3月 5th, 2010 Posted 9:30 AM
殷
時代は、中国の殷の時代=紀元前17世紀末、
もしくは紀元前16世紀初ごろの古代王朝にまで戻ります。
夏王朝と周王朝の間です。
そして、殷王朝というよりは、
この王朝を打ち立てた自称の集落集団の民族、
その地名は「商」と呼ばれていました。
なぜ、殷人が「商」と称していたのかは諸説がありますが、
一般的には、これは高い台地に住まいを構えていたことを
漢字の形象が意図しているという説にまとまっています。
つまり、黄河の下流は湿地帯であり、洪水を避けるには、
高い台地を求めて、そこに集落を
つくらなければならなかったということです。
「商」という文字の構造には、
この表音性と表意性が組み合わされています。
商人
そして商の国の人達を商人と呼んだわけです。
その商人とは、まさしく商=あきないをする人たち
その集団を意味しています。
「あきない」というのは、
本当に毎日、飽きないで商売に勤しむ
ということも言われてきました。
毎日毎日、仕事を続けていくことは、
かならずしも楽しいことではないでしょう。
誰だって、もし、同じようなことを日常繰り返していれば、
イヤになる日だってあるものです。
だから、飽きないでその繰り返しを厭わないことを
「あきない」と言い換えたのかもしれません。
その「商い」や「あきんど」から、
「商品」の意味を突き止めていくことになります。
Tags: あきない, 下流, 中国, 古代王朝, 周王朝, 商, 商人, 国, 夏王朝, 形象, 意図, 日常, 構造, 民族, 洪水, 湿地帯, 漢字, 紀元前17世紀末, 表音性, 説, 諸説, 資本主義からの逃走, 集落集団, 高い台地, 黄河
Posted in 015「製品と商品」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
2月 22nd, 2010 Posted 12:00 AM
市場経済策略の意図
本来は社会主義を基本としていた中国は、
中国統一専制主義によって「中国人」を生みだしました。
「中国人」は多言語・多文化の人々を統一する総称です。
そして、彼らの社会主義は新たな「自由競争社会」に、
「市場経済主義」を国家戦略=策略としました。
社会主義の国家統制、その弱点に気づいて「南巡講話」は
見事な社会主義弱点と資本主義弱点を再検討しています。
それならば、これがこれからの世界的な経済主義か?、
となると、大きな疑問が残ります。
しかし、明らかに、国家統制の計画は経済とした主張は、
中国に「開放」というさらなる「幻想」を強化しました。
そこでは、個人的能力を国家権力に集中させます。
結果、「富」の配分は特権階級には容認されていますが、
これこそ、「格差社会」を明確にしつつ、
反国家政策派は、徹底的に弾圧されます。
「自由」は、市場競争の勝者にのみ「富」の保有が、
国家的=中国共産党の容認によって保証されています。
私は、この策略主義での合理性と反民主性を、
もっともっとわが国も、検証すべきだと考えます。
計画と経済を国家的統制でのみ実現できる、
この一方的な策略=デザインの理を見つめ直すのです。
明確に、市場経済策略には、
国家権力としての一党支配による軍事力が基盤です。
この軍事力は、国際関係論でのパワーバランス力まで
市場経済論には社会主義思想を集権化しています。
軍事力はとめどなく不安な恐怖感を、
資本主義を信仰している欧・米・日には与えています。
社会主義的市場経済論を、超越するのはすでに、
経済を最重視すると国家計画政策で、
資本主義での「自由」を語る時代は終わったのです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, デザインの理, パワーバランス, 一党支配, 中国, 中国人, 中国共産党, 再検討, 南巡講話, 反国家政策派, 反民主性, 合理性, 国家戦略, 国家統制, 国際関係論, 多文化, 多言語, 市場競争, 市場経済, 市場経済主義, 幻想, 弱点, 弾圧, 恐怖感, 意図, 格差社会, 疑問, 社会主義, 社会主義弱点, 社会主義思想, 社会主義的市場経済, 策略, 策略主義, 統一専政主義, 自由, 自由競争社会, 資本主義, 資本主義弱点, 軍事力, 開放, 集権化
Posted in 013「市場経済論」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
1月 15th, 2010 Posted 10:00 AM
iMac to iTunes
i-Atomとはimaginary Emptinessであり、
websiteに連鎖しているのかもしれません。
e・i・πは、デジタルなバーチャルの象徴です。
バーチャル=Virtualとは、仮想世界観です。
Virtualは「人間のイメージと生命」だと
だれかが言ってました。
その人物は常にAtom世界からの離脱を試みました。
すなわち「イメージ世界」から、
現実世界を傍観していたのかもしれません。
e・i・π
e・i・π、
この三つのArticleに人間は誘導されたのでしょうか。
ここが一つのポイントだったと考えます。
そこであらためて私にはその基準として、
「虚数」というイメージが思い浮かぶのです。
その「虚数的な発見」が導いてきた現在を、
私たちは無意識に取り込み見ているのでしょう。
e-Businessがなぜ、
「i-冠詞」世界表現へ連鎖していったのかと考えます。
具体的にはiMac・iPod・iPhoneがAtom世界です。
それならiTunesは、
明らかにTunning世界観=imaginary Worldです。
imaginary Worldをまさしくコントロールすること、
この重大さは、「空」=emptinessだと、
東洋的には考えることができます。
今や人類のイメージ、
その象徴がe・i・πだったとして、
この三つのデジタル社会資本は、
「雲の中」に配置されようとしているのだと
私は想像し、理解し、だからデザイナーとして、
デジタル社会資本にe・i・πを配置するつもりです。
これがデジタル社会での資本づくり、
つまり、「モノづくり」だと確信しているからです。
Tags: 「資本主義からの逃走」, Article, Atom, e, Emptiness, i, i-Atom, iMac, imaginary, imaginary World, iPhone, iPod, iTunes, Tunning, Virtual, website, π, イメージ, イメージ世界, コントロール, デザイナー, デジタル, デジタル社会資本, バーチャル, モノづくり, 人間, 仮想世界観, 傍観, 想像, 意図, 東洋, 現実世界, 理解, 生命, 空, 表現, 象徴, 連鎖, 配置, 離脱, 雲の中
Posted in 010「AtomとBIt」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
12月 15th, 2009 Posted 9:00 AM
「かたち」という言葉を身体化する「いのち」が、
多分、私の生涯になるということは明確です。
次のマトリックスが、私の身体を包んでいます。
そして、
重要なのは、「か」・「た」・「ち」という平仮名です。
これらの平仮名には由来の漢字=表音性と、
漢字=表意性が日本語には備わっています。
そうした、1文字の組み合わせが、
それぞれの意味と発音によって、
包括性=inclusive性があり、「かたち」の創出である
デザインの意図は、この「包括性」と「要素」に、
根源・由来・原義から効用と効果が求められています。
「か・かた・かたち論」は、代謝建築論によって、
「かたち」、日本の美学と機能を語られました。
私も、学生時代にこの「思考」によって、
デザインの「方」=方向を教えられました。
それからデザイナーとしての経験と医学にて、
「代謝」という「身体生理」で「かたち」の
隠喩性をすべて解放できたと考えています。
いわば「代謝デザイン論」がまとまりました。
結果、私のデザイン、デザイン造形での、
性能性・効能性・機能性を「実務」効果として、
究極の「人工臓器」にまで「かたち論」になりました。
「実務の無い」デザイン論は、「論」でもなく、
まして「学」でもありませんが、
昨今はそうしたことを「デザイン学」と言う傾向です。
こうしたことがデザイン教育だというのは、
「罪悪」であり、「美学」は決して生まれません。
Tags: 「資本主義からの逃走」, inclusive, いのち, か, か・かた・かたち論, かたち, かたち論, た, ち, デザイナー, デザイン, デザイン学, デザイン教育, 人工臓器, 代謝, 代謝デザイン論, 代謝建築論, 効果, 効用, 効能, 包括性, 医学, 原義, 実務, 平仮名, 思考, 性能, 意味, 意図, 方向, 日本語, 根源, 機能, 漢字, 理想主義, 由来, 発音, 経験, 罪悪, 美学, 表意性, 表音性, 要素, 言葉, 身体, 身体化, 身体生理, 造形, 隠喩性
Posted in 900「かたちと造形思考」, 資本主義から逃走せよ!
目次を見る
12月 12th, 2009 Posted 6:19 PM
● 時代は、さざ波のように、あるいは心に表面張力があるような感覚があってほしい。
●「きもち」への表面張力波は、「意識」への重力とのバランスになる。
● Fluctusのある「存在感」という造形言語
Tags: epidermal symbol, epidermis, Fluctus, gravitational wave, gravity waves, oscillatory ripple, phase speed, redirect, ripple, ripple on the surface, skin, small wave, surface tension, typical natural phenomena, visual element, visual relationship, きもち, さざ波, 位相速度, 存在感, 定型的, 小波, 意図, 意識, 感覚, 時代, 水面, 消滅, 無意識, 発生, 直喩的, 自然現象, 表皮, 表面張力波, 視覚, 視覚要素, 訴求, 象徴, 造形, 造形言語, 重力性, 重力波, 関係
Posted in 未分類
目次を見る
12月 12th, 2009 Posted 6:19 PM
● 時代は、さざ波のように、あるいは心に表面張力があるような感覚があってほしい。
●「きもち」への表面張力波は、「意識」への重力とのバランスになる。
● Fluctusのある「存在感」という造形言語
Tags: epidermal symbol, epidermis, Fluctus, gravitational wave, gravity waves, oscillatory ripple, phase speed, redirect, ripple, ripple on the surface, skin, small wave, surface tension, typical natural phenomena, visual element, visual relationship, きもち, さざ波, 位相速度, 存在感, 定型的, 小波, 意図, 意識, 感覚, 時代, 水面, 消滅, 無意識, 発生, 直喩的, 自然現象, 表皮, 表面張力波, 視覚, 視覚要素, 訴求, 象徴, 造形, 造形言語, 重力性, 重力波, 関係
Posted in Design Languages
目次を見る
11月 5th, 2009 Posted 11:57 PM
目次を見る