9月 8th, 2015 Posted 12:00 AM
自宅の地下に倉庫=書庫と駐車場があります。
正直、大阪に来てこの10年、書庫に赤坂・福井・名古屋と、
ずーっと持っていた辞典シリーズがありました。
しかし、どれだけ探しても見つからず、
この「ことば」の意味を徹底的に調べたいという時は、
この辞書には解説が必ずあるはずと思ってきました。
先日、ワイフとスタッフが書庫の最奥部に行き、
このシリーズ全巻がそろってあるのを見つけました。
本当は、自宅には書籍を最初は一冊も置かないことに決めていました。
そして、もう購買することも辞めようとぐらい思い、
相当に名古屋時代に処分してきましたが、
書籍は毎月増え続けています。
なんとか電子書籍にすべくと思っていますが、なんとも書籍のページ感覚は
私には捨てがたくて、PAD内よりも本そのものに戻ってしまいます。
そこで、おそらく日本語辞典となれば、広辞苑・大辞林・
そして明解国語辞典ですが、
これらはすでに電子書籍で十分、けれどもこのシリーズは、
日常の傍らに置いておきたくて、
地下から持ち上げて自宅に配置することにしました。
自宅には書籍があっても読み終われば地下書庫行きルールを辞めました。
当然にワイフの反対がありましたが、
スタッフを巻き込んでこれは自宅にあるべきを主張しました。
私がこれまでも「ことば」に拘ってきたのは、
デザインは「かたち」を追求しますが、
建築界ほど「ことば」はありませんでした。
そのことが若いときから、
「ことばとかたちの相対論」が生涯のテーマでした。
それから数冊の本を書き出版もしました。連載記事が本になりました。
私は日本語のことばひとつひとつの原意が気になって仕方ありません。
漢字はなんと言っても同郷の白川静氏、
そして相反していた藤堂明保氏を確かめます。
さらに奥深い意味性ではこの辞典シリーズに向かわなければなりません。
この10年、どれほど書庫を探したかわかりませんが、
書庫の最も奥にこれが収納されていたのです。
今、影干しをして自宅のシェルフを決めてこれを置いておくつもりです。
一冊毎に開けてみれば、なんとも辞書の香りがしてきます。
この匂い好きです。
Tags: 10年, PAD, かたち, ことば, ことばとかたちの相対論, シェルフ, シリーズ全巻, スタッフ, テーマ, デザイン, ページ感覚, ルール, ワイフ, 一冊, 主張, 倉庫, 傍ら, 先日, 処分, 出版, 匂い, 十分, 原意, 反対, 収納, 同郷, 名古屋, 地下, 地下書庫, 大辞林, 大阪, 奥深い, 好き, 広辞苑, 建築界, 影干し, 徹底的, 必ず, 意味, 意味性, 数冊, 日常, 日本語辞典, 明解国語辞典, 書庫, 書籍, 最奥部, 本, 本当, 正直, 毎月, 漢字, 生涯, 白川静, 相反, 相当, 福井, 自宅, 藤堂明保, 解説, 購買, 赤坂, 辞典シリーズ, 辞書, 追求, 連載記事, 配置, 電子書籍, 香り, 駐車場
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 30th, 2015 Posted 12:00 AM
私は自宅玄関をリニュアルしました。それはデザイン実験でした。
システムは、すでにニプロ研究所のショールームで実現したことを
さらに、デジタルLED照明を玄関の人感センサーと時間対応まで
業務用ではなく、家庭用で可能な手法にしました。
最も家庭用が出来るまでは、まだ時間が必要だと認識しました。
それは、国内照明メーカーはもちろんのこと、
これまで映像機器開発をしてきた私にとっても
デジタルサイネージ化は不可能だと判断をしてきました。
実際、デジタルサイネージはまったく国内展開の成功例は皆無です。
結局、新たな映像開発はまだ明らかにできませんが、ある企業に
新規開発事業部門によって、実際のコンサルタントと開発中です。
デジタルサイネージは、私の作品や自宅からの遠景、そして海外、
時間対応などをiPhoneにアプリ開発でLED照明と組み合わせました。
これは偶然にもショールーム展開でのアイディアが果たせたことと
運良く照明学会全国大会の特別講演の依頼を受けたことでした。
そこで、なんとしてもこれからの照明とデジタルサイネージを
自宅で実験実施することができました。
デジタル照明ではWiFiとIR=赤外線通信、人感センサーを使いました。
玄関天井はLED照明と鏡面、55インチモニター縦使いでした。
現実にはLCD液晶モニターはまだまだ大画面ほど技術開発が必要です。
そして石材タイルや玄関扉もカーボンファイバー照射面も再確認しました。
石材の選択は、実はもう一つの目的がありました。
それは音響システムでの壁面としての整合性をいくつか考え、
これまでの試聴経験から自宅の音響空間づくりを条件にしました。
正直、
私はデザインよりもオーディオ、さらにビジュアル化が面白いので、
この教育をしたいとすら思っているほどです。
玄関のリニュアル化については、
これからのコンテンツ開発やアプリ開発のヒントが生まれました。
そして一昨日の講演会から帰ると翌朝には家電大手企業の
照明関連工場での封鎖と人員整理ニュースが入りました。
私の自宅玄関には、明らかにこれからのデジタル照明アイディア、
それこそ造形言語と形態言語がヒントになっていると思います。
*左=デジタルサイネージ 鏡面内映像モニター
*右=全面・鏡面
*玄関天井=ステンレス鏡面周囲にリボンタイプLED
Tags: 55インチモニター, iPhone, IR, LCD液晶モニター, LED照明, WiFi, アイディア, アプリ開発, オーディオ, カーボンファイバー照射面, コンサルタント, コンテンツ開発, システム, ショールーム, ショールーム展開, デザイン, デザイン実験, デジタルLED照明, デジタルサイネージ, デジタルサイネージ化, デジタル照明アイディア, ニプロ研究所, ニュース, ビジュアル化, ヒント, リニュアル, 一昨日, 不可能, 人員整理, 人感センサー, 企業, 作品, 依頼, 偶然, 全国大会, 再確認, 判断, 可能, 国内展開, 国内照明メーカー, 壁面, 大画面, 実現, 実験実施, 家庭用, 家電大手企業, 封鎖, 形態言語, 必要, 成功例, 手法, 技術開発, 教育, 整合性, 新規開発事業部門, 映像機器開発, 映像開発, 時間, 時間対応, 条件, 業務用, 正直, 海外, 照明, 照明学会, 照明関連工場, 特別講演, 玄関, 玄関天井, 玄関扉, 皆無, 目的, 石材タイル, 縦使い, 翌朝, 自宅, 試聴経験, 認識, 講演会, 赤外線通信, 造形言語, 遠景, 選択, 鏡面, 開発中, 音響システム, 音響空間づくり
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 24th, 2015 Posted 12:00 AM
経鼻デバイスは現在、公表とともに、
未だワクチンそのものと、接種方法、遺伝子検査システム装置の
研究開発、その途中にあります。
正直、企業での開発進行は私にとって最近はゆっくり感があります。
ともかく、こうした医療に関わる新たなPPD開発そのものの
再デザイン化が短時間で必要だと考えています。
新PPD= Product Process Developmentを新規に企業定着すべきです。
この経鼻デバイスはまずワクチン供給ユニットによって、
左上のようにセットされて、そこからワクチンカプセルは、
取り出されると、逆向きでシリンジ先端に再セット。
そして両鼻分がデバイスに入ると、
それぞれ右と左に、デバイスの回転でミストが注入されます。
これは経皮デバイスではないので、無痛なことが最大特長です。
したがって、子どもたちにはこれからの接種デバイスとして
経鼻タイプのデバイスは歓迎されると考えています。
また鼻に先端が鋭角なことを避けるためには、
鼻孔にセットされるのは円形であれば、
デバイスが刺さる印象は無くなります。これが大特長です。
最も、シリンジで解決しなければならないのは、
針を経皮で突き刺すということから解放されることが肝要です。
さらに重大なことは、現在使用されている薬剤が
果たして、それぞれの人間に適しているかどうかがあります。
実際は、遺伝子との最適性が重要であることは解っていることですが
結局、薬剤の企業によって、この確かな方法が
全世界的の資本主義経済と製薬企業との間にその了解がないことです。
おそらくこれからの社会にとって、自己納得されるだけの、
薬剤適合性がいち早くもとめられるべきと考えます。
薬剤企業も、時代変換時が訪れていることに気づくべきと考えます。
私はまずボランティアでの後進国家へのワクチン提供を
PKDでのメディカルサポートプログラムとして
この計画を進行させています。
Tags: PKD, Product Process Development, いち早く, シリンジ, シリンジ先端, セット, デバイス, ボランティア, ミスト, メディカルサポートプログラム, ゆっくり, ワクチン, ワクチンカプセル, ワクチン供給ユニット, ワクチン提供, 両鼻分, 了解, 人間, 企業, 企業定着, 先端, 全世界的, 公表, 円形, 再セット, 再デザイン化, 医療, 印象, 回転, 大特長, 子ども, 実際, 後進国家, 必要, 接種デバイス, 接種方法, 新PPD, 新たなPPD開発, 新規, 方法, 時代変換時, 最大特長, 最近, 最適性, 歓迎, 正直, 注入, 無痛, 現在, 短時間, 研究開発, 社会, 突き刺す, 経皮, 経皮デバイス, 経鼻タイプ, 経鼻デバイス, 結局, 肝要, 自己納得, 薬剤, 薬剤企業, 薬剤適合性, 製薬企業, 解放, 解決, 計画, 資本主義経済, 逆向き, 途中, 進行, 適している, 遺伝子, 遺伝子検査システム装置, 重大, 重要, 針, 鋭角, 開発進行, 鼻, 鼻孔
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 17th, 2015 Posted 12:00 AM
New YorkのMoMA・現代美術館、
その一室にモンドリアンの絵画だけの部屋があります。
私はMoMAに行ったときには必ずその一室にてしばらく居ます。
モンドリアンが大好きだからです。
「プラトンのオルゴール」展は1994年に開催、2006年には再び、
金沢21世紀現代美術館にて永久収蔵されました。
12点のオルゴール作品は、モンドリアンへのオマージュどころか、
モンドリアン=絵画・サンローラン=ドレス・倉俣史郎=家具、
このすべてから私が学んで、モンドリアンの造形言語から
サンローランが形態言語とし、倉俣史郎も形態言語としたことへの
私の造形言語化をオルゴールとしての形態言語にしました。
黒・白・赤・黄・青は、それぞれが測定されたかのような、
色面から、立体化されたときには、色量の色彩重量比までを
測定しなおした言語化が必要でした。
私は正直、美大に行っても、現代絵画を見る、知るということでは
現代芸術には全く無知だったと告白しておかなければなりません。
ところが、美大生時代に宮川淳の芸術評論で、
絵画とは何か、ではなくて、「何が絵画か」というイメージ評論、
特に、鏡や色彩でようやく自分なりの絵画や彫刻などへの
接近観がつかまえられるようになりました。
だから、私にとっては「何がモンドリアンなのか」を、
サンローランでも、倉俣史郎でも、ドレスと家具から、ようやく、
「オルゴールでのモンドリアン」を鏡や色量で捕まえたと思います。
オルゴールをボックスに収めて、そのボックス上面には
鏡面をつくり、モンドリアンの正方形作品での色量を計算しました。
そのためには、サンローランのドレスと倉俣史郎の家具が必要でした。
こうした作品を熟知させられたのは宮川淳でした。
デザイナーにとって、先達であるデザイナーたちあればこそ、
リスペクトの背景を私の中に押し込めてもらうことが出来ました。
正直、私の「プラトンのオルゴール」その一点であるモンドリアンには、
もちろん、オルゴールとして、ビートルズの一曲で、
形態言語を可能なだけ纏わせることが必要でした。
これが、モンドリアンへのリスペクトを重々にしてきた経緯でした。
この経緯が敬意を構成していると私は考えていました。
Tags: 12点, 1994年, 2006年, MoMA, New York, イメージ評論, オマージュ, オルゴール, オルゴール作品, サンローラン, ドレス, ビートルズ, プラトンのオルゴール, ボックス, ボックス上面, モンドリアン, リスペクト, 一室, 一曲, 不明, 何が絵画か, 倉俣史郎, 可能, 告白, 大好き, 宮川淳, 家具, 展, 形態言語, 彫刻, 必要, 接近観, 敬意, 構成, 正方形作品, 正直, 永久収蔵, 測定, 熟知, 現代絵画, 現代美術館, 白, 知る, 立体化, 経緯, 絵画, 纏わせる, 美大, 美大生時代, 美術評論, 背景, 色彩, 色彩重量比, 色量, 色面, 見る, 言語化, 計算, 赤, 造形言語, 造形言語化, 部屋, 重々に, 金沢21世紀現代美術館, 鏡, 鏡面, 開催, 青, 黄, 黒
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 9th, 2015 Posted 12:00 AM
私はあまり講演会に出かけるタイプではありませんが、
このところ2回に渡って若い建築家集団の定期的講演会に行きました。
最も、前回は内藤廣氏であり、彼から講演前に例の国立競技場の
現場設計チームで苦渋の統率をしていましたから、
これまでのプロセスを聞くことが出来ました。
今回は北川原温氏で、彼の高校時代先輩からの誘いを受けたからでした。
しかし、北川原氏とは35歳当時から、そして、ある建築コンペでは、
建築家では無い私が審査委員としてその審査に加わり、
彼にある地方のある施設の建築を彼に決定する裁断をしました。
前回も今回もこの講演会は、建築家自身の生い立ちから
思想までを聞き出しながらのとても面白いものでした。
北川原氏の建築活動の後ろ側は、彼の生い立ちや思想の原点があり、
講演会での会場からに質問後には、私に司会側から質問がきました。
正直、建築界とデザイン界はとても近い存在であり、
私もGマーク審査委員長時にはグランプリは建築を選んだほどでした。
今回、彼が建築思想の裏側は現代詩から現代アートが強くありました。
そして何と言っても、ルーチョ・フォンタナが出てきたことに
私はビックリしながらも、かつて彼を建築コンペで選んだ納得の基本を
再確認することができました。
フォンタナのキャンバスにテンションを与えて、
「切り開く」作品は、まさに「革新」を実在化した作品でした。
それは、革新という言葉の意味が、
「革をピーンと張って刃物を入れる」という行為そのものでした。
私もフォンタナのこの作品には現代アートの革新そのものがありました。
私は「革新」という意味とフォンタナの行為を会場で語りました。
それはただ、そのコンペで彼が選抜されただけでなく、
彼とその後の交友をお互いだけが知り合う内容と一致していまいた。
そういえば、次期大阪大学総長とは二人きりで会談をして、
「アートとデザインの違いは?」という最初の質問に、
簡単に答えれば、
「アートは主観的であり、デザインは客観的」という回答をしました。
つまり、アーティストは主観的創造=自分主張を表現しますが、
デザイナーは客観的に作り手使い手の意見=客観性を大事にします。
アートからデザインへ、デザインからアートへ、
私はデザインをアートに、という試みをしたことがあります。
彼も建築をアートに出来るクリエーターでした。
*「イノベーション』大衆化した原意も疑う」
Tags: Gマーク, アーティスト, アート, キャンバス, グランプリ, コンペ, タイプ, チーム, デザイナー, デザイン界, テンション, ビックリ, プロセス, ルーチョ・フォンタナ, 一致, 主観的, 主観的創造, 交友, 会場, 会談, 作り手, 作品, 使い手, 先輩, 再確認, 刃物, 切り開く, 原点, 司会, 回答, 国立競技場, 地方, 大事, 大阪大学, 存在, 定期的講演会, 実在化, 客観性, 客観的, 審査, 審査委員, 審査委員長, 建築家, 建築界, 後ろ側, 思想, 意味, 意見, 施設, 次期, 正直, 決定, 活動, 現代アート, 現代詩, 現場, 生い立ち, 簡単, 納得, 統率, 総長, 自分主張, 若い, 苦渋, 行為, 表現, 裁断, 裏側, 言葉, 設計, 講演会, 質問, 選抜, 集団, 面白い, 革, 革新, 高校時代
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 7th, 2015 Posted 12:00 AM
子供の頃から、ヒロシマ・ナガサキは正直よく分かりませんでした。
修学旅行でヒロシマ原爆記念館に行ったときも、
歴史の一コマ見学でしかなかった気がしています。
しかし、留学生をインドから受け入れたときに、
彼女が「パキスタンにインドは原爆実験で勝った」と聞いた瞬間、
私はなぜか激怒し、彼女を広島と長崎に行かせました。
帰ってきた彼女はその小旅行の経験を話して大泣きしました。
それが日本留学=インドのデザイン官僚としての最大経験でした。
ところが伯父(母の兄)から、ある日手紙が来ました。
伯父は80歳傘寿になって、
「自分は徴兵、広島で郵便兵のとき被爆し、被爆手帳を持っている。
元気で暮らしてきたがこれまで誰にも言わずに生きてきました」と。
その伯父と私は親戚でも容貌が似ていると言われてきましたが、
私は被爆者である事を隠さないと生きてこられなかった伯父を
改めて敬愛しました。彼は高卒ながら有名大企業の社長室長までを
自力で成し遂げただけに、凄い人と思っていました。
ところが、これほど身近に被爆経験者でありなおかつ80歳まで
隠して生きてきた伯父の気持ちを想うとさらに尊敬を深めました。
「被爆者であることを隠さないと結婚もできなかった」らしいのです。
父は七年半、青春を戦争従軍で終わりながらも、
伯父が被爆者だとは知らなかったはずです。
私は、終戦となるためにふるさと福井も徹底的に空爆被害をうけ、
敗戦をするにはどれだけの人命が失われてきたかを受け止めています。
毎夏、私たちはこの日、多くの人命を失った敗戦事実を
受け継いでいくことを再決意しなければならないでしょう。
ヒロシマ・ナガサキ、そしてさらにフクシマの被爆体験こそ、
日本人であるアイデンティティを「平和」に差し出す能力だと考えます。
「決して戦争をしない民族」という理性的人間である自覚こそ、
それが日本人だと確認することが出来ます。
Tags: インド, ナガサキ, パキスタン, ヒロシマ, フクシマ, 事実, 人命, 人間, 企業, 伯父, 修学旅行, 傘寿, 元気, 凄い, 原爆, 夏, 子供, 官僚, 実験, 室長, 容貌, 尊敬, 平和, 従軍, 徴兵, 徹底的, 戦争, 手帳, 手紙, 敗戦, 敬愛, 旅行, 最大, 有名, 正直, 歴史, 民族, 決意, 泣き, 激怒, 理性的, 留学生, 瞬間, 確認, 社長, 福井, 空爆, 終戦, 経験, 結婚, 能力, 自力, 自覚, 被害, 被曝, 見学, 親戚, 記念館, 身近, 郵便, 青春, 高卒
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 6th, 2015 Posted 12:00 AM
「点・線・面」はデザイナーのバイブルです。
「造形思考」はテキストです。
「点は限りなく正方形になる」と記したカンデンスキーは、
現代の液晶ピクセルを予想していたと私は確信しています。
線と曲線の関係性は、カオスに響く音楽論で、
パウルクレーは、デザイナーの教科書にしてくれました。
幅ある縦線と円形には、「ヘアーライン」という視覚補正が必要です。
オリンピックのエンブレム、そのデザインは、
盗用という極めて失礼千万な批判あるいは非難が取り憑いていて、
デザインはその平面図形の比較で「似ている、似ていない」を喧噪。
そして盗用というのは何事でしょうか。
ベルギーの劇場マークは、デザインの「応答」作品にすぎません。
東京オリンピックのエンブレムデザインは、
デザイナーの言説から「回答」作品ですから、
盗用というのは職能への大侮辱です。
釈明という失敬さをマスコミは平気で乱用していることは許せません。
ただし、私はプロとして、「ヘアーライン補正」という技能を
それぞれに解釈と解説と批評を与えてしまえば、
ベルギーの単なる劇場名と場所名の組み合わせは、
確かに、ベルヌ条約の無方式主義の著作権で訴訟をしてくる事、
それは補償金目当てでしょうか。
エンブレムデザインをマドリッド協定議定書での
商標権と対決させるのではデザインを応答作品でしかない
ベルギーデザインの幼稚さを保護しただけに過ぎません。
比して、
わが国の回答作品を商標権で護ることには正直大きな不利があります。
著作権と商標権での対立は
八百屋と魚屋のどっちがおいしいかの議論でしかないからです。
が、応答作品と回答作品では
デザインの職能倫理性は日本に正当性があります。
無念なことは、釈明会見というマスコミの姿勢はデザイナー虐めです。
「盗作」とはもっと別次元にあることは確かですが、
日本のデザイナーの正当性を私たちは護り抜くべきだと、
私は思っていますし、ベルギーの言いがかりなど無視すべきです。
そして、日本もベルギーも、バイブルそしてテキストも勉強不足と
「ヘアーライン補正」訓練不足があることは否めません。
本来、デザインは解答作品を審査委員会のたとえギルド性があっても
日本人デザイナーを著作権から護りぬくべきでしょう。
なぜなら、世界中がローカルなマークを知ったと言う話題でしかない、
つまりベルギーの応答作品が告知広報しただけのことです。
この応答と回答の対立でオリンピックは遠くなっているのは事実です。
Tags: エンブレム, オリンピック, カオス, カンデンスキー, ギルド, テキスト, デザイナー, デザイン, バイブル, パウルクレー, ピクセル, プロ, ヘアーライン, ベルヌ条約, マーク, マスコミ, マドリッド協定議定書, ローカル, 不利, 世界, 乱用, 予想, 会見, 作品, 侮辱, 保護, 倫理性, 円形, 別次元, 告知, 商標権, 喧噪, 回答, 失敬, 失礼千万, 姿勢, 審査, 対決, 平面図形, 幼稚, 広報, 必要, 応答, 批判, 技能, 教科書, 曲線, 正当性, 正方形, 正直, 比較, 液晶, 点, 点・線・面, 無念, 無方式主義, 無視, 盗作, 盗用, 確信, 線, 縦線, 職能, 著作権, 虐め, 補償金, 視覚補正, 解答, 解説, 解釈, 言説, 訓練, 訴訟, 話題, 議論, 護り抜く, 造形思考, 釈明, 関係性, 非難, 音楽論
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
5月 27th, 2013 Posted 12:00 AM
確実に「自分だけを信じ込む」こと。
正直、私の想像力、直感、断言する予知は、
世界が気づくまでには10年はかかるのだろうと思っていました。
フランツ・カフカに自分が魅せられたのは、
「職業」と社会、彼らの大きな教会観はそのまま、
私には産業・企業・デザイン界が社会観と同値でした。
2004年にこの作品を発表し、
2006年には金沢市に買い上げられましたが、正解だったことを、
現在はとても強く、あらためてやっと叫ぶことができます。
わが国は、いつまでもLSIが、
産業の「米」=日本の資源だという錯覚を捨てるべきです。
もし、現代文明の諸悪の根源を上げるとするなら、
アトムとビットの関係、その根底にある集積回路=LSIです。
もし、今後も日本の「米」にするには、
マイコン発想と設計には日本人が必務だったように、
再発想と再設計をし直すモノになってきたと思います。
フランツ・カフカの有名な「変身」の書き出し、
「朝、起きると私は虫だった」、というのがありますが、
むしろ、それよりは「流刑地にて」が参考になると思います。
この物語りに登場する「図案家」をデザイナーとすれば、
なぜか、自分に覆い被さる気がします。
人間は感情に支配されればされるほど、
陰の世界に閉じ込められます。
感情=陰という中国的な解釈は見事に当てはまるのですが、
感情の陽性化=Don’t let me down!でLSIに取り組み直すことです。
私は、これまでいつも10年先を突っ走っていると自覚し、
思い切り、時代と共時できずに落ち込みますが、
実装設計の現場に問題をデザインで提示しながら、
なんとしても、わが国こそ「革新をリード」できる国だと、
思い続けてきました。
電子回路が複雑、つまり、私たちの電子への要望が強まれば、
そのままに、LSIは発熱します。
10年前の予測、自分の未来感への予知は的中していたようです。
これを解決出来る胆識が、
今の日本には、残念ながら非在だと言わざるをえません。
Tags: 10年, 2004年, 2006年, Don't let me down, LSI, アトム, カフカ, デザイナー, デザイン界, ビット, フランツ・カフカ, マイコン発想, リード, 世界, 中国的な解釈, 予知, 企業, 作品, 再発想, 再設計, 参考, 図案家, 変身, 実装設計, 強く, 想像力, 感情, 感情の陽性化, 教会観, 断言, 日本, 有名, 朝, 未来感, 根底, 根源, 正直, 正解, 流刑地にて, 物語り, 現代文明, 現在, 産業, 発表, 登場, 的中, 直感, 確実, 社会, 社会観, 米, 職業, 自分, 自覚, 虫, 複雑, 覆い被さる, 設計, 諸悪, 資源, 金沢市, 錯覚, 陰の世界, 電子, 電子回路, 革新
Posted in 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
9月 10th, 2012 Posted 12:27 AM
届いていました。
先般、松屋銀座での個展ギャラリーに2日通いました。
本当に久しぶりにアート作品を求めました。
早川親子の鍛金彫刻作品です。
アッと思うほど、惹き付けられました。
その夜に、あの作品群の中のアレを、
わが家のやっぱりスピーカーシステムJBL4343の上に置こう。
そう決心すると、ともかく会議前に求めておこうと決めました。
正直、仕事中も、
すでに自宅に作品が来ているイメージが常に浮かび上がっては消える、
そんな繰り返しが起こっているのは、
仕事への情熱を演技している連中への怒りを抑えられました。
「大企業病」というのは、
大企業にぶら下がっているサラリーマンの罹病だと定義できました。
それに引き替え、早川親子(父と息子)の作品は、
父がまずは師匠でありながらも、息子さんは二代目でも無く
この親子の強烈なライバル関係が清々しいのです。
この作品は息子さんの作品です。
生きている実感と社会での役割を凜と果たしているのです。
それが見事に作品に表れています。
彼らは、三重県で制作活動をされています。
いわゆる芸術関連の学歴などは無いそうですが、
そんなことはどうでもいいことです。
ところが、芸術系の学歴の無いことから作品への上から目線の人や、
この作品をロボットにして動かしたらとか、
LEDで光らせるべきと忠告されるそうです。
私はアート作品へのそのような期待は、
まあまあ一般的興味が膨らんだだけに過ぎないことだと思いますが、
つまらない鑑賞の仕方だと言っておきます。
もちろん、銅と真鍮という素材加工の技術性やその染色方法は、
高度でオリジナリティが存分であることが基本です。
しかし、もっと重大なことは、
「作品を私物化」したときに、その物欲と美学的な満足度を
どれほど真剣に「日常化」していく決心と作品への憧憬です。
私にとって、買い求めてまで側に置いて毎日眺めるのは、
常に、眼を透明にできる作品と出会うことです。
この作品は、これから私と一緒に、
私のオーディオ=耳と眼が共時性を持って、
生きている確認ができることです。
これから、この作品と対話したことも書き残したいと思っています。
Tags: COPPERS早川, JBL, JBL4343, LED, アート, アート作品, イメージ, オーディオ, オリジナリティ, サラリーマン, システム, スピーカー, ライバル, ライバル関係, ロボット, 三重県, 仕事, 会議, 個展, 共時性, 出会, 制作, 加工, 味, 基本, 大企業, 学歴, 定義, 対話, 居場所, 彫刻, 役割, 忠告, 怒り, 思い, 憧憬, 技術, 方法, 日常, 日常化, 期待, 松屋銀座, 正直, 決心, 活動, 満足, 満足度, 演技, 父, 物欲, 病, 目線, 真剣, 真鍮, 社会, 私物化, 素材, 素材加工, 美, 美学, 自宅, 芸術, 透明, 銀座, 鍛金, 鑑賞
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
6月 24th, 2012 Posted 10:00 AM
目次を見る