8月 16th, 2016 Posted 12:00 AM
筆記具の王様は万年筆だと思っています。
「文字を書くこと」にはとても強い想いを持っています。
そして不思議なことは筆記性には遺伝があるのではと思っている次第です。
父の兄弟と私は筆記力がそっくりなことです。
確か、自分と父は筆記力の検定試験を受けて、
筆記検定1級になったことがありますが
その証明証は実家に残っているはずです。
ともかく、父方の伯父や叔父とは筆記力は毛筆であっても、
楷書についてはとても似ています。ソックリな文字を書きます。
「書く」という行為は「欠く」=知識を埋める作業だと考えてきました。
そして筆記具では、
毛筆の筆先は柔らかくボールペンや万年筆のペン先は紙より硬いのです。
これが筆記具の文明論の下敷きだと考えています。
実はドイツの有名なブランドあるメーカーの
新製品すべての書き心地を試してほしい、そんな依頼があり、
そのシリーズで自分の好みのモノは進呈されるということなのです。
何と言っても万年筆・ボールペン・ローラーボールペンは、
少なからず、出張でも使わなくても持ち歩く性格です。コレクターです。
国産の万年筆は性能はとても優れていますが、
グローバルに闘えないデザイン不足を感じています。
やっと先般も紹介した日本製で2500万円の万年筆が登場しました。
ところがこのドイツの有名な鉛筆から様々な筆記具メーカーの
新製品である万年筆は廉価版でした。
ペン先の硬度はこのメーカーの鉛筆硬度にとても似ていました。
スマホやパッドなどデジタル筆記具が進化すればするほど、
万年筆とそのノート類はますます進化しているようです。
ただ自分としては
21世紀ならではの発明的な進化があってほしいと思っています。
自分の筆記力は楷書と読みやすい行書や草書が
日本語だからこそあってほしいと願っています。
* 『書く事のモノは最初から進化を続けている』
* 「プロとして元気の素は鉛筆への作法」
* 「今年革新だった万年筆を再度確認」
* 『万年筆メインテナンスから見えている現実』
* 『最高級品=最高価格であるべき万年筆の登場の意義』
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7月 17th, 2016 Posted 12:00 AM
書道というのは学校教育であり好きではありませんでした。
自分にとっては「書」であり、これは父・祖父から徹底的に訓練を受けました。
何と言っても禅寺・吉峰寺(永平寺第一道場)に、
中学・高校と夏には預けられて禅宗での書を訓練させられたことがあります。
まあ、この寺になぜ預けられたのかとか、自らが望んでということも
自分と書の関係は抜群の訓練を受けられたという幸運さがあります。
よって、文房四宝と言われるともうたまらなく大興味です。
たまたま、馬印:なんとも言えない古式な企業名に驚くとともに
日本文具大賞に応募された硯と筆と、このインクは、
ホワイトボードでの書道教具として登場してきました。
これまで、ホワイトボード上では、
絶対に不可能であった書が見事に可能です。
確かにこれは書道のある国々だけの商品ではありますが、
この素晴らしさを評価しないわけにはいかない商品性能を有し、
書道教育を確実に支援するモノ=商品になってきました。
いわゆる「とめはねはらい」をホワイトボード上で可能にしたわけです。
実際、もし自分が書体やカリグラフィーを教えるとなると、
これまでは、書はほとんど不可能でした。
特に、草書体は困難であり、楷書体や行書体よりも自分にとっての書ゆえに、
これをやるには黒板とチョークでした。
馬印とは、なんと黒板メーカーからの屋号からのブランドでした。
願わくば、これを筆頭にして「カリグラフィー」を可能にする教具に進歩を
自分自身最も期待をしています。
確かに最近では、書道アプリでパッド表現も少しだけ可能になっていますが、
あくまでもアナログ=手からの、
その筆記具そのものでのこうしたモノが望まれます。
望むこと、好むこと、
これが実質の「価値」だとこのモノは教えてくれています。
* 『硯箱を整理しながら・・・』
* 「デザイン基礎力の一つから現代社名ロゴをみると」
& 『石ころとスタイラス』
* 「曹洞宗第一道場・吉峰寺での『薪』割り」
* 「文房四宝の進化に沿わせる自分の幸運さ」
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12月 21st, 2015 Posted 12:00 AM
私の大阪大学吹田キャンパスにある研究室、
そのデスク上にあるMac環境システム装置です。
モニターもキーボードも私自身のデザインであり、
商品化されている商品として、
これ以上の商品性能とデザインは無いでしょう。
このコンピュータ・モニターはすでに販売はされていませんが、
現在もこれ以上にスペックをもったモニターは存在していません。
このモニターは当時、エンジニアが技術上「これ以上はありえない」という
その性能パフォーマンスをすべて商品化させることを条件にしました。
そして、この技術とその表現=デザイン=問題解決が果たした結果、
未だにこの商品を超えたモノはまったく存在していないということであり、
私の研究室ではすべてこのモニター主体になっています。
キーボードも平面であり、これ以上のキーボードも存在していないのです。
モニター・キーボードの性能性がここまでであれば、
MacもSPも、さらにBluetoothの電話も、iPhoneと直結しています。
当然ながら、製図台も今ではもうあり得ないドラフターは、
二台を私用ながら置いています。
正直、製図台はインテリア要素になってしまっていますが、
製図・ドラフターとしての調整は正確無比に常にしてあります。
いずれ、退任したなら自宅にはこのドラフターで手描きで
ドラフトやレンダリングをしたい!という要求は消えていません。
もっともそのときには、このドラフターサイズのパッドで、
スタイラスで絵画から図面までができるようになっているかも知れません。
本来、私の研究室は壁面には水が流れているはずでした。
それは電磁波=2.4GHz or 5.0GHz、Bluetoothを遮断するつもりでした。
しかし、文科省では無理でしたが、
それでも国立大でここまでの研究室はありえないと思います。
私は研究室には一切書籍を必要以外は持ち込まないことにしています。
大学では読書はしないことが基本です。
書籍データを必要とするなら、それは別室でやるべきです。
大学人の研究室の平面が書棚になっているのは、
すでにそのような書籍に取り囲まれているのが「教授」ということ自体、
大学人のクールさを私は放棄していると思っています。
幸いに、私は工業デザイナーなので、
モニターとキーボード、そしてメガネが自分デザインであるという
これは大きな幸運でした。
名古屋市立大学時代は、メルクリン・鉄道Zゲージがありましたが、
現在の研究室には、趣味であるオーディオ装置が置いてあるだけです。
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6月 28th, 2015 Posted 12:00 AM
裏面にマグネットが塗布されたモノは
シート・ボード・パッド、そしてノートと呼ばれる、
商品シリーズとして展開されました。
シートは携帯用のホワイトボードとして、
いわゆる黒板的な文房具として登場してからほぼ半世紀?
かもしれません。
この競合商品の市場競争を見てきた経緯があります。
そして、ノートと明示されたマグネット塗布の付箋的な、
「ノート」によって、
このシリーズは、単純には大きさ違いでしかありませんが
明確な文房具としてのポジションを決定したと評価できます。
なぜなら、携帯できるホワイトボードは、ただの黒板的なモノでした。
それなりには黒板的な用途であり、
それなりの用途的な感動はわずかだったはずですが、
それがボードになり、パッドになり、
適合したノートというマグネット塗布された適切な大きさが、
まるで付箋的な形式をこの商品で語ってくれています。
おそらく、この商品シリーズを決定づけたことが、
文房具として、何に使うべきか、というよりも、
どのようなために使うかを与えてくれるモノになっています。
言い換えると、Whatのためのモノから、
Howを紡ぎ出してくれる思考を
再質問してくれるモノとしての文具になっているということです。
おそらく、商品シリーズは、
大きさとカラーと材質でシリーズ化は可能です。
シリーズ化を成し遂げる根本としての大きさが、
同じ材質に限定されても、カラー化は使い勝手でも、
どのようなために使うべきかを問いかけてくれます。
この重要さを明快に与えてくれるマグネット塗布されて
「くっついてしまう」から、
新しい使い方を再考させてくれるモノになっています。
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8月 22nd, 2013 Posted 12:01 AM
おそらく、私はMachintosh128K以来、世界でも初期に
パソコン・デジタルツールをデザイン作業道具にしてきました。
New Yorkでも、Macを使ったプレゼンを最初に行いました。
米国製をなぜ自分が日本からみんなに見せる訳?
ということでとてもみんなに受けたことがあります。
展示会で白黒Directorでの動画プレゼンを、
市内大学の関係者に見せてきたと思います。
理由は、新しいモノ好きだったことや、いつでもデザイン道具を
常に新鮮化すること、そして同時に、
使いこなしてきた道具を大事にする習慣は身についたと思います。
スケッチブックは、モレスキンにこのところ拘っていますが、
紙質が中国製になってからは、特にボールペンと色鉛筆は、
それの組み合わせは決してよくありません。
また、海外の有名ブランドのパッドなども、
日本への輸出品は最悪ゆえ日本の代理店に私は超クレーマーです。
紙質は日本製が抜群にいいのですが、
使用感よりも所有感の価値性が不十分だと言わざるをえません。
今夜は出張に来ていて、鞄に詰め込んできたツールは、
デジタル系であり、EvernoteやMacに連動してしまうモノです。
先般は、Superpenを紹介しましたが、
描画タッチについては、この日本製は日本人ゆえ出来る、
モノづくりへの些細な使い勝手があって手放すことができません。
デザインツールは、私がこの職能に最初に憧れたのが、
色鉛筆のカラフルさに取り囲まれての仕事だったことです。
医学部志望の私に、母が言ってくれた、
「赤い血を見るより、赤い絵の具を見て暮らしたら」、この一言。
結局、学位が医学ゆえに、今は血の色も絵の具も赤を見ています。
ともかく、自分にとって、手や指とツールの感覚は、
紙質や、今ではデジタルパッドとの一体感が最も日常感覚です。
そう言えば、今回いつも持ち歩く色鉛筆を忘れました。
取りあえず、今夜はiPhoneで撮りました。
私が持ち歩く出張用のほとんどがアイディアスケッチ用、
デジタルツールの文具類です。
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6月 26th, 2013 Posted 12:00 AM
1984年Macintosh128Kに出会ってから、
ユーザーであるばかりか、
デザイナーとして、Apple社のコンサルタントも努め、
おそらく一番に、パソコンモニターもデザインしてきました。
Apple Linkでクパチーノとの連絡通信し、
同時に、maruzen marunetでまだServeの会員だった頃に、
やがて、自宅のWifi環境までをCloud化するとはという感慨です。
正直なところ、どれだけ、パソコンから自分を切り離すこと、
これがプロのデザイナーにとって、最も大事なコトだと思います。
しかし、特に、Mac関連機器が新発売になると、
どうしてもデザイン評価とともに自宅内システムが変わります。
そこで、新たなAirMac機器に変更すると同時に、
自分だけのCloud化を開始し出しました。
出来る限り、自分のパソコンからケータイ、パッドまで、
自分流にすることにしています。
また、そうしたことが出来る時代になりました。
私は、自分の研究でも「アンビエント・アライアンス」を提案。
この具体例はそのまま今後も展開していくつもりです。
いずれは、「メディア・インテグレーション」の世界は、
無論インターネットや自分のCloud化が重なるものと思います。
5GのWiFi環境下が、
本当に身体への影響を与えているかどうかはわかりません。
可能ならば、部屋壁面にはすべて水を流したいと思っています。
大阪大学の自分の研究室も「壁面に水を流す」と言い張りました。
文科省相手に出来るわけがなかったのですが、今でも私の夢です。
モニターも液晶表示画面が身体影響、視覚眼球影響などは、
それなりに明確になりました。
最も大きな影響は、「ドライ・アイ」問題です。
これは、私の次期眼鏡フレームデザインで正解商品化します。
ともかく、Wifi環境と自己Cloud化は、
これからのパソコンやその他のコンピューター機器制御に、
自分なりのシステム構築ができるかどうかは既に一つの趣味です。
そうして、これから一番の問題は、
「身体性との関係」だというのが私の提案。
一つは、循環器系や免疫系などとの環境調和だと思っています。
パソコン環境と身体の健全性確保が、今、私たちのテーマです。
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