kazuo kawasaki's official blog

Posts Tagged ‘川崎和男Design’


『松岡正剛という世界で最大の編集工学師』


   


     7月 25th, 2018  Posted 12:00 AM

書籍というより「本」です。これはまだ書けません。
私もかなりの読書家・読書屋と思い込んでいました。
しかし、とっても彼には叶いません。松岡正剛です。
彼が「1000夜1000冊」というのが始まってから、
もうとっても彼には叶わないと考えています。
それが今では1650冊です。
おそらく、読書では無いのです。
彼が一度、「千夜千冊・松岡正剛」をまとめましたが、
今度は文庫本なのです。
「本から本へ」と「デザイン知」が出版なのです。
ともかく彼は熟読してその評論までをまとめるわけです。
よく「読書」というのとは、全く違います。
私は「読書?」と言うと、千夜千冊は?と聞き返しますが、
それも読まないで、読書とは何を言っている、本?好き?
私の大説教が始まります。
彼が「編集工学」という考察、そして「遊」・「遊学」を始め、
これほどの本の書き手が世界でもいないと思っています。
幸いにして、「デザイン知」では私も取り上げらています。
私の作品集・「川崎和男Design」では、帯分もしていただきました。
彼との出逢いはまたこの上なく一緒に生きられたという思いがあります。

「デザイン知」・924夜「デザインは喧嘩師であれ」
        


目次を見る

『徹底した「最終仕上げ」でデザインは決定』


   


     7月 27th, 2017  Posted 12:00 AM

63歳で阪大を定年退官して、
幸いにも京都のミネルヴァ書房から私の作品集を出版されました。
最も、自分の作品集出版には、(決して口出ししない)ことが鉄則です。
が、やっぱり口出しをして、出版はその翌年64歳でした。
その作品集も「川崎和男・全仕事」でしたが、
「いや、生きている限りデザインしたい」と言い張って、
「川崎和男Design」という図鑑にしてもらいました。
表紙から紙質も選び抜いて、インダストリアルデザイナーとしての
「デザイン仕様」は、表紙には「3D-ホログラム写真」、
特に3D写真も最新印刷で、とりわけその裏表紙にも職人さんから
その熟考された「型」までを見せてもらいました。
おそらく美術出版誌ではトップの仕上げになりました。
私の最近の口癖は「簡単なモノのデザインがしたい」、です。
実際デザインする対象で「易しいモノ」があるわけではありません。
ともかく論文読んでとか、最新技術で命と向き合う医療機器以外、
決して容易ではない「日用品的存在」のモノです。
これは先般、このメーカーが出展したのですが、モノは日用品です。
仕上げは本体素材の仕上げは、カーブに沿わせた「ヘアーライン」なのです。
おそらく、この仕上げはB&OのCDプレーヤー以外は無いはずです。
(モノは何?)、想像してください。

* 『「図鑑」=作品集はもう一冊は出したい』
* 「64歳ー私のデザイン作品集『図鑑』編集中」
* 『私の図鑑、サンヤツ広告されました!』
* 『作品集ようやく束見本ができたが・・・』
* 『音場空間を再調整再整備し直しました』


目次を見る

『徹底した「仕上げ使用」について』


   


     7月 21st, 2017  Posted 12:00 AM

63歳で阪大を定年退官して、
幸いにも京都のミネルヴァ書房から私の作品集を出版されました。
最も、自分の作品集出版には、(決して口出ししない)ことが鉄則です。
が、やっぱり口出しをして、出版はその翌年64歳でした。
その作品集も「川崎和男・全仕事」でしたが、
「いや、生きている限りデザインしたい」と言い張って、
「川崎和男Design」という図鑑にしてもらいました。
表紙から紙質も選び抜いて、インダストリアルデザイナーとしての
「デザイン仕様」は、表紙には「3D-ホログラム写真」、
特に3D写真も最新印刷で、とりわけ、その裏が裏表紙で職人さんから
その「型」までを見せてもらいました。
おそらく美術出版誌ではトップの仕上げになりました。
私の最近の口癖は、「簡単なモノのデザインがしたい」、です。
実際、デザインする対象で易しいモノがあるわけではありません。
ともかく論文読んでとか、最新技術で命と向き合う医療機器以外、
決して容易ではない「日用品的存在」のモノです。
これは先般、このメーカーが出展したのですが、モノは日用品です。
仕上げは本体素材の仕上げは、カーブに沿わせた「ヘアーライン」なのです。
おそらく、この仕上げはB&OのCDプレーヤー以外は無いはずです。
(モノは何?)、想像してください。
まだ、ブランド名などは入っていません、試作です。

* 
* 
* 
* 
* 


目次を見る

『1949.2.26日から生きている=死んでいく私』


   


     2月 26th, 2015  Posted 12:00 AM

私が交通被災に遭って車イス生活になったのが、28歳の時でした。
半年、救急病院で手術をし、転院してリハビリを受けました。
その病院で、統計データを見せた担当医は、私に、
「データ上では、確実に、40歳までが君の寿命」と言われました。
(こんなことを患者に伝える、お前はバカか!・・・)
それなら、いち早くこの病院を出ようと、
たとえ熱があっても体温計をゴマかしてリハビリ訓練をしました。
私の予測道理に米国のベトナム戦争傷兵脊髄損傷者の訓練で、
半年でリハビリ病院を出て、赤坂でデザインスタジオを開設、
しかし、父の命令で福井に帰り、40歳までをと・・・
気づいたら40歳になり、運良く毎日デザイン賞を受賞していました。
(あの嘘つきドクター!)と思っているどころか、
47歳で逝ってしまった母を考えて、47歳で大学人になりました。
2049年には100歳ですが、2050年以後の予測までを読んでいます。
66歳になってしまった私ですが、
やり残していることは、まず、デザイナーとしてやり遂げたい、
したがって、大阪大学を退官時の作品集「川崎和男Design」を出版。
出版社には、とんでもない、もう一冊作品集を出すと言っています。
結局、大阪大学大学院医学系研究科に転籍して、
今春からは正式に「コンシリエンスデザイン寄附講座」を新設です。
3.11の復興、範原発(脱原発は論理・言語論としても間違い)、
南海トラフ対策、そして2020年の東京オリンピックは観たい、
これが生きている=死んでいく私のとりあえず2050年までの計画です。
生まれて生きていくのは死んでいくことを明確に認識しています。
66歳ゆえに時間の体感経過速度はあっというほど光陰矢のごとし、
当然です。
66歳ともなれば、一年は66分の一で過ぎ去ります。
恩師は93歳で逝かれました。100歳を約束しました。
真正面で死を見つめて、それも3度も観てきた経験がありますが、
これから66分の一で過ぎ去る一年間にやれるだけやるだけです。

目次を見る

『「図鑑」=作品集はもう一冊は出したい』


   


     11月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

デザイナーになって40年の活動は図鑑「川崎和男Design」に
まとめることができました。
だから、自分の仕事を紹介するにはとても重宝しています。
しかし、本来は阪大の最終講義に出版をと思っていましたが、
自分で編集に加わってからは、どうしても書籍というモノ、
モノのプロダクトデザインとして、紙質から製版までをなんとか
最先端にしたくなって1年も延期してしまいました。
また、出版社からは「川崎和男・全仕事」が売れ筋と言われましたが
全仕事ではなくて、今も進行中の仕事を最終と考えたい、
そう言い張ってしまったのも延期することにつながりました。
幸いにして、この書籍出版では、現在最高峰の技術を集めたので、
おそらく、この種の美術図鑑ではこれ以上の仕上げは無いとさえ、
自画自賛しているありさまです。
だから、本来なら配布したい人がいますがこれも敢えてやりません。
今は傍らに置いて改めて詳細な校正というより説明を付加しています。
デザイナーである私の作品は写真表現になっていますが、
その作品一つ一つは、製造・生産に関わった人たちだけではなくて、
この作品に至るまでのスケッチ、何枚もの図面、企画書など、
作品の写真に集約されているだけのことであり、実際は、
とてつも無く多くの人たちが支えてもらえたからこその出来映えです。
もし、画家なら、自分の力量で作品は描けたかもしれませんが、
デザイナーであるからこそ、発想のスケッチから企画計画を立案し、
私のことですから、随分とわがままなる喧嘩もしてきました。
私自身は、これで4冊目の作品集ですが、
私の人生最期の仕事=今関わっているすべては、メモも、それこそ、
電話の声も、会議も残したい、その記録としての作品集、
そのようまモノが残せるのだろうかと、考えてしまいます。
でも、現在進行形の仕事も必ず「図鑑」にしたいと願っています。

『作品集は合計やっと4冊になりました』
「64歳ー私のデザイン作品集『図鑑』編集中」


目次を見る

9月30日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 30th, 2014  Posted 12:09 AM

9月30日 甲辰(先負)

冥府から帰還するたびに
私は「生きていく」ことを
常に自分に言い聞かせてきた
そんな気がする。

川崎和男Design 図鑑


目次を見る

9月29日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     9月 29th, 2014  Posted 12:01 AM

9月29日 癸卯(友引)

「生きていくこと」が
生きることであり、
それは
「創ること」と連動していた。

川崎和男Design 図鑑


目次を見る

staffblog 7月9日


   


     7月 9th, 2014  Posted 2:00 PM

7月9日

日本経済新聞
2014年7月9日(水)(日刊)に
川崎の作品集「川崎和男Design」の
広告が掲載されました。


目次を見る

6月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 14th, 2014  Posted 12:00 AM

6月14日 丙辰(先負)

冥府から帰還するたびに
私は「生きていく」ことを
常に自分に言い聞かせてきた
そんな気がする。

川崎和男Design 図鑑


目次を見る

6月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     6月 13th, 2014  Posted 12:00 AM

6月13日 乙卯(友引)

「生きていくこと」が
生きることであり、
それは
「創ること」と連動していた。

川崎和男Design 図鑑


目次を見る