kazuo kawasaki's official blog

1月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     1月 24th, 2019  Posted 12:00 AM

1月24日 赤口(辛酉)

CDはデジタル
レコード盤はアナログ
FMは、デジタル・アナログ
要は、デジタルでアナログを
実感できる。

『リボンカートリッジとMCでのアンプ』



     1月 24th, 2019  Posted 12:00 AM

かつて、オーディオではレコード盤がありました。
しかし、CDの登場でレコード盤は一挙に市場を失いました。
ところが、最近ではレコード盤が再度登場しています。
それこそ、33回転から45回転ではレコード盤が厚くなること。
MMとMCのカートリッジの大きな違いや、
レコードプレーヤーの盤を乗せるゴムからスティール、ガラス、
カートリッジの4本には、何がいいのだろうか、なんてことは、
余程のマニアでなければ、これらの質問には答えられないでしょう。
レコード盤には静電気があって、それの塵取りアクセサリーの
デザインをおそらく私が最も多くやっていました。
絶対に作品集に載せたいと
思っていた作品がやっと見つかりました。
私はAurexをやり、フリーとなって、
ナガオカでデザイナーとして製品を手掛けていました。
Aurexでは、エレクトレットコンデンサーを人知れずやっていました。
東芝の音響部門で数々のデザインをした経験を活かし、
同時にAurexではできなかったデザインを、
ナガオカで実現しました。
もはや四半世紀になる間、
私のデザインしたカートリッジ製品が今も販売されています。
それは、今は山形県東根市のふるさと納税返礼品にもなっています。
レコードのカートリッジはナガオカの創業者が発明をしたのです。
ナガオカではMCのアンプを、
それこそ、回路基板までデザインをしました。
このアンプを絶対に紹介をしたいと、
作品集に掲載したかった写真です。
ようやく初公開できました。

*エレクトレットコンデンサー
*アクセサリー
*ガラス

1月23日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     1月 23rd, 2019  Posted 12:00 AM

1月23日 大安(庚申)

デジタルには、カーニングが必要。
アナログ表現のヘアーラインが
全くプログラミングが出来ていない。
書体でのカーニングが欠落。

『デジタル・カーニングが無いというアナログの「知」』



     1月 23rd, 2019  Posted 12:00 AM

東芝で多分、総研で「Aurex」が決まった時に、
当時、デザイナーは、東京芝浦電機の「意匠部」でした。
1年間、研修していた私にも提案が伝わり、私の案を出しました。
そこで、ディレクターが、私の案を採用しました。
他の大手広告代理店には絶対に負けないようにと、
このマークやロゴタイプをデザインしました。
丁度その頃には、ビデオテープでこれが入る看板までやりました。
美大で学んでいたとおりに天地60mm直線表示で曲線はプラスαなのです。
特に、レタースペースは、髪の毛一本分=ヘアーラインに注意。
以後、私はこのレタリング方式をデジタルでも「知として」使っています。
だから、アナログ方式にはカーニングではまだまだ経験値が必要です。
それこそ、オリンピック・パラリンピックは直線と曲線には、
ヘアーラインが全く考慮されていません。
現代のデザイナーには、レタリング知識の「知」が欠落しているのです。
ところで、大手広告代理店では数億のデザイン料でした。
そして、私はシェーファーの多分2〜3万の万年筆で終わりました。

『Go ahead, make my day・・・・・決め台詞』



     1月 22nd, 2019  Posted 12:00 AM

米国には親友のデザイナーやApple社での仕事仲間であった
元コンサルタントたちがいます。
Facebookでは海外の友人たちと連絡がとれます。
私の近況を知らせたら、
Apple社のプロデューサーであったShaun Deaneから、
「君のこのことば、今も覚えているよ」と、返信が来ました。
このことばは、とっておきの決め台詞です。
プレゼでの言い回しを、当時は、デザイナーのTucker Viemeisterに
まずは相談していました。
逆に日本では彼のプレゼの「つかみ」を私もアドバイスします。
Tuckerから、今これがクールだからこのことばを使えよ、
私では意味もわからず、ともかく、プレゼの締めで
「Go ahead , make my Apple.」と言いました。
現場の全ての人が多いに笑いました、プレゼは大成功。
まだ、まったく意味がわかってませんから、
私はこんなに笑うんだなとあっけにとられていました。
正直、この決めセリフを上手く説明はできません。
これはダーティーハリー4でクリント・イーストウッド演じる
キャラハン刑事の名台詞の引用、脅し文句です。
「Go ahead , make my day. 」で
リボルバー・S&W M29で44マグナム弾で撃ち込んでいきます。
Tuckerの父親は有名なカーデザイナーで、
その自伝的映画はコッポラが監督した『Tucker』=タッカーです。
Shaun Deaneは、音楽が詳しいのです。
海外で受けたプレゼを勢いそのままに、
日本の学会等で使って、見事にスベるという経験は多くしています。

1月22日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     1月 22nd, 2019  Posted 12:00 AM

1月22日 仏滅(己未)

決めセリフは、クールにと
私は思っています。
ところが、映画の決めセリフは
なかなか、「発音」が難しい。
日本の学会では、全く伝らい。

1月21日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     1月 21st, 2019  Posted 12:00 AM

1月21日 先負(戊午)

書く、描くは
プロの私なりの条件、
だから、
絶対にマスターする。
書くことも、描くことも
プロであること。

『書き初めは書、アナログもデジタルも』



     1月 21st, 2019  Posted 12:00 AM

今年の書き初めとなりました。
近年は、年初のご挨拶は配信しています。
書は、最近はiPadとApple Pencilで書き込んでいるので
「亥」を何度か練習して
そのまま動画を撮って編集したものを使いました。
書体だけでなく筆運び、筆さばきも,
「亥」の躍動感を送りたかったんです。
頂いた年賀状に対して、配信が届かなかった方には
E-MailやFacebookで返事を書いています。
そして全くのアナログ派の方には、
筆で「寒中見舞い申しあげます」です。
もちろんデジタルもアナログも、
書き物は、すべてマスターしようとしています。
私は「書く」、「描く」はアナログであれ、デジタルであれ、
取り組む経過と、見た目の完成形を
徹底的にまともにしたいと思っています。
そして結果、アナログの鍛錬が不足しがちとなっていて、
もし父が生きていたら、叱られるだろうと思う
仕上がりになってしまいました。
なんとか、朱印と白印で都合をつけていますが。
本当のところ、草書で描きたいと思っていますが、
もうほとんど読めないから伝わらないでしょう。
草書を見ているだけでも、「ことば」って、本当の素晴らしい。
だから日本人で良かったと思います。
デジタルで書を書いて編集しているときは、
訓練とか作業という意識が高くなるのですが、
アナログで向き合うときは、
気持ち、心の運びの意識が高まるものです。

『あけましておめでとうございます。古希・70歳』

『レタリングで基本ロゴタイプ・Kazuo Kawasaki® 』



     1月 20th, 2019  Posted 12:00 AM

「Kazuo Kawasaki」。
フリーになって、ともかくこれからが、デザイナーとして
「名前を出す」と言うことで作成したロゴタイプです。
天地60mmで、ある書体(不明)を参考にして、
ケント紙上(ホワイティングが可能)で作成をはじめました。
私の作品・企画書・計画書に記載されるこのロゴは、
全てのレタリングの調整を終えるまでに3ヶ月くらいかけて
当時、赤坂の事務所でつくっていたことを思い出します。
最もzの書体が気になり、そのうちの2ヶ月をzの書体を調整しました。
しかし、このロゴタイプは最初は企画書だけに使用していました。
ふるさとの福井に帰ってから、越前打刃物にデザインを導入し、
「タケフナイフビレッジ」のブランディングを手掛け、
デザイナーとしての自分の名前は、表に出さないと私は決めていました。
また話題になってからも、私の写真は掲載しないとも決めていました。
作品よりも、「身障者がやっている」というイメージが、
先行することを恐れてたからです。
まだまだ公然と偏見や差別がある時代でした。
これを出来る限り、作品から抹消したかったのです。
28歳で車イスになり、まもなく70歳です。
そろそろ、思い切ってこのレタリング=ロゴタイプで、
デザインを使用していいのかと思っています。
ちなみに、名前をブランドとして商標登録するには条件を
満たす必要がありますが、
「Kazuo Kawasaki」は商標登録されています。
最近では、企業の製品で自分を売り出すデザイナーが、
多いことこそ、「デザイン本来」を忘れています。

1月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     1月 20th, 2019  Posted 12:00 AM

1月20日 友引(丁巳)

レタリング技能は、
すでに、衰退している。
レタリングは手のアナログである。
アナログでは、絶対に、
デジタルはできない。