7月 7th, 2019 Posted 12:00 AM
この日記帳は、大御所のグラッフィックデザイナー松永真氏の
アイデアでした。
1日見開き1頁で左が真っ白、右が罫線で、
半年で1冊つまり1年は前後半の2冊という仕様です。
スケッチや絵と文字書き両方満たすこの日記帳は、
多くのデザイン関係者が愛用していました。
私も送っていただき愛用していました。
162日間入院している時も、それは『プラトンのオルゴール』など、
その当時のアイデアを書き込んでいました。
やがてメーカーが製造をやめました。
私自身は毎年、スケジュール帳や新たな手帳をちゃんと持ちます。
しかし、紙面に「書く」よりも、
このブログもそうですがデジタルで「書く」が
大半を占めていました。
あらためて最近「私は終活は止めた」とブログで綴りました。
そしてM805・ブルーデューンでペリカンを買い求めました。
その流れで当然「書く」ための紙やノートを色々確かめていたら、
日記帳365を見つけました。
昔からノート類は綺麗な文字で書いていました。
美大時代には、数学の先生から私の授業ノートを「くれないか」と
言われましたほどです。
日記帳365は、その1頁目をいつからはじめてもいいと書いてありました。
1/365を自分で決めることができます。
父はじめ妹もきっちりと日記をつけていました。
また、いつか止めるかも知れませんが、
「よし、今度こそ」って思っています。
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8月 26th, 2017 Posted 12:00 AM
半年で二冊の書籍が出版されました。
これは出版システムの「デザイン」でもあると指摘することができます。
それは私たち工業デザイン界の
大御所である黒川雅之先生からの著作でした。
「野生の衝動」がこの2月に出版され、
先般は「PARADOX」も私にも贈本していただきました。
黒川先生は、元来は建築出身ですが、GKデザインでIDの世界観が入り、
数多くのデザインを成し遂げられました。
私が赤坂でフリー直後に、いわゆるファンレターを初めて書き、
返信をいただき感激しました。
以後、照明器具のデザインチームにも参加、先生監督で作品化。
bio賞とICSID(国際インダストリアルデザイナーズ協議会)特別賞、
この二つを私が授賞しましたが、会議は海外であったために、
出席されておられた先生が私に代わって受け取っていただきました。
「ギャラリー・間」、私の個展開催も先生が監修者でもありました。
しかし、先生からも喧嘩師を自称する私には
時折、論理背景づけでは叱責されることもあります。
この二冊の著作は確実に「物」と「空間」に喜怒哀楽「美しさ」がある、
この一文を持ってしても私はまだまだ鍛えられることがあると自省します。
おそらく、言語空間自体の使い方を再度自問させらる内容であったことです。
また先生は母校・金沢美術工芸大学・大学院スタート時に大学院教授でした。
よって、民藝という正確な表記とともにアノニマスの功罪論がありました。
かつて、SD誌に「カタストロフィー」のデザイン論が掲載されていて、
当時美大生であった私は「カタストロフィーがデザインに与える影響」が、
見事に美しいイラストレーションとともに掲載され、
そこから、私は先生の「物」を「モノ」と表現すると共に、
理論と存在が、私の中で醸成されたいったのだと思っています。
今般の出版はすべからくアジア人としてデザイン要因が8つ、
そして72の文章ゆえ、根本に九つの金剛界曼荼羅が、
明確に私たちデザイナーはイメージを要求されていると読み取りました。
おそらく、これからの私なりのモノから空間は、
先生からの提示である空間と物との「逆説」ゆえに生まれる「美しさ」を
私も生涯かけて取り組むことを指示された想いで一杯になりました。
#「野生の衝動」
#「PARADOX」
* 『正しいデザイン手法としてのオマージュを熟知せよ』
* 『「場のちから」の「ば」と「ち」にあるデザイン』
* 『光陰へはただ祈るだけだと思い想っています』
* 『アライアンスとして語るべきアンビエント』
* 「わが日常の仏様と幸と合掌と」
Tags: bio賞, GKデザイン, ICSID, ID, PARADOX, SD誌, アジア人, アノニマス, イメージ, イラストレーション, カタスロフィー, ギャラリー・間, デザインチーム、監督, デザイン要因, デザイン論, ファンレター, フリー, モノ, 世界観, 作品化, 個展開催, 出席, 出版システ, 功罪論, 半年, 叱責, 喜怒哀楽, 喧嘩師, 国際インダストリアルデザイナーズ協議会, 大学院, 大学院教授, 大御所, 存在, 工業デザイン界, 建築出身, 影響, 想い, 指摘, 指示, 授賞, 書籍, 曼荼羅, 正確, 母校, 民藝, 照明器具, 物, 特別賞, 理論, 生の衝動, 生涯, 監修者, 監督, 空間, 美しさ, 背景, 自問, 自省, 自称, 著作, 表記, 言語空間, 論理, 贈本, 赤坂, 返信, 逆説, 醸成, 野生の衝動, 金剛界曼荼羅, 金沢美術工芸大学, 黒川雅之
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5月 27th, 2017 Posted 12:00 AM
「光陰矢のごとし」というレトリックがあります。
かつては時間の過ぎ去る早さだと思っていましたが、
60代になると知人・友人、その周囲の人が、
突然、逝ってしまう事が増えました。
その度に「会えなくなる」という無念さで胸がつまります。
「長友啓典」氏といえば、デザイン界、
それもイラストレータの大御所です。
いつかは逢えるはず、と思っていました。
インテリアデザイナーの森田恭通氏の紹介で彼の主宰する雑誌で対談し、
その後の食事でもう親友のごとく大仲良しになり、
次回会えることを心待ちにしていました。
ところが突然逝ってしまいました。
今年は、後輩、インテリアデザイナーの大御所、
デザイン界で最も大事な社長、仲間の母上は高齢でしたが、
彼にとっては母ですからその空しさを語りあい、
さらにはエッ!、教え子のこれからの娘さんの事故死と、
人生という光陰の瞬間性を思い知らされています。
あるクレジット会社の広報誌に、
作家である伊集院静氏のエッセイには、
彼の挿絵:イラストレーション最後の作品、
そして伊集院氏の彼への思い、
その文章には、もう本当に、逝ってしまった人たちへの想い、
それを引き出されて泣きました。
逝ってしまった人への思いは心の中にしまい込んでいただけでした。
「もう、逢えない」という悲しさと哀しさで、
まさに光陰、陽明と陰影が、襲いかかってくるのです。
長友氏とは、たった一回しか逢っていないのですが、
FBメールでは心割ってやりとりができました。
いわゆる「あの世」への思いと想いは祈ることだけです。
でも、自分の人生に光陰を与えてくれた人へ、、
あらためて私は祈るだけです。
* 「光陰の下で佇む姿勢」
* 『もう絶対に逢えない、今日は母の命日』
* 『インテリアデザインからの拡大・森田恭通のパリ個展』
* 「人は『闇』に生きていく」
* 『羊と鋼が調律の要だった、それを実証した友人』
Tags: 60代, FBメール, あの世, イラストレーション, イラストレータ, インテリアデザイナー, エッセイ, クレジット会社, デザイン界, やりとり, レトリック, 主宰, 事故死, 人生, 仲良し, 仲間, 伊集院静, 会えなくなる, 作品, 作家, 光陰, 光陰矢のごとし, 友人, 周囲, 哀しさ, 大御所, 娘, 対談, 広報誌, 後輩, 思い, 悲しさ, 想い, 挿絵, 教え子, 文章, 早さ, 時間, 森田恭通, 次回, 母, 泣きました, 無念, 瞬間性, 知人, 社長, 祈る, 空しさ, 突然, 親友, 語りあい, 逢える, 長友啓典, 陰影, 陽明, 雑誌, 食事, 高齢
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1月 29th, 2017 Posted 12:00 AM
明治のチョコレートは、私自身がその味を知ったモノでした。
しかも初期のパッケージのロゴタイプは、
デザイナーなら絶対に知っているグラフィックデザイン。
大御所であった故・亀倉雄策氏のレタリングでした。
ところが、グラフィックデザインの切なさというべきか、
全てが小文字表現になってしまいました。
多分、企業には逡巡性があったのではないでしょうか、
もし、時代風潮からの変更であったとしたなら無念だと私は思います。
したがって、このロゴタイプになってからは、私は明治チョコレートを
もう絶対に買わないでおこうとさえ思ったものです。
ちょうどこの時期になると、バレンタインという行事の準備が始まります。
デパートから、バレンタイン商戦始まりとかの小冊子を見て世の中は大変、
正直、呆れながらも、どこがこの商戦にどのような戦術になるのかという
興味がとても私にはあります。若い頃には大手デパートで、
自分自らが「ラブチェアー」という企画展をしたことがあります。
「ラブチェアー」って和製英語ゆえ、「ラブシート」、と、
米国の親友にアドバイスをもらったこともあります。
さて、チョコレートでもバレンタインでもなく、
日本の企業が壊れ出したのは、あのバブル時期からだった気がします。
バブルでの経済の崩壊は、企業にガバナンスとか、
企業は株主のための存在とか、しかもインターネットでの
情報時代=意識革命は、SNSとかのネガティブさが企業存在まで、
とても怪しくして、モンスターなる消費者とか、
サイレントユーザーという、文句は言わないが、
その企業の商品消費は辞めてしまうなど、
性悪説の社会構造が出来上がってきている気がしてなりません。
それこそ、「イジメ社会」も激しくなったようです。
ケータイやスマホがこの社会成立をバックアップしています。
企業の義も善も否定が扇動して、
美は「かわいい」ということに置換されたのでしょうか。
チョコレートの名作だったデザインの変更は、
まさしく小文字だからこそ「かわいい書体」へということは、
私には悲しみでしかありません。
バブル時には私は米国での仕事だけをしていました。
東京が「何か変」だったのです。
バブルは私たち日本人を壊したのかもしれません。
* 「チョコレートの決定打は決まっている」
* 「2/14のチョコレートは天然とヒーリング」
* 『漫画・アニメーションにみる日本独自のロボット観』
* 「泡・バブルって、やっぱり凄いんだって思います」
* 「キティちゃんにて確認できる『安全と安心』」
Tags: SNS, アドバイス, イジメ社会, インターネット, ガバナンス, かわいい, かわいい書体, グラフィックデザイン, ケータイ, サイレントユーザー, スマホ, チョコレート, デパート, ネガティブ, バックアップ, パッケージ, バブル, バブル時期, バブル経済, バレンタイン, モンスター, ラブシート, ラブチェアー, レタリング, ロゴタイプ, 亀倉雄策, 企画展, 何か変, 名作, 和製英語, 商品消費, 商戦, 善, 変, 大御所, 大手デパート, 小文字, 性悪説, 悲しみ, 情報時代, 意識革命, 戦術, 扇動, 文句, 日本人, 明治, 明治チョコレート, 時代風潮, 株主, 消費者, 無念, 破壊, 置換, 義, 逡巡, 風潮
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6月 2nd, 2016 Posted 2:00 AM
昨日は「Ship of the Year」の審査会に出席し、
建築界の大御所とデザイン界の大御所(=恩師)と、
そして船長界のトップが審査委員長にて審査は連続して互角、
自分の職能上的に決して意志決定を譲らない、に感激をしました。
それぞれの専門職能界を背負う重責を目の前で感嘆しました。
連続して今日は内閣府に参考人として、
将来の政策会議に、親友の建築家・内藤廣氏と参加しました。
内藤氏はこれからの都市計画やオフィス環境の激変に対して、
さらにはまた、東日本大震災の復興計画も持ち出しながら、
時代革新での「日本ならではのコミュニティ観」について、
確固たる発言をしました。
「内閣府にて参考人意見とは?!・・・ん?」とも明言していました、
自分としてはようやく「コンシリエンスデザインでの完全無菌と抗体保健」を
きっちりと15分でプレゼには音楽も使い、浮いた感覚がありました。
委員の方から、「アレルギー対策での疑問」が自分にむけられたので
アレルギーとはギリシア語の「変化」と「力」から抗原と免疫、
そして大まかなアレルギーの現代分類を語ってしまいました。
内藤氏からは、川崎はこの場でまた負けず嫌いな反論をと言われる始末。
しかし大阪大学は「免疫」に関しては世界でもトップの研究集団であり、
万一大阪大学のしかも医学系にいながらアレルギーを抗原と免疫体系すら
もし応えられないとはとの批評が頭を過ぎりました。
しかし幸いにも重要な立場の方が二人とも
自分デザインのメガネ愛好家であり、
「医工連携」よりも
「看医工学」で「安心」が語られたことを喜んでいただきました。
内閣府にてIoMeT=Internet of the Medical Thingsと
コンシリエンス・レジリエンスデザインを語ることができました。
*『権威権力者を「演じる覚悟」を見せた建築家』
*『建築家の主張を、反撃反論にすべきを望む』
*『商品が記号となった実例・私の体験と確認』
*『コンシリエンスデザイン看医工学の危機解決対象・MERS』
*『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』
Tags: 15分, Internet of the Medical Things, IoMeT, Ship of the Year, アレルギー, オフィス, オフィス環境, ギリシア語, コミュニティ, コンシリエンス, コンシリエンスデザイン, デザイン, デザイン界, トップ, プレゼ, メガネ, レジリエンス, 万一, 世界, 互角, 今日, 体系, 免疫, 内藤廣, 内閣府, 出席, 力, 医学系, 医工連携, 参加, 参考人, 反論, 場, 変化, 大御所, 大阪大学, 始末, 委員, 安心, 完全無菌, 審査, 審査会, 審査委員長, 対策, 専門, 将来, 川崎, 幸い, 建築家, 建築界, 復興, 復興計画, 恩師, 意志, 意見, 愛好家, 感嘆, 感激, 感覚, 批評, 抗体保健, 抗原, 政策会議, 日本, 明言, 昨日, 時代, 時代革新, 東日本大震災, 決定, 激変, 現代分類, 環境, 疑問, 発言, 目の前, 看医工学, 研究, 確固, 立場, 職能, 職能界, 背負う, 自分, 船長界, 親友, 計画, 負けず嫌い, 連続, 都市, 都市計画, 重要, 重責, 集団, 革新, 音楽, 頭
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