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『車イス設計のために、肌と血液関係!』


   


     3月 28th, 2022  Posted 11:00 AM

私がインテリアに頗る興味は「哀しみのデザイン」での、
自分の車イス設計だったのです。
その時には、人間には2種の人々があるという事実でした。
例えば、酒には「上戸」と「下戸」があるように、
ソファーには背面で、「背もたれ」の素材でした。
自分の背面には、「血液の押し下げが関係」が叶っている。
この事証でした。
肌が押されると、血液が止まって仕舞うと言う人と
肌に血液を押さえない人がいるのです。
その際には、人間工学の2種を確かめるのです。
身障者の座面は80mmの厚さですが、背面を決めています。
級友は「シーティングエンジニア」を語り、人間工学を解放。
私は背中の肌と血液での圧迫度を知っています。
どのようなオッフィス・チェアで「ほとんど」解ります。
それは、腰椎では車イスの設計はありえません。
現代の「Gマーク賞の審査委員長」は
もっと分別をやるべきです。


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08月03日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     8月 3rd, 2018  Posted 12:00 AM

08月03日 先負(丁卯)

酒は上戸と下戸がいる。
酒は人格を壊す。
しかし、酒を楽しめる。
酒はカクテルになる。
カクテルを一杯飲めること、
それは幸せなことだ。

 


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「酒弱し学生ゆえ・昨今学生事情を眺めてきて」


   


     7月 28th, 2012  Posted 12:00 AM

47歳大学人になって、
私は常に学生を自宅に呼ぶ教授であろうと思っていました。
それは私の大学時代に由来します。
金沢美大時代、お金が無くなると教授宅で
夕飯を食べさせてもらっていました。
先生も奥様もそれがわかっておられるから、
まずは、草むしりをしたり先生の蔵書の整理、
先生が色紙に絵を描かれると落款を押したり等いい思い出があります。
最近は、どうしても何かイベントで自宅に呼んだり、
叱責説教で呼び出しますが、夕食をともにします。
しかし、本当に年4~5回程度です。
大学内より、先生宅での思い出は人生を支えてくれる「幸運」です。
今回、新幹線こだま700系で帰阪しました。
最近、私もビールなどならまあまあ注意をしながら飲んでいます。
だから、「酒盛りしながら各駅停車」を楽しめました。
確実に、新幹線でも各駅停車なら、准教授も交えて、
これぞ大学ならではの幸運な集いが出来ます。
しかし、最近の学生は「下戸」が多いようです。
これは生来のこと、先天的なことがありますから仕方の無いことです。
父親が酒を家庭内で高校ぐらいから鍛えない、だからダメなのでしょう。
韓国は未成年でも年長者の前なら暗黙の了解が残っています。
新歓コンパで救急車を呼ぶのはもはや「事件」になっている時代です。
幸い私は、母方父方ともに「上戸」、
しかも美大時代・空手部ゆえ「死ぬほど飲まされて」鍛えられました。
また、新幹線はかつてはふたり向かい合えば、
窓際にビール空き缶は24缶並んだと記憶しています。
もう14缶程度になっていました。
東芝時代も必ず出張の帰りは窓際を
ともかく2ダースは飲むなんてことを粋がっていました。
若き日の想い出です。
論文・研究・学内事情から、個人的な話や研究室メンバーの話まで、
結局、私と准教授はまったく正常で帰阪しました。
スタッフと学生はかくも見事に寝入ってしまいました。
最も、酒を奨めるなんてことはパワーハラスメントになる時代です。
個人主義のあり方はもっと精査されるべきだというのが私の意見です。
古い考え方ですが、このまま生きていくつもりです。


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