2月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design
2月 9th, 2023 Posted 12:00 AM
Tags: 倉俣史朗のデザイン, 川崎和男のデザイン金言, 永遠
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2月 9th, 2023 Posted 12:00 AM
Tags: 倉俣史朗のデザイン, 川崎和男のデザイン金言, 永遠
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8月 25th, 2015 Posted 12:00 AM
私が「鏡」に最も興味を抱くことになったのは、
宮川淳の現代美術評論によってでした。
具体的には最初、「プラトンのオルゴール」で、
曲面鏡を組み合わせて、空中に物の虚像を展示計画の核心にしました。
以後、私にとって鏡面は実像と虚像で、
確かに「鏡の背後には冥府がある」というほぼ虚像的な実感があります。
もちろん、金沢21世紀美術館の展示計画には、鏡を多用しました。
が、展示撤収では鏡を割って、と聞いたときに、震えがきました。
そのためかどうか思いすごしでしょうが、
敗血症・多臓器不全死に陥り、重篤状態までを経験しました。
それ以来も鏡面にこだわっていて、鏡面のキーボードを商品化しました。
そのことでは相当にノウハウを積み上げてきたと自負しています。
今はデジタルサイネージでの鏡面とLED照明の組み合わせで、
それこそ「陰影礼賛」にまで届かないだろうかというテーマを発見。
これを自宅にまで設置してWiFiコントロールを狙っています。
丁度、まもなく照明学会全国大会で、この紹介というより提案をと
その図解制作をしながら、多分、このデザイン意図では
必ず限界があることもこれまでの経験で解ります。
それは、かつてアクリルミラーを受験生に与えて入学試験をし、
その時もシミュレーションをしたところ、
それは想像を超えた印象を与えてしまっていることを確認しました。
この印象は金沢でも床面と天井面そして壁面に実物を展示したところ
実際には天井と床は永遠かと思えるほどの高低差を見せました。
まさしく、
視点は「どこを見ているか」という虚像の連続性を生み出します。
もうひとつの視点「どこから見るか」という自分の存在を消します。
鏡・鏡面・鏡面の立体化はとても怖い存在になるだけに、
鏡の魅力は果てしなく、まさに冥府なのかもしれません。
自宅にはなるだけ鏡を存在させずに、
もし鏡面があるとしたらという制御、コントロールが、
日常環境で自在になれば、映像という虚像と、
自分の関係から、冥府を知り尽くすか、解放されるだろう。
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Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
2月 11th, 2013 Posted 4:51 PM
Tags: 倉俣史朗のデザイン, 川崎和男のデザイン金言, 永遠
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8月 17th, 2010 Posted 12:00 AM
エーテル=虚空
古代西洋哲学には、土・水・空気・火に対して、
天体に充満している媒質概念・エーテル=aitherがありました。
私が最も不思議に思い続けていることは、
古代インド哲学・サンスクリット語でも、
大気や万物の存在空間を アーカーシャ=ākāśaと音声的にも近似した概念があったことです。
aither≒ākāśaはとても酷似していることです。
土・水・空気・火≒地・水・風・火、そして「虚空=ākāśa」です。
万物、世界要素の五大があり、これを五感(香・味・色・蝕・声)で受け止めて、
広大無辺、永遠、清浄などが私たち人間界と天界にあるという認識論です。
この認識論は、コペルニクス、ガリレー、ケプラー、ホイヘンスにとどまらず、
ニュートンの絶対空間論にまで及んでいました。
つまり、aither≒ākāśa=虚空概念だったわけです。
したがって、私たちが「空虚感」というのは、
認識すべき世界要素をまったく全廃している喪失感です。
私たちは、現代、ある種の「空虚感」に苛まされるとするなら、
「虚空」という概念が本来もたらしてくれる恩恵を失っているということです。
私は、あらためて虚空蔵菩薩という可視化されたシンボルを見詰めなおさざるをえません。
しかし、私の言説がオカルトや非科学性につながっているという誤解は受けたくありません。
ともかく、「空虚感」を与えないデザインをめざしたいだけです。
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Posted in 043「メディアインテグレーションでイノベーション」, 資本主義から逃走せよ!