。
今回は、医工連携+デザインで看医工学がコンシリエンスデザインと
極めて密接な関係があることを語りました。
まず、ベクトルとして医学と工学を再定義しても「デザイン思考」では、
語り切ることが不可能なことを伝えました。
その最大の理由は、デザイナー的な思考方法での欠落部が多いことです。
しかも「デザイン思考」は米国からのコピーで、ブーム化しただけです。
医学と工学に、看護学と保健学が加わってこそ、
医工連携では、とても現実的な形態設計もさらに制度設計も困難です。
それこそ、コンシリエンスデザインであり、
これがデザイン思考というブームでは不完全なことをまずは二次元、
二次元ベクトルでの要素を増やすことの提唱をしました。
医学と看護学は安心を与え
医学と工学で対症治療になること、
それも対症療法という曖昧さを排除しました。
さらに、保健学が工学に与えることが安全になり、
看護学と保健学が予防になることをベクトル的に示すことで
看医工学こそ、
医工連携+デザインの真のベクトル的な論理としました。
今回の「KK塾」での私のコンシリエンスデザインこそ、
デザイン思考をブームから解放して、
これが日本からの発信になるという提言にしました。
実は問題は、この2次元上でのベクトル展開だけでは
とても語り切れるものではないことを
次回の「KK塾」につなげることをつたえました。
これは、滋賀医科大+国家プロジェクトEDGEでの基調講演を
さらに深めたものになったものと思います。
私は、2次元上での思考展開では、
いつまでもニュートン的なベクトル展開の限界があると思ってきました。
これこそこれからの実務デザインで、
その革新性につながっていくと考えています。
これはコンシリエンスデザインが
次世紀デザインの基本理念になるでしょう。
今回の「KK塾」の提唱性であり、それは前回、テクノロジストであり、
阪大招聘教授とした濱口氏への講演からのヒントへの回答でした。
しかも、
今回、東大大学院で世界最小のマイクロナノロボット開発者、
生田幸士教授に、
「ブーム」となった時点で、その思考、その行動、
その実績は終わっていると断言してもらいました。
私は、ニュートン的ベクトルでの領域学、その実力を
量子力学、すなわち3次元的アナロジー化していくことを次回示します。
Tags: 2次元, 3次元的アナロジー, KK塾, コピー, コンシリエンスデザイン, テクノロジスト, デザイナー, デザイン, デザイン思考, ニュートン, ヒント, ブーム, ベクトル, ベクトル展開, ベクトル的, マイクロナノロボット, 不可能, 不完全, 世界最小, 予防, 二次元, 二次元ベクトル, 保健学, 再定義, 制度設計, 医学, 医工連携, 問題, 回答, 困難, 基本理念, 基調講演, 安全, 安心, 実力, 実務デザイン, 実績, 密接, 対症治療, 対症療法, 工学, 形態設計, 思考, 思考展開, 思考方法, 排除, 提唱, 提唱性, 提言, 教授, 断言, 日本, 曖昧さ, 最大, 東大大学院, 欠落部, 次世紀デザイン, 濱口氏, 現実的, 理由, 生田幸士, 発信, 看医工学, 看護学, 米国, 紹介, 行動, 要素, 解放, 論理, 講演, 量子力学, 開発者, 関係, 阪大招聘教授, 限界, 革新性, 領域学
Posted in ConsilienceDesign, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
11月 17th, 2015 Posted 12:00 AM
パリには三つの目的を持ってやってきました。
三つとは、ちょっと内緒ですが、それよりも大変な事態発生でした。
到着翌日の夕方は「森田恭通氏」の個展オープニングに出て、
現地時間11月13日には、英国駐在の教え子が会いに来てくれました。
彼は、帰英前にその個展を見て英仏間特急電車ユーロスターに乗車。
その時に、パリ6カ所で「同時多発テロ」が起こりました。
ホテルでFBには「無事ですか?」、「大丈夫ですか?」
・・・ん、何?・・・・
TVをつけると、非常事態宣言、パリでの多発テロリズムが発生、
「武器があるから闘うよ+絵文字」とか親友に返答していたら、
「冗談言っている場合じゃない、帰国できるのか?」って怒られました。
ともかく、CNNとBBC(何がWord New?)を見て事態を確認。
ところが・・・NHKは何も伝えてこない!・・・?
現地のTV報道とは格段の違いがある・・・なぜだ?
部屋にあるTV2台を使って、報道を見比べてみるが、
嘘だろう、CNNもBBCも視点が違うのです。
CNNもBBCもeye-point=視座からテロを見ている。
しかし、現地TVはview-pointである被害都市で実態を見つめている。
だから視線=まなざしは動揺し全く視野と視界が異なっているのです。
これがあの3.11も二つの視点違いで情報流布されていたなら、
私は身震いが起こりました。
ジャーナリズムはもう全世界が盲点だらけの報道になっているのです。
哀悼の表現は、PRAY FOR PARISと花とキャンドル、
ライトアップされているフランスのトリコロール色。
これは明らかに全世界の「悲しみ共有の表現」ですが、
現地TVではテロリスト容疑者逮捕、
その荒々しい警官たちの「怒り」は拳銃とマシンガンが暴力的に使用。
もし、日本だったら、これほど荒々しい事は絶対に不可能だと確信します。
非常事態ながら元阪大インターンのフランスの子も駆けつけてくれました。
ともかく、翌々日に新聞を買い、目を通しました。
タイトルはなんとか読めても文章はわかりませんが、
これだけのテロはまさにACT OF WARです。
銃撃戦を報道で見ていたワイフは、怖い、怖い、このホテル襲われない?
帰国の飛行機に自爆テロリスト乗ってこない?
・・・・・・私はひたすら、
8世紀の銃で今なお宗教対立は許せないと思うだけなのです。
1994年にPKFもPKOも銃で平和は大間違いゆえPKDを提唱していました。
「このデザイン活動を急ぐんだ」と自分に言い聞かせるだけです。
一流のエンジニア、一流のテクノロジストにこのショックを
デザイン開発に変えないといけないというメールをしました。
パリでの銃撃戦は映画を超えての恐怖を与えています。
戦争の形式を大変更する、これがイノベーションであり、
IoTをIoMeTに変えるために私はパリにきているのでしょう。
「IoMeT as PKD」は帰国次第、早々に取りかかるつもりです。
* PKD=Peace-Keeping Design
Tags: 1994年, 3.11, 8世紀, ACT OF WAR, BBC, CNN, eye-point, FB, IoMeT, IoT, NHK, Peace Keeping Design, PKD, PKF, PKO, PRAY FOR PARIS, TV, TV報道, view-point, イノベーション, インターン, エンジニア, オープニング, ジャーナリズム, ショック, タイトル, テクノロジスト, デザイン開発, テロ, テロリスト, テロリズム, トリコロール色, パリ, フランス, ホテル, マシンガン, まなざし, メール, ユーロスター, ライトアップ, ワイフ, 一流, 不可能, 事態, 事態発生, 個展, 全世界, 内緒, 冗談, 到着, 同時多発テロ, 哀悼, 嘘, 報道, 大変更, 大間違い, 宗教対立, 容疑者, 帰国, 平和, 形式, 怒り, 怖い, 恐怖, 悲しみ共有の表現, 情報流布, 戦争, 拳銃, 提唱, 教え子, 文章, 新聞, 日本, 映画, 格段, 森田恭通, 武器, 現地, 発生, 目的, 盲点, 確認, 自爆テロリスト, 花とキャンドル, 英国, 表現, 視座, 視点, 視界, 視線, 視野, 親友, 警官, 身震い, 返答, 逮捕, 部屋, 銃, 銃撃戦, 阪大, 非常事態, 非常事態宣言, 飛行機
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
11月 3rd, 2015 Posted 12:00 AM
11月3日 赤口(癸未)
発想はイノベーションのため。
この言説は安易過ぎる。
イノベーションは「革新」ではないし、
「革新」は、
発想を共同化共有化では無理である。
なぜなら、
イノベーションを提唱した
シュンペンターは
「新結合」:コンバイネーションである、
これが提唱の定義であった。
川崎和男の発想表現手法
Tags: イノベーション, コンバイネーション, シュンペンター, 共同化, 共有化, 安易, 定義, 川崎和男のデザイン金言, 提唱, 新結合, 無理, 発想, 言説, 革新
Posted in APHORISM, 川崎和男の発想表現手法
目次を見る