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Posts Tagged ‘新ブランド’


『ふるさと福井で改めて「羽二重」ブランドを講演』


   


     3月 29th, 2015  Posted 12:00 AM

「羽二重」は日本が貿易立国として、九谷焼の次に大ヒットした
代表的な商品でした。
この歴史的な裏側には由利公正がいました。
由利公正は「五箇条のご誓文」起草者であり、
初代の東京府知事、明治維新政府のリーダーでした。
富岡製糸場も、西陣織りにも、彼の存在がありその背後には、
橋本左内と横井小楠がいたことを私は語り継ぎたいと考えています。
昨年9月に東京で「羽二重」ブランドを歴史・科学・未来で
発表をしました。これは福井県織物工業組合の青年部会でした。
それから、なんとしてももっと拡大をしたくて、
福井県織物工業組合の総会にて講演をしました。
羽二重に至る、歴史性としての偉人達の活躍ぶりから、
科学的には、織物の素材性能を七つの布特性を学術的にまでまとめ、
未来は、まったく新たな織物編物の繊維素材と、
その製品開発の多用性をデザイナーとして紹介をしました。
正直、デザイナーの私としては、25年前、福井在住時には
新ブランドで今では当たり前になっているインナーバックをすでに
福井で提示していましたが、当時は潰されてしまいました。
ようやく新ブランドが福井地元で理解され始めたのかもしれません。
すでに、私のところには新テキスタイルの開発や、
その商品化、見本市への特別参加要請も来ています。
おそらく、羽二重というのは、絹織物ですが、
新ポリエステルからカーボン繊維、さらにはボロン繊維までを
私はこれまで適用されなかったアイディア展開をと狙っています。
したがって、「今日の講演は難しかった」と言われましたが、
私は敢えてテキスタイルが次世代開発の直前にあることを
懸命に伝えたつもりです。
当然、かってパラシュートが素晴らしいので、
敗戦時には米国に徹底的にf福井は爆撃を受け破壊されました。
もう一度、世界で最高の繊維・織物・編物・テキスタイルで
「未来を織り込む」産地づくりにデザイン智恵を出す覚悟です。

 


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『「羽二重」ブランドの発表を決定する!』


   


     7月 30th, 2014  Posted 12:00 AM

私は福井県織物組合の青年部会と新ブランドを考えてきました。
28年前にも取り組みましたが、上部からは公認されずに、
私自身は悔しい思いをしてきました。
ところが、当時の提案をある企業は実現して話題になっています。
デザイナーとしてこの天職にありながら、
どれほど悔しいことを何度もしてきたでしょうか。
だからそうしたことが、私にとっての対人関係の決定要素です。
「自分の職能・能力に素直に実践実働をすること」。
そして「その実現出来たことに感謝すること」が最も大事です。
今回、福井県が繊維産地として、私自身が幼少の頃からの想いと、
プロのデザイナーとして、「絹」からポリエステル繊維、
さらには新素材までをターゲットに新ブランドは「羽二重」に決定。
これは幕末の殖産興業に関わった先達へのオマージュです。
今や「羽二重」=HUBTAEと呼ぶことさえ忘れられているでしょう。
かって、福井は第二次大戦で爆撃を受け街は消滅しました。
理由はパラシュート・当時は絹製の産地であったからです。
このパラシュートを再現して見てみたいと真剣に思っています。
この青年部会でも「絹織物」企業は僅かであり、ほとんどが、
ポリエステルが中心になっていますが、私には新素材イメージがあり
新ブランド発表後は新素材開発を促していきたいと狙っています。
絹は蚕から布を織機で紡いで織り出していく人類の智恵であり、
その結果としての絹には「しなやかさ」が最上の自然産物です。
そして、人工化して人絹はポリエステルという布として最高のモノ、
問題点は、肌の呼吸とはまだ不一致なことです。
私がデザイナーとして取り組み、繊維の若手プロたちがその実現を、
この背景には、織物の歴史を追いかけ、布にある感性評価は、
未だに決定されていないがゆえに、学術的な決定を試みました。
感性評価は提案であり、これこそ日本だから出来ることを見せます。
その結果としての目的に、新製品開発の事例を発表するつもりです。
「織ることから創る」産地に繊維・布=羽二重があること、
この証明と世界への発信を試みるつもりです。
私たちは確約たる織物づくりで世界でトップの布を情報化します。

「『はぶたえ=羽二重』の目立たなかった布の美しさ」


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『日本の繊維産業、その先鞭をつけた人たちの偉業に続け』


   


     7月 29th, 2014  Posted 12:00 AM

福井にいる頃、すでに私は当時の織物組合の青年部会で、
新ブランドと製品開発をし、部品すら、すでに開発をしていました。
しかし、まだ若かった私は信頼されることもなくて、
そのデザイン企画は発表出来ませんでした。もう27年前です。
が、最近日本のあるとても話題企業の商品は過去の私の提案でした。
青年部会長は、現在、この企業団体の理事長になって再度、
私には重大な新ブランドづくりと製品開発指導を委ねられました。
そこで、私は日本の繊維産業の歴史性から、これだけの人物、
彼らの足跡を求めて、日本の繊維が「絹織物」からの出発を知り
起点は、由利公正(五箇条の御誓文)の仕掛けから始まりました。
「絹織物」を欧州から学べと指示した由利公正は、
京都から三名の人間が欧州の織物を学んで帰国し、彼らによって、
今年大きな話題となった「富岡製糸場」も指導をしていくわけです。
近代産業化をしていく織物産業は次第にその精緻さを求めます。
1870年には「富岡製糸場」が企画され、三人が帰国して指導し、
彼らは京都にもどって西陣織りにつながり、
福井には4名の先達によって、「羽二重」が生まれてきます。
1893年には人絹取引所までがこの産業を確約たる輸出産業になります。
私は、なぜ由利公正が殖産興業の手立てを政策に持ち込んだ理由は、
橋本左内などに学んだことが連綿としていく歴史性を辿りました。
このことを教科書の副読本にしていこうと考えています。
私はこの先達たちの先鞭性を継承してさらに再活性化を考えました。
新ブランドは、布の基本=絹からポリエステルまでを感性評価し、
その学術的な整理から、新製品発表を目指してきました。
歴史性・感性評価・織るから創るまでを発表していくつもりです。
日本の絹織物ゆえに、先達たちが「何を大事にてきたか」を
私は新ブランドと新製品アイテム開発をデザインしていきます。

『「織物・布の感性的評価軸=オノマトペ」産地福井から発信』


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『幼児たちの布感覚=感性評価実験から最学習』


   


     7月 28th, 2014  Posted 12:49 AM

ここ3年にわたって、繊維・布の「感性評価」をまとめてきました。
すでに、この取り組みは27年、思いついてからのデザイン企画です。
三宅一生氏「プリーツプリーツ」のデザイン評を私が書いたときには、
すでに布には7つの評価軸があることを知りそこから評論しました。
いつの日か、この評価軸を「感性評価」として、学術的にまとめ、
その評価軸から、産業的な応用を行い、製品開発の目標指標をと
デザイナーとして、しかもふるさと福井の繊維産地で、
私の経験、それは幼児期から織機の音と伯父は繊維のエンジニア、
聞き及んでいたのは、父方の祖父は今もある大手繊維企業、
その創立メンバーの一人でしたから、なんとしても繊維を!と、
私のデザイン対象にしてきました。
これまでも繊維・布の7つの評価を「大人の感性」で確かめました。
しかし、私が最も気がかりだったのは、子ども、しかも幼児の感覚、
多分彼らは言葉、語彙も少なくて感じたことを表現も出来ないはず。
それだからこそ、布に触った感覚が必要でした。
ようやく、5歳の幼児たちに厳選した66枚の布の感覚を、
学術的に検証をしてもらいました。
それも、擬音語・オノマトペを表現用語にしてもらいました。
「さらさら」・「ざらざら」・「すべすべ」・「きらきら」と、
彼らの語彙数はやはり限定されたものでしたが、
たった5年間の彼らの感性に布の分別は明らかになりました。
そして、私がこの実験で知った重要なことは、
言葉・語彙をもっと彼らに与えることだと明確になりました。
「ふくらみ」・「はり」・「こし」・「ぬめり」・「しゃり」
「きしみ」、そして「しなやかさ」は、私たちが与える言葉です。
しかし、彼らのたった5年間の感性では、限定語彙に対して、
私たちが思いもしなかった「痛い布」があるということでした。
小学生たちにも、この実験をするつもりです。
私は、繊維での若手専門家たちに、この秋には新ブランドのもと、
新製品発表を、この「感性評価」とともに行います。


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『出張したホテルでも・「眠りの鎧」として』


   


     7月 5th, 2014  Posted 12:00 AM

私はベッド以外ならどこでも眠れる質ですが、ベッドとなると、
観っぱなし、読みっぱなしでないと眠れないタイプです。
そして、寝間着となれば絶対にパジャマでないと駄目です。
だから、入院しても必ずパジャマであり、拘りがあります。
車倚子生活を余儀なくされてからは、なおさらパジャマには、
絶対性を求めてしまいます。
これまでの経験では、最もホテルで最高の所が一つだけでした。
残念なことに経営破綻してしまいました。
海外だと、日本人ならと浴衣が準備されますが、私には無理です。
したがって、このパジャマは持ち歩いています。
一時期は素っ裸がとも思っていましたが、
私には時に入院機会ありが控えていますし、気づいたのは、
眠りは休息よりも冥府への練習だとさえ思っているほどです。
それこそ、パジャマは眠りのための鎧だと思っています。
無論、パジャマ素材にも目配りしてきましたが、綿、絹なども使用し
今はあるブランドに特定しています。
それには、パジャマ素材への徹底した選択意図が明快に、
パジャマの性能性が品質として決定しているからです。
しかもこのパジャマには携帯が存分に考えられたデザインなのです。
ちょうど織物素材を追いかけてきて随分と検討をしてきました。
この秋には新ブランドを設立して、織物・布特性を感性評価を
発表する準備に取りかかっています。
その布特性を定めるには「眠りを包む素材性能」は、やはり、
パジャマという形式に反映するでしょう。
私が気づけば、眠りにはパジャマを限定し、
しかも私には鎧の如くという冥府への準備が整ってほしいのです。
ひとまず、私の眠りには、パジャマという形式以外はありえません。
そして、生きてきた証としてパジャマの性能は決定しています。
「眠りの鎧」というのは防御する武具でなければならないという
大げさなほどの「護りの柔らかな嫋やかさ」を求めています。

「『布』平織りの集積された知恵=晒を見直すこと」
「布=『ふ』への七つのことばと割り出し線」


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