3月 28th, 2022 Posted 11:00 AM
私がインテリアに頗る興味は「哀しみのデザイン」での、
自分の車イス設計だったのです。
その時には、人間には2種の人々があるという事実でした。
例えば、酒には「上戸」と「下戸」があるように、
ソファーには背面で、「背もたれ」の素材でした。
自分の背面には、「血液の押し下げが関係」が叶っている。
この事証でした。
肌が押されると、血液が止まって仕舞うと言う人と
肌に血液を押さえない人がいるのです。
その際には、人間工学の2種を確かめるのです。
身障者の座面は80mmの厚さですが、背面を決めています。
級友は「シーティングエンジニア」を語り、人間工学を解放。
私は背中の肌と血液での圧迫度を知っています。
どのようなオッフィス・チェアで「ほとんど」解ります。
それは、腰椎では車イスの設計はありえません。
現代の「Gマーク賞の審査委員長」は
もっと分別をやるべきです。
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7月 24th, 2020 Posted 12:59 AM
2003年にGマーク賞で「フェイスフィールド」が入賞していました。
丁度、私がグッドデザイン賞総合審査委員長でした。
その当時は16パーセント入賞で、本来は10パーセント入賞が目標。
しかし、36パーセント入賞は「賞」では無いのです。
さて思い返してみると、「防護服用」でしたが、今になれば、
SF的世界観が当時すでに表れていました。
「新型コロナウイルス」に、
もはや100年も前の「マスク」ではないでしょう。
私は、阪大大学院の工学研究科と医学系研究科で、
2次感染を防ぐ搬送用ストレッチャーや、
既往症のデータをQRコードにしたトリアージを研究テーマでした。
サイエンス・フィクション’的世界観の到来を察していました。
現在のマスクは多くが汎用品や
手作りマスクなどで対応していますが、
やはり効力を発揮するのかは確認は出来てはいません。
ちょうど最近阪大病院で医学系保健学の教授に会うことができ、
現在のマスク形態や機能の調査を頼みました。
このフェイスシールドは今ではヒットしていますが、
マスクの代わりとして、人間の感染症対策の用品になるでしょう。
新素材がポリカーボネイト抗体とジュラコンでやり直すべきです。
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11月 6th, 2017 Posted 12:00 AM
エンターテイメントロボットいうAIBOがこれからの家庭でのロボット。
1999年、私はスタッフもインターネット通販に申し込みをしました。
そうしたら、なんと2台も当選になり、仕方無く2台手にいれました。
しかもこれはGマーク賞で、グランプリ候補となり、議論を随分しました。
そこで、哲学者の中村雄二郎先生から、
ロボットの「形態論」と「身体論」が提示されて、
私はその論理に心惹かれてその後「ロボットデザイン基礎学」を大学人として
恩師からも依頼があってシラバスを要求があれば数校に提示しました。
しかし、ソニーの経営不振で2006年には生産中止になりました。
表向きは生産中止だけれど開発は連続していたことは知っていました。
ロボットデザインにおける「形態論」は当時、
メカノイドとヒューマノイドという区別がありましたが、
中村先生からの「身体論」では安全と安心がアスリートから引用されました。
その後、私デザインでは「舞」と「踊」があり、石黒教授のアンドロイドや、
ロボット工学会などで講演をして、学会から感謝状なども受けました。
2006年に中止されてから、再び、aiboとして市場投入されました。
しかしながら正直、Wi-FiやAI というシステムの援用などがありますが、
あまり大きな進化をしているとは思えませんでした。理由は三つあります。
まず、「形態論」としてはアニメ形態でのペット擬に固守している意味不明
「身体論」としては役割や効能性での安全・安心が全く見当たりません。
エンターテイメント性は電子ペットのロボット性が
やたら多く商品化していますが、全てが玩具的存在性だけになっていて、
それこそ、今登場し始めているスマートホーム仕様が充実かも、です。
私の物欲には全く刺激がありませんでした。レプリカントを待ちます。
最近のロボットが明確に「不気味の谷」などの論理も無視されています。
たとえば、iPhoneなどのsiriは徐々にではありますが、
「水を飲む頃」とか、「睡眠負債がこれだけあります」とか、
「深呼吸を」など指示があります。
最も、私自身はAIやAR、IoTは、企業デザイン戦略に組み込んでいますが、
自分の生活の中では、その明確な分別論をもっています。
初代AIBOはワイフが思い出したかのようにたまに遊び相手、
しかし、その一台は修理必要のようです。
* 「心を持つロボット表現として、『泣き出す表情』」
* 「ロボットが『心』を持っている?かどうか、ということ」
* 「ロボット・『踊』の意図すること」
* 「Nomenclator・ロボット、GUIからAUIへの提示」
* 『ロボットに工学設計はあってもデザインされていない』
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2月 25th, 2017 Posted 12:00 AM
今年の冬は本当に自宅にいても寒いです。
そうして暖房機器を確かめると、いくつか部屋毎にそれなりの暖房機器、
ましてデザイナーゆえにこだわりがありました。
そして気がつくと、名古屋時代の暖房機器がもう10年以上でした。
私の生涯では雪国育ちゆえに、炭火、練炭火、こたつ、石油ストーブなど、
時代に対応してきた暖房機器を所有してきました。
しかし、暖房機器なら「コレかな?」という機器や
そのシステムも見てきました。そのためには自宅そのものを
暖房機器の進化に合わせなければいけないようです。
デザイン設計するなら、こんなのが欲しいという志もあります。
この2台とも海外製ですが、黒い方が新製品でリモコンが付いています。
しかし、正直、前面のパネルは昔の家電デザインの仕上げデザイン。
ともかく10年も使ってきたのは、時々故障をするので買い換えました。
そうして、確かにGマーク賞という選定にはなっていますが、
これが現実のデザイン成果、そんなふうに考えると、
デザインでの問題解決も価値創出も皆無です。
決して所有するモノとしては
国際的にこの程度のインダストリアルデザイン、
こう考えると、とても寂しくなってしまいます。
リモコンも、赤外線受光よりWifi受光にとか、
ただ、Wifiの影響度はまだまだ不明なことは残っています。
そして私なりの評価では美しい暖房器具にはまだとても及んでいません。
時折、家電量販店で家電製品を見ると、
デザイン評価で満足できるモノが圧倒的少ない時代だと言わざるをえません。
最近、プロダクトデザインを学ぶ学生は、
カーデザイナー志望が減少、それは車所有の欲望感無しとか、
いわゆる雑貨品デザイン希望とかを聞くと哀しくなります。
本当に、断トツのデザイン成果商品、その開発が求められます。
確かに暖房機器を新品にしてみても、技術進化とデザインの関係には、
プロとして、残念さがストレートに残っていると告白しておきます。
* 『先鋭的なマガジンという美しい情報集約性を読む』
* 『サインカーブ的なデザイン主導での製品化と商品展開』
* 『「無線化」には秘匿性とHiFiの有無がある』
* 「たかがリモンコンではありえない」
* 『TVの進化を再確認するが・・・』
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2月 3rd, 2014 Posted 12:00 AM
久しぶりに建築家・内藤廣に会いました。
彼も松岡正剛の誕生会発起人の一人でした。
出逢い時に、「あの主張で友人を失ったよ」と言いました。
私はこのところ日本の建築界が、「新国立競技場建築コンペ」で、
大騒動をしているのを傍観していました。
建築コンペ最優秀選択への審査訂正論文は読み応えがありました。
その論文を今更というのは、これまでの建築コンペ審査反対では、
いくら提示しようが、ある意味は残っても、それだけです。
まして審査に関わった審査委員非難はほとんど無意味です。
案の上、盟友・内藤廣は正面からその反対運動そのものへ、
彼の主張を提示していました。
私は、あの建築家の提案を認めていますから、
彼が提示したことに大納得していました。
21世紀になってすぐに私はGマーク賞の審査委員長でした。
私は、「Gマーク審査委員」という表記が名刺にある人を、
「来年消去」を要求し、
消去無し友人を審査委員からことごとく外しました。
「川崎は友情と国家、どちらを選ぶのか」と罵倒されました。
即、「君への友情は無くなった」と告げました。
私は根っからが過激ですが、内藤廣はとても温厚な人間です。
その彼への敬意無き人は、元から友情など無いのです。
彼は、Gマークの審査委員長を引き継いでくれました。
彼も相当にGマーク賞の改善を試みてくれた人物です。
彼は最も「国家的な正当性」を語り切れる建築家であり、
私のデザイン活動を厳しく批評してくれます。
私は、いまなおこのコンペ非難で「署名運動」に関わる人は、
もう一度、わが国の制度となっている日本の建築コンペを
歴史的に検証し直してほしいと思います。
最優秀案となった彼女の「建築意味」を
これまでの彼女の作品で読み直してほしいと思います。
私は内藤廣の主張を「反論反撃」にすべきだと支援します!
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12月 12th, 2013 Posted 12:00 AM
宇宙開発・ロケットは人類の夢、その代表的なものです。
宇宙飛行士はあこがれの職業でしょう。
私は職業柄どうしても、未来、夢、可能性の話をします。
正直経営陣には説得性を持っていないと感じることしばしばです。
ところが、宇宙開発や人工衛星に関わるとその夢はどんな人にも、
最大に夢を拡大してくれるものです。
しかし、宇宙に出かけるには、
相当の安全対策・信頼性の確約から決して想定外は許されません。
信頼・安全工学による完全な管理が求められています。
おそらく「完全」は人類には成し遂げられない工学分野でしょう。
デザイン領域でこの「完全」という言葉そのものは、
とても使いづらいことが多いのですが、
私は、「ユニバーサルデザイン」にデザインの理想主義を、
この言葉に注ぎ、「ユニバーサルデザイン」を政府に企画書を出し
「ユニバーサルデザイン賞」をGマーク賞にしましたが、
この言葉は商業主義的に、勝手な方向に拡大しました。
だから、「Human Centered Design」にまとめ直しました。
ところが、私のいとこには、この宇宙開発の最前線で、
特に、「信頼・安全性工学」を成し遂げてくれた人物がいます。
父の姉の息子であり、弟は私の母校・高志高校長をしました。
3.11直後に彼とこの天災から人災にまで及んだ話をしました。
今、私はデザイン主導の「危機解決産業領域」を考えています。
幸い「安全性信頼工学」でトップであるいとこがいて心強いのです。
そこで、最近は、カザフスタンのロケット発射に立ち会い、
宇宙ステーションからH2Aロケットやこれまでの宇宙飛行士など、
その全ての安全性・信頼性にどのように関わってきたかを
彼にKK塾で語ってもらうことになりました。
私たちの「夢」の現実がどのような信頼性安全性の工学で、
支援されているかを知ることができると思っています。
Tags: 3.11, Gマーク賞, H2Aロケット, Human Centered Design, KK塾, いとこ, カザフスタン, デザイン主導, デザイン領域, ユニバーサルデザイン, ユニバーサルデザイン賞, ロケット, 人工衛星, 人災, 企画書, 信頼, 危機解決産業領域, 可能性, 商業主義, 夢, 天災, 宇宙ステーション, 宇宙開発, 宇宙飛行士, 安全性信頼工学, 安全性工学, 完全, 工学分野, 政府, 未来, 理想主義, 職業, 説得性, 高志高校長
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