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Posts Tagged ‘制度化’


7月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 14th, 2021  Posted 12:00 AM

7月14日 仏滅(癸亥)

『美学としてのデザイン』

すなわち、
経済で
制度化されたデザインを
再生させるには、
「美学としてのデザイン」
が、
今、
重要だと考える。

artificial heart:川崎和男展


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7月1日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 1st, 2021  Posted 12:00 AM

7月1日 友引(庚戌)

『美学としてのデザイン』

産業、経済、
あるいは企業と
デザインの関係を、
デザインへの投資効果
という視座で詰問すれば、
その一般解は、
利益回収という評価だけで
制度化される。

artificial heart:川崎和男展


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『公立も国立も二つの名誉教授ゆえ少子化の制度』


   


     10月 31st, 2019  Posted 12:00 AM

デザイナーとしての実務を重ね、48才から大学人になりました。
大学人として、名古屋市立大学と大阪大学の名誉教授、
つまり公立大学法人と国立大学法人に在籍し
その称号を授与していただくのは
なかなかないことで、その評価を有難く思っています。
スタートした名古屋市立大学から大阪大学へと移籍し、
様々な研究プロジェクトに取り組み、教え子を育てました。
公立大学は総務省+文科省であり国立大学は文科省の管轄です。
名古屋市立大学教授としては市の職員として、
市の公務員対象のデザイン教育講座を受け持つこともありましたし、
市政の未来づくりへの会議にも参画していました。
また当時は大学院レベルで、
名古屋市立大学と名古屋大学の単位互換を
デザインとロボット研究の講座間で行おうとするも問題山積で、
生田幸士先生(現・東京大学名誉教授)と説得にあたり、
ようやく実現したということもありました。今では当たり前です。
とは言え、大学の事務方も市の職員で、
大学としての規模が限られている一体感がありました。
今でも、食堂のおばちゃん、事務方も、
生協の調達の担当者もSNSなどで繋がっています。
一方、大阪大学では、格式、威厳ある会議や会合があり、
そのリーダーシップを担う立場が求められます。
名誉教授会や、医学系の退役教授会も、
その脈々としたつながりは流石です。
国レベルの研究と大学間の連携なども可能になります。
私の人工心臓も東大との連携で実際に実験することができていました。
そして、研究についての予算を決定する学術振興会の会議では
かっての旧帝大と早稲田大と慶応大が最終決定の任務に就いています。
この会議では、あまりにも流れに沿った内容に随分と文句を言いました。
現状の流れを変えてもらいたいと思う方が、
私を登用してくれたのだと思いますが、
真実をストレートに言いすぎる私は、
キャリアに変革することは叶いませんでした。
これからは、大学の構成も大きく変わっていくでしょう。
これだけの大学が、
国立、公立、私立などが「少子化」に向かっていくのです。
教育の重さはわかっています、
それ故に誰彼なしに入学そして無償化ではなく、
それこそ子ども達が志を高く持てるよう、
制度化=60割高卒を導いてもらいたいです。


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『船舶産業はますます劣化していくのかも知れません』


   


     5月 16th, 2019  Posted 12:00 AM

この審査委員になって10年になります。
今回は多数の応募者がありました。
「省エネ」、「安全と信頼」、
ユニバーサルデザイン」は、
船舶では当たり前のこととして、
さらに、そのデザインコンセプトについて
私はそれぞれに、「安心と信用」を重ねて質問をしました。
が、深掘りしてみると、的を射る答えはもらえず、
ユニバーサルデザインはこの日本に誰が持ち込んだかも質問してみました。
それは私でしたから、
ユニバーサルデザインハンドブックを監修しています。
ユニバーサルデザインという概念はマイケルカリルが提唱し、
ロナルドメイスが7原則にまとめ提言したものが知られています。
これらをデザインの教育プログラムとして持ち込むために
米国から連絡があったのは私でした。
当時私がいた名古屋は、世界デザイン都市宣言をし、
世界デザイン博覧会を開催していました。1989年のことです。
そしてGマークでもユニバーサルデザインの部門を創設し、
その奨励を制度化したのです。
さて、最終審査では、私が最も年少者で
経験値豊かな専門家達の議論が尽くされましたが
省エネなど謳われている数値指標ふくめ問題をあげて、
各専門家の知見として回答や意見を交換しました。
このままでは船舶産業は世界的にさらに後退していくこと、
その危惧を拭いきれません。
かってトップだった船舶産業が、劣化していくことは否めません。
次世代デザイナーは、「水圧力・浮力・スクリューなど」
デザイン対象に取り入れるべきです。
とは言えデザイン教育の現場にそれを学ぶ土壌がなく、
船舶デザインは、圧倒的に遅れています。

ユニバールデザイン

ハンドブック


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08月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 17th, 2018  Posted 12:00 AM

08月17日 先勝(辛巳)

「ケータイ」から「スマホ」、
この日常用具は、
「使用価値」だけで、
社会を「性悪説」に
制度化している。

 


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『応答商品=使用価値だけのケータイは何を制度化したか』


   


     8月 17th, 2018  Posted 12:00 AM

私はどれだけの「ケータイ」を使ってきただろう。
阪大の研究室を整理するに当たって、これの3倍は使ってきました。
その中で、正しく「使用価値」だけを求めてきた、それも「応答」商品です。
ドラえもんの形、ベンツの形、モトローラの形、それと電子ペンとの形でした。
しかも、それぞれには思い出があります。
ベンツがひとしお面白かったのは、ちょうどSLK230?だったか、です。
親友にベンツのを買ったよ、とか言ったら、
彼は「川崎が使うっだたら成功」と言われました。
どうして?と聞いたら、
これほどのモノに川崎が欲しいというのは自分の企画が成功したということだ。
そんなことを言われたモノでしたが、ちょうどダッシュパネルや、
ブランドマークがブランドが二重構造でした。
ちょうどその頃には、モトローラのしかもブルー地がありました。
これは米国で買いました。まだ出て間もないころでした。
それこそ、モトローラがこの世界を一瞬に変えるだけの企業資質でした。
電子ペンはこれまでは3本あって、ほとんど使われていませんでした。
しかし、私はこれをすべて使いこなしていました。
そして、日本ならではの「ケータイ」はクラブシェル型のモノでした。
それから、どれだけの「ケータイ」から現在の「スマホ」になりました。
しかも、最近では米国、韓国、日本から台湾が関わってきました。
なんといっても「使用価値」だけをデザインだけが求めてきました。
これこそ「使用価値」=応答商品であり、ここに新たな技術投与は
エンジニアのそれこそ「革新」だったのでしょうが、
これも「応答」商品で「使用価値」で「制度化」したのです。


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『KK適塾に医師であり教授であり作家・久坂部羊先生』


   


     12月 23rd, 2017  Posted 1:00 AM

2017年歳末を目の前にして、ようやく「KK適塾」第一回目を開催。
もはや聴衆の皆さんは顔なじみが増えました。
おおよそはプロのデザイナーたちが多いのです。
今回講師をしていただいたのは、大阪大学の招聘教授であり、
医師であるながら作家とし、「破裂」や「無痛」という
医学系ドラマの作者でもある久坂部羊先生でした。
個人的には、久坂部先生とは阪大の大イベントだった
「医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年」で共に講師でした。
その時、私は橋本左内を語り、先生は医師でもあられた父上の死を、
あまりに見事に医療問題として語られました。
今回、まったく画面も使わずに「病気になっても早死にしてもいい生き方」。
PPK=ピンピンコロリというキーワードでした。
さらに、誰もが生きていたいという欲がありますが、
治らないならどう諦めて死を素直に受け入れること。
早期癌発見って何?
癌擬もあるかも知れない?
生検での転移そのものがあるかも?
などなど、医療技術の進化は私自身が毎日体験しており、
私自身、身体障害者1級、心臓障害者1級で、
来年は3回目の除細動器埋め込み手術を受けます。
そういう意味では、理想的な死は毎日考え、
3度重篤状態での臨死経験もしてきました。
おそらく、今も医師であり、何が医療で、その医療を行う医師たちの
いわゆる権威権力闘争を内部告発のごとく小説化されてきました。
私はデザイン界にも、現代社会の中では、
デザインの長所短所、制度化する権威主義は
小説化されていないほどとても遅れた職能だと思っています。
なんと言っても、治る病気は治すが、治らないなら治さないとか、
本当に安楽死なんてこの日本では難しいこと、
病院には行かないという重大決心の実際などを聞かしていただいた話でした。
そうした中で、私はこれまでの「コンシリエンスデザイン」を、
アンケートからもその実務そのものを僅かながら紹介しました。
次回は来年の2月2日に、いわば仲間である東京藝大の若手教授の話です。

* 『芸術工学からコンシリエンスデザインに』
* 「除細動器埋め込み入れ替えより生還」
* 『東京藝大からの二人の講師を迎えて「KK適塾」』
* 『いのち・生きること、命は与えられたもの』
* 「『医の知の未来』適塾175年・緒方洪庵没後150年=大阪大学」


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『温故知新から不易流行の「IoMeT」へ』


   


     5月 30th, 2016  Posted 12:00 AM

このブログのテキストのみの表現は無視されることが多いのです。
しかし、テキストとしている「ことば」は
「かたち」発想のための極めて肝要な発見です。
このところ現状のデザイン、デザイン界に向けて
相当の評価をしてきました。
その根底にあるのは、温故知新と不易流行であり、
自分なりに調べ上げてきた重要な新発想の造語ばかりです。
ただただ自分はデザイナーという天職の認識を遵守したいのです。
「Silience」という古語とその言語であるラテン語、その意味を見つけ、
それはメタ発想とパラ発想に至っています。
翻って再思考すれば世情は簡単に誰もが「IoT」という将来像を掲げます。
具体事例はあまりに曖昧ですが、その講演会や書籍が氾濫しています。
しかし、その詳細領域やあるいは決定範囲こそ
明確にするべきであり、デザイナーゆえ、
温故知新の原語からそのメタ論理とパラ論理を下敷きにして
まず、「コンセプト発想」から解放して「問題解決」に至ります。
「イノベーション」なぞを安易に用いず、
それこそ「IoT」での曖昧さを拒否します。
結果、Internet of Medical Thingsを具現化するモノのデザインをします。
そのモノからこそコトが見えてくれば制度化される次世代デザインを提案。
その提案こそ、不易流行と成しえる「価値の創出」になります。
まもなく、肝心なInternet of Medical Thingsを提案します。
その背景にはコンシリエンスデザインと今、
熊本地震で地道に活動しているレジリエンスデザインチームがいます。
予想されている南海トラフのリスクにはなんとしても
IoMeTが必要だと考えています。

*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『これからのデザインを語るために=・・・signare・・・』
*『silienceからパラ理論とメタ理論への展開が可能になる』
*『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』


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『「パラシリエンスデザイン」でのプライミング効果予測』


   


     4月 23rd, 2016  Posted 12:00 AM

「コンシリエンスデザイン」を提唱する基本として、
Silienceというすでに古語化している基本的なことばを調べました。
「無意識の知の核心」=silienceが自分なりの定義です。
そこから、コンシリエンス、レジリエンスは勿論のこと、
新たな展開としてパラシリエンスとメタシリエンスへと拡大しました。
パラシリエンスの具体事例として、
「動物実験」を取り上げてみます。
動物実験は、医学的な倫理に基づいて、動物を使っての事前調査です。
これはいわゆるプライミング=priming:実施事前の具体的な調査です。
しかし、動物実験にまでデザイン:問題解決・価値創出・未来創成は
まだまだ登用されていませんから、
この施設・環境にまでデザインは無適用です。
デザインによる医療機器・医療装置などは、
人間工学を超えて動物実験に必要だと断言しておきます。
これこそ、「パラシリエンスデザイン」という、
新たな倫理観によって
事前調査でのプライミング効果の最適性を検証します。
少なからず、問題提起と問題解決というデザインにとって、
この動物実験、新たな動物実験へのデザインを
「パラシリエンスデザイン」として提唱しておきたいと主張します。
実際、これはコンシリエンスデザイン看医工学としての実務として、
新たな医療機器、それも治療機器:
わが国では医療治療器は決して行わない、
この風潮・制度化現象がありますが、
「パラシリエンスデザイン」として、
治療器開発は当然だと提案しておきます。

*『コンシリエンスデザイン仮説をレジリエンスデザインから』
*『コンセプトからイノベーションは起こらない』
*『手の消毒、そんな時代になっている?』
*『IoTではなくIoMetというライン手法』
*『コンシリエンスデザイン事象を創出する職能』


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9月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 28th, 2015  Posted 12:00 AM

9月28日 大安(丁未)

経済で制度化されたデザインを再生させるには、
「美学としてのデザイン」が、重要だと考える。

For the rebirth of design,
‘ aesthetics’ has now become important.

『artificial heart:川崎和男展』 美学としてのデザイン


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