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Posts Tagged ‘デジタル化’


2月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     2月 16th, 2022  Posted 12:00 AM

2月16日 仏滅(庚子)

『変革としてのデザイン』

たとえ、
これまでのような手法を
デジタル化することでも、
幾何学的な発想を
離脱し、
逃走し、
解放されることに
なるだろう。

artificial heart:川崎和男展


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11月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 10th, 2020  Posted 12:00 AM

11月10日 先負(丁巳)

『教材としてのデザイン』

ものづくり工程のデジタル化とは、
これまでの産地の来歴を
一端廃棄するラジカルさを
デザイナーがたずさえることである。

artificial heart:川崎和男展


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11月9日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     11月 9th, 2020  Posted 12:00 AM

11月9日 友引(丙辰)

『教材としてのデザイン』

教材としてのデザインを
産地に配置するには、
デザインの教材化を、
かたち創出のための
ものづくり工程そのものを、
デジタル化すること
ではないかと想像している。

artificial heart:川崎和男展


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『ターンテーブルマットとスタビライザーを復活すべし』


   


     1月 29th, 2018  Posted 12:00 AM

日本国内でのLPレコード、その生産が100万枚を超えたということです。
そして、LPレコードプレーヤーが新企業からもUSB対応なども発売です。
私自身はPCM録音、つまりアナログ系からデジタル系に丁度進化時期に、
東芝Aurexを離れました。
最終製品は今では伝説とまでいわれているエレクトレットコンデンサー、
そのプリアンプとカートリッジでした。
交通被災で車椅子生活となり、東芝に籍を置いたまま、フリーランス。
レコード針ナガオカから、新規ブランド=ジュエルトーンブランド開発、
これに携わることをナガオカから依頼されていました。
その当時には、レコード周辺のアクセサリー開発でヒット商品と、
オーディオフェアの見本市ディレクターからフリーになっていたのです。
あれは1987~1989年頃だったと思います。
その中でも、レコードプレーヤーのターンテーブルマット(右)と、
レコードスタビライザー(左2点)は
おそらく最高のテーブルマットとスタビライザーだったと自負しています。
幸い自宅にはSAECのターンテーブルマットがありました。
今では新規レコードプレーヤーは何も工夫がされていません。
そこで、SAECのマット(高純度スティール盤)をセットしてみると、
なんとダイナミックレンジ=再生周波数帯領域が激変しました。
そうなると、当時、私がたどり着いていたのは高密度ガラスでした。
最近では、レコードプレーヤーでもDSD対応でのデジタル化も可能です。
しかし、ターンテーブルマットまでの詳細な音響対応は大欠落していました。
私はあらためて、可能であるならこのガラスマットと
スタビライザーをさらに現代化を望んでいるのです。
価値とは「好ましさ」と「望ましさ」です。
それを決定付けるこうしたターンテーブルマットとスタビライザーで、
アナログとデジタルが可能になると予知しています。

*「SZ-1000・私のオーディオ最終作だから」
* 『ターンテーブルマットはガラス素材にたどりついた!』


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『葉っぱの葉脈、このデッサン力が造形に連動』


   


     9月 25th, 2017  Posted 12:00 AM

絵が下手だというデザイナーを私は認めないことにしています。
理由は3つあります。
● デッサンはしっかりと見て観察力がするどい
● 確実な形態ラインを描き出す
● だから形態言語になる造形デザインが出来る
私は美大受験の実技試験で、水彩画と鉛筆デッサンを受けました。
まったく美大受験のための水彩画も鉛筆デッサンもしたことの無かった私、
その私には受験生が持つ、大きな水バケツ、大きなホーロー製のパレット、
たった一本の高級なニュートン製絵筆、練り消しゴムを初めて見たのです。
したがって、美大入学後は再度、鉛筆デッサンや水彩画をやり直しさせられ、
周囲がどれほどみんな上手くてびっくりさせられました。
そして、とうとう父親は大学に呼び出しを受け、
このままでは、私は卒業出来ないとまで言われました。
しかし、主任教授や同級生に教えられて、
水彩画・鉛筆デッサンをマスターすることができました。
そして気づいたのは、絵、スケッチが上手いと造形デザインが出来ることを
私は一番に知ることができたのです。
そういう意味では、デザインを教える立場になって、
ともかくスケッチを描かせることにしています。
特に木の葉、葉っぱです。葉っぱは葉脈が走っています。
だから、この葉脈までをしっかりと描くことが基本中の基本です。
そういう意味では、レオナルド・ダヴィンチのスケッチは信用できます。
なぜなら、彼の葉っぱ、その葉脈はまったく正しいのです。
そして彼のデッサン力があれほど凄いから、
彼の造形デザインには深い意味が込められているのです。
まず、彼の自然描写からいわゆるネジや歯車、そうしたモノを利用した
様々な発明品のデザインは信用ができます。
ただ造形力は時代によって変遷されるある種の流行感があります。
しかし、ダヴィンチは自然描写と人体解剖図までがベースだけに、
彼の発明品は素晴らしいと言っていいでしょう。
よく、プロのデザイナーが「絵が下手だから」とかを平然と言いますが、
なるほど、造形力は私には悲惨な形態であると断言できます。
最近はデジタル化されて3D-CADで立体までが描けますが、
実際にアナログ=手でのデッサン出来ないデザイナーの造形には、
絶対に美しさはありません。

* 『現時点でのスタイラスペンの評価』
* 『英語に加わったオランダの異文化から美術用語が』
* 『「左手の論理」は左右利きを誘発する才能だと思う』
* 「自然から学んだはずだった・・・のだが?」
* 「扇子の季節、伝統センスが壊れ始めている」


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07月28日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design


   


     7月 28th, 2017  Posted 12:00 AM

07月28日 大安(丙辰)

もっとも喧嘩相手になる人物こそ
イラストレーション、
手の痕跡が残っている。
それは、60年代、70年代は確実。
80年代後半から、
デジタル化、
やっぱり失った事が多い。
取り戻す「方法」が必要だ。

川崎和男の発想表現手法


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『電子ペンのアナログ表現から、AIでのデジタル表示へ』


   


     5月 28th, 2017  Posted 12:00 AM

パソコン、そしてケータイとともに、
電子ペンはワイアードから相当に進化してきました。
電子文具はおそらく私は全て使ってきました。
が、電子ペンが紙でアナログ表現しても今ではiPhoneやiPadでも可能です。
私はともかく使ってみますが、日常的な文具にはなっていません。
それでも最近は、ペン先にCCDがあって、用紙も専用でしたが、
どんなノート用紙でも、いわゆる下敷き仕様で、
Bluetoothで機器とのデジタル化ができるようになりました。
ともかく、使おうが使わなくても鞄には入れてあります。
ただし、現状の万年筆ほどの仕上げはあるメーカーだけですが、
全ての電子ペンは貧弱だと評価しています。
私の世代は鉛筆、烏口、ロットリングで、デザイン技能を鍛えられました。
だから、図面でも、実線・一点鎖線・二点鎖線・破線の太さを
身体、手先が覚えています。
例えば、烏口ではインクが長持ちしないので、
烏口のペン先間に脱脂綿を使うのです。
また、図面に戻れば、一角法と三角法があります。
そして、これは断面図の描き方に最も影響を与えています。
したがって電子ペンでの表現はやがては断面図、詳細図にはAIが必要です。
電子ペンでのアナログ表現が、
AIによって、デジタル表示までが
今後の電子ペンデザイン、その方向性だと考えています。

* 烏口=からすぐち

* 『紙墨相発・電子ペンとノートとのインターラクション』
* 『電子ペンはすっかり日本開発が海外に負けている』
* 『ペンホルダーある組み合わせの筆記具は自分表現』
* 『毛筆も万年筆も細軸だから可能になる運筆がある』
* 『万年筆のミュージックタイプとインクで筆跡品格が可能』


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『雑誌付録の誤った感覚が拡大しているのだろう』


   


     2月 17th, 2017  Posted 12:00 AM

今や出版業界はその経済的状況は相当に悪化しています。
大好きないわゆる雑誌が廃刊に追い込まれています。
大きくは電子出版にてPadで持ち歩けることもあります。
デジタル化で文章や写真などを
本当に手軽に「見る」ことができる時代になりました。
街から「本屋」さんが消えていっています。
それでも印刷された書籍の魅力は
まだ私にはとても捨てられるものではありません。
しかし、私にとってもいつでも手軽さから、
iPadには300冊ほど持ち歩いています。
子どもの頃、雑誌の付録がとても楽しみでした。
最近では女性向けのファッション系雑誌には付録がついています。
しかし、このファッション系雑誌では男女問わずに、
バックやサイフまでの現物がそれなりの完成度で付録になっています。
時に本屋さんで、「今度の付録、かわいい」とかの声を聞くと、
その程度のバックやサイフに何を驚喜=狂気しているのだろうと思います。
よくよく見詰めてみると、確かに商品ぽい、仕上がりになっていますが、
この程度のモノでの評価を私はこのように見てしまうのです。
「本物を知らない」から「かわいい」とかの評価に紛れさせる付録付きという、
この程度の雑誌づくりなのかと思ってしまいます。
もちろん、私は高級ブランドと言われているファッション系のバックについても
「どこで、その皮革が採れ、染色は日本でなければ」とかで、
その高級店舗の店員さんを問い詰めてしまうことがあります。
つまり、こうした特にファッション系雑誌での付録が、
とても中途半端なモノづくりだと判定しているのです。
そういう意味では決してワイフには、こうした付録付きのファッション雑誌、
こうした雑誌購入購買は猛反対します。
それこそ海外の高級ブランドの製品であっても、
プロとして「これは認めることが絶対に出来ない」と購入反対をします。
結局こうした雑誌付録のモノ自体がモノ選択のセンスを壊したのです。
それは「かわいい」とかいう言葉に押し込んだ
低レベルな感覚を押しつけたのだと思っています。

* 『広報誌がまだジャーナリズムである』
* 「印刷の未来はまだ来ない・・・なぜだ」
* 『失われてしまっているジャーナリズムは雑誌に歴然』
* 「街から消えていく店舗だろうか・古書店」
* 「『松丸本舗主義』・松岡正剛へのアフェクション」


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『新産業「セルロース」+「二酸化炭素」がデザイン対象』


   


     1月 14th, 2017  Posted 12:00 AM

福井に居た頃は、越前和紙に取り組んでいました。
オータキペーパーランドを設立してデザイン導入を図っていました。
成功した商品開発もあれば失敗も随分と重ねました。
しかし、今でも彼らとの交流は続いています。
それだけに「和紙」がユネスコ認定されたとき、喜びましたが、
その認定に肝心の越前和紙が選ばれなかったことでは、
担当キャリア達と福井選出の参議院議員の方と相当論議をしました。
この顛末はいづれ著述するつもりです。
越前和紙とは相当に取り組んできましたから紙、特に和紙については、
一家言を自信たっぷりに持っていると自白しておきます。
雁皮・楮・三椏を基本として紙を考えてきました。
その結果が「セルロース」と巡り会ってきたのだと確信しています。
さて、人口あるいは地球はやがて100億人を超えるでしょう。
それと同時に二酸化炭素は地球の「温室効果ガス」として、
地球環境を破壊していくことは明確になり、その制御のために、
「パリ協定」が結ばれました。
今、私は次世代デザイナーに不可欠な知識とデザイン対象は、
二酸化炭素の削減、それを成し遂げるのは「セルロース」のデザイン化、
これが最も重大だと考えています。
ここには、無論、コンピュータ技術やデジタル化などは必要ですが、
それが次世代の産業になるとは決して考えていません。
むしろセルロースと二酸化炭素とのデザイン対象をどう産業化するかです。
新産業の創成、それは農業革命・産業革命・情報革命から、
自分なりの新産業の創成をデザイン主導することを提言していきたいと
真剣に考えています。
そしてこれが私のデザイナー人生の最期の提案にしたいと望んでいます。

* 『伝統工芸産地を補助金漬けから開放し法律の改正が必要』
* 「伝統は熟知必然・実例としての和紙か和風紙か」
* 『布、なぜシルクロード、シルクボイスだったのか』
* 『納得出来ない日本の伝統技=和紙の切り売りと分断化』
* 『今年度最終「KK適塾」で基幹産業を紹介する』


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『ずばり、自分ぴったしのモノ世界のモノマガだ』


   


     5月 3rd, 2016  Posted 12:00 AM

「mono」マガという雑誌は、創刊時の編集長から代々の編集長が知人です。
現在の編集長は日本文具大賞の審査委員です。
編集長に文具のデザイン評価をしてもらっています。
そして、この5.16号の特集記事は、なんと、私の趣味が結集。
ワイフは、「ああ、とんでもない特集号・・・」と言いました。
「オーディオ」・再度ブーム来たるか!
「万年筆」・これもブームで、なんたることは1000万クラスが紹介。
「日本のジーンズ」・ジーンズは最近の若者には人気がないとか?
ということで、さてさて、熟読開始でした。
しかし、オーディオは元来ほとんどプロでしたし、
現在自宅のオーディオ環境は絶対に最高級環境を常に再考リニュアル!
それだけに、現在のオーディオはなんと遅れた商品開発なんだってこと。
全くデザイン依頼もされないし1970年代のブーム技術がデジタル化だが、
哀しくなる商品が多くて、でもかつての私の商品は今も生きていました。
万年筆に至っては最高品が1400万円かい!っていうやや怒り。
でも、このクラスになるとやっぱりクリップはこの形態になります。
そして、万年筆選別は極めて正確ながら、あれが無いとかです。
最近の若者はジーンズをはかないから、車にも興味が無いと聞きますが、
実は、ジーンズの生地、そして縫製は日本が世界でトップであること。
もっと若者は知るべきだと思います。
この「モノ」に関わることで「蘊蓄の箪笥100」は、
代々の編集長にこれだけの出版を願っています。
そして、「なんで、聞いてくれなかったのだろう?」
「なんで、デザイン依頼が無いのだろう?」
スタッフは、「決まっているでしょ、怖がられているからです」と。
んー・・・・そうなんだと納得です。

*『失われてしまっているジャーナリズムは雑誌に歴然』
*『売れるより売る文具大賞グランプリ』
*『装飾はデザインにあらず、されど装飾はデザイン可』
*『LTRASONE・問題解決を成し遂げているヘッドホン』
*『青は藍より出でて青し、ジーンズを見つめて』


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