10月 2nd, 2023 Posted 12:00 AM
10月2日 先勝(癸巳)
数学的には、点には大きさがない、
よって、もちろん「形体」もない。
付け加えるならば、
「点という形体」
は数学的根拠であり、
「形体としての点」は、
芸術的根拠とことわり書きを
付け加えておくべきだろう。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』11 造形元素としての点
目次を見る
3月 23rd, 2022 Posted 12:00 AM
3月23日 仏滅(乙亥)
『凝縮としてのデザイン』
凝縮化することと
デザインの
関係においては、
大きさの
基本モジュールの決定と
薄さに対する
所持感覚が
最も具体的に
スタイリングと
連関性をもっている。
artificial heart:川崎和男展
Tags: スタイリング, デザイン, としてのデザイン, 具体的, 凝縮, 凝縮化, 基本モジュール, 大きさ, 川崎和男のデザイン金言, 所持感覚, 決定, 薄さ, 連関性, 関係
Posted in APHORISM
目次を見る
2月 18th, 2022 Posted 12:00 AM
Tags: としてのデザイン, 与える, 厚さ, 変革, 大きさ, 川崎和男のデザイン金言, 幅, 持たせる, 決定, 点, 線, 面
Posted in APHORISM
目次を見る
5月 2nd, 2020 Posted 8:32 PM
パウル・クレーとカンディンスキーは、私の大事な著作です。
『点と線から面へ』はカンディンスキーのデザイン原論です。
休みの期間中にまた目を通している『造形思考、上・下』は、
「なぜ、造形思考が必要なのか」を組みたて、
そこから「造形意図と内容」が明示されています。
デジタル時代に入ったとき、アナログ時代に読みこんていた
『点と線から面へ』の「点は正方形」が理解できたのは
画面上のピクセルでした。
線は点の集合体ではなく、それはつまりピクセルでは
線は点ではいないというまなざしだったのです。
点である正方形には「大きさ」があり、線には「幅」があります。
そして、面には「厚さ」があるのです。
コンピュータ空間で、デザイン、造形化していく
私の思考にはこの基本が大事となったのです。
というわけで、パウル・クレー再読の備忘録でした。
そして私のトレーニングは、やはり岡倉天心が教え子であった横山大観に
教育としての線の「描き方」が基本です。
また、そこから「デザインストローク」の訓練では、
基礎のない私への訓練にリピート9枚が
必須だったのだと教育の奇跡を感じます。
Tags: アナログ, カンディンスキー, コンピュータ空間, デザインストローク, デザイン原論, デジタル, トレーニング, パウル・クレー, ピクセル, まなざし, リピート, 内容, 厚さ, 原論, 基本, 大きさ, 大事, 奇跡, 岡倉天心, 幅, 必要, 必須, 描き方, 教え子, 教育, 明示, 横山大観, 正方形, 点, 点と線から面へ, 画面上, 線, 著作, 造形思考, 造形意図, 集合体, 面
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
3月 30th, 2020 Posted 4:45 PM
工業デザインの私の基礎は、
「大きさ(出来るだけ小さく薄く)・素材(新素材と普通素材のコンビ)」
そして「色彩の決定(新しい意味づけ、文脈、存在)」です。
これは、大学で職業訓練のように様々な基本を徹底して仕込まれました。
その色彩は、故・大智浩教授のいくつもの論理を受け継いでいます。
美大の非常勤だった大智浩教授が余りに影響力が大きくて、
デザイナーとしては、誰の目で見ても
「ファッション」も素敵で配色が圧倒していました。
当時は、あの先生が「キリンマーク」を手掛けていました。
が、先生を引き出せば、キリンの広報は違っています。
私は先生目当てにNHKの市民講座を、
ほとんど年配のおば様方の中に混じって受講しました。
講演終了後、一人青年として目立っていた私に先生は、
「君は金沢美大の学生か?」と尋ねられました。
「先生の大学の授業はつまらないけど、
今日の講演で色彩で分かりました!」
先生から笑われましたが、一遍に覚えてもらいました。
デザイナーとなり、色彩の決定について
デザイナー同士で話をすることもあります。
すでに経験値としてはかなり高いとは思います。
私の色彩デザインは徹底的な実習実技の美大での訓練と、
大智浩教授の色彩論理、
それも市民講座が足固めをしてくれました。
Tags: NHK, おば様, キリン, キリンマーク, コンビ, つまらない, ファッション, 一遍, 出来るだけ, 受講, 圧倒, 基礎, 大きさ, 大学, 大智浩, 存在, 実務, 実習実技, 尋ね, 小さく薄く, 工業デザイン, 市民講座, 年配, 広報, 影響力, 意味づけ, 文脈, 新素材, 普通素材, 素敵, 素材, 経験値, 美大, 職業訓練, 色彩, 色彩論理, 覚え, 訓練, 誰の目, 論理, 講演終了, 足固め, 配色, 金沢美大, 青年, 非常勤, 高い
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
10月 19th, 2019 Posted 12:00 AM
10月19日 大安(己丑)
数学的には、点には大きさがない、
よって、もちろん「形体」もない。
付け加えるならば、
「点という形体」
は数学的根拠であり、
「形体としての点」は、
芸術的根拠とことわり書きを
付け加えておくべきだろう。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』11 造形元素としての点
目次を見る
4月 13th, 2019 Posted 12:00 AM
形態には、大きさ・素材・使い勝手が主要な事項です。
よく、陶磁器と言われますが、
陶器(土)と磁器(石)には大きな違いがあります。
これは陶芸家の若尾利貞氏が美濃焼で「鼠志野」を復活した、
陶器=土を焼いた鼠色に対比した色彩の器の湯呑です。
鼠志野は、エンベリッシュ=embellishであり、
デコレーションやオーナメント=装飾ではありません。
私が、美濃焼をTV番組で紹介する機会があり、
お互い初見は距離感のある「大学人」と「陶芸家」でありましが、
互いの仕事やその姿勢に魅了され交流を重ねた記念のモノです。
若尾氏は、日本では最高ランクの陶芸家であり、
しかも、鼠志野の復元から新たな伝統工芸を
完成させた素晴らしい功績の作家です。
また独自に確立された技法により、
陶器素材には鼠色と対比する緋色が表れるその豊かな表情は、
エンベリッシュだからこそ、新たな使い勝手があります。
陶芸家の「形態言語」としては、最高のモノです
*鼠志野
Tags: embellish, TV番組, エンベリッシュ, オーナメント, デコレーション, 主要, 事項, 互い, 交流, 仕事, 伝統工芸, 作家, 使い勝手, 初見, 功績, 器, 土, 大きさ, 大学人, 姿勢, 完成, 対比, 形態, 形態言語, 復活, 技法, 最高ランク, 機会, 湯呑, 独自, 石, 確立, 磁器, 素晴らしい, 素材, 紹介, 緋色, 美濃焼, 色彩, 若尾利貞, 表情, 装飾, 記念, 豊かな, 距離感, 違い, 重ね, 陶器, 魅了, 鼠志野, 鼠色
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務, 祈望から企望へ
目次を見る
5月 20th, 2018 Posted 12:00 AM
05月20日 先負(壬子)
僕の車椅子は軽くて、
折り畳むと最小限の大きさになる。
色もファッショナブルに仕上げてある。
これは、
僕が従来の車椅子を見たときに、
こんな重たくて野暮ったいものには
絶対に乗りたくない
と思ったのがきっかけで、
自分のためにデザインしたモノだ。
『プレゼンテーションの極意』「わがまま」と「誠実さ」
Tags: きっかけ, デザイン, ファッショナブル, モノ, 仕上げ, 僕, 大きさ, 川崎和男のデザイン金言, 従来, 折り畳む, 最小限, 絶対, 自分, 色, 車椅子, 軽い, 重い, 野暮
Posted in APHORISM
目次を見る
10月 14th, 2017 Posted 11:00 PM
人には人間と人類が種別できます。
そして、人間である条件、人類である条件は極めて勝手気ままな無常識。
同じことが、能力あるいは力(ちから)にも反映しているのです。
私は力:ちからを懸命に追いかけてきました。
それこそ、ちからという日本語での区別・差別・分別全てでの定義です。
簡単に言ってしまえば、ち+からです。
ち+空=この仏教的解釈を自分に取り込んでいるのです。
つまり、「ち」とは知・血・地・値・智・致・治・・・・随分とありますが、
「空」という観念で無に帰すのです。
それがほぼ日本からの哲学的な解釈でしょうし、これを信用しているのです。
そして、力は作用点と方向と、その大きさがあるという物理性です。
従って、それこそ、商品力から開発力など形容される全ての力に、
これが運用されていることがわかります。
ここからさらに、力が能力とまでなってくれば、
まさに、人間・人類・人は個々人の能力を活用し拡大するのは「テコ」です。
これこそ、五大器械の根本にもなるのです。
テコには力が働く、支点と作用点だけが決定すれば、
それこそ、人類は地球でさえ、イラストのごとく、
人の能力で持ち上げることさえできます。
前段が長くなりましたが、テコのこの力を支点と作用点で能力、
それも「美しさ・美」を見極める能力のテコを考え出すこと、
これが真善美のその中の「美」判断力=能力を、
私はデザイン、デザインでのテコを追い求めてきたのです。
だからこそ、自分デザインには必ず、美しさをデザインに配置・配備する、
力の支点と作用点がある、
まさに美のテコを見いだすことでした。
美が創れる能力=美創出の力とは、
ち+空であり、その拡大のためのテコを
それこそデザイナー養成にはテコを自力、つまりテコあるセンスづくり、
これがデザインでの美づくり、美の判断力だったというわけです。
* 「『ち』は知の草書体になった理由に神髄がある」
* 「花綵の国のことばには「ち」、土地と価値がある」
* 『想像力を今また熟考を毎日繰り返している』
* 『芽生えることと確認すること、ライバルとジェラシー』
* 『人工知能には「ち」の思潮が欠落している』
Tags: センス, ち+から, ち+空, ちから, テコ, 五大器械, 人, 人間, 人類, 作用点, 値, 分別, 判断力, 創れる, 創出, 力, 勝手気ままな, 区別, 哲学的, 商品力, 地, 大きさ, 定義, 差別, 形容, 拡大, 支点, 方向, 日本語, 智, 条件, 治, 活用, 無, 無常識, 物理, 物理性, 真善美, 知, 種別, 空, 美, 美しさ, 美づくり, 能力, 致, 血, 観念, 運用, 開発力
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ
目次を見る
9月 24th, 2017 Posted 12:00 AM
09月24日 赤口(甲寅)
コンピューターの中での造形は、
これまでの幾何学を変革していくことが明白だ。
点に大きさを与え、線に幅を持たせ、面に厚さを決定する。
『artificial heart:川崎和男展』 変革としてのデザイン
Tags: コンピューター, 厚さ, 変革, 大きさ, 川崎和男のデザイン金言, 幅, 幾何学, 明白, 決定, 点, 線, 造形, 面
Posted in APHORISM
目次を見る