10月 26th, 2016 Posted 12:00 AM
10月26日 仏滅(辛巳)
未だにデザインを
装飾=デコレーションと
思っているのは
「センス・ゼロ」であることを
確実に立証している。
川崎和男の発想表現手法
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9月 3rd, 2016 Posted 12:00 AM
雑誌ということばは好きではありません。
マガジンと呼ぶべきだと思っています。
雑草・雑木林など雑ということばでまとめられることは好んではいけない、
自分はこれをひとつの信念にしています。
そうしたマガジンを若い頃は30〜50冊は月に読む、あるいは眺めていました。
最近も女性誌から男性誌、さらには関係があまり無い領域も
20誌程度は読んでいると思いますが、
iPhoneやiPadでマガジンからwebsiteが連携をして、
一段といわゆる自分の周囲、その情報環境は進化をしています。
そんな中で、これはカーマニアなら絶対に興味深いマガジンでしょう。
とりわけ、自分の教え子にはカーデザイナーになった彼らは全て、
企業留学させていて、現在も一名がフランスにいます。
そういう意味では、このマガジンはアストンマーチンのユーザーのみの
マガジンですが、おそらくマガジンのアートディレクションも最高です。
カーデザインもマガジンも「美しさ」は自分デザインの手本です。
現在いわゆる雑誌出版はとても産業的、経済的には厳しい状況にありますが、
クレジットカード関係や住宅関係、保険関係などの広報誌的マガジンは
ことさらに充実度を増しているようです。
自分はデザイン教育として、雑誌記事の切り抜きを薦めています。
それはアートディレクションとして、レイアウト、イラスト、写真を
自分のセンス錬磨のためには必須だと考えるからです。
これで5冊程度の切り抜きを続けるとデザインの基礎能力はアップします。
それよりもこの「AM 」というマガジン情報には、ブランド価値と
デザインでの高級品のあり方がよくわかります。
* 『わが人生最期の車は美しいデザインを』
* 『自分の車遍歴とカーデザイナー養成は同次元』
* 『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』
* 『造形デザインがレジリエンスデザインを具体化解答』
* 「人形・ワイフのコレクションにみる『ブランド価値』」
Tags: AT, iPhone, website, アートディレクション, アストンマーチン, イラスト, カーデザイナー, カーマニア, クレジットカード, センス, センス錬磨, デザイン教育, フランス, ブランド価値, マガジン, レイアウト, 住宅関係, 保険関係、iPad, 信念, 写真, 厳しい, 女性誌, 広報誌, 必須, 情報環境, 情報集約, 教え子, 産業的, 男性誌, 経済的, 雑, 雑木林, 雑草, 雑誌, 雑誌出版, 高級品
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8月 20th, 2016 Posted 12:00 AM
交通被災、そして心臓障害という身体になってから、
自分の役割は大きく変わってきたと思っています。
そして、心臓障害も結局は交通被災・車イス生活になって、
その後遺症だったという推測はほぼ正しいようです。
しかも最近では老齢化によって身体状況は大きく変化しています。
健常であった頃は、低血圧気味であったのですが、
最近は老齢化によって血圧の上昇がみられるようです。
幸いなことに、私デザインの手首での電子血圧計があります。
このメーカーは、OEM専業メーカーでしたが、
自社ブランドの血圧計生産と自社販売計画にデザイン参加しました。
そして、ロイヤリティ契約は5年であり、その5年が終了しました。
クライアントとしては、なかなか難しいメーカーでした。
フリーのデザイナーにとって、最終の意志決定者が社長であり、
しかもその社長にはセンスというものがないこと、
そして文科系で銀行出身者ともなると最悪の意志決定をされてしまいます。
このメーカーはまさに銀行出身であり、センスどころか過去の失敗経験を
最もデザインに意志決定をワンマンにされていました。
おそらく若かったらこのようなメーカーとは絶対に喧嘩をしてしまいます。
しかし、技術現場と営業現場がなんとか私デザインを護ってくれました。
電子血圧計は大企業の競合に飛び込んでいくことです。
自分が最も注目したのは欧州での血圧学会認定メーカーが皆無な点でした。
したがって、猛反対する社長意見にこの認定を取ることと、
色彩についても黙秘することでした。
その製品が5年間で果たすべきデザインの役目は終わりました。
そして、その社長自身が更迭されることになりました。
しかも最近の私にとって毎朝毎夕はドクターから測定を言い渡されています。
この結果を表計算ソフトに取り込み、最高血圧・最低血圧・心拍数,
さらに脈圧、これらに対して自分デザインで向きあっています。
おかげで、これからの血圧測定には付加すべきバイタルデータと
そのデータ処理や危険度判定のシステムではなくて
ダイナミックスが見え始めてきました。
この次期製品デザインにはまったく異なる造形言語が決まりつつあります。
* 『血圧・心拍数・脈圧の関係の見詰め直し』
* 「健康自己管理としての血圧計の見直し」
* 『最も基本・バイタルデータの「体温」はデータ化してきた』
* 『講演テーマで最近もっとも多い医学とデザインの「範」』
* 「私の必須道具だから・iPhoneアプリにしてみた」
Tags: OEM, OEM専業メーカー, クライアント, システム, センス, ダイナミックス, データ処理, ドクター, メーカー, ロイヤリティ契約, ワンマン, 交通被災, 低血圧, 健常, 危険度判定, 営業現場, 大企業, 失敗経験, 後遺症, 心拍数, 心臓障害, 意志決定, 手首, 手首測定, 技術現場, 推測, 文科系, 更迭, 最低血圧, 最高血圧, 次期製品, 欧州, 毎朝毎夕, 皆無, 社長, 競合, 老齢化, 脈圧, 自社ブランド, 自社販売, 血圧, 血圧学会, 血圧学会認定, 血圧測定, 表計算ソフト, 製品デザイン, 車イス生活, 造形言語, 過去, 銀行出身者, 電子血圧計
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7月 24th, 2016 Posted 12:00 AM
日本の布は「麻」と「絹」、植物と動物のタンパク質です。
それを進化させたものがポリエステルと考えていいかもしれません。
自分にとっては「絹」が最高の布です。
繭から得られる知恵でしたが蚕の繭づくりの観察はイタリアに負けました。
繭はフィブロインとセリシンという二つのタンパク質の天然繊維でした。
セリシンを取り除くことで得られた光沢感が
高級な品質上品さを創りあげました、
絹の歴史はあまりに不明なコトが多い。
紀元前3000〜6000年頃、中国では秘匿とされた製法が、
シルクロードとまで呼ばせた6世紀にイタリアに引き継がれて、
蚕が糸をはきだす動作の観察も20世紀後半に、
人間の知恵=Silienceで糸の精練や撚糸技術になっています。
昨年、蚕、養蚕産業における「風通し」の研究を見て、
とても感動しましたが、
その大学に研究資金配分を自分はかなり主張したことを覚えています。
そのことはまるで無視されていることこそ、
絹あるいはシルクというセンスが失われてきたと言わざるをえません。
ところが、夏になると、どうしても布の世界は麻に寄りかかります。
しかし、大麻技術での麻布は敗戦時に米国GHQで禁止されていました。
これを再度復興した布ブランドには断然、注目をしていきます。
ユネスコ認定で話題になった富岡製糸場も、
実は仕掛け人がおり、支えてきた欧州留学の3人がいたことも
既に忘れられていますし富岡製糸場での生糸生産が輸出禁止になったことも
もっと知られるべきでしょう。
この復活が羽二重であったことも、自分のデザイン対象になっています。
自分の大好きな布=羽二重こそ、ナイロン発明に繋がったことも伝えたい。
あらためて、布、その進化とともに
源である麻と絹、そういえばシルキーボイスすら、
いまではR&Bに変わってしまっています。
* 『糸は日本語漢字の重大意図を持つ』
* 『蚕・繭・絹・・・観察が『技』を決める』
* 『芸術という技法が引用したことから』
* 『落下傘としても羽二重は最高品質だった』
* 「『布』平織りの集積された知恵=晒を見直すこと」
Tags: 20世紀後半, 3000, 6000年頃, 6世紀, GHQ, R&B, silience, イタリア, コト, シルキーボイス, シルク, シルクロード, セリシン, センス, タンパク質, デザイン対象, ナイロン, フィブロイン, ポリエステル, ユネスコ認定, 上品, 不明, 世界, 中国, 主張, 人間, 仕掛け人, 光沢感, 再度, 創, 動作, 動物, 取り除く, 品質, 夏, 大好き, 大学, 大麻技術, 天然繊維, 富岡製糸場, 布, 布ブランド, 復活, 復興, 感動, 撚糸技術, 敗戦時, 断然, 日本, 最高, 植物, 欧州留学, 歴史, 注目, 源, 無視, 生産, 生糸, 発明, 知恵, 研究, 研究資金, 禁止, 秘匿, 米国, 精練, 糸, 紀元前, 絹, 繭, 羽二重, 自分, 蚕, 製法, 観察, 話題, 輸出, 進化, 配分, 風通し, 養蚕産業, 高級, 麻, 麻布
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7月 2nd, 2016 Posted 12:00 AM
踏みつけたくなるタイトルがあります。
それは「●●●●●●とは何か?」、という文章タイトルです。
たとえば、「デザインとは何か?」とか、「建築とは何か?」という、
とりわけ自分のプロ意識、職能意識にとっての
いわば質問形式のタイトルです。
そしてこれまでも科学的な知識を述べてきた書籍、講演、
あるいは運動などで、このような質問形式のタイトルが出てくると、
まずセンスの無さ=無能なる自分修練の浅薄さを感じます。
なぜなら「●●とは何か?」を全否定した芸術評論家の衝撃な思考のあり方、
あるいは、とりわけ「現代芸術のあり方」理念の
初期認識論を読んでいないからです。
「現代芸術」ほどその解釈や思考はとても困難なはずですから、
いわゆるハウツー本などで
この問いかけから始まる書籍は捨て去って構いません。
ところがハウツー本でもないのに、
この質問方式は能無しの典型だと断言できます。
これには二つ論理性で理由がつけることが可能です。
一つは、情報化時代直前に、この質問形式では、
これからの知的思考方法は時代遅れになるということ。
そのためには「■■■■が●●になる。」ということで、
「●●とは何か?」では無い論理組み立てが要るという発想があったのです。
もう一つは、「●●とは何か?」という質問での答えには、
三つの答の分類が出来るのです。それは、質問が
話題:Topicsであれば応答:Replyであり、
課題:Questionであれば回答:Answerであり、
問題:Problemであれば解答:Solutionになるということです。
したがって、「●●とは何か?」という質問での答が
応答、回答、解答のいずれかであったとして、
単なる応答や回答であるなら、その論理性は崩れています。
新たで明確な論理的な答であるなら解答でなければ意味はありません。
この写真の書籍での第一章からの質問形成では応答にすぎません。
よって、こうした書籍内容は能無しと判断しておきます。
*『鏡映は冥府に降りていることゆえに「何がデザイン?」』
*『表現としての美術とは?、教えられた宮川淳』
*『ベクトル論理では「何がデザインか」となる』
*『デザインは機能美ではありえない』
*『記号論・文庫版になった定本だから再熟考対象だ』
Tags: Answer, Problem, Question, Reply, Solution, Topics, あり方, センス, タイトル, デザインとは何か?, ハウツー本, プロ, プロ意識, 一つ, 二つ, 何か, 修練, 全否定, 典型, 内容, 写真, 出来る, 分類, 初期, 判断, 可能, 問いかけ, 回答, 困難, 建築とは何か?, 形式, 応答, 思考, 情報化, 意味, 意識, 文章, 断言, 方法, 明確, 時代, 時代遅れに, 書籍, 浅薄, 無さ, 無能, 現代芸術, 理念, 理由, 発想, 直前, 知的, 知識, 科学的, 第一章, 答, 答え, 組み立て, 職能, 職能意識, 能無し, 自分, 芸術評論家, 衝撃, 要る, 解答, 解釈, 話題, 認識論, 課題, 論理, 論理性, 論理的, 講演, 議題, 質問, 質問形式, 質問形成, 質問方式, 運動
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5月 24th, 2016 Posted 12:00 AM
「衣・食・住」に対して「医・職・趣」を提案しましたが、
この提案の図解ブログは人気がありませんでした。
ブログのユーザーアクセスを読み解くことで世情人気を
明確に把握と理解することができます。
同様なこととして、身体の内部には様々な音が存在します。
それぞれの臓器や血管・呼吸の音を
いわゆる聴診器で聴きだして、
身体内部での異変を読み解くことが出来ます。
米国の医学書籍の書店では「聴診器」での判断根拠となる
その音のサンプルが
商品として売られていましたが、
国内の書店ではそういう経験はありません。
聴診器という発明は文明の利器でした。
昔はチェストベース(患部へ当てる)と
イヤーピース(耳に挿入する)が象牙であって、
それだけで診断をする名医がいたものです。
ヘッドホンをデザイン対象にしていたこと、医学系を学んだこともあり、
聴診器はほとんど触って聴いて見てきました。
それこそヒューレットパッカードが製造していた聴診器があったこと、
これはほとんど知られていませんが、
ゴム管が二本のモノはなるほどと思います。
しかし、最近では電子式が出てきていますがそれを使用しているドクター、
それほどのドクターは居ません。
また徹底したデザインが採用されているとは言いがたく、
カラフルな聴診器を指して、
デザインされているというセンスは大間違いです。
人体内部の音は、臓器、骨格への刺激、血管中の流動音など、
もう一度デザインによる問題解決が必要な分野です。
電子式聴診器では、とても精密な音が身体から聴こえてきます。
今や、聴診器は死を確認するだけの道具、
医師と判断するシンボルにすぎません。
ドクターはオーディオマニアであってほしいと思います。
*『書店の存亡・バーンズアンドノーブル』
*『災害時の衣・食・住・医・職・趣その不便と不安の解決』
*『看医工学としての介護のコンシリエンスデザイン』
*『ゴジラというアンプ思想はアンプジラ2000に継承』
*『講演テーマで最近もっとも多い医学とデザインの「範」』
Tags: イヤーピース, オーディオ, オーディオマニア, カラフル, ゴム管, サンプル, シンボル, センス, チェストベース, デザイン, デザイン対象, ドクター, ヒューレットパッカード, ブログ, ヘッドホン, マニア, もう一度, モノ, ユーザーアクセス, 世情, 二本, 人体, 人気, 今, 使用, 内部, 分野, 判断, 判断根拠, 利器, 刺激, 医・職・趣, 医学書籍, 医学系, 医師, 同様, 名医, 呼吸, 商品, 問題解決, 図解, 国内, 大間違い, 存在, 徹底, 必要, 患部, 把握, 挿入, 採用, 提案, 文明, 明確, 書店, 最近, 様々, 死, 流動音, 理解, 異変, 発明, 確認, 米国, 精密, 経験, 耳, 聴, 聴診器, 臓器, 血管, 血管中, 衣・食・住, 製造, 見, 触, 診断, 読み解く, 象牙, 身体, 道具, 電子式, 音, 骨格
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5月 19th, 2016 Posted 12:00 AM
メガネフレームのデザインに関わっておそらく30余年もやっています。
それはそれなりの自負はあります。
一方で、雑誌評論のレベルそのものは年々低下。
所詮は「流行・ファッション」で
デコラティブなモノもデザイン扱いされます。
これ実はワイフのコレクションで、
「メガネ」モチーフのアクセサリーです。
このアクセサリーに眼鏡をつるせます。
ところで最近は「モンスター老人」とかで、
老人はすぐにカッ〜となるとか。
そうです。私も明らかに「モンスター老人」ですが、
「モンスター老人を超える人物」が目標です。
そういえば、父は本当に穏やかでした。
若いときに「川崎さんは、あの人の息子さん?父上は本当に穏やかな人」、
なんて言われると(こいつ、怖がっているならもっとだ)と演技しました。
この演技力は磨きに磨きがかかってきたと思います。
自分が生涯をかけて取り組んできたことを破壊されるなら徹底的に、と
相当に「超モンスター化」、これをトリックスターと言いますが、
これに徹した生き方をしなければなりません。
実現しない研究が異次元空間である大学には蔓延しています。
それは私自身も大学でつぶさに見てきましたから、
実務性の無い「産学共創」などは
税金の無駄遣いであることがすぐ傍らです。
そしてデザインなど、
ましてデザイナーなどがどれほど軽く扱われたかを
すべて書いて告訴すべきことだと認識しています。
何の役にもたたないロボットや医療機器はすべて論文のなかで、
研究権威だけが「有識者」扱いされているにすぎません。
実務としてどれだけ多くを輸出品として不成立だったでしょうか。
この自負心でトリックスターとしての
「超モンスター化」をねらっています。
メガネフレームの競争相手は1社のデザイナーだけです。
不細工なメガネをしていると(嗤ってセンス無し)と思っています。
*『センスの有無?は、香りか臭いかだと思う』
*『四十暗がり・シニアグラスがこれでいいわけがない!』
*『低レベルな能力でデザイン評価はしないでほしい』
*『乳牛は決して美味しいミルクを絞り出すわけではない』
*『デザインというスタイリングの二種類』
Tags: 30余年, アクセサリー, コレクション, スター, センス, デコラティブ, デザイナー, デザイン, トリック, トリックスター, ファッション, フレーム, メガネ, メガネフレーム, モチーフ, モノ, モンスター, モンスター老人, レベル, ロボット, ワイフ, 不成立, 不細工, 人, 人物, 傍ら, 医療機器, 告訴, 大学, 実務, 実務性, 実現, 川崎さん, 年々低下, 役, 徹底的, 息子, 所詮, 扱い, 明らかに, 最近, 有識者, 本当, 権威, 流行, 演技, 演技力, 無し, 無駄遣い, 父, 父上, 生き方, 生涯, 産学, 産学共創, 異次元空間, 目標, 相当, 相手, 眼鏡, 研究, 破壊, 磨き, 私, 私自身, 税金, 穏やか, 競争, 老人, 自分, 自負, 自負心, 若いとき, 蔓延, 認識, 論文, 超える, 超モンスター化, 軽く, 輸出品, 雑誌評論
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10月 20th, 2015 Posted 12:00 AM
阪大の医学系研究科に移籍してから、
文理融合や医工連携では限界があることを開発実務毎に
大きく感じてきました。
特に、「危機管理工学とデザイン」の関係には大疑問があり
それこそ3.11復興事態が危機管理工学中心主義は間違いです。
そこで、「危機解決実務としてのコンシリエンスデザイン」を
私は提唱するとともに、この後期から医学系研究科にて講義を開始。
と同時に「KK塾」を学術界や産業界での第一人者の専門家を
私の評価基準で
選びに選んでこの講座の講演者になっていただきました。
デザインは未だにデコレーションと同義ですし、しかも、
エンブレム問題や盗作問題でますますデザインの理解は下降しました。
私は、マネージメントやマーケティングが
デザインと同次元で扱われていることをズーッと批判してきました。
本来のマネージメントは短絡的な管理ではありません。
マーケティングはいつも儲け話が先行しています。
学術+芸術の統合=コンシリエンスと断言しても、
統合の概念がこれも問題解決=デザインを曖昧にします。
統合を
●「規模的統合」
●「ネットワーク的統合」
●「機能的統合」
●「文化的統合」
という四つの明確な方向性と統合力の大きさで、
問題解決=デザインを明確にしていく講座を開設します。
コンシリエンスデザインであるだけに、
私は講演者それぞれが第一人者である実例を大事に、
その根底思想や手続き、妨害事項、それでも成果評価を
語ってもらうつもりです。
講演者は全てが文理融合した頭脳と行動力で社会的かつ国際的な
実績者たちばかりです。
今、デザイナーの発想方法は「デザイン思考」として語られています。
しかしデザイナーにはセンスが求められていますから、
この講座では、まず、私たちが現代世相から未来創出の
問題点そのものを明白にすることから始めてもらうつもりです。
人類にとっての最大な問題は、「生き延びること」につきます。
しかし、私たち日本人は3.11で、天災と人災でもう一度、
自分たちの生活様式に対し、再熟考を要求されています。
私は敗戦を体験し、先進国家だけに未来をデザイン設計する立場なのです。
もはや、これまでのデザイン系大学では近接不可能な
次世代デザイン=コンシリエンスデザインがこの塾で社会化します。
この講座では、コンシリエンスデザインを
私は看医工学に向けてより正確な質問と対談を講演者とやってみます。
* Website-HP
Tags: 3.11, 3.11復興, KK塾, エンブレム問題, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, センス, デコレーション, デザイナー, デザイン, デザイン思考, デザイン系大学, デザイン設計, ネットワーク的統合, マーケティング, マネージメント, 主張, 人災, 人類, 体験, 儲け話, 先進国家, 再熟考, 医学系研究科, 医工連携, 危機管理工学, 危機管理工学中心主義, 危機解決実務, 同次元, 同義, 問題点, 問題解決, 国際的, 大疑問, 天災, 妨害事項, 学術+芸術, 学術界, 実例, 実績者, 対談, 専門家, 後期, 成果評価, 手続き, 提唱, 敗戦, 文化的統合, 文理融合, 断言, 方向性, 日本人, 明白, 曖昧, 未来, 未来創出, 本来, 根底思想, 概念, 機能的統合, 次世代デザイン, 正確, 現代世相, 理解, 生き延びること, 生活様式, 産業界, 発想方法, 盗作問題, 看医工学, 社会化, 社会的, 移籍, 立場, 第一人者, 管理, 統合, 統合力, 行動力, 要求, 規模的統合, 評価基準, 講座, 講演者, 講義, 質問, 近接不可能, 開始, 開発実務, 開設, 関係, 阪大, 限界, 頭脳
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6月 26th, 2015 Posted 12:00 AM
すでに自分が使っているペンが登場すると、
私は正直、個人的に迷いが出ます。
このペンは、ピニンファリーナといえば、
カーデザインでは、歴とした有名スタジオです。
したがって、このペンの登場を知るとすぐに私は
海外の通販で入手して使っていましたから、
このブログでも取り上げたことがあると思います。
審査員として、さらに審査委員長としては、
自分が使っているという主観性は、デザイン審査の経験からも、
私にはすぐに客観的な見方が生まれます。
一つは、審査員たちの評価をじっくりと聞くことで、
自分の主観性は抹消されます。
もう一つは審査委員の審査基準あるいは知識とセンスを再確認できます。
そして私がびっくりしたのはこの商品化には、
明らかに日本のモノづくりが基盤にあったことでした。
このペンは、紙質を相当に選びますが、
描くという行為は、欠くこと=紙質の表面を削り取って、
描くことは画くこと、書くことにつながっています。
しかも、ペン立てのスタイルでありながら、
ペン立て部位は、ペン入れになっている機能化が仕組まれています。
このペンは、いわゆる石筆=スタイラスと同様に、
欧州で発見された金属ペンだということです。
この商品が発表されたときには、
すでに金属そのもののペンはいくつか登場しましたが、
これが最高に熟考されていたスタイリングデザインが完成していました。
まさに今年度、デザイン=スタイリングという装飾性を現代ゆえに、
ペン立てとペンケースを解答としてしまった商品だと断言できるでしょう。
これが優秀賞になっていることで、
デザインはひとまず装飾的な機能性だけではなくて、
金属ペンとしての問題解決になっていることを確認してください。
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5月 1st, 2015 Posted 12:00 AM
4月30日 先負(丁丑)
センスの問題は
喧嘩力、
その判断にあると思っている。
つまり、
喧嘩が出来るかどうかは
自分へのセンスの有無を
真剣に問いかける行為だと思う。
川崎和男「喧嘩道」
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