6月5日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
6月 5th, 2021 Posted 12:00 AM
目次を見る
6月 30th, 2020 Posted 12:00 AM
6月30日 友引(甲辰)
日々に進化発展を遂げる
コンピュータを前に、
デザイナーは期待と
新たな呪縛にとらわれている。
産業革命があっての
インダストリアルデザインだった。
Tags: インダストリアル, コンピュータ, デザイナー, デザイン, としてのデザイン, 呪縛, 川崎和男のデザイン金言, 日々, 期待, 産業革命, 発展, 進化, 関数
Posted in APHORISM
8月 19th, 2017 Posted 12:00 AM
08月19日 先負(戊寅)
川崎和男の発想表現手法
12月 29th, 2016 Posted 12:30 AM
12月29日 赤口(乙酉)
川崎和男の発想表現手法
Tags: 人間, 厳格性, 呪縛, 川崎和男のデザイン金言, 権力, 歴史, 虚構
Posted in APHORISM, 川崎和男の発想表現手法
6月 17th, 2016 Posted 1:00 AM
おそらく20世紀後半に、人間の思考は、
「コンセプト」に呪縛されてきたとようやく指摘できます。
この言葉は側に「概念」という訳語を
日本語解釈には持っています。
しかし、概念とコンセプト、あるいはconceptについて、
自分はデザイナーとして確かに寄りかかっていたことは
自白しておかなければなりません。
そして、デザインを教育する立場では、
まず、「概念」と「観念」についても、無論、哲学用語からも、
さらには「概念」と「観念」の間にconcept=コンセプトを置いた講義、
それだけでは自分自身が「コンセプト」のまともなあるいは正当な
その定義を確実に伝えたという経験はありません。
もっとも「コンセプト」を多用しているそれこそ、企業の開発、
あるいは大学での研究などにおいても、
「コンセプト学」などは皆無と断言していいでしょう。
したがって、自分が「コンセプト」とは何か?という説明では、
「端的に一言で言い切ってしまえる印象」ということが
的を得ていると一応思ってきました。
でも、これすら自分のデザイン活動の中で大きな疑念がありました。
特に大学人になってから、それこそ一流の学者たちが、
日常的に多用している「コンセプト」ということになると、
この疑念は明白に、思考的、哲学的、科学的な
「大間違い」であると言い切れるようになりました。
例えば、
黒というコンセプトと白というコンセプトと言い切った場合、
「コンセプト」で語られた白であれ、黒であれ、
印象の曖昧さしか残っていないということです。
断言すれば、黒は全てを飲み込み、いや包含していて、
白は反射して、概念でも観念でもありえない事実でしかありません。
かねてより、「観自在」に委ねられた人間の発想・着想、そして思考には
もっと連綿とした対立や対比が「ライン」で連続しているのです。
「コンセプト」を早く捨てることを推奨します。
*『空間へのdolly的な隠喩性という手法』
*『デザインのようなデザインという大誤解の現実がある』
*『造形デザインがレジリエンスデザインを具体化解答』
*『照明の文化論としての陰翳礼讃』
*『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』
Tags: 20世紀, concept, LINE, コンセプト, コンセプト学, デザイナー, デザイン, デザイン活動, ライン, 一流, 一般的, 一言, 事実, 人間, 企業, 側, 包含, 印象, 反射, 呪縛, 哲学, 哲学用語, 哲学的, 多用, 大学, 大学人, 大間違い, 学者, 定義, 対比, 対立, 後半, 思考, 思考的, 指摘, 推奨, 教育, 断言, 日常的, 日本語解釈, 明白, 曖昧さ, 概念, 正当, 無論, 用語, 疑念, 発想, 白, 皆無, 着想, 研究, 科学的, 立場, 端的, 経験, 自分, 自分自身, 自白, 観念, 観自在, 言い切れる, 言葉, 訳語, 説明, 連続, 連綿, 開発, 黒
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
6月 15th, 2016 Posted 12:00 AM
6月15日 先負(戊辰)
川崎和男の発想表現手法
Tags: ことば, コンセプト, 呪縛, 川崎和男のデザイン金言, 映像, 時間軸, 発想, 着想
Posted in APHORISM, 川崎和男の発想表現手法
6月 14th, 2016 Posted 12:00 AM
6月14日 友引(丁卯)
川崎和男の発想表現手法
4月 6th, 2016 Posted 12:00 AM
デザイン発想は「コンセプト」主義に呪縛されています。
僕は、コンシリエンスデザインと看医工学を対象として、
「コンセプト主義からの解放」を
新しい手法論に持ち込んでいます。
それは、文脈と物語性、コンテクストとアフォーダンスで
「ライン」にコンセプトからストーリー発想を込めています。
この結果がつながっていくのが、
インターネットの高密度情報ネットワークの基盤化です。
ところが、これはすでに「スマートシティ」計画や
「ビッグデータ」に結びついていますが、
現在、この言葉もコンセプト、
ほぼ概念どころか観念に近く破綻しています。
これは何としてもコンシリエンスデザインの実務実績の目標です。
また、わが国の3.11での天災と人災では、その復興と対策は不可欠ですが、
国内の全大学でも、3.11を教訓として「レジリエンスデザイン」は大欠落。
僕の次世代デザイナーへの置き手紙はここに集約されなければなりません。
これらをテクノロジーで陵駕していくのは、
まさしくロボット社会ですが、
これは、人工知能的な思考に「手=脳」というアナログ性をデジタル化が
コンシリエンスデザインの最大目標だと認識しています。
そこから、このデザインの対象は
「私たちが幸福だろうか」という根本疑問があります。
この問題解決・価値創出・未来創成を創発させるのは、
「ライフケア」という新たなプライバシーと社会的な新たな制度設計です。
これらを成し遂げる次世代デザイナーは、
必ず、「コンシリエンスデザイン」を下敷きにした、
デザインテクノロジストの養成だと考えています。
インターン生・研究員を公募しています。
*『看医工学としての介護のコンシリエンスデザイン』
*『モノの神話性から物語り性がアフォーダンスを超えていた』
*『コンセプトからイノベーションは起こらない』
*『プライバシーという人権の荒唐無稽さ』
*『コンシリエンスとレジリエンス』
Tags: 3.11, アナログ性, アフォーダンス, インターネット, インターン生, コンシリエンスデザイン, コンセプト, コンセプト主義, コンテクスト, ストーリー発想, スマートシティ, テクノロジー, デザインテクノロジスト, デザイン発想, デジタル化, ビッグデータ, プライバシー, ライフケア, ライン, レジリエンスデザイン, ロボット社会, 不可欠, 主義, 人工知能, 人災, 価値創出, 全大学, 公募, 制度設計, 創発, 呪縛, 問題解決, 国内, 基盤化, 大欠落, 天災, 実務実績, 対策, 対象, 幸福, 復興, 思考, 手, 手法論, 教訓, 文脈, 最大目標, 未来創成, 根本, 概念, 次世代デザイナー, 物語性, 疑問, 目標, 看医工学, 研究員, 破綻, 社会, 結果, 置き手紙, 脳, 観念, 解放, 言葉, 計画, 認識, 陵駕, 集約, 高密度情報ネットワーク
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
4月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
僕がちょうど大阪大学大学院に名古屋市立大学大学院から移籍した頃、
それは2008年頃から「イノベーション」が盛んに唱えられる風潮でした。
それはわが国が「失われた20年」を取り戻すための
一つのかけ声だったものと考えます。
と同時に、僕の講演テーマ依頼も「イノベーション」が求められました。
だから、僕は徹底的に「innovation」について理論武装を始めました。
あれから現在はさらに「イノベーション」が強調されていますが、
根本をすっかりと失っている現在の潮流があると主張します。
現在拍車をかけているのは「デザイン思考」なる経営方法論という商品と
「革新」、しかも「技術革新」のとらえ方すら歪んで来ているようです。
最近はこの歪みが日本の産業界を呪縛し始めていることは否めません。
僕はあらためてこの理由を三つに分別して、デザイン思考の安易さを
「コンシリエンスデザイン」でのinnovationをシュンペンターに遡及し
当初の、「新結合」・「新機軸」というプリンシパルにもどします。
その遡及は漢字「革新」にあると考えています。
「革」とは、皮革の象形文字であることは明確です。
そこに「新」という漢字が関わりを果たします。
「新」という漢字のとらえ方に現代の歪みの問題があると判断しています。
「新」とは、樹木に斧を入れる行為その瞬間性を表していますから、
まさに皮革をピーンと張って、刃物で切り裂く行為そのものですから、
「新商品」というのは、商品に刃物を入れるがごとく、
商品群を切り裂いた瞬間の樹木液が流れ出るような事でしょう。
それはシュンペンターが予知した「新結合」や「新基軸」で
景気そのものに社会変動を起こしたかどうかまでが求められます。
シュンペンターは景気動向に新基軸が入れば、
資本主義経済そのものが異質化すると断言しています。
彼が1927年に学術界で発言の翌々年、1929年には「大恐慌」が起こり、
それは世界大戦の大きなきっかけになっていることこそ、
「イノベーション」は再度大きな検証が必要だということです。
景気動向への「新結合」・「新基軸」が
如何に「革新」あるいは「技術革新と景気」と関係するか、
もっとグローバルに考えられるべきでしょう。
*『商品である「デザイン思考」は経営論にすぎない』
*「『イノベーション』大衆化した原意も疑う」
*『「KK塾」の対談と質問はイニシャルで方向決定』
*『サイエンスの限界にある美学性をさらに造語化』
*『球体に働いている力は統合的な知識になる』
Tags: 1927年, 1929年, 2008年, INNOVATION, イノベーション, かけ声, きっかけ, グローバル, コンシリエンスデザイン, シュンペンター, デザイン思考, プリンシパル, わが国, 世界大戦, 主張, 予知, 依頼, 刃物, 切り裂く, 判断, 名古屋市立大学大学院, 呪縛, 商品, 問題, 大恐慌, 大阪大学大学院, 失われた20年, 学術界, 安易, 強調, 徹底的, 必要, 技術革新, 拍車, 斧, 断言, 新, 新商品, 新機軸, 新結合, 明確, 景気, 根本, 検証, 樹木, 樹木液, 漢字, 潮流, 現在, 理由, 理論武装, 産業界, 異質化, 発言, 皮革, 瞬間, 瞬間性, 社会変動, 移籍, 経営方法論, 行為, 講演テーマ, 象形文字, 資本主義経済, 遡及, 革, 革新, 風潮
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
3月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
初めて「国立新美術館」に出かけました。
それもイベントのオープニングにちょうど東京にいることもあり、
出かけることにしました。
おそらく同じデザイン界の人物に会うことになるだろうと覚悟しました。
正直、僕はひっそりとじっくりと観ることが好きなのですが
出かけました。
もう、その美術館の入り口から知人たちに会い始めました。
「三宅一生展」は、観ておくべき展覧会であることは間違いありません。
車イスゆえ優先的に最初に会場に入ることができました。
いきなり、建築家・安藤忠雄氏に出会い、そのまま三宅一生氏、
そして会場構成の吉岡徳仁氏と
グラフィック総括の佐藤卓氏に会いました。
佐藤卓氏とは、東京では結構思いがけない店で出会っています。
「よく会うね」とか、
「あの店大好きだから、今度一緒に」と会話しました。
三宅一生氏の仕事は、いわゆるファッションデザイナーを超越しています。
「プリーツプリーズ」の評論は、私が最初に書いたと思います。
その時にはポリエステル繊維から、布特性の7段階を知りました。
これは今ようやく「羽二重」ブランドの骨子になっています。
さて、問題はこの「国立新美術館」の建築設備でした。
遠慮無く断言すれば、美術館という空間建築とその設備は
もはやとても時代遅れはなはだしく、
私には美術館ではなくて「博物館」でした。
三宅一生氏の仕事の集大成は、もはや美術館を超えていたはずです。
明確に言い切ればデジタル表現の設備が全く考慮されていない空間でした。
これは、未だにプロジェクタースクリーンが4:3であることです。
すでに画面表示は16:9にも関わらず、日本全国の公的場所は4:3です。
しかも一画面でしかありません。
投影アプリがPowerPointばかりと同等です。
たとえばデジタルというとすぐに「デジタルサイネージ」が喧噪ですが、
その実態には何も新鮮さがないことに等しいのです。
IoT=Internet of Thingsというデジタル表現もこの漠然さに日本は呪縛され、
本来のIoTの、その将来がみえていないことに等しいのです。
僕は「デジタルアッサンブラージュ」を提案していますが、
おそらくこれが理解されるにはまだ当分時間がかかりそうです。
もはや、美術館も博物館も、そうなると街角のギャラリーですら
「デジタルとアナログ」、「アナログとデジタル」、
この相関関係のインターラクションが必要です。
しかし、
インターラクションの定義はもっと時代で研磨されるべきでしょう。
Tags: 16:9, 4:3, 7段階, Internet of Things, IoT, PowerPoint, アナログとデジタル, イベント, インターラクション, オープニング, ギャラリー, グラフィック総括, デザイン界, デジタルアッサンブラージュ, デジタルサイネージ, デジタルとアナログ, デジタル表現, ファッションデザイナー, ブランド, プリーツプリーズ, プロジェクタースクリーン, ポリエステル繊維, 一画面, 三宅一生, 三宅一生展, 人物, 仕事, 会場, 会場構成, 会話, 佐藤卓, 優先, 全国, 公的, 博物館, 吉岡徳仁, 同等, 呪縛, 問題, 喧噪, 国立新美術館, 場所, 安藤忠雄, 定義, 実態, 将来, 展覧会, 店, 建築家, 建築設備, 投影アプリ, 提案, 断言, 新鮮, 日本, 時代, 時代遅れ, 時間, 最初, 東京, 漠然, 理解, 画面表示, 相関関係, 知人, 研磨, 空間, 空間建築, 美術館, 羽二重, 考慮, 街角, 覚悟, 設備, 評論, 超越, 車イス, 遠慮, 集大成, 骨子
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務