kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘風’


『海と風』


   


     1月 8th, 2021  Posted 10:00 PM

日本列島には、山風と海風が吹き付けます。
日本海と太平洋、そして瀬戸内海で取り囲まれ、
それぞれに山風と海風があり、その6つの風に応じて
地方独特の山風に関わる方言があります。
そして、罪や穢れを風で吹き流してくださる風の神様や、
風よけ地蔵尊など、地域で信仰される神社や地蔵さんがあります。
今、感染症コロナ禍で急速に「土から風へ変革」の時代をむかえました。
そうした中で、私は中国の「生物兵器」であったことを、
よくよく読んでみれば、世界を無くそうとしているのではないかと
中国共産党は、激しく全世界から糾弾をうけるべきです。
WHOが武漢ウイルスの起源を探る調査を
中国は拒否したWHOニュースが世界に流れていましたが、
国内での詳細報道はありません。
情報や対応も後手に回る日本列島には
「リーダーすら」いないのです。
私たちは日本列島で海からの風で、
地政学的にも身を護ればなりません。
風に乗って前に向かいたいです。


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12月24日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     12月 24th, 2020  Posted 12:00 AM

12月24日 友引(辛丑)

『修景としてのデザイン』

風景は本来、
風、
雨、
雷、
彗星の
現象下に存在する
視界である。

artificial heart:川崎和男展


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11月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 30th, 2020  Posted 12:00 AM

11月30日 先勝(丁丑)

『指標としてのデザイン』

しかし、
あくまでも時代の
指標足るデザイン、
すなわち、
さわやかな風のような、
視覚にすがしい
きらめくさざ波のような、
さわやかな葉音のような
造形の創出への野望は、
デザインの
根源的衝動としておくべきだろう。

artificial heart:川崎和男展


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11月20日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 20th, 2020  Posted 12:00 AM

11月20日 先負(丁卯)

『指標としてのデザイン』

また受容するだけでなく
封じ込められ
包囲されることで
満足する感性と欲望が、
ある種の新たな変容を
希求する刺激値として
デザインを要求するとき、
そのデザインは
時代の風のようなもの、
すなわち
メタファーを
形態化しているものである。

artificial heart:川崎和男展


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11月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 17th, 2020  Posted 12:00 AM

11月17日 赤口(甲子)

『指標としてのデザイン』

風はメタファーにすぎないのか。

artificial heart:川崎和男展


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11月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 16th, 2020  Posted 12:00 AM

11月16日 大安(癸亥)

『指標としてのデザイン』

風が吹くから、
さざ波が発つのか、
木の葉がゆれるのか、
あるいはさざ波が発つから、
木の葉がゆれるから、
風が吹くのか。

artificial heart:川崎和男展


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7月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 14th, 2020  Posted 12:00 AM

7月14日 仏滅(戊午)

『関数としてのデザイン』

第三の波がもたらす風は、今、デザインに向かって吹き始めている。

artificial heart:川崎和男展


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『付録だけど「ドラえもん」の扇風機』


   


     7月 12th, 2019  Posted 12:00 AM

雑誌業界では、特に女性誌に様々な付録がついています。
私はこういう付録での価値づくりを批判してきました。
かくいう私も・・これは男性雑誌での付録でした。
しかも長い間使ってきました。
ドラえもんの扇風機です。
多分、何も知らずに買ったのでしょうが、ずーっと使ってきているので、
お気に入りのモノだと感じています。
私はこのドラえもん扇風機を
当初はPC本体のUSBの差し込み口で
使用していました。
講演の時には、PCと私に風を送ってくれました、
この夏も使えます。
最近は充電器が充実してきたので、このアクセサリーは使えるのです。
LEDでの照明器具や加湿器も、充電器で使えばワイヤレスで便利です。
単なる付録ですが、
ワイヤレスの時代が始まってきているのを感じます。


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『自然観がある木質系のモノ、その技能が落ちている』


   


     3月 25th, 2019  Posted 12:00 AM

木、木材、木質は私の最も自然感を大事にしている素材です。
工業デザインでは、量産化するために、自然への模倣を越えて
自然感らしくあるために「木質風」で取り組んで来ました。
まず、自然風の木材を塩化ビニールのシートで作成してきました。
それこそ、私が社会人としてオーディオ部門のデザイナーだった頃、
世界中の樹木を全て覚えました。ゼブラやブラジリアンローズなど、
スピーカーシステムや音響ラックの素材として試してきました。
それを源にして、木材系や木質系、それを模倣し木材・木質系「風」を
工業デザイナーとして、工業的な素材系解決に懸命でした。
ちょうど、今では世界の森林減少や違法伐採への取り組みとして
国家単位=その国にある樹木以外は入手困難になっています。
最近では、自然系木質の技能の応用展開、
磁器系商品もその染色や転写技術は、
海外の一流ブランドに追い越されています。
それには、廉価物が一般に浸透し、
かっての伝統的=守りと裏切りを繰り返し
鍛えられた技能にたいする価値観が継続されず落ち込んでいます。
真善美の価値観を鍛えれば、本物が選択できます。


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『詩学から離れた風力発電機だからこそ倒壊する』


   


     8月 30th, 2018  Posted 7:09 PM

もし、ガストン・バシュラールの地・水・火・風を知っていたら、
風力発電機などは絶対に造っていなかったろうと私は思います。
これは台風20号で、淡路島の風力発電機が見事に倒れていました。
これがどういう経緯で作成されていたのかが、現代のマスコミでは、
まったくわかりませんが、行政の仕事ならばとんでもない金額です。
私自身、風力発電機は絶対に認めていません。
この台風被害での、発電機そのものを見ても
全く地中内での支持支柱が無いことに、びっくりします。
60メータの発電機を支柱に取り付けておけばこれが転倒することは
無かったのでは無いでしょうか?
公園に単に風力発電機が置物であったとさえ思います。
しかも、これは6年間使われていなかっというのです。
バシュラールの「空と夢」を見れば、風あるいは風力を
人間は自然の能力をどのように使えばということは明白です。
かってある大学入試でも、木立がゆれるから風があるのか、
もしくは風があるから木立がなびくかという試験問題がありました。
これはバシュラールの「詩学」にあてはめるのだろうかを聞けば、
それは想像力の問題です。
それでも建築物の構造ぐらいは明確にすべきだと思います。
今回、台風20号の被害ですらこれだけの被害があったのですから、
3〜4年前に海洋構築物である風力発電機を私は国費の
コンペで落としました。が、それは正解だと思いました。
風力発電機は絶対に無謀な計画だと私は再確認しました。


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