12月27日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
12月 27th, 2021 Posted 12:00 AM
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7月 20th, 2017 Posted 12:00 AM
車椅子生活が驚愕するばかりか、すでに丁度40年です。
正直なところ、私が歩いていた、スキーをしていた、拳法をしていた、
ロッククライミングや遠泳大好きを知っている人は少ないのが現実です。
だから自分は違う惑星で生きながらえているという具合に考えてきました。
そして使命だと思ってきたのが車椅子の開発実現でMoMAなどに永久収蔵。
最近はエスカレーターで大事故や、飛行機搭乗で社会問題などがあります。
その都度意見を聞かれますが、正直、自分ならこうするとか、
経験ではエスカレーターは危険、飛行機選別などは無言を貫いてきました。
理由は至極当然ながらもう無駄、これまではすべて喧嘩をしてきました。
しかし、実際には行動して社会化をすること・行学が本位だったのです。
ところがこれすらはすべからく現代はねじ曲がってきています。
「ユニバーサルデザイン」・「バリアフリー」がほとんど社会ルール、
いわゆるサンクションにまでなっていますが、
これ自体に大間違いや日本では無理を一杯発見するからです。
ユニバーサルデザインは偶然にも米国の友人達から川崎が大学人になる、
そんな噂でいち早く私にユニバーサルデザインが届きました。
これも米国ですでに過ちがありましたがそのことまでは戻らないことと、
これも米国のデザイン仲間と話合いました。
Gマークに「ユニバーサルデザイン賞」を決定、
政府にその報告書を提出しました。
私自身、「車椅子マーク」世界標準が美学的にも納得出来ずに、
私なりのマークをダウンロードして使って貰うよう仕掛けました。
海外では世界標準を離れた車椅子マークが公共施設、新しいホテル、
さらには車両などにどんどん出てきています。
車両に表示する「身障者マーク」は「四つ葉のクローバーマーク」に
交通法規とともに私デザインにしました。
このときも今なら言えますが、身障者団体のトップと大喧嘩しました。
「川崎さん。ここは警察庁ですから」と警察官僚から注意されました。
しかし、身障者すべてのパブリック意見を集結し、
ハートであってほしい、四つ葉であってほしい、そのマークデザイン。
そして最近は、バリアフリーとかいうホテルでも、
バリアフリーの部屋の扉にはいくつ覗き窓がありますか?と聞けば、
「一つです」とか言われただけで、(二つ必要)
何の工夫もされていないことがすぐにわかります。
もっと大変な「ユニバーサルデザイン研究」を日本の大学機関相手に、
「全て基本認識が間違っている」と言い放たなければなりませんでした。
まだしばらく言い続け、闘争する必要がありそうです。
& 『ユニバーサルデザインハンドブック』監修
& 『車椅子マーク』
* 『ユニバーサルデザインの原意』
* 「少数派のためのデザインから・再度、再検証」
* 『公・自・単・情・安・省・空を暗記せよ』
* 『パリには車イス対応が最初から叶っていた!』
* 「随分改善された車椅子対応までのエピソード」
Tags: 40年, Gマーク, MoMA, エスカレーター, サンクション, スキー, ダウンロード, デザイン仲間, ハート, マーク, マイケル・カリル, ユニバーサルデザイン, ユニバーサルデザイン研究, ユニバーサルデザイン賞, ロッククライミング, 世界標準, 交通法規, 喧嘩, 四つ葉, 四つ葉のクローバーマーク, 基本認識, 報告書, 大学機関, 大間違い, 惑星, 拳法, 政府, 本位, 永久収蔵, 無言, 理由, 社会ルール, 社会化, 社会問題, 納得, 美学的, 行動, 行学, 警察官僚, 警察庁, 身障者マーク, 身障者団体, 車椅子, 車椅子マーク, 車椅子生活, 過ち, 遠泳, 闘争, 飛行機搭乗, 飛行機選別
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
4月 8th, 2017 Posted 12:00 AM
企業というのは何か?、
これを忘れた企業があふれていると言っても過言ではありません。
すでに日本では、かつての商あきないのルールが忘れられ、
企業ガバナンスなるなんともある意味では、
商倫理が反狂した制度だけが温存してしまったようです。
よって、製品も商品も分からず、ましてや企画も計画も区別できない、
そんな企業内日本語が氾濫しています。
「KK適塾」、この最終回で私は、「企画」「計画」を説明しました。
本来、商品をもって企業はその活動を社会化するべきです。
しかし、商品も製品も区別されないモノ販売とその経営の行き詰まりは、
見事にわが国の基幹産業を台無しにしてきました。
私がこの兆候に気づいたのはバブルど真ん中でした。
幸いにして私はApple本社のコンサルタントとして、
米国クパチーノと福井を往来している最中でした。
日本がおかしいし、もはや日本の経済はますます低迷どころか、
やがて基盤産業も失うであろうと予測しました。
一時、リーマンショックがあって、さらに3.11で日本は国土的にも
大惨事を迎え、それは今も南海トラフ、首都直下、竜巻と気候変動に、
日本の自然環境そのものが狂いだし、同時に家電から自動車産業すら、
最早危うくて基盤産業を失ってしまったと言わざるをえません。
果たして、改めて私は「企」について意味と定義を書き残します。
「止」=足跡が屋根印の下にあります。
これは明確に「立ち止まって背伸び=つま先立ち」をしているのです。
ということは、立ち止まって遠くに目標を定めているのです。
つまり、「企」とは未来に目標を定めているのです。
ということは「企業」とは常に
つま先立ちをして未来の目標を見定めているのです。
ということは、企業トップがマスコミ:大衆に向かってお辞儀をして
あやまっている段階でこの企業は
企業の社会的な存在を失っているということです。
* 『GRiD社キーボード位置をどう乗り越えるかだった』
* 『開発コードネーム・Popeyeからの拡大』
* 『メセナフィランソロピーが「ジン」酒造企業ではどうか』
* 「希望を企望に」
* *産・官・学などありえない!・・・*
Tags: 3.11, Apple本社, あやまっている, お辞儀, クパチーノ, つま先立ち, バブル, リーマンショック, 企, 企業, 企業ガバナンス, 企業トップ, 企画, 制度, 南海トラフ, 反狂, 商あきない, 商倫理, 商品, 基幹産業, 日本語, 止, 気候変動, 温存, 社会化, 立ち止まって, 竜巻, 米国クパチーノ, 自然環境, 製品, 計画, 過言, 首都直下
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
6月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
文系と理系が大学教育では完全に分離してきました。
文理融合は必然の教育テーマになっています。
都合のいいことは、これをまた米国の大学から、
d.Schoolのそれこそコンセプトを知らされると、
余りに見事、i.Schoolを掲げて、
文理融合というより、デザインの発想を取り入れるのが大きな手法となり、
「デザイン思考」がその決め手ということになりました。
しかし、理系を文系に、文系を理系に接近させたところで、
その合致点は、結局、理系そこそこ、文系そこそこ、
デザイン思考ならば、デザインには確実な実技がともなっています。
具体的には、「スケッチが描けること」が必須なわけです。
スケッチが不得手であったなら図解の基本は?となり、
現実にデザイナーが居なくては、この教育は全く不可能なのです。
阪大は、デザイン思考に疑念を持ち、徹底的にその源にもどりました。
それは「コンシリエンス」という
知識・知恵の造語を19世紀に見つけました。
それを自分は「コンシリエンスデザイン」として、
最も何も社会化出来なかった医工学に当てはめる論理を打ち立てました。
そうしたら米国のMITでは「コンシリエンス」に
科学−社会自然学を適合させていました。
とても明快になりました。デザインは「問題解決」ゆえ、
その対象を「看医工学」に差し向けると、
一体これまで何を実現してきたのか、
どれだけ税金を投機し無駄に終わってきたのか、
その医工学の欠点が明らかになってしまいました。
なぜなら、看護学・医学・工学・保健学によって、
安心・安全・最新医療環境・予防までが明快に論理解決できたことです。
明言すれば、医工学のこれまでの効能性ゼロを証明してしまったことです。
*『デザイン言語表現がコンシリエンスデザインになる』
*『『デザインとは何か?』=デザインとは前頭葉である』
*『手描きスケッチのツール』
*『プロとして元気の素は鉛筆への作法』
*『イラスト・漫画はデザインスケッチでは無い』
Tags: 19世紀, d.school, i.school, MIT, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, コンセプト, スケッチ, ゼロ, テーマ, デザイナー, デザイン, デザイン思考, 不可能, 不得手, 予防, 保健学, 具体的, 分離, 効能性, 医学, 医工学, 医療環境, 合致点, 問題解決, 図解, 基本, 大学, 大学教育, 安全, 安心, 完全, 実技, 実現, 対象, 工学, 差し向ける, 徹底的, 必然, 必須, 手法, 投機, 接近, 描ける, 教育, 教育テーマ, 文理融合, 文系, 明快, 明言, 最新, 欠点, 決め手, 源, 無駄, 現実, 理系, 疑念, 発想, 看医工学, 看護学, 知恵, 知識, 確実, 社会化, 社会自然学, 科学, 税金, 米国, 結局, 見事, 解決, 証明, 論理, 造語, 適合, 都合, 阪大
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
12月 10th, 2015 Posted 12:00 AM
ともかく自宅を最も住みやすくしたい!
そのためには、デジタル化するというのは大きな一つの手段です。
しかし、人間らしさを維持するにはアナログ系に包まれることが方策です。
したがって、
私はデジタルとアナログのバランス、対称性の維持を考えます。
自宅玄関はデジタルアッサンブラージュです。
デジタルサイネージがいつまでたっても、
肝心なヒット商品を街の中、社会化できていないのが現状です。
だから私は「デジタルアッサンブラージュ」と名付けた、
デジタル系環境、Wi-Fiや赤外線を駆使しつつ、しかも一番のことは
私が自宅内では電動車椅子ゆえに、その行動制限があることです。
たとえば、ドアの開閉は全く不可能でしたが、
ドアの開閉が出来るばかりか、
外出先からのコントロールも可能になりました。
正直なところ、これまでのドアはもう時代遅れ甚だしくて、
ドアそのものさえも、鍵穴もドアハンドルももはや不要です。
したがって、一応、現在はカーボンファイバー製にしてありますが、
実際、カーボンファイバーという素材にはもはや未来はありません。
自宅玄関での電磁波空間は、さらに検証が必要だと思っています。
Wi-Fi空間ではまだまだ人体的な検証がなされてはいません。
私はWi-Fi空間には、必ず、水空間との接触性が必要だとさえ考え、
これを阪大の研究室でも研究対象のひとつにしています。
それはモニターデザイン設計していて頃には、
すでに「ドライアイ」対策、この考え方が必要でした。
ところが、安易なマーケティングでは「青色遮断」になって、
PCメガネなるブームになっていますが、あれは大きな間違いです。
ドライアイをどうすべきか、という発想の商品は唯一、
私のデザインだけです。
最近気づいているのは、ヘッドホンデザインでは、脳と電磁波遮断構造、
このヘッドホンメーカーは一つしかありません。
現代生活を包み込んでいる電磁波空間では、
この遮断をどのようにデジタル化解放を
アナログ的に人に近接すべきかです。
そういう意味でも、自宅玄関でのデジタルアッサンブラージュ実験、
そして、この解錠施錠システムのデジタル手段をアナログ化することは
これからの大きなデザインテーマだと考えています。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
10月 20th, 2015 Posted 12:00 AM
阪大の医学系研究科に移籍してから、
文理融合や医工連携では限界があることを開発実務毎に
大きく感じてきました。
特に、「危機管理工学とデザイン」の関係には大疑問があり
それこそ3.11復興事態が危機管理工学中心主義は間違いです。
そこで、「危機解決実務としてのコンシリエンスデザイン」を
私は提唱するとともに、この後期から医学系研究科にて講義を開始。
と同時に「KK塾」を学術界や産業界での第一人者の専門家を
私の評価基準で
選びに選んでこの講座の講演者になっていただきました。
デザインは未だにデコレーションと同義ですし、しかも、
エンブレム問題や盗作問題でますますデザインの理解は下降しました。
私は、マネージメントやマーケティングが
デザインと同次元で扱われていることをズーッと批判してきました。
本来のマネージメントは短絡的な管理ではありません。
マーケティングはいつも儲け話が先行しています。
学術+芸術の統合=コンシリエンスと断言しても、
統合の概念がこれも問題解決=デザインを曖昧にします。
統合を
●「規模的統合」
●「ネットワーク的統合」
●「機能的統合」
●「文化的統合」
という四つの明確な方向性と統合力の大きさで、
問題解決=デザインを明確にしていく講座を開設します。
コンシリエンスデザインであるだけに、
私は講演者それぞれが第一人者である実例を大事に、
その根底思想や手続き、妨害事項、それでも成果評価を
語ってもらうつもりです。
講演者は全てが文理融合した頭脳と行動力で社会的かつ国際的な
実績者たちばかりです。
今、デザイナーの発想方法は「デザイン思考」として語られています。
しかしデザイナーにはセンスが求められていますから、
この講座では、まず、私たちが現代世相から未来創出の
問題点そのものを明白にすることから始めてもらうつもりです。
人類にとっての最大な問題は、「生き延びること」につきます。
しかし、私たち日本人は3.11で、天災と人災でもう一度、
自分たちの生活様式に対し、再熟考を要求されています。
私は敗戦を体験し、先進国家だけに未来をデザイン設計する立場なのです。
もはや、これまでのデザイン系大学では近接不可能な
次世代デザイン=コンシリエンスデザインがこの塾で社会化します。
この講座では、コンシリエンスデザインを
私は看医工学に向けてより正確な質問と対談を講演者とやってみます。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
8月 14th, 2012 Posted 12:00 AM
プロダクトデザインの本質を一言で断言すれば、
「使い勝手と美しい存在性」につきます。
そして、このリモコンが明示している人間と生活への提示は、
企業の社会的存在性を最大限に表示しています。
つまり、この企業が人間としての尊厳確認を自己確認しています。
これらはB&O社のリモコンです。
自宅のオーディオシステムはこのすべてで管理ができます。
すでに廃盤商品になっている20年前のモノ(右端)もまだ使えますが、
これはその当時に、
「いづれ家庭内のTVから照明から電話すべて」を
コントロール可能としていました。
しかし、時代尚早だったために
そのようなシステムまで開発は進化できませんでした。
こうしたB&O商品は、
当時から確実に未来のデザインを誘発させる美学的思想と
ライフスタイルを示唆していました。
しかし、B&Oという企業は現代に至って、
そこまでの経営手法そのものを革新的に出来ませんでした。
明らかに経営者能力が
デザイナーの夢を支えられなかった証明と言っていいでしょう。
翻って、エレクトロニクス関係、情報系、
エネルギー系などへの「デザイン提案」を、
実現するのは「企業経営者の義務」だと明言しておきます。
つまり、デザイナーの夢は「絵に描いた餅」と揶揄されます。
それも経営者という種族が
「たかがデザイン」としか思っていないのが真実です。
私はこうした経営者を喧嘩相手に40余年生き抜いてきました。
こうした経営者が社会的リーダーだというのは大間違いです。
それはほとんど無責任で真善美の人間としての生き様の基軸を、
ひとまずは「仮想の経営者にすぎないこと」にも無自覚で、
とても哀れな存在だと指摘しておきます。
まして、そんな経営者が全世界的に増殖していますから、
これは地球規模的大問題です。
デザイナーは、その専門的職能の真意忠実に、
正道をめざして自分の生涯を
そのような経営者から離脱させるべきでしょう。
「たかがリモコン」ですら、
その存在意義に、世界観のあるべき方向が見えています。
比して、現代の全てのリモコンの醜悪さが、
そのリモコンを社会化した企業、
その企業経営者の何物かの
「あってはならない罪悪性」までを象徴していると考えます。
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1月 9th, 2012 Posted 12:00 AM
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Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
2月 26th, 2010 Posted 1:55 AM
Business Design Model
3月2日に新製品デザインを発表します。
これは、Business Design Modelとして、
その実務実例を製品としてまとめました。
ここでも前述してきました「ビジネスモデル」が、
特に、日本では大きな誤解の中で歪んでしまいました。
もう一度、「ビジネスモデル」の本来の定義にもどります。
まず、「ビジネス」ですから、これは経営=収益構造です。
収益構造によって利益を得ます。
そして、その利益還元を社会化する「モデル」という、
サイクル・円環・スパイラルだったわけです。
したがって、その収益から社会還元は「モデル」となる、
オリジナリティや、知財性からスタートすることです。
ところが、オリジナルな知的発想の独占性が必要でした。
その独占性=知財性は、収益構造になるわけですから、
利益独占性に優位性があるということになったのです。
結果、「社会還元」は無視というか、
経営儲け主義の欲得の中で喪失してしまいました。
ここには、「製品」・「商品」よりも、
「金融」に直結する「モデル価値」で、停止しました。
私は、「金融」の基本である
「製品価値」・「商品価値」に、
不可欠であった「デザイン」の位置が、
全く狂ってきていると判断してきました。
そこには、もう「ブランド」や「商品イメージ」を
超越した方法論が必要だと考えてきました。
まず、「製品」のアイデンティティには、
三つの基盤が必要だということです。
●「製品コンセプト」の強力な訴求性です。
●「製品要素」としての「新素材の性能性」です。
●「製品要因」としての「新実装技術の機能性」です。
こうした三つが「商品化」に向かって、
初めて「企業特色であるモノづくり思想」、
これが「ブランド」を構造化するという思想です。
その「ブランド」には、
基本としての「コンセプト」は、「商品の効能性」です。
これで、もう一度、「ビジネスモデル」のサイクルは、
企業収益から社会還元という美学性と倫理性になります。
これを私は「ビジネス・デザインモデル」として、
「デザイン」先導による
ビジネスモデルの再構築をめざしたということです。
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Posted in 012「ビジネスモデル」, 資本主義から逃走せよ!
11月 15th, 2009 Posted 8:39 AM
私は47歳で大学人になりました。
いつも「産・官・学」というのが「耳鳴り」でした。
というよりもほとんど、「耳障り」でした。
私は、そんなもの、そんなことは絶対に不可能!と、
言い続け、絶対加わらないという信念
それはデザイナーであるポリシーでした。
だから、それなりの仕打ちをどれだけ
受けたことでしょうか。
デザイナーの私には、産官学を言う「知恵なき集団」、
そんな集団が創造など出来るわけが無い、と
いう確信が経験値としてあります。
約580点のデザイン作品を社会化してきた自負です。
(最近海外メディアの取材で、秘書が整理してくれました)
今、政権交代によって、
「産・官・学」は「予算計上が完全ストップ」されました。
静かな「革命」が起こっていてくれるなら、
とてもうれしいことです。
「産」は、当然儲けたいし、その研究費に食らいつきます。
関わった産業人は言い訳を用意すればいいのです。
「官」は、とりあえず、お上としての目線で、
何か社会にイノベーションを与えた気になるだけです。
「学」は、
無能な研究室や教授に限って声高に論文程度にするだけ。
途方もなく国税を無駄にしているかを見てきました。
「入場者数が90万」という施設運営のお見事さを
宣った館長では、やはり、社会的な存在は無理です。
ある県立美術館長が私に言いました。
「私の美術館は、こうみえても年間2万人ですよ!」
「ふざけないでください!、それがご自慢なら間違いです。
年間400万人がルーブル美術館です。ご存知ですか?
日本で、年間170万人やがて200万人という美術館が
日本にあります!、そこには私の作品も収蔵されていますが」
少なくとも、私は国立法人大学の教授です。
しかし、「御用学者ではありません」。
多分、官僚にものすごく嫌われるほどIQが高いですから。
彼らとの議論には負けないことがイヤなのでしょう。
けれども、
研究室は必ず、誰かがいます。 国費を使うだけのことに、
「懸命」に、「賢明」であるべきというのが愛国心です。
必ず、研究成果を「社会提案」します。
「いのちと向き合うデザイン」の研究室です。
あまりにもひどい国立・公立はもとより、
私立であっても、
「大学」は、「知を探求し、感を創出」するべき場です。
もし、税金や助成金がもらえたなら、
必ず「モノにする!」能力は限られた大学人だけです。
そういえば、前政権の土壇場予算応募がありました
「最先端××××=2700億円」です。
国費に応募したことのない私が応募しました。
当然、見事に落とされました。
「研究の重要性は理解できるが・・・」と
簡単に評価されました。
重要性など分かっているはずがありません。
待っていていただきたい。
必ず、「世界的なデザインで、世界を変えます!」から。
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Posted in 資本主義から逃走せよ!