2月 22nd, 2017 Posted 12:00 AM
原稿は未だに私はegword Universal、もしくは、
Nisus Writer Proを使っています。
しかし、OSがchrome OSが一段と進化しているようなので、
hpのchromeでWordの縦書きを随分試しました。しかし、
うまくいきませんので、ついつい時間がとられています。
そこでパソコンに打鍵をする時間を減らそうと思って、
この「般若心経」の「空海」に向かっています。
これまでは、王羲之や藤原行成でしたが、
空海の運筆は、何と言っても「美しい」のです。
また墨汁メーカーの開明堂、その墨汁は選んで3種持っていますが、
この墨汁香は独特ですから、子どもの頃を思い出します。
小さい頃は一人っ子だったので、母は書道の前夜には、
墨をすって、それを当時は、
マヨネーズの空き瓶に入れてくれていました。
だから小学校の頃は絶対に書道大会では
優勝をとねらっていたものです。
そうした頃の思い出と、開明堂ゆえの筆ペンは、
太刀川氏からもらったこともあり、気に入っています。
小学生の学習ノート「ジャポニカ」に筆ペンで練習もしているのです。
筆ペンのカートリッジ1本は、使い果たすほど熱中しています。
久々に、空海の運筆文字は、草書体が肝心なところで変化しています。
この運筆は、本当に美しいのです。
「美しい」ことを体現するには、自分の運筆でこそ、
これがより美しさを身体化してくれるのだと確信しました。
まだまだとても下手くそですが、
空海の書に立ち向かっていることが清々しいのです。
来年、Red & Blueの椅子が100年になります。
それで、建築家やデザイナーに「展覧会をやろう」と言っています。
「デ・スティル」への憧憬を自分のデザイン、その美しさに、
空海の書、その運筆、美しさの体現とともに、
いくつかの造形デザインにここからの美しさが必ずあると、
この手本にはあります。
その体験、Macを離れてchrome OSを試していますが、
なんともデザイナーで良かったと思うのです。
空海の運筆は本当に美しいのです。
* 『パソコンがもう変わり始めているから・・・』
* 『まだ新たなOSのパソコン=HP Chrome11』
* 『もし、このデザイナーから学ぶことが無いなら・・・』
* 『藤原行成の書体との出会いは先生からの指示だった』
* 『墨汁が護っていてくれた文字=言葉の伝統文化』
Tags: chrome, ChromeOS, egword Universal, HP, Nisus Writer Pro, OS, Red & Blue, Word, カートリッジ, ジャポニカ, パソコン, マヨネーズ, 一人っ子, 下手くそ, 体現, 前夜, 原稿, 墨汁, 墨汁メーカー, 墨汁香, 太刀川氏, 学習ノート, 小学校, 小学生, 展覧会, 打鍵, 書道, 書道大会, 椅子, 母, 清々しい, 熱中, 王羲之, 確信, 空き瓶, 空海, 筆ペン, 練習, 縦書き, 美しい, 般若心経, 藤原行成, 身体化, 運筆, 開明堂, 香
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9月 17th, 2016 Posted 5:10 PM
9月17日
本日は、京都市美術館別館にて開催されています、
「金の美」展に行ってまいりました。
金沢美術工芸大学の開学70周年を記念した
大展覧会です。
デジタルアッサンブラージュを展示しています。
一通り展示物を拝見したところで、
丁度、任天堂の宮本茂さんに
お会いすることができました。
マリオやポケモンの生みの親である宮本さんも
金美の卒業生です。
互いに存在は知りつつも、
これまで会うことがなかった二人が、
こらからのことを約束しました。
展示は明日、18日までです。
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8月 9th, 2016 Posted 12:00 AM
金沢美術工芸大学は日本で最も小さな公立大学です。
自分はこの大学の卒業生であり、それほど知られた大学ではありません。
東芝に入社したときも、旧帝大卒ばかりの新入社員の中に入れられ、
まず、自分が卒業した大学の説明をしたものです。
金沢美大卒という学歴がいつも自分のアイデンティティに関わっていますが、
大学教育で鍛えられた先輩から後輩にいたるまで、
自分には誇り高い大学卒だと思っています。
デザイナーと言っても、本当に「造形力」のある大学は5大学もありません。
最近では有名な漫画家、ドラマの演出家、CF監督、
話題のポケモンでのピカチュウにしても優れた後輩たちの作品であり、
カーデザイナー達も多く輩出している大学です。
デザイナーとしてすでに40数年になりますが、
残念なことにデザインは未だに軽く見られています。しかし、
モノの本質、発想の柔軟性はこの大学卒だからこそ可能なのです。
かつて、主任教授が倒れた時に、金沢に戻り、
深夜の病室で先生を見舞いましたが、
教授は、玄関まで自分を見送っていただき、それが最期の別れでした。
今、自分が大学人であるのも、
私の使命を語り継でいただいた教授たちのおかげです。
その大学が70周年を迎えます。
いつからか卒業生での「金の美」展は銀座の画廊をすべてを埋め尽くし、
ニューヨーク展、全国各地で秋には一斉の展覧会になっています。
私の世代は今なお「先輩の指示」には絶対的に従うという伝統的な
仲間意識は見事に整っています。
だから自分の主催するKK塾には先輩たちが数名が駆けつけてくれます。
自分が、この大学卒であることは大きな誇りなのです。
それは自分の大学時代のデザイントレーニングが最も厳しかったからです。
大学には大きな欅の木がありました。
だから同窓会は今なお「けやき会」になっています。
* 『「学芸員の父」が母校の初代学長・森田亀之助でした』
* 「金沢美術工芸大学の大阪での大学大同窓会」
* 『金沢21世紀美術館から届いた10周年の収蔵作品集』
* 「手を頭脳化するトレーニング=デザインストローク」
* 『工業デザイン教育での「手」のトレーニング』
Tags: 70周年, CF監督, KK塾, アイデンティティ, カーデザイナー, けやき, けやき会, デザイナー, デザイントレーニング, ドラマ, ニューヨーク, ピカチュウ, ポケモン, 主任教授, 仲間意識, 作品, 先輩, 先輩の指示, 全国各地, 公立大学, 別れ, 卒業, 卒業生, 大学人, 大学教育, 学歴, 展覧会, 後輩, 新入社員, 旧帝大, 最期, 最期の別れ, 本質, 東芝, 柔軟性, 欅, 演出家, 漫画家, 画廊, 発想, 見事, 誇り, 造形力, 金の美, 金沢美大, 金沢美術工芸大学, 銀座
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5月 20th, 2016 Posted 12:00 AM
この肖像はだれでしょうか?、といっても
一般的には有名ではありませんが、母校・金沢美術工芸大学の
初代学長・森田亀之助先生です。
終戦直後、金沢市には疎開していた画家や芸術家がいたのです。
敗戦直後の展覧会は行列になるほど、人は美術・工藝に癒やされたのです。
そこで美術学校を創ろうという話は議会テーマとなりました。
敗戦直後、何を無駄なことをするのか、と大議論になりました。
金沢市の判断は決まってこういう具合なのです。
「もし、前田の殿様が居たら、市民があれほど展覧会を喜んでいる、
無駄だからというなら無駄でいい、今のこの敗戦時に不可欠だ」となり、
その初代学長の「美術・工藝そしてデザイン」という方針が決定。
専門学校、短大、美大の伝統理念になりました。
私はこの話を、Yちんという主任教授から聞かされました。
Yちんは光風会の画家でしたが金が無くなると先生宅で夕食を頂きました。
無論、先生への手伝いは色紙に描いた絵に落款を押していました。
絵が下手だったことで辞めようとしたときにも随分はげまされ、
他企業が受かっても卒業はさせないから東芝に行けという命令でした。
先生が倒れたと聞いた私は上司にお金を借り飛行機で金沢に帰りました。
もう暗くなった病室で、「来てくれたのか大丈夫だ、大丈夫」と言われ、
病院の玄関まで逆に先生に送られたのです。
ほぼ一週間後に、先生は逝きました。それを会社で聞きました。
だから東京で一晩泣きに泣きましたが葬儀には行きませんでした。
車イスになって 母校の非常勤講師を命ぜられた時に、
Y教授からの伝言をM教授から聞かされて
ビックリしてその命令に今も従っています。
が、その伝言に、M教授の前ではばからずにまた大泣きしました。
出逢わなかった初代・森田学長は「学芸員の父」と呼ばれています。
母校開設70年です。
その最初からを史実記録にしなければなりません。
下落合がずいぶん長い森田亀之助
*『オーディオ界で出逢った新技術と二人のエンジニア』
*『毎夏、再自覚決心の日』
*『やっぱり、なぜこれほど落ち着くのだろう』
*『終戦間際の消された歴史・亜細亜の中の日本』
*『天衣無縫な時代と社会に活気がある』
Tags: M教授, Yちん, Y教授, テーマ, デザイン, ビックリ, 一晩, 一週間後, 上司, 下手, 不可欠, 主任教授, 人, 今, 他企業, 会社, 伝統理念, 伝言, 借り, 先生, 先生宅, 光風会, 具合, 初代, 初代学長, 判断, 前田, 卒業, 史実, 命令, 夕食, 大丈夫, 大泣き, 大議論, 学芸員, 学長, 展覧会, 工藝, 市民, 手伝い, 描いた, 敗戦, 敗戦時, 教授, 方針, 最初, 有名, 東京, 東芝, 森田, 森田亀之助, 殿様, 母校, 泣き, 無論, 無駄, 父, 玄関, 画家, 疎開, 病室, 病院, 直後, 終戦, 絵, 美術, 美術学校, 肖像, 色紙, 芸術家, 落款, 葬儀, 行列, 記録, 話, 議会, 車イス, 金, 金沢, 金沢市, 金沢美術工芸大学, 開設, 非常勤講師, 飛行機
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5月 14th, 2016 Posted 12:40 AM
有名大手自動車メーカーのデザイン部長から大学教授、
そして有名大手バイクメーカーのデザインコンサルタントの
K氏が代表を務める「電線を地下にする集まり」があります。
「電線地下美化倶楽部」を知りました。
私には、電柱を見ると、二つの識別があります。
一つは、変圧器の種別です。これはオーディオに関わります。
もう一つは、特に京都などでは、昔の地名が電柱にプレート表示です。
しかし、電柱と電線工事は「醜い」限りです。
この醜さは、電線工事の耐えがたいほどのいい加減な公共工事です。
ようやく、電柱は無く、電線を地下配線も大都市では当たり前ですが、
予算が無ければ、電柱と電線工事はこのまま、景観を台無しにしています。
許すべき事ではありません。
だから、この呼びかけ倶楽部には段々と人が集まり始めています。
私自身、電柱・電線、この醜さは撮り貯めています。
だから、展覧会で「やり直し、電線地下」を一緒に訴えたいです。
今やそろそろ水道管をステンレスにしていく地味な活動もあります。
こうした工事にデザイナーが必要だと思っています。
しかも、わが国の地盤は地震などに耐震性が必要ですから、
新素材の地下水から電線までを完全耐震の保護仕様が必要です。
ともかく、この倶楽部を大きくしなければなりません。
だから、私はこの訴求活動に、デザイナープロとして、
わが国のフレキシブルな耐震地下インフラをデザインが主導すべきと
真剣に考えています。
*『電気には「質」がありそれは正弦波測定で確かめられます』
*「電力会社を破壊し分散させるべき証拠・告発します」
*「USBからワイヤレス化と電磁波空間」
*『建築家よ、吟味すべし仮設住宅建設を』
*『私の大疑問は電力というエネルギーへの不配慮』
Tags: K氏, いい加減, インフラ, インフラストラクチャー, オーディオ, ステンレス, デザイナー, デザイン, デザインコンサルタント, デザイン部長, バイク, バイクメーカー, プレート, プレート表示, フレキシブル, プロ, メーカー, やり直し, わが国, 一緒, 主導, 予算, 京都, 代表, 使用, 保護, 保護仕様, 倶楽部, 公共, 公共工事, 台無し, 呼びかけ, 地下, 地下水, 地下配線, 地名, 地味, 地盤, 地震, 変圧器, 大学, 大手, 大都市, 完全耐震, 展覧会, 工事, 当たり前, 必要, 撮り貯め, 教授, 新素材, 昔, 景観, 有名, 有名大手, 段々, 水道管, 活動, 真剣, 種別, 耐えがたい, 耐震, 耐震地下インフラ, 耐震性, 自動車, 自動車メーカー, 自身, 表示, 訴え, 訴求活動, 識別, 配線, 醜い, 醜さ, 限り, 集まり, 電柱, 電線, 電線地下, 電線地下美化倶楽部, 電線工事
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5月 2nd, 2016 Posted 12:00 AM
東京から福井に帰ったときに、東京には在るが福井には無いものだらけだ、
どうして生きて行こうと思っていましたが、逆発想をしました。
福井にあって東京には無いもの。
それが越前市(旧武生市)の伝統工芸の打刃物であり、
あることで若手の刃物工業研究会との出会いがありました。
3ヶ月黙っている彼らに自分は難し言葉使いをやめて福井弁で話ました。
新素材開発でメーカー交渉を産地の代表として徹底的行いました。
国内外で展覧会をやり「タケフナイフビレッジ」を絶対に実現約束。
行政の力を借りずに「借金をして取り組んでもらう」ということ、
そのデザイン戦略をともかく盲信してもらうことでした。
ステンレスで鋼をサンドイッチにした高品位ステンレス鋼で
「ハマグリ刃:蛤のように断面で見ると中央が膨らんでいる刃」を
火づくり鍛造してもらいました。
世界で初めてすべて金属製ゆえの一体の刃物ゆえに、
熱湯で一変に大腸菌が防菌可能な一体金属の刃物を開発しました。
徹底的に図面に精確な研磨によりビッカー値硬度も60~62を実現。
その製品開発の中でも、高品位ステンレス鋼をグリップ部分に、
私の造形言語である「ウェーブレット(さざ波のよう波型)」を実現。
それを成しえてくれた今では親方・第一世代の加茂勝康氏が
瑞宝単光章を受勲できました。
昨年は安立勝重氏が受勲しました。
加茂氏はスキー、安立氏は登山家、それぞれの世界でも重鎮です。
第一世代では癌に冒されても「技を伝えて」と半ば命令していた浅井氏は、
工房でもう限界と言って2週間寝込んで逝ってしまった仲間です。
今、第一世代9名、第二世代20名を率いていますが、
新メンバー・新デザイナーを私は選別して、
「ナイフスクール」を本格的に開校します。
二人目の受勲お祝いの会は、さらに盛大に全員で祝いたいと思っています。
*11月5日Staff Blog
*『刃物の地肌、その偽物氾濫が流行している』
*『 ひとりの親方が逝った・・・ 』
*『タケフナイフビレッジ、恩人を見送った。』
*「鎌倉時代名刀と江戸時代名刀を語り合う」
Tags: 2週間, 60, 62, ウェーブレット, お祝いの会, グリップ, さざ波, サンドイッチ, スキー, ステンレス, タケフナイフビレッジ, デザイン戦略, ナイフスクール, ハマグリ刃, ビッカー値硬度, メーカー交渉, 一体, 世界, 中央, 仲間, 伝統工芸, 借金, 全員, 出会い, 刃, 刃物, 刃物工業研究会, 初めて, 加茂, 加茂勝康, 受勲, 可能, 命令, 図面, 国内外, 大腸菌, 安立, 安立勝重, 実現, 展覧会, 工房, 徹底的, 打刃物, 技, 断面, 新デザイナー, 新メンバー, 新素材, 新素材開発, 昨年, 本格的, 東京, 武生, 波型, 浅井, 火づくり, 熱湯, 瑞宝単光章, 癌, 登山家, 盛大, 盲信, 研磨, 福井, 福井弁, 第一世代, 第二世代, 精確, 若手, 蛤, 行政, 製品開発, 製造, 親方, 越前市, 逆発想, 造形言語, 選別, 部分, 重鎮, 金属製, 鋼, 鍛造, 開校, 開発, 防菌, 限界, 高品位ステンレス鋼
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3月 23rd, 2016 Posted 12:00 AM
初めて「国立新美術館」に出かけました。
それもイベントのオープニングにちょうど東京にいることもあり、
出かけることにしました。
おそらく同じデザイン界の人物に会うことになるだろうと覚悟しました。
正直、僕はひっそりとじっくりと観ることが好きなのですが
出かけました。
もう、その美術館の入り口から知人たちに会い始めました。
「三宅一生展」は、観ておくべき展覧会であることは間違いありません。
車イスゆえ優先的に最初に会場に入ることができました。
いきなり、建築家・安藤忠雄氏に出会い、そのまま三宅一生氏、
そして会場構成の吉岡徳仁氏と
グラフィック総括の佐藤卓氏に会いました。
佐藤卓氏とは、東京では結構思いがけない店で出会っています。
「よく会うね」とか、
「あの店大好きだから、今度一緒に」と会話しました。
三宅一生氏の仕事は、いわゆるファッションデザイナーを超越しています。
「プリーツプリーズ」の評論は、私が最初に書いたと思います。
その時にはポリエステル繊維から、布特性の7段階を知りました。
これは今ようやく「羽二重」ブランドの骨子になっています。
さて、問題はこの「国立新美術館」の建築設備でした。
遠慮無く断言すれば、美術館という空間建築とその設備は
もはやとても時代遅れはなはだしく、
私には美術館ではなくて「博物館」でした。
三宅一生氏の仕事の集大成は、もはや美術館を超えていたはずです。
明確に言い切ればデジタル表現の設備が全く考慮されていない空間でした。
これは、未だにプロジェクタースクリーンが4:3であることです。
すでに画面表示は16:9にも関わらず、日本全国の公的場所は4:3です。
しかも一画面でしかありません。
投影アプリがPowerPointばかりと同等です。
たとえばデジタルというとすぐに「デジタルサイネージ」が喧噪ですが、
その実態には何も新鮮さがないことに等しいのです。
IoT=Internet of Thingsというデジタル表現もこの漠然さに日本は呪縛され、
本来のIoTの、その将来がみえていないことに等しいのです。
僕は「デジタルアッサンブラージュ」を提案していますが、
おそらくこれが理解されるにはまだ当分時間がかかりそうです。
もはや、美術館も博物館も、そうなると街角のギャラリーですら
「デジタルとアナログ」、「アナログとデジタル」、
この相関関係のインターラクションが必要です。
しかし、
インターラクションの定義はもっと時代で研磨されるべきでしょう。
Tags: 16:9, 4:3, 7段階, Internet of Things, IoT, PowerPoint, アナログとデジタル, イベント, インターラクション, オープニング, ギャラリー, グラフィック総括, デザイン界, デジタルアッサンブラージュ, デジタルサイネージ, デジタルとアナログ, デジタル表現, ファッションデザイナー, ブランド, プリーツプリーズ, プロジェクタースクリーン, ポリエステル繊維, 一画面, 三宅一生, 三宅一生展, 人物, 仕事, 会場, 会場構成, 会話, 佐藤卓, 優先, 全国, 公的, 博物館, 吉岡徳仁, 同等, 呪縛, 問題, 喧噪, 国立新美術館, 場所, 安藤忠雄, 定義, 実態, 将来, 展覧会, 店, 建築家, 建築設備, 投影アプリ, 提案, 断言, 新鮮, 日本, 時代, 時代遅れ, 時間, 最初, 東京, 漠然, 理解, 画面表示, 相関関係, 知人, 研磨, 空間, 空間建築, 美術館, 羽二重, 考慮, 街角, 覚悟, 設備, 評論, 超越, 車イス, 遠慮, 集大成, 骨子
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9月 12th, 2015 Posted 12:00 AM
fragment=フラグメントというのは、
ラテン語の語源的には「割れたもの」であり、
英仏両語では、断片、さらには断章とも邦訳されます。
私は記号論やあるいは編集というのはことばの世界観で語られます。
だから、ロラン・バルトの「モードの体系」は、
デザイン・建築によっては必読の教科書といって紹介してきました。
そこから「零度のエクルチュール」にでも至ろうものなら、
ことばの日常、書くことと書かれることは、意図と内容やさらには、
言語と会話であり、ラング=辞書的言葉とパロール=会話的言葉に
きっちりと辿り着く思想になると考えてきました。
だから、ロラン・バルトは私が影響を受けた人物にすべきかどうか、
迷いに迷った人物でした。
それはミッシェル・フーコー、ガストン・バシュラールとほぼ同列でした。
学生に教えなかったのは、
ロラン・バルトの「恋愛のディスクール・断章」でした。
実際、恋愛は狂気だと語られてきましたが、
バルトの言説でしかも断片的な殴り書きとしては、明確に語られました。
「恋愛は狂気である。
しかし、狂気だと言い切れる私は狂ってはいない・・・・」
彼のこの断章の書籍を、文章を塊として、全ページをそのままに、
グラフィックパターン化したスカーフの存在を知りました。
この作者がなぜ、バルトを選びバルト著作書籍パターンを選んだのか。
それこそ、バルト自身は「作者とは何か」ということから
「何が作者になるのだろうか」を文章で問いただしていました。
昨夜私は、「現在の特に雑誌はつまらない」と批判しましたが、
そんなことはなくて、これでいいという多分若者もいました。
だとするなら、私はこの批判をもっと強めなければなりません。
それこそ、先般もTVドラマが映画化された作品を観ましたが、
それにも、「観るべき映画は選ぶべき」と言われました。
最も賛同できますが、
私の興味は映画作品の俳優たちだけではありません。
それは作家である原作者から監督、キャスト全般以上に、
今ではCG・SFXから音響システムなどの
膨大なモノづくり支援者や企業存在までです。
ようやく、映画館が7.1ch化してきました。
そんなことも含めると、このスカーフデザインでは、
作家の展覧会をしなければならないほどに、
ロラン・バルトが語り直されて来た現実です。
つまり現代の見事な
デザイン=設計学と編集学の再考が必要だということです。
Tags: 7.1ch化, CG, fragment, SFX, TVドラマ, ガストン・バシュラール, キャスト全般, グラフィックパターン化, ことば, スカーフ, スカーフデザイン, デザイン, パロール, フラグメント, ミッシェル・フーコー, モードの体系, モノづくり支援者, ラテン語, ラング, ロラン・バルト, 世界観, 人物, 企業, 会話, 会話的言葉, 作品, 作者, 俳優, 内容, 再考, 原作者, 同列, 塊, 学生, 展覧会, 建築, 影響, 必要, 必読, 思想, 恋愛, 恋愛のディスクール・断章, 意図, 批判, 教科書, 文章, 断片, 断片的, 断章, 日常, 映画, 映画作品, 映画化, 映画館, 時代, 書かれること, 書くこと, 書籍, 殴り書き, 狂気, 現代, 現実, 監督, 章立て, 紹介, 編集, 編集学, 興味, 若者, 英仏両語, 言語, 言説, 記号論, 設計学, 語源, 賛同, 辞書的言葉, 連続, 邦訳, 雑誌, 零度のエクルチュール, 音響システム
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8月 2nd, 2013 Posted 12:00 AM
デザインを「設計から策略」と訳した大国が中国です。
私は40余年、デザインを外観設計ではなく、問題解決の実務、
この定義付けを自ら実践し、教育し、
その一般化をデザイナーの目標と目的にしてきました。
しかし決して政治、国政、国策になっても、
根付いたデザインでは全く無くて浮ついたままでした。
現在「クールジャパン」があたかもデザインと語られそうです。
ところが、大きなイメージ展開の間違いを海外友人からも、
「クールジャパンにデザインは無いよ」と批判されます。
加えて、国内の大企業に限ってデザインへの投資は激減少です。
ミラノでこそ展覧会という若手デザイナーに警告のため、
私は「DESIGN TOKYO」を登竜門展示会として用意しました。
その審査員に、藤巻幸夫氏に加わってもらいました。
もう6年になりますが、スターデザイナーが出始めました。
余りに最近、彼を国会中継TV報道で見かけて、
「なぜ、国会にあれほど出ているわけ?」
「参議院議員に繰り上げ当選したんです」
「エッ!」、ということから、
福井県選出の稲田朋美国務大臣に会っていただきました。
彼女の与党大臣としての政策実務は実に明白です。
比して、藤巻議員の野党からの問いかけも明快です。
現在、わが国は「国難」の中にあります。
国内は、復興があり、エネルギー問題があり、
国際関係においては厳しい立場の中で、
先進国家を維持しなければ、貧しい国家になるでしょう。
それなら、「デザイン」を国策創出と国家表現の発信手法、
これが、ようやく、「超党派」での可能性が出てきました。
私は、「行学」の実行をデザイナー・大学人として、
この「国難」ゆえに、困難さをチャンスに変えたいと望みます。
となれば、「超党派のこの二人」ならば、
わが国を理想的な国家にする大臣と代議員だと確信します。
イデオロギーで政策討論などの時代は終焉しました。
デザイン・ファッション、
この本質はまさに理想実現の実務だからです。
私は、彼らの活動をプロとして、全身全霊で支援する覚悟です。
Tags: design tokyo, イデオロギー, エネルギー, クールジャパン, スターデザイナー, デザイナー, デザイン, ファッション, プロ, ミラノ, 与党大臣, 中国, 先進国家, 参議院議員, 友人, 問題解決, 国会, 国政, 国策, 国際関係, 国難, 大国, 大学人, 展示会, 展覧会, 復興, 批判, 投資, 政治, 政策実務, 教育, 海外, 登竜門, 福井県, 稲田朋美国務大臣, 策略, 若手デザイナー, 藤巻幸夫, 行学, 設計, 超党派
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7月 30th, 2013 Posted 12:00 AM
私はふるさと福井の伝統工芸にデザインを導入してきました。
750年の越前打刃物に「タケフナイフビレッジ」を、
デザインの導入によって産地を形成しすでに30周年になります。
すでに第一世代10名と第二世代15名になりました。25名です。
その背景には、この「定書」があります。
越前打刃物に伝わるこの書に登場する浅井(あざい)家は、
そのまま第一世代がメンバーにいます。
第一世代と第二世代が阪大の私の研究室を訪問してくれました。
第二世代に私は考え抜いた「産地モノづくり戦略」を話しました。
この「定書」という制度設計を成し遂げたのは、
まだ20代の橋本左内と熊本藩から越前藩の明道館に招いた、
横井小楠だったことが史実的にも確かめられています。
彼らの当時には藩政にとっても産業のあり方を述べていました。
だから、私はいつも、このように考えるのです。
「もし彼らの才能であったなら・・・どうしていただろう」と。
日本全国には、わが国の美学的結晶の伝統工芸があります。
絶対に不可欠なことは「デザインの導入」です。
30年、流行的なヒット商品を狙ってはきませんでした。
むしろ、現代の時間との共時性と産地技術の伝統性でした。
決して大儲けの産地になったわけではありませんが、
確実な「刃物のあり方」を伝統技にデザインを参画しました。
私は「働きがいと生きがい」を
未来の刃物に発見し、着実な日常性と産地存在性でした。
私は、新たな刃物を提案したいと思っています。
第二世代には、国内外で展覧会・流通・新たな存在性の確立です。
新たなデザイナーもそろそろ見つけ出したと思っています。
なぜならば、この「定書」にある制度設計を基盤にして、
情報時代から次世代時代を創出してもらいたいのです。
「タケフナイフビレッジ」を継体天皇の青春時代を送った、
その場に建設するまで10年かかりました。
その場に第二世代が全国から集まってくれました。
次の30年を根付かせるために私の役割を発見するつもりです。
Tags: 30周年, 750年, タケフナイフビレッジ, デザイン, デザインの導入, ヒット商品, ふるさと福井, 伝統工芸, 刃物, 制度設計, 安政, 定書, 展覧会, 建設, 明道館, 横井小楠, 橋本左内, 流通, 浅井, 熊本藩, 研究室, 第二世代, 継体天皇, 越前打刃物, 越前藩, 阪大, 青春時代
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