5月 8th, 2022 Posted 12:00 AM
5月8日 大安(辛酉)
『分割としてのデザイン』
デザインによる造形は、
この集合体となる要素を
形態の各部位や部品、
表面性、
素材感などの統合性と
総合性に
集約されるものである。
artificial heart:川崎和男展
Tags: デザイン, としてのデザイン, 分割, 各部位, 川崎和男のデザイン金言, 形態, 素材感, 統合性, 総合性, 表面性, 要素, 造形, 部品, 集合体, 集約
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9月 29th, 2020 Posted 12:00 AM
9月29日 友引(乙亥)
『技術としてのデザイン』
つまり、
テクノロジーであれ、
エンジニアリングであれ、
テクニックであれ、
集積された技術の集約化が、
人間本来の快楽的感性に
個別にベストマッチングしながら、
統合化された感性の集合体としての
社会構造化につながっていくこと、
これこそ技術成果の
理想郷であると考える。
artificial heart:川崎和男展
Tags: エンジニアリング, テクニック, テクノロジー, としてのデザイン, ベストマッチング, 人間本来, 個別, 完成, 川崎和男のデザイン金言, 快楽的, 感性, 技術, 技術成果, 理想郷, 社会構造, 統合化, 集合体, 集積, 集約化
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5月 2nd, 2020 Posted 8:32 PM
パウル・クレーとカンディンスキーは、私の大事な著作です。
『点と線から面へ』はカンディンスキーのデザイン原論です。
休みの期間中にまた目を通している『造形思考、上・下』は、
「なぜ、造形思考が必要なのか」を組みたて、
そこから「造形意図と内容」が明示されています。
デジタル時代に入ったとき、アナログ時代に読みこんていた
『点と線から面へ』の「点は正方形」が理解できたのは
画面上のピクセルでした。
線は点の集合体ではなく、それはつまりピクセルでは
線は点ではいないというまなざしだったのです。
点である正方形には「大きさ」があり、線には「幅」があります。
そして、面には「厚さ」があるのです。
コンピュータ空間で、デザイン、造形化していく
私の思考にはこの基本が大事となったのです。
というわけで、パウル・クレー再読の備忘録でした。
そして私のトレーニングは、やはり岡倉天心が教え子であった横山大観に
教育としての線の「描き方」が基本です。
また、そこから「デザインストローク」の訓練では、
基礎のない私への訓練にリピート9枚が
必須だったのだと教育の奇跡を感じます。
Tags: アナログ, カンディンスキー, コンピュータ空間, デザインストローク, デザイン原論, デジタル, トレーニング, パウル・クレー, ピクセル, まなざし, リピート, 内容, 厚さ, 原論, 基本, 大きさ, 大事, 奇跡, 岡倉天心, 幅, 必要, 必須, 描き方, 教え子, 教育, 明示, 横山大観, 正方形, 点, 点と線から面へ, 画面上, 線, 著作, 造形思考, 造形意図, 集合体, 面
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10月 17th, 2016 Posted 12:00 AM
「Consilience Design」を昨年はKK塾にて紹介してきました。
Consilienceそのものが造語であり、なぜ、この言葉に至ったのだろう。
それは最近では「デザイン思考」があたかも次世代デザインのごとく、
IDEOからスタンフォード大学で語られてきましたが、
自分のミッションは「コンシリエンスデザイン」が成立するかどうか?
この言葉の論理的な脈絡とその実務展開までを
講座成立=教育・研究・開発が可能かどうかでした。
辿り着いたのは、この造語の基本はすでに死語でしたが、
次のような意味がありました。
たとえば、大道芸人の素晴らしく訓練された芸には、何かの芸の核心、
立ち止まって聞き入りたくなるような政治批判、その論理的な知識、
いつかは有名になるかもしれない優れた芸術作品、
きっと、磨き上げればとんでもない宝石になるかもしれない貴石、
すなわち、全く、無名性、匿名性にはほれぼれするけれど、
それは知識というより、アノニマスな知恵だということです。
このsilienceが母体となって、Con+silienceとなり、さらには、
resilience=レジリエンス=強靱な能力までを引き込んでいます。
極めて、日常的で匿名的な、ひょっとすれば大評判となるであろう知識、
それを乗り越えているまだまだ評価はされていないけれど知恵の集合体、
これが「コンシリエンスデザイン」であり、
もう一方では「コンシリエンス看医工学」こそ、次世代が
知識を超えた知恵をデザインと看護・医学・工学へということです。
* 『Silienceの原意・・・デザインが何になるかという意義』
* 『「アノニマスデザイン」の代表例に選んだモノが消滅』
* 『鉱物学と自然科学が選んできたコンシリエンス』
* 『「不安」が最大なことは被災することである』
* 『silience=無意識だけれども重要な知的核心という解釈』
Tags: Consilience, Consilience Design, I DEO, KK塾, re+silience, silience, アノニマス, コンシリエンスデザイン, コンシリエンス看医工学, スタンフォード大学, デザイン思考, レジリエンス, 医学, 匿名, 匿名性, 匿名的, 大道芸人, 宝石, 実務, 工学, 強靱, 政治批判, 教育, 有名, 次世代デザイン, 死語, 無名性, 看医工学, 看護, 知恵, 知識, 研究, 能力, 脈略, 芸, 芸術作品, 訓練, 評価, 論理的, 講座, 講座成立, 貴石, 造語, 開発, 集合体
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10月 16th, 2016 Posted 12:10 AM
自分の造形はすべからく正方形・円形などに、
徹底的に自分を追い込んで、形体から形態造形を求めてきました。
直線と曲線を常に造形の基本に追いかけてきたデザイン活動でした。
たとえ、メガネフレームでの曲線においても、
直線から曲線についても変異点を図面上でも明らかにしてきた造形でした。
私の作品集「川崎和男Design」図鑑という阪大退官1年後の出版でも、
友人・松岡正剛氏はクロード・ニコラ・ルドゥーやブルーノ・ムナーリよりも
自分の造形=正方形や円では、
その使い手が日本にいることを作品集の帯文で紹介していただいたのです。
造形の基準を見抜く人物・松岡正剛氏にはバレていました。
曲線は鉄道カーブ定規でその曲率やRの大きさを
必ず数値的にも必ず徹底的に決定していました。
理由は二つあります。
まず、自然界のあらゆる物の輪郭は曲線の集合体ですが、
人工的なモノは、絶対に曲線を使わないことで自然の物づくりと
反極的なモノづくりを対比させてきたからです。
ところが恩師・柳宗理先生の作品を講演会に向けて再度見直し、
彼の曲線を追い求めていて、ある曲線に気づきました。
ずばりご子息から先生の曲線にはあるカーブ定規の存在を知りました。
そこで、そのカーブ定規を探しましたが、今ではとても見つからず、
通常の製図用ではない、大きな雲形定規を手に入れました。
その雲形定規を使ったことはまだありませんが、
とんでもなく、包丁、ナイフ・日本刀・メガネフレームに、
そのカーブ・曲線が適合していることを見つけました。
自分の生涯最期の作品でこの曲線使ってみようと考えています。
* 『直線を徹底するために「曲線」を身体化してきた』
* 『新作007・ボンドカーでも確認できた曲線美』
* 『モダンデザインの造形に潜むスーパー楕円』
* 『手・掌から無意識に生まれるもう一つのスーパー楕円論』
* 『やっと4冊目の作品集が出来上がった!』
Tags: R, Rの大きさ, カーブ, カーブ定規, クロード・ニコラ・ルドゥー, デザイン活動, ナイフ, ブルーノ・ムナリー, メガネフレーム, モノづくり, 作品集, 円, 円形, 出版, 包丁, 図鑑, 図面, 基準, 変異点, 対比, 川崎和男 Design, 帯文, 形体, 形態, 数値, 日本刀, 曲率, 曲線, 松岡正剛, 柳宗理, 正方形, 物づくり, 生涯, 生涯最期, 直線, 紹介, 自然界, 製図用, 見抜く, 輪郭, 退官, 造形, 鉄道カーブ定規, 阪大退官, 集合体, 雲形定規
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6月 7th, 2016 Posted 12:00 AM
次世代デザインを提示していくのは、現在デザイナーの使命です。
しかし、現実には、デザイン系大学のほとんどの教員は、
自分のデザイン経験だけを教示しています。
それはデザインの根本に大きな間違いがあるのです。
「デザインとは何か?」を自分の経験だけで、しかも成功体験があれば、
それこそ「何がデザインになるか?」ということには
接近できないからです。
「コンシリエンスデザイン」を提案しています。
その原語はすでに死語化していますが、
探り出したsilienceについて、ここに書きとどめることから
改めて思考の深度に近づいてみます。
silienceとは、
人間には日常、その思考に深さがあることには気づかないことがあります。
たとえば、気づかされることもなく、褒められることも無いけれども、
時には感心せざるをえない熟考された確実で正当な考え方があるものです。
それは、通りすがりなのに饒舌に語られている批判とか、
大道芸でありながらも感心せざるをえない名も無き芸人の大技、
あるいは無名だけれどもすぐれた芸術的な才能に
はっとするようなことです。
これはまったく匿名的で、誰かに賞賛を浴びるものではないにしても、
いわゆる市井に潜んでいる知恵・知識として
見過ごすことができないのです。
silienceということばに近いほど、
沈黙の中に閉じ込められているということです。
こうした、決して光り輝きを自らが発するわけではない、
日常的、匿名的、無名性の中でも、知恵の集合体をあえて掘り出して、
なおかつ、こうしたことを「結合させる」ことは、
konvinationと言ったシュンペンターに繋がっています。
これが新結合=innovationであったことに極めて近い発想論理です。
silienceが結合することは、
隠れた知恵・知識がconsilienceだということです。
デザインが匿名性=アノニマスで支持されたことを再復活させることです。
*『シュンペンターと象形文字を同次元に考える』
*『「KK塾」キックオフはテクノロジスト・濱口秀司氏』
*『技術革新以前の問題解決=デザインがある!』
*『ベンチャー企業を再考する!・カンブリア宮殿特番に出て』
*『リアル・アノニマス・デザイン=労作だと思う』
Tags: Consilience, INNOVATION, konvination, silience, アノニマス, ことば, コンシリエンスデザイン, シュンペンター, すぐれた, デザイナー, デザイン, デザインとは何か?, デザイン系大学, デザイン経験, 人間, 何がデザインか?, 何がデザインになるか?, 使命, 光, 再復活, 匿名, 匿名性, 匿名的, 原語, 名も無き, 大技, 大道芸, 市井, 思考, 感心, 成功体験, 才能, 批判, 指示, 接近, 提案, 提示, 教員, 教示, 新結合, 日常, 日常的, 時, 根本, 極めて, 次世代デザイン, 正当, 死語, 気づかされる, 沈黙, 深さ, 深度, 潜んでいる, 無名, 無名性, 熟考, 現在, 現実, 発想, 知恵, 知識, 確実, 経験, 結合, 考え方, 自分, 芸人, 芸術的, 褒められる, 見過ごす, 誰か, 論理, 賞賛, 輝き, 近い, 通りすがり, 間違い, 隠れた, 集合体, 饒舌
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10月 22nd, 2015 Posted 12:00 AM
次世代のためのデザインは「コンシリエンスデザイン」。
新たな提唱のために「KK塾」を開講します。
私にとってデザインはこれまで「問題解決」の実務手法でした。
しかし、未だにデザインはデコレーション・装飾だという認識が
とても強く、デザイン=デコレーションがまるで定義になっています。
しかし、一方ではデザイナーの発想手法が「デザイン思考」という
そんな認識が米国で生まれ、そのまま国内でもこのブームがあります。
しかし、デザイン思考という以前の認識が不足しています。
デザイン思考には、感性と理性の融合化や、
管理や経営への思考=発想や行動展開があります。
それはマネージメントやマーケティングに応用されていて
如何にもデザイン思考こそが、それこそ「革新」=イノベーションという
そんな理解にまで持ち込まれています。
私はあくまでもデザイン=問題解決という認識でプロとしての
デザイン活動を実務実績で生きてきましたからこそ、
これまでの経験と実績から、
問題解決から価値認識論と未来創出論にと
基盤を学術性と芸術性の「統合」にむけてコンシリエンスデザインを提唱。
そのためには統合についても、次にように考えています。
それは統合による学際性をマネージメントとマーケティングに集約し
統合も次の四つの領域で学術的かつ芸術的な問題解決を、
まず規模的統合、
それは問題解決を図る領域の範囲や影響度を指定します。
その規模的な統合性をどのように伝えていくべきかを、
伝達網的な統合、
すなわちネットワークという関連性や関係性の決定能力を、
どう鍛え上げるかです。
そして、機能的、というのはデザインを実際は曖昧にしています。
そこで性能性という具体的な数値的な価値測定と、
効能性という社会的な存在性の共有意識の確認によって、
初めて機能性を語ることができるのです。
性能性と効能性を下敷きにしない限り機能性は完結しません。
結果、学術と芸術というコンシリエンスデザインという
それこそ様々な難問解決への実務手法が文化としての統合性になります。
つまりことばで歴史性が人類の知識や知恵の集合体である文化に繋がる
そのことを本講座=KK塾にて、
実際の実務活動や社会的な実績を事例に明らかに出来る、
そのような講師陣へ私はデザイナーとして、学者として、
さらに実務家として明らかにしていきます。
多数の参加を求めます。
* Website-HP
Tags: KK塾, イノベーション, コンシリエンスデザイン, デコレーション, デザイナー, デザイン, デザイン思考, デザイン活動, ネットワーク, ブーム, マーケティング, マネージメント, 不足, 事例, 人類, 以前, 伝達網的, 価値測定, 価値認識論, 共有意識, 効能性, 参加, 問題解決, 国内, 基盤, 存在性, 学者, 学術, 学術性, 学術的, 学際性, 完結, 定義, 実務実績, 実務家, 実務手法, 実務活動, 実績, 実際, 影響度, 応用, 思考, 性能性, 感性, 指定, 提唱, 数値的, 文化, 曖昧, 未来創出論, 機能的, 次世代, 歴史性, 決定能力, 理性, 理解, 発想, 発想手法, 知恵, 知識, 社会的, 管理, 範囲, 米国, 経営, 経験, 統合, 統合性, 芸術, 芸術性, 芸術的, 融合化, 行動展開, 装飾, 規模的統合, 認識, 講師陣, 開講, 関係性, 関連性, 集合体, 集約, 難問解決, 革新, 領域
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9月 19th, 2015 Posted 12:00 AM
9月19日 友引(戊戌)
デザインによる造形は、
集合体となる要素を形態の各部位や部品、
表面性、素材感などの統合性と総合性に集約されるものである。
In design, creating a form is like
converging the different parts, surface, touch, etc. in a single unified body.
『artificial heart:川崎和男展』 分割としてのデザイン