7月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
7月 9th, 2020 Posted 12:00 AM
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8月 19th, 2018 Posted 12:00 AM
私には眼鏡が大きなデザイン開発としてあります。
よく聞かれるのは、何を描いていますか?、というのには
眼鏡ディテールと刃物の新しい形状が多いです。
眼鏡では、これまでも「アンチグラビティ」と「アンチテンション」があり、
「アンチテンション」は、今では眼鏡業界では定番になっています。
これは「シルモ賞2000」を私は日本で初めてとりました。
そして、今、私が取り組んでいるのは「アンチ・・・・・」です。
「アンチグラビティ」はこれでドイツで受賞しました。
しかし、これは現在の眼鏡を乗り越えるということで、
眼鏡では商品化をしませんでした。
それがこれからは商品化が出来そうです。が、私の役割は、
決して「眼鏡のレンズの形」はやりません。それが増永眼鏡との約束です。
なんと言ってもレンズの形は店舗とメーカーに委ねます。
それが眼鏡デザインでの一番テーマなのです。
そして、いよいよ「アンチ・・・・・」を考えています。
これは絶対に私以外では出てこないと考えているというほど自負しています。
最も、これが増永眼鏡で「OK」になるかは、これからです。
これまでもスカウターをやってきましたが、そうしたバーチャルでは無いこと、
ともかく、「アンチ・・・・・」があります。
これもデザイン開発以前にずーっと求めてきたモノです。
「アンチ・・・A」と「アンチ・・・B」があります。
本来ならば、眼鏡のいらない屈折率を平気で変えられることが夢です。
このデザイン開発は「アンチグラビティ」と「アンチテンション」が、
大きな下敷きになっています。
そして、私は眼鏡デザインプロセスを福井・鯖江に伝えたいと思っています。
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6月 16th, 2017 Posted 12:00 AM
友禅というのは、日本の染色方法の一つとして大事なものです。
そして、特に加賀友禅と京友禅がありますが、
この差異性が最近は区別が難しくなってきていると私は思います。
私は金沢美大でしたから、加賀友禅の跡継ぎが何人かいました。
九谷焼の跡継ぎもいましたが、最近はどうなのかは知りません。
よく、京友禅は「公家文化」であり、
加賀友禅は「武家文化」、
また江戸友禅(今では東京友禅)は「町人文化」というその反映ありと、
これらの文化の差異性が表現の下敷きになっていると言われますが、
私は間違いだと思っています。
最も、京友禅は扇師であった友禅という人物名であり、
また彼自身が加賀藩に持ちこんだということで加賀友禅が伝承されました。
最近のそれこそ京都で超有名な扇店で、
「アッ、あれデッサンが間違っている」とか、言い出すと、
ワイフに叱られますが、扇での写実性が歪曲しているのは許せません。
いわゆる花鳥風月の表現、
その写実性は加賀友禅が絢爛豪華さを実現しました。
比して京友禅は優美さの強調性のためにぼやかされた表現が生まれました。
ところが最初に断定したように、
この京都、金沢、東京の友禅は区別性が薄まりましたが、
それがかえって友禅という染色方法を進化させたのかもしれません。
これは陶磁器にも同様なことが起こっていると観察しています。
加賀友禅にしても京友禅にしても、
実際は、その当時、最も進化している景観が描かれていましたが、
現代の友禅作家にはそうした表現が観られなくなってしまったのです。
例ならば京都の鴨川に牛車の車輪が冷やされるために川面に描かれました。
それが今なお京友禅というのは、優美で優雅さが伝承されただけであり、
友禅から時代性が失われたことがちょっと残念です。
そういう意味では、喩えですが、
九谷焼では、現代性を持ちこんだ作家=金沢美大の先輩がいました。
ともかく、着物そのものの消費性や使い勝手の伝統が無くなっているのです。
私が、加賀友禅と京友禅を思い起こしたのは、
「DESIGN TOKYO」の二次審査で、
日本製が本当に少なくなってきたためです。
もう一度、土地性や時代性を反映した製造産業が必要だと思ったからでした。
* 『狛犬をまた金沢から連れ帰る』
* 「絢爛な九谷焼・日本陶磁器の将来」
* 『京都というイメージ?、ブランド?、なのです』
* 『祇園祭・祇園と祭りの根源はもう忘れられている・・・」
* 「自然から学んだはずだった・・・のだが?」
Tags: design tokyo, デッサン, ワイフ, 下敷き, 九谷焼, 二次審査, 京友禅, 京都, 伝承, 優美, 優雅, 先輩, 公家文化, 写実性, 加賀友禅, 区別, 友禅, 川面, 差異性, 強調, 扇師, 扇店, 日本製, 時代性, 景観, 東京, 東京友禅, 染色, 染色方法, 武家文化, 歪曲, 江戸友禅, 牛車, 現代性, 禅作家, 絢爛豪華, 花鳥風月, 製造産業, 跡継ぎ, 車輪, 進化, 金沢, 金沢美大, 鴨川
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5月 28th, 2017 Posted 12:00 AM
パソコン、そしてケータイとともに、
電子ペンはワイアードから相当に進化してきました。
電子文具はおそらく私は全て使ってきました。
が、電子ペンが紙でアナログ表現しても今ではiPhoneやiPadでも可能です。
私はともかく使ってみますが、日常的な文具にはなっていません。
それでも最近は、ペン先にCCDがあって、用紙も専用でしたが、
どんなノート用紙でも、いわゆる下敷き仕様で、
Bluetoothで機器とのデジタル化ができるようになりました。
ともかく、使おうが使わなくても鞄には入れてあります。
ただし、現状の万年筆ほどの仕上げはあるメーカーだけですが、
全ての電子ペンは貧弱だと評価しています。
私の世代は鉛筆、烏口、ロットリングで、デザイン技能を鍛えられました。
だから、図面でも、実線・一点鎖線・二点鎖線・破線の太さを
身体、手先が覚えています。
例えば、烏口ではインクが長持ちしないので、
烏口のペン先間に脱脂綿を使うのです。
また、図面に戻れば、一角法と三角法があります。
そして、これは断面図の描き方に最も影響を与えています。
したがって電子ペンでの表現はやがては断面図、詳細図にはAIが必要です。
電子ペンでのアナログ表現が、
AIによって、デジタル表示までが
今後の電子ペンデザイン、その方向性だと考えています。
* 烏口=からすぐち
* 『紙墨相発・電子ペンとノートとのインターラクション』
* 『電子ペンはすっかり日本開発が海外に負けている』
* 『ペンホルダーある組み合わせの筆記具は自分表現』
* 『毛筆も万年筆も細軸だから可能になる運筆がある』
* 『万年筆のミュージックタイプとインクで筆跡品格が可能』
Tags: AI, Bluetooth, CCD, iPad, iPhone, アナログ, アナログ表現, インク, デザイン技能, デジタル, デジタル化, デジタル表示, ノート用紙, パソコン, ペン先, ロットリング, ワイアード, 一点鎖線, 一角法, 万年筆, 三角法, 下敷き, 下敷き仕様, 二点鎖線, 仕上げ, 図面, 太さ, 実線, 専用, 手先, 文具, 断面図, 方向性, 機器, 烏口, 用紙, 紙, 脱脂綿, 詳細図, 進化, 鉛筆, 電子ペン, 電子ペンデザイン, 電子文具, 鞄
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5月 30th, 2016 Posted 12:00 AM
このブログのテキストのみの表現は無視されることが多いのです。
しかし、テキストとしている「ことば」は
「かたち」発想のための極めて肝要な発見です。
このところ現状のデザイン、デザイン界に向けて
相当の評価をしてきました。
その根底にあるのは、温故知新と不易流行であり、
自分なりに調べ上げてきた重要な新発想の造語ばかりです。
ただただ自分はデザイナーという天職の認識を遵守したいのです。
「Silience」という古語とその言語であるラテン語、その意味を見つけ、
それはメタ発想とパラ発想に至っています。
翻って再思考すれば世情は簡単に誰もが「IoT」という将来像を掲げます。
具体事例はあまりに曖昧ですが、その講演会や書籍が氾濫しています。
しかし、その詳細領域やあるいは決定範囲こそ
明確にするべきであり、デザイナーゆえ、
温故知新の原語からそのメタ論理とパラ論理を下敷きにして
まず、「コンセプト発想」から解放して「問題解決」に至ります。
「イノベーション」なぞを安易に用いず、
それこそ「IoT」での曖昧さを拒否します。
結果、Internet of Medical Thingsを具現化するモノのデザインをします。
そのモノからこそコトが見えてくれば制度化される次世代デザインを提案。
その提案こそ、不易流行と成しえる「価値の創出」になります。
まもなく、肝心なInternet of Medical Thingsを提案します。
その背景にはコンシリエンスデザインと今、
熊本地震で地道に活動しているレジリエンスデザインチームがいます。
予想されている南海トラフのリスクにはなんとしても
IoMeTが必要だと考えています。
*『手づくりから物事デザインと事物デザインを決める』
*『非常事態の準備は再考しなければならない』
*『これからのデザインを語るために=・・・signare・・・』
*『silienceからパラ理論とメタ理論への展開が可能になる』
*『IoTは、再度アナログとデジタルの融合が基本』
Tags: Internet of Medical things, IoMeT, IoT, silience, イノベーション, かたち, コト, ことば, コンシリエンスデザイン, コンセプト発想, テキスト, デザイナー, デザイン, デザイン界, パラ発想, パラ論理, ブログ, メタ発想, メタ論理, モノ, ラテン語, リスク, レジリエンスデザインチーム, 下敷き, 不易流行, 世情, 予想, 価値, 具体事例, 具現化, 再思考, 制度化, 創出価値創出, 南海トラフ, 原語, 古語, 問題解決, 地道, 天職, 安易, 将来像, 必要, 意味, 拒否, 提案, 新発想, 明確, 曖昧, 書籍, 根底, 次世代デザイン, 氾濫, 決定, 活動, 温故知新, 無視, 熊本地震, 現状, 発想, 発見, 相当, 範囲, 簡単, 結果, 肝心, 肝要, 背景, 自分, 表現, 解放, 言語, 評価, 詳細, 認識, 調べ上げ, 講演会, 造語, 遵守, 重要, 領域
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
10月 24th, 2015 Posted 12:00 AM
10月24日 友引(癸酉)
川崎和男の発想表現手法
5月 22nd, 2013 Posted 12:00 AM
これは厳密にはいわゆる数学でのクラインボトルではありません。
しかし、3Dの造形においては、
「造形システム」での手法や装置が極めて重要です。
たとえば、
なぜ、Desk Top Publishing=DTPが時代要請だったのだろうか?
この質問に戻らなければなりません。
DTPではPostScriptというOSが無償でユーザーに供給されました。
結果、PageMakerというレイアウトソフトは1986年に生まれ、
Illustrator88がその期待の元に出てきました。
世の中はレーザープリンターの印刷精度値を進化させるのです。
商店街から「軽印刷業」が消滅を始めました。
これは2Dの「版」離れを意図した世界観的な存在感、
少なからずパソコン自動製版と呼ばれた革新でした。
同時期に日本では光造形という実験成果で特許を求めましたが、
見送られた現実がありました。
2Dの世界観を3Dに求め始めるのは当然でした。
その一人がデザイナーの私だったのかもしれません。
明確にニュージャージーのベンチャーとプリンストン大学が、
「歯車」をすでに実現していました。
私は、この装置が欲しく、3D-CGと3D-CADを学ぶために
ベンチャーの本社(トロント)で二夏訓練を受けました。
3D-CGでは、Natural Phenomenaという
今では当たり前の、水と水飛沫や燃える火、夕焼け表現でした。
しかし、私の頭の中では、金型=「型」から解放される、
そんなモノづくりを夢見ていました。
光造形のクラインボトルは、
「何のため?」とどれだけこれまで聞かれたことでしょうか?
想像力のある人は、
金型では決して出来ない自由な表現や実務対象を見つけました。
そこで現代では拳銃やマシンガンさえ3Dプリンターでの
実現可能性が明確になり始めてしまいました。
わが国、日本の技術進化=「技」の系譜は、
はっきりと光造形の下敷きの上に、
3Dプリンターの「技」が確かめられることが分かりました。
このクラインボトルの形態を自由に変形させ、
かつ様々なイメージをそのまま造形化するのに、
廉価な3Dプリンターでもここまで出来ること、
これが重要だということです。
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5月 4th, 2012 Posted 12:00 AM
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2月 26th, 2012 Posted 12:00 AM
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