8月 1st, 2017 Posted 12:00 AM
08月01日 先負(庚申)
問題を解決する。
そのために発想して、
「答」を「形態」で出す、
それがデザインであり、
デザインされた形態に「美」、
形態美を叶えるのがデザイナーだ。
川崎和男の発想表現手法
Tags: デザイナー, デザイン, 問題, 川崎和男のデザイン金言, 形態, 形態美, 発想, 答, 美, 解決
Posted in APHORISM, 川崎和男の発想表現手法
目次を見る
5月 18th, 2017 Posted 12:00 AM
私が大学人になると決心した時に、
その道筋をつけていただいた故M教授は、私が阪大へ移籍のとき、
「蔵書は大学人の間は持っていなさい」と指示されました。
阪大でも学生が次々と本を読んでくるので、結局本は増える一方でした。
サルトルの「存在と無」は学生時代に読みました。
理由は単純で、この美大にいたら、デザイン技能である
スケッチやモデルづくりは上手くなるだろうが、
おそらく大学生としての読書には無関心になってしまうだろう、
それはとても知識人として生きるのは危険だと思っていました。
またよく本を読んでいそうなのは、
学生運動に取り憑かれて赤ヘルでデモのために上京。
全くデザイン課題は無視していました。
そういうのは学生運動無関心の連中以下の無能力者と判定していました。
さて「存在と無」を選んだのは二つ意味があります。
それはサルトルは一応は読むべき本であり、「嘔吐」はつまらなく、
あとは実存、方法、時間、悪魔、神、思想, 恋愛などでした。が、
ともかく反「資本論」より仏教の「無=空」を深める熟読はこれだけでした。
以来、「存在と無」の新刊は次には上下巻になり今では文庫本です。
ところが、「想像力の問題」があったと知ったのは最近でした。
それには意味と意義の意識が私の興味焦点にあります。
「想像力」と「創造力」を「想育」と「創育」として、
コンシリエンスデザインで書き残そうと思ったからでした。
理由は簡単です。
ともかく想像力がほとんど無い、それもデザイン学生を一杯見てきました。
想像力が無くてデザインをする創造力には絶対に至りません。
そしてサルトル批判がこれまでデザイナーとして想像力あって
やっと創造が出来るはずです。それなのに、
デザイン教育者あるいはデザインを知ったかぶりする学者などを知り、
サルトルの基本が意識でしかなくて、
認識にすべきでは無かったのではという現在の私判断があります。
これはあくまでも私の想像力です。
そして今は、私のブログ金言に彼からの一言を書き抜きしています。
* 『25000ページを書き残した今ではアーティストの展覧会』
* 「荒唐無稽さと完全無欠さなら『ゴルゴ13』でしょう」
* 『運筆練習に最適な学習ノートの充実ぶりに感嘆』
* 『目の前に未来・将来は無く背負っているのです』
* 『「創育」と「想育」の中心はやはり恐竜の存在だ』
Tags: M教授, コンシリエンスデザイン, サルトル, サルトル批判, スケッチ, デザイン学生, デザイン技能, デザイン教育者, デザイン課題, デモ, ブログ金言, モデル, 上下巻, 上京, 仏教, 創育, 創造力, 危険, 問題, 嘔吐, 大学人, 存在, 存在と無, 学生時代, 学生運動, 学者, 実存, 思想, 恋愛, 悪魔, 想像力, 想像力の問題, 想育, 意味, 意義, 意識, 文庫本, 方法, 時間, 決心, 無, 無能力者, 無視, 無関心, 熟読, 理由, 生きる、知識人、無関心, 知ったかぶり, 神, 移籍, 空, 美大, 蔵書, 認識, 読書, 資本論, 赤ヘル, 金言
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 未分類, 祈望から企望へ
目次を見る
1月 9th, 2017 Posted 12:00 AM
01月09日 大安(丙申)
センスも根本は
知識リテラシーには
トレーニングが必要だ。
しかし、
どのようなトレーニングであれ、
感性で知識を
どれほど維持しれいるかが問題。
川崎和男の発想表現手法
目次を見る
10月 21st, 2016 Posted 11:55 PM
10月21日
本日は、医療通訳・手話通訳に関する、
お話を伺いました。
診察を受ける際に、言語は非常に重要です。
その橋渡しをしてくださるのが、
医療通訳者です。
さらに、聴覚に問題がある場合は、
手話通訳者が医療通訳をしてくださいます。
極めて専門性が高い職能と言えますが、
実際は、これはボランティアという扱い、
というお話を伺い、
教育・行政、あらゆる面からの
デザインが必要であると合意に達しました。
IMIA、
International Medical Informatics Association
Tags: デザイン, ボランティア, 医療, 医療通訳, 問題, 専門性, 手話, 手話通訳, 教育, 聴覚, 職能, 行政, 言語, 診察, 通訳, 重要
Posted in Staff
目次を見る
10月 15th, 2016 Posted 12:00 AM
10月15日 大安(庚午)
発想とコミュニケーション、
この問題が
底辺までかたりつくされたこと
それはこれまで
ありえなかった。
あったとしても
発想ミーティングのこと、
それだけだった。
川崎和男の発想表現手法
目次を見る
8月 10th, 2016 Posted 12:00 AM
2015~2025年に65歳以上は709万人増加します。
この高齢社会は世界的にも初めての地球上の人類の大問題です。
2012年に170万人の介護者が足らずに、それは
2025年には250万人の介護者が大不足していることは明らかになっています。
わが国が抱えこんでいるこの難問にデザインは真っ直ぐに
問題解決を、介護機器と介護環境によって与えていくことです。
このところ、阪大の「コンシリエンスデザイン看医工学」では、
IoTをIoMeT= Internet of Medical Thingsとして
次々と製品デザインを成し遂げています。
これは32インチの液晶TVを3台を仕込んだ、
自宅療養・訪問看護体制に「デジタルアッサンブラージュ」をめざした
医療環境のための機器です。
これにはもうすでに低コストになっている液晶テレビを
看護環境に配置する機器として製品デザインをしたモノです。
上部には病院と双方向の医療データがあり、
中央にはいわゆるTVですが、おそらく、現在のTV局ではなく、
インターネットTVの受像から、パソコンモニターにもなっています。
下部のモニターには、
介護や看護を受ける患者のデータが映像化されています。
しかもデジタルアッサンブラージュであることから、
LED照明はこの医療環境を自由自在にコントロール可能です。
さらに、重大なことは単なる液晶TVが3台設置してあるわけではありません。
一つは耐震性が考慮されています。機器中央の丸パイプは、
床から天井に対して
確実に固定可能になっています。
そして当然ながら、この機器をコントロールするリモコンも
まったく新たなデザイン。
最終的に人間が自分の力でどうすればこうした機器がコントロール可能かを
これも提示してきてから、この機器だけではなく、
ベッドや寝具デザインまでをリモートコントロールを考え抜いたモノも
すでに準備澄みです。
訪問看護体制と患者さんの医療データは、いわゆるBig Dataとしての
行政・病院・自宅・近辺へのシステムではなくて
IoMeTのダイナミックス体制を整えています。
これは私の母校・金沢美術工芸大学の
「金の美」展で正式に発表しようと考えています。
# 本製品の知財権は日本デザイン保護協会に登録済み
* 『自宅玄関には涼しさを「デジタルアッサンブラージュ」』
* 『改めて自宅玄関のデジタルアッサンブラージュ』
* 『KK塾での実務紹介=デジタルアッサンブラージュ』
* 『風神雷神図=風景から情景のアッサンブラージュ』
* 『デジタルアッサンブラージュでの映像音場照明空間』
Tags: 17インチ, Big Data, International of MedicalThingss, InternationalIoMeT, IoT, LED照明, アート, アッサンブラージュ, インターネットTV, コンシリエンスデザイン看医工学, コントロール, ダイナミックス, データ, デザイン対象, デジタル, デジタルアッサンブラージュ, パイプ, ベッド, リモートコントロール, リモコン, 人類, 介護, 介護機器, 介護環境, 低コスト, 医療データ, 医療環境, 問題, 問題解決, 大問題, 天井, 寝具, 床, 液晶TV, 環境, 病院, 発表, 看護, 耐震性, 自宅, 自宅療養, 自由自在, 行政, 製品デザイン, 訪問看護, 近辺, 金の美, 金沢美術工芸大学, 難問, 高齢社会
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る
7月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
7月1日 先勝(甲申)
デザインは思考方法が
問題ではない。
デザインは
思考と同時に、
まず、形態が「手」から
浮かび上がるものである。
川崎和男の発想表現手法
目次を見る
6月 26th, 2016 Posted 1:00 AM
ふるさと福井には、月1回は必ず帰ります。
北陸本線は相変わらずのサンダーバード。
金沢には北陸新幹線ということで、金沢駅前は確実な観光地。
比して、福井はすっかり恐竜の街ですが、
福井駅前も、やっと様変わりしてきました。
しかし、寂しい街へとばく進しているようにしか思えません。
私にとっては、この写真でも明らかなように、
プラットホームと列車の乗降は大騒ぎの状態です。
いわゆる国土交通省に乗り込んで、新幹線のホームやり直しを談判して、
その直後に、扇千景大臣が視察をして、
エレベーター設置はその3年後でした。
今では、新大阪も福井も駅員さんとは顔なじみですが、
彼らに意見したところで、改善はされません。
列車とホーム、さらには駅舎、そして駅前は日本国中、
建築計画・列車デザインとの関係も、「デザイン不在」と言い切れます。
今や確かにエレベーターも完備されましたが、
決して、車イスや乳母車優先でありません。
これは社会モラルの問題です。
時に、手ぶらで若者が平然とエレベーターに乗ってこようものなら、
はっきりと、「君は使ってはならない」と言ってきました。
それこそ、モラルの無い中国人とは銀座で大喧嘩になり、
警官数名も止めにきましたが、
明確に、「私たちも中国人嫌いですから任せてください」と言われる始末。
駅の新規改修計画が必然です。
列車も同様にデザインはやり直すべきです。
でも、やっとこのデザインでスターデザイナーが出てきましたが、
見直しの時期だと告発せざるをえません。
おそらく2020年のオリンピックまでに、相当の修繕、
あるいは革新的なデザインは急務になっています。
そして2020年後、この日本、
特に地方都市はもっと「貧しく」なるでしょう。
*『見慣れないのではなくて無視にも気づかない無知さについて』
*『新幹線ホームのエレベーターは再デザイン必要』
*『随分改善された車椅子対応までのエピソード』
*『駅構内エレベーターについて』
*『恐竜の里になっていたふるさと福井』
Tags: 2020年, 3年後, エレベーター, オリンピック, サンダーバード, スターデザイナー, デザイン, デザイン不在, ばく進, プラットホーム, ふるさと, ホーム, モラル, やり直し, やり直す, 中国人, 乗降, 乳母車, 修繕, 優先, 写真, 列車, 列車デザイン, 北陸新幹線, 北陸本線, 同様, 君, 告発, 問題, 国土交通省, 地方都市, 大喧嘩, 大臣, 大騒ぎ, 始末, 嫌い, 完備, 寂しい, 平然, 建築計画, 必然, 急務, 恐竜, 意見, 扇千景, 手ぶら, 改修, 改善, 新大阪, 新幹線, 新規, 新規改修計画, 日本国中, 時期, 月1回, 様変わり, 状態, 直後, 相変わらず, 相当, 確実, 社会モラル, 福井, 福井駅, 私, 若者, 街, 見直し, 視察, 観光地, 計画, 設置, 談判, 警官, 貧しく, 車イス, 金沢, 金沢駅, 銀座, 関係, 革新的, 顔なじみ, 駅, 駅前, 駅員, 駅舎
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
6月 21st, 2016 Posted 12:00 AM
おそらく現代も、特に「イノベーション」をとか、
「デザイン思考」だとか、
「ソリューション」という言葉が多用されています。
そこには必ず「コンセプト」という、あたかもデザイン効果があるという
そのような企画が大氾濫しています。
しかし、これらでは明らかにデザイン成果はゼロだと断言します。
企業経営とデザイン=企業デザインと経営のイノベーション、
あるいは
伝統工芸とデザイン=産地活性化のデザインイノベーション、
この二つが明確に自分には見えています。
ところが、これらの成果・成功を、デザインで意図している背景には
「コンセプト」・「ソリューション」・「イノベーション」が
必ず存在していることを最も自分は危惧しています。
「イノベーション」の原意とそこからの歴史を思い出していただきたい。
「ソリューション」のテーマは「問題」でなければなりません。
ところが、ソリューションでの答は応答であり、回答に過ぎず、
そうした答えがイノベーションに成ることは決してありえません。
それらのデザイン成果をあたかも生み出すであろう、
それこそ「デザイン思考」には
ぴったりと「コンセプト」が張り付いています。
観自在からの概念や観念ではなくて、
あくまでも言語性と記号性の問題です。
そこにはstory:物語、argument:議論というライン性が明確にあります。
すなわち、思考のブラックホール、論理の対象性、
これらを破壊する発想は決して「コンセプト」には存在していないのです。
この感性を強化しているのは知性でも理性でもありません。
それは倫理性・倫理観という健全な想像力です。
この想像力は限定された人間にのみ存在していることを判定すべきです。
デザイン意図とデザイン内容に、
「造形言語」と「形態言語」によるデザイン、その造形手法は決して
「コンセプト」や「デザイン思考」はありえないのです。
最大の理由は、デザイン造形でのイノベーションとは、
「美しさ」を判断する倫理性があるかどうかだと思っているからです。
*『デザインは解である』
*『デザインは記号論的な『造形言語と形態言語』での論理化』
*『「形と性能」・デザイン成果=造形言語と形態言語』
*『盤・盆・膳」という文化は木に宿る』
*『現代的アートが象徴していることは企業革新テーマ』
Tags: argument, story, イノベーション, コンセプト, ゼロ, ソリューション, テーマ, デザイン, デザインイノベーション, デザイン内容, デザイン効果, デザイン思考, デザイン意図, デザイン成果, デザイン造形, ブラックホール, ライン性, 人間, 企業デザイン, 企業経営, 企画, 伝統工芸, 倫理性, 倫理観, 健全, 判定, 判断, 危惧, 原意, 問題, 回答, 多用, 大氾濫, 存在, 対象性, 強化, 形態言語, 応答, 思考, 想像力, 意図, 感性, 成功, 成果, 断言, 明確, 概念, 歴史, 物語, 現代, 理性, 理由, 生み出す, 産地活性化, 発想, 知性, 破壊, 答, 経営, 美しさ, 背景, 自分, 観, 観自在, 言葉, 言語性, 記号性, 論理, 議論, 造形手法, 造形言語, 限定
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
6月 1st, 2016 Posted 12:00 AM
すでに26回目となる「Ship of the Year」の
最終審査会に出席しました。
すでに日本船舶工学会にて応募から選別された
昨年度の造船すべて、客船から漁船まですべての船舶、
その審査会は、造船工学・製造から海洋、海事、港湾、漁業まで
海事関係から海洋気象、最近では環境適合性から新エネルギーの提案まで
応募企業からのプレゼンテーションを受けます。
プレゼ後には相当の専門用語で詳細な質問とその応答が飛び交います。
「Ship of the Year」は恩師が設立されていて、
自分も「関西海洋教育アライアンス」にて、
大阪府大院・神戸大院・大阪大院で「海洋デザイン論」を
教えたことや、この審査員でそれなりの知識を獲得してきました。
しかし、船長会の名誉会長や建築、海事マスコミなどで
自分自身も相当に鍛えられてきました。
恩師からは、海事関係にデザインの職能を介在させることが使命ですが、
まだまだ船舶や海事・港湾関係は「デザイン」=デコレーション意識です。
ところが、今回は大阪大院卒から「先生!」と声をかけられました。
この審査会は、最初は相当に難しくて「海洋デザイン論」講義のために、
自分なりにも熟読ノートづくりなどをしてきました。
最近では、船舶機関から漁業、さらには海洋輸送、港湾関連など
とりわけ国際的、大変な経済や国際法などとの対決が激化しています。
恩師はすでに名誉審査委員長ですから、最近の活動報告をしました。
自分の役割としては、特に、鉄道・自動車・飛行機などの空力特性から、
世界的な海洋の気象との適合性などを
質問する役割に徹しています。
「海の日」に大賞や部門賞が発表になります。
今、日本の特に造船産業・遠洋漁業は経済的問題に包囲されています。
*『本日も審査だが、日本の船舶デザインをデザイン対象に』
*『『Ship of the Year』審査委員会・日本学士院会館にて』
*『防潮堤工事は土木工学ではありえず』
*『関西海事教育アライアンス・6年目の演習課題プレゼン』
*『Ship of the Year・日本船舶海洋工業界の今後』
Tags: 26回目, Ship of the Year, アライアンス, デコレーション, デザイン, ノート, プレゼンテーション, プレゼ後, 世界的, 今回, 介在, 会場, 使命, 先生, 出席, 包囲, 名誉会長, 名誉審査委員長, 問題, 国際法, 国際的, 声, 大変, 大学院, 大学院卒, 大賞, 大阪大, 大阪大学, 大阪府大, 大阪府立大学, 客船, 審査会, 審査員, 対決, 専門用語, 建築, 役割, 応募, 応募企業, 応答, 恩師, 意識, 提案, 新エネルギー, 日本, 日本船舶工学会, 昨年度, 最初, 最終審査会, 最近, 気象, 活動報告, 海の日, 海事, 海事マスコミ, 海事関係, 海洋, 海洋デザイン論, 海洋気象, 海洋輸送, 港湾, 港湾関連, 漁業, 漁船, 激化, 熟読, 特, 特性, 獲得, 環境適合性, 産業, 発表, 相当, 知識, 神戸大, 神戸大学, 空力, 経済, 経済的, 職能, 自分, 自分自身, 自動車, 船舶, 船舶機関, 船長会, 製造, 設立, 詳細, 講義, 質問, 造船, 造船工学, 造船産業, 遠洋, 適合性, 選別, 部門賞, 鉄道, 関係, 関西海洋教育アライアンス, 飛び交い, 飛行機
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る