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Posts Tagged ‘日本’


7月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 24th, 2013  Posted 7:08 PM

7月24日辛卯(仏滅)

日本は不況そのものであり、
国家解体へと一段と加速している。

『デザインの極道論』量感


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「スピーカー企業の社長は学者であった」


   


     7月 15th, 2013  Posted 12:00 AM

私の愛車SL-500はBOSEのスピーカーです。
正直、BOSEのスピーカーはマニアにとってはやや・・・でした。
BOSE日本支社から、依頼がありました。
スタッフに言いました。
「BOSEのスピーカーは、やりたくないよ」って。
違いました。私への依頼は、
「日本にデザイナーなのに人工心臓をやっているらしい」、と。
日本支社長は阪大で医学系の教授たちとも会いたい、という依頼。
大阪大学附属病院の会議室で、ボーズ社の真実がプレゼンされ、
それは医療機器や振動抑制装置でした。
阪大はその装置導入にあたって、ボーズ氏来日講演を依頼。
しかし、彼の来日は高齢であり、スピーカーではないことを強調。
「彼はMITの学長候補を断り続けている」という話を伺いました。
スピーカーメーカーの利益は全て彼の研究資金であり、
万一、MIT学長になれば、その利益は大学に差し出すこと。
そのような話を聞き、スピーカーが世界的にヒットしたのは、
この日本であって、ボーズ=坊主のイメージ脱却の苦労話でした。
彼の教え子はすべて医療機器の研究者であり、
FDAの担当者は彼がリーダーだと教えられました。
やがて、そのスピーカーそのものも日本で生産されていました。
つい最近その生産を解消したことも知りました。
日本でボーズを成功させた社長も引退されましたが、
結局、その経営手腕はある大手の通信販売企業社長をしています。
それでも、私はボーズの超小型スピーカーをじっくり検証して、
当時、EIZOのたった400ccのエンクロージャーでの
f0を絶対に80MHzにする方法に苦しみました。
そこで、思い切って、ボーズ社の日本支社長に聞きました。
「本当は教えてあげられないけれど・・・」と言いながら、
そうなのか!、を知りました。
一度、米国に会いにいく約束を伝えてもらいました。
やはり、別れの時期が来るのです。
彼は逝きました。
参考になる超小型スピーカーをいただきました。
そのような出会いのあとにSL-500の音響は精度を上げました。
合掌。


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「『内部障害者マーク』を国際化していくデザイン案と提示」


   


     7月 12th, 2013  Posted 12:00 AM

私がこのマークデザイン依頼を受けて実際は直ぐにデザイン。
しかしながら、この展開に至るのに相当の時間を使いました。
でも、諦めずに提案内容を徹底的な国際化と最新技術印刷までを
私はデザインが問題解決と日本だから最新技術展開を遂行。
依頼は福井県内部障害者の団体の方々でした。
デザインはすぐに出来ました。しかしその展開の途中には、
東京都でも制定マークが出来上がってきました。
私はこうしたマークは、本当に哲学的な問題解決策が必要です。
たとえば、ほぼ万国共通の「車倚子マーク」は氾濫していますが、
デザイン完成度の低さから、各国での使用は見直されています。
先般、New York市の車倚子マークが変更されましたが、
私の提案マークによく似ています。
さて、このマークには、欧米でも解釈が未だに混同されている、
「アスクレピオスの杖」イメージとハート印を造形要素。
本来は「アスクレピオス」と「ヒポクラテス」が医療の象徴です。
しかし、欧米ではこの二人が題材とされているギリシア神話、
その解釈についての議論がそのまま、ヘビと杖に表れています。
それはヘビが一匹なのか二匹なのかという問題の解釈です。
しかも、その杖に鳩がイメージされることで、
平和や安全や防衛などの象徴化までイメージ展開されることです。
私は、あくまでも、内部障害者は「外観では判断が不可能」です。
ところが、実際は障害者であって、
社会からは常に彼or彼女の医療性や防衛性が大事です。
ある意味では、アスクピレオスの杖と鳩と蛇二匹を、
歴史的にも、あるいはそれぞれの解釈説を相当に検証しました。
その核心には、「危機管理」という学域の設定からも、
CrisisとRisk、それぞれに「デザインマネジメント 」の
明確なコンセプト定義化も行ってきました。
定年退官後も大阪大学大学院に研究室があります。
7月30日には、「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」、
この解説キックオフを行います。
さらに適塾開設175周年記念講演を開催し参加します。
適塾は阪大医学部・医学系研究科の源流でもあるからです。
いづれにおいても、医療・医学・安全・防衛がテーマゆえに、
この「内部障害者マーク」はデザイン実務の一つです。


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「海底資源探査船というわが国の技術は防衛されるべきだ」


   


     7月 10th, 2013  Posted 12:00 AM

中国が日本にレアメタルを売らない、と言われました。
資源の本当に無いわが国には、頭脳があります。
日本の頭脳の素晴らしさをしみじみと知りました。
経済産業省の海底資源探査船「白嶺」は、
以前文部科学省の探査船「ちきゅう」を凌ぐ船舶が生まれました。
領海を世界で6番目に保持しているわが国の海底には、
資源の宝庫だということをこうした探査船の頭脳が発見します。
おそらく、造船技術だけに留まらない船舶造船が成功しています。
それは、私の授業・「海洋デザイン戦略」での演習課題で、
あるチームが選んだのは、「ちきゅう」が造れる造船工場計画。
若い海事工学系の学生は、探査船の造船技術の統合化を
港湾での防災された造船工場計画として提案してきました。
私は、最後の講評会で「白嶺」が生まれた話をしました。
審査委員からも、こうした船舶が世界にあるかどうか、を
尋ね、世界には全く無いと聞いたときには、
審査委員全員が、この造船技術こそ日本独自そのものであり、
造船を産業化し、このような船舶にこそ税金を使ってでも、
数隻は欲しいという声がありました。
ところが、残念なことは、この船はまったく無防備です。
いわゆる水鉄砲(現在は韓国製が最も強力)さえ在りません。
いざとなったら、海上保安庁が守ってくれたとしても、
彼らにはミサイルさえ無いのですから戦闘はできません。
このような国家はありえません。
防衛装備程度は備えるべきですが現在の憲法では許されていません。
私がこのようなことを書けばすぐに「右翼扱い」されます。
左翼は絶対に私は認めませんが、右翼ではありません。
右翼以上の発言力と行動力を磨いているつもりです。
ついでながら、スパコンは絶対にNo.1で在るべきなのです。
なぜなら、わが国は「気象情報の探索」とか言っていますが、
本来、スパコンはミサイル発射・ミサイル命中技術開発です。
いい加減に、この平和呆けから目覚めるには、
こうした探査船造船技術にも防衛装備開発があるべきだと、
私は言い続けていく立場でありたいと思っています。


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7月8日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 8th, 2013  Posted 12:44 AM

7月8日 乙亥(赤口)

昨今の社会状況は、
日本の風貌を実に醜くしている。

日本が壊れかかっていると言うが、
すでに私たちの社会は
壊れてしまったのだ。

『デザインの極道論』容姿


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「3D-PRINTING阪大イベントで間に合わせてもらいました」


   


     7月 8th, 2013  Posted 12:00 AM

阪大でのMAKERS SUMMITで「3D-PRINTING」をいただきました。
「3D-PRINTING」の現在は、このイベントのセッションにおいて、
国内では要の人たちが参加していただきました。
光造形がわが国に入ってくる前から、
最近の過ちを是正する肝心要の人たちが集まりました。
彼らが阪大・吹田キャンパスに集まってもらえたことは、
これで欧米に正しい方向を日本が先導可能だと私は決心しました。
この日に間に合うように、私はiPhoneケースでをいただきました。
しかもケータイには、「印鑑と呼び笛」を危機対策には不可欠と、
言い続けてきたこともあり、背面が鎖状で、
側面にも工夫され名前入りのケースです。
このケースはTOKYO MAKERSの人によって、
それも、この「技術」が無ければ造れないケースです。
同時に、登壇者の石黒教授も、ブレスレットをもらって、
日本ならではの「3D-PRINTING」方法を知ってもらいました。
石黒教授は、「アンドロイドロボット」では、
私と同じようにNewsweek誌が選ぶ「尊敬される日本人」の一人です。
また、昨年は二人で忘年会をし、新年会もしました。
私はラピッドプロトタイピング初期からこの実務を見てきました。
それだけに、米国ブームでの出版された元の書籍から、
大きな間違いを発見しています。
その僅かをこのイベントでは紹介しましたが、
すでに、いくつかのプロジェクトを開始しています。
もちろん、このイベントではその他のキーマンとも話ができました。
私が気づいていることは、確実に欧米は知りません。
「3D-PRINTING」以前に私はトポロジー思考を「空間論」として、
その実例を追いかけてきましたからこそ考えついています。
それは、素材と機器そのものをデザイン設計するつもりです。
たかだか、ブレスレットとケースかも知れませんが、
米国流とは全く異なる手法を日本が、阪大が提示じていきます。
各セッションでは会場からも質問をいただきました。
ある質問に対して、石黒教授の応答は見事でした。
「哲学です。」という答でした。
私自身、プラトンが迷いに迷って正解を決定するのは、
「どう考えてみても、この答が美しい」と言い残したことです。
私はデザイナーという職能の根本は「美しい」ということ。
これだけを確信して生きてきました。


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「正しい進化は、わが国が主導する!」


   


     7月 6th, 2013  Posted 12:00 AM

本日、阪大で「3D-PRINTING」の講演会をします。
私は阪大出身の若手エンジニアリングデザイナーから依頼。
阪大出身者であり、「次世代を開花する」職能は応援します。
そして、ほとんど大疑問だった「3D-PRINTING」ですから、
光造形・ラピッドプロトタイピングから3Dを始めた私には、
「MAKERS」を読んだときに実務経験無しを全否定してました。
案の上、米国での大統領の表明から大流行には真偽不確でした。
そのまま日本もこのブームにこそ、
いわゆるベンチャー企業はこれだという風潮が起こりました。
家庭用・業務用・工業用・研究用が全てを包含したブームゆえ、
とうとう、わが国の大企業が「金型まで可能ゆえ云々」とは、
これは日本の知性の浅薄さを露呈してしまうと直感しました。
まず、ベンチャーと言って進歩した企業は限定されています。
しかも、国内の大企業、その経営者にデザイン理念がありません。
だからこそ、ベンチャーに期待をかけますから、
「誤解が蓄積」すればするほど、
いわゆる「3D-PRINTINGのイノベーション」情報は錯乱します。
そこで、阪大では3人の教授たちは「教示の姿勢」で、
このイベントを引き受けた次第です。
まず、断っておきます。
私が大学人になって掲げてきた三つの革命は当たっています。
         ●光重合革命
         ●遺伝子革命
         ●電磁波革命
この全てが「3D-PRINTING」に適合しています。
だから、「3D-PRINTING」の時代は必ず来るでしょう。
だからといって、
3D-PRINTERはインクジェット方式だけではありません。
大事なことは私が光造形システムで試行してきたことの欠落です。
それは、「何を進化させるか」です。
あたかも、これまでの進化ではなくて突然変異を起こすことです。
本日、私は専門家チームも来阪してもらいました。
「3D-PRINTING」の技術とデザインは阪大が中核になります。


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「iPadのブラッシュペンは、新しい筆記具の進化」


   


     7月 5th, 2013  Posted 12:00 AM

「まだそんなに拘っているの」と、ワイフに言われます。
が、常にスケッチと毛筆タッチの書き比べは生きがいです。
だから、いつでも新製品には徹底的に評価記事を読み、
購入を決定して、これは薦められるというモノを発見しています。
したがって、今回、日本文具大賞で応募されたモノでは、
単なる「導電ゴム使用でペン軸だけ」のモノは、
審査会でも痛烈に批判をしておきました。
私は、このペンにはやがては鉛筆から消えるボールペンまでの、
必ずや日本の知恵が反映されるものと期待しています。
私にとっては、実はもう慣れきったモノもありますが、
最近は、明確に静電気付加コントロールまでに進化を評価します。
アプリケーションは、
「SketchBook Pro」と「Zen Brush」で確かめています。
ところが、この二つには、筆先の大きさ限定が同一ですから、
このタッチ差では、どれを選んでも個人差があるだけでしょう。
だから、せめて導電ブラッシュがほとんど筆と同じを望みます。
私自身は、iPadとiPad miniの両方を使い分けていますが、
このペン類を使うのは、iPadでの描画=スケッチです。
このどれが最適であるかは、人それぞれの個人差がありますから、
あえて、これが優れているという言及はしません。
ペン軸は、万年筆なみか、英国の絵筆ぐらいのモノを望みます。
しかし、あえて問題を呈するなら、「静電気コントロール」です。
これは、私がキーパッドデザインで、
「触覚フィードバック」でのタッチ感覚を試してきただけに、
電池、USBから電源供給、それとも静電確保のこの三種です。
これだけに発想が閉じ込められていますが、
ひょっとすると、静電コントロールが、
このペンの革新を決定するのではないだろうかと思っています。
正直、私はスケッチと書道としては、
この中の三本が優れていると報告しておきます。
一度、またApple銀座で、使いこなしを紹介とも思っています。
ただ、私の世代としては、どうしてもこの種のペンにこそ、
新たな未来があると思っていますが、
それこそ、「矢立」の良さを改めて認めてしまいます。


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「モスキートとは、凄い技術だ!」


   


     7月 3rd, 2013  Posted 12:00 AM

ヘリコプター大好き人間にとって、
この玩具に過ぎないモノには、人間との関係が仕組まれています。
これまで、スタッフや学生から誕生プレゼントで、
リモートコントロールのヘリコプターの素晴らしいモノなども、
プレゼントされてきましたが、
とても優雅で、おそらく、これが飛ぶ、それだけで充分であり、
デスク周りにディスプレーされながらも、
必ずいつかは飛ばす、と意気込んでいました。
この玩具がTVで紹介されると気になって仕方がありませんでした。
ほとんど仕事の連続でしたが、思い切って充電して、
飛ばしてみました。この私がドキドキします。
もういきなり飛び上がると天井にぶつかり、急激落下です。
回転翼の速さは驚くほどでした。
ともかく、部屋中にぶち当たり、
戻そうとすれば私に攻撃してくるなど、今度は怖いほどです。
5000円未満ですから、大変な企業努力があったのでしょう。
この緻密で精微なモノづくりに感心します。
デザインはといえば、玩具性であれば納得できます。
何度か、写真撮影をワイフに頼みましたが、
パイロットの操作性がただドキドキしていて、
無性にコントローラーの指に力が籠もっているだけでした。
したがって、©amazon.co.jpそのままの写真を載せました。
手の中に入ってしまいますが、動きの鋭さはビックリモノでした。
モスキート、ずばり、「蚊のような動き」です。
しみじみと見るとこれが日本製であり日本だから出来た製品です。
そんな時、友人デザイナーのシリコン製教具が中国でまたもや、
模倣されたという連絡がありました。
おそらく、素材は怪しげなモノに違いないでしょう。
Facebookコラムですぐにシェアしました。
他国の国旗を焼く国民の国家と共存し共時がもとめられます。
そんな時代にあっても、私たちは知性的に対応するのです。
だからこそ、このような玩具技術が生まれるのです。
私は、やがてこの玩具が実際の交通機器になるだろうと思います。


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「3D-PRINTINGの発展とそのデザイン進化を日本から発信」


   


     7月 2nd, 2013  Posted 12:00 AM

「3D-PRINTING」という技術をデザインで進化させます。
光造形=ラピッドプロトタイピングは日本の発明でした。
この系譜をスタートから実務化してきた少数の知的思考は、
欧米の方向とは、全く異なる世界観を創出しました。
欧米、特に米国で流行化している「MAKERS」思考は不採用です。
オバマ大統領の所信表明の誤謬と選挙手法を疑いました。
家庭用と工業用の混在で生まれた流行を傍観検証しました。
あくまでも、この流行で未来を呼び込むことは大間違いです。
私自身は、ラピッドプロトタイピングを随分試してきました。
だから、安易に「金型に使える」という大企業の知識不足を
疑うとともに全否定することができます。
3D-PRINTERと3D-PRINTINGを明確に使い分けます。
そうなると、この機器そのものである方式が気になります。
単に「インクジェット」と言っても方式は3つもあるのです。
そして、最も注視しなくてはならないことは、
「素材のあり方」です。
そして、これが未来へのイノベーションと言うなら、
現在のモノを立体印刷する、次の時代を見つけ出すことです。
私はずばり、この方向ですということはしばらくは?にします。
なぜなら、私はこの日本の新たなMade in Japan DESIGNを
趣意書=Prospectusにしていきたいからです。
「モノづくり技術立国」を「モノづくり美技術立国」として、
世界で最も信頼と憧憬される国家にしていきたいと思います。
すでに、私は3D-PRINTINGの専門家集団を選びぬきました。
それは、光造形から粉体造形、3D-CADのこれまでを知り尽くし、
さらに家庭用、業務用、産業用、それぞれで何が可能だろうか、
何が3D-PRINTINGで実務になるかを想像した人に限るのです。
私は、現在の日本、大企業から中小、地域、伝統工芸産地で、
様々なデザインを試行錯誤してきました。
だから、3D-PRINTERの技術とデザインが革新する領域、
この領域にこそ、このダイナミクスが立ち向かうことを
明確に認識して実行して、日本から発信、阪大から発信します。


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