9月 29th, 2017 Posted 12:00 AM
機械工学からまたしても逃げられない現実が発表されました。
たとえば、私が長年取り組んできた羽二重は、
本来は日本の生糸が輸出できなかった時に、
縦糸2本横糸1本での優れた繊維であり、貿易日本を支えていました。
ところが、羽二重がパラシュートに適用されたことから、
実は、ナイロンはパラシュート、つまり軍用品(械)でした。
ともかく軍用品が機械文明を進化させている力は巨大です。
カラシニコフAK-47といえばこれほど自動小銃で優れた銃器はありません。
カラシニコフ企業が、とうとう人が乗れるドローンを発表しました。
なぜ、カラシニコフが?となりますが、
それこそ第六世代の銃器が使われる軍用品なのです。
いわゆる電磁砲が開発されてしまったのです。
GPS信号もGSM信号も遮断し、テロリスト対策の銃器ですが、
これは国家警察のためというのは裏返せば、
明らかに戦争手段の銃器であることは間違いありません。
電磁ビームはWi-Fi・3G・LTEなどすべての信号を断絶するのです。
結局、戦争の方式がテロリスト対策とは言われながらも明確に戦争用です。
カラシニコフAK-47は、パリで私自身も巻き込まれたテロリストの銃器。
それは、私の教え子と丁度パリで会って、彼が駐在先のロンドンに戻って、
すぐに私に「先生、大丈夫ですか?」との電話。
彼と私は名古屋市立大学時代は、モデルガンクラブだったので、
「先生、彼らはやっぱりAK-47でした」と付け加えてくれました。
終戦時に、私のふるさと福井は10万人が戦没しています。
福井空襲はパラシュート生産工場を全滅させるほどの酷さだったのです。
そしてGHQが福井に入り込んできて
占領支配を終わるとアメリカ兵は帰還して行きました。
当然、パラシュートを持ち帰ったそうです。
そしてそのパラシュートは何に使われたのでしょうか?
それは彼らが結婚する時のウェディングドレスだったのです。
機械工学が軍用品開発であっても、それが平和を支えるそのようなモノに、
私はカラシニコフ開発のドローン、
ドローン砲が平和を支えてほしいと思います。
* 『落下傘としても羽二重は最高品質だった』
* 『素材産地のダブルブランド・「羽二重」HUBTAE』
* 『負のサイクルを即刻停止させるデザイン』
* 『非常事態宣言の街=パリにて、決意!』
* 「報復テロのターゲットは日本かもしれない」
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11月 24th, 2015 Posted 12:00 AM
「Porcelain Nude」。
インテリアデザイナー森田恭通氏、パリでの個展タイトルです。
ヌード写真の美しさを彼の美学で真正面から切り取り撮影し、
プラチナ焼き付けの写真パネルと磁器転写アートとスツールにまで展開。
それもパリではトップクラスのギャラリーで個展を開催しました。
森田恭通氏と最初に出逢ったのが、もう10数年前、それもパリ。
ちょうどルイヴィトンの旗艦本店が建築改築中のために、
仮店舗内でのお互いが買い物中でした。
ワイフが知り合いであったことから初対面をして、
それ以後は伊丹空港や飛行機内で出逢いました。
そのうちに彼の活動を見ているデザイナー友人達が多く重なり、
ますます彼のデザイン活動を知るようになりました。
なんだか私と彼とは顔つきも似ています。
なるほど彼の母親は福井県出身でしたから、
それは私の判断では、
北陸福井とロシアアリューシャン列島系の鼻筋高い顔立ちです。
ちょうどパリに行く機会と彼の個展が重なり、
私はオープニングパーティに出かけました。
正直、そうしたパーティ出席は避ける性分の私ですが、
なんだか彼の活動は見逃せないデザイナー直感がありました。
今度は写真家としてのデビューとその写真を磁器装飾に展開するという
バウハウスからスタートしたキネティックアート的な
フォトコラージュ手法を革新しました。
ヌード写真撮影を自らが行い、それを磁器に展開することで、
さらに彼が最もインテリアデザイン対象としている
レストランやホテルで使用できるモノの効用デザインを果たしました。
フランスでの磁器づくりでは相当の苦労があったはずです。
聞けば、何度と造り直しをしたそうです。
しかもそうしたスタッフには、私の教え子を師匠とする子も居ました。
森田氏は創りたいと思ったら、直接、自らがクライアントを決めて、
自分のデザインアイディアのプレゼンテーションで説得をして
デザイン実現させる
まったく数少ない国際的なデザイナーです。
パリには何度も行っていますが、幸いにインターン生だったフランスの子や、
カーデザイナーとして教育してきた教え子は、全員、海外企業留学しています。
しかし、この個展はやがて歴史的になるであろうテロリスト銃撃戦により、
非常事態宣言により、この個展は中断を余儀なくされました。
しかも、このギャラリーに女性が逃げ込んだことから、
森田氏とそのスタッフ達は閉じ込められたと聞きました。
それはギャラリーと銃撃戦現場の劇場は200mしか離れていなかったそうです。
全員が無事でした。
彼の革新したフォトコラージュ的な磁器アートは、スツール天板まで展開。
私は、インテリアデザインをベースにしながら、
今後はまたデザインの拡大化が出来るデザイナーだと評価しています。
私の役割は、さらに彼のデザイン拡大展開に対して、
私の経験の限りを伝えておきたいと思っています。
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11月 21st, 2015 Posted 12:00 AM
11日、日本を発ち、12日には「森田恭通個展」オープニングに参加。
13日、教え子が英国からパリに来てくれました。
昼食を森田氏グループと教え子も一緒にすることが出来、
教え子は英国へ日帰り、その直前に森田氏個展を見て仏英間特急で帰宅。
「森田恭通氏」個展会場から200m先の劇場から、
突然女性がギャラリーに逃げ込んできてから事態は一変したのです。
シャッターを下ろして全員が息を潜めていたと聞きました。
同時テロリスト達の乱射で亡くなった方々には、
ひたすら不運への「祈り・鎮魂」がありました。
が、翌日にはこの近辺で銃撃や爆発で、鎮魂の人々が折り重なって、
一斉に逃げ出す場面が放映されていました。
そして、私にはこれが現実という、テロリスト容疑者を拳銃とマシンガンが、
警官や軍隊が取り囲んで、その余りに「怒りいっぱい」の場面を見ました。
日本でここまで暴力的とも思える容疑者確保は無理です。
8世紀に生まれた銃武器が、
21世紀にまでまだまだ人殺し武器ということには大違和感があります。
フランスは「やられたらやりかえす」という空爆を即実行。
これはまた負のサイクルに立ち戻って鎮魂=PRAY FOR PARISは
見ている側の平和希求というeye-point だけの報道です。
この報道では永久に平和は来ないこと明らかです。
しかし、現場は見られてview-pointゆえに「怒り」一杯です。
この怒りからも平和は決して来ません。
CNNもBBC(World News)も報道機関という視座からの情報に過ぎません。
現地パリには「恐怖と激怒」、これがview-pointであり、
eye-pointとview-pointという二つの視点があってこそ、
視線=眼差しがあったはずですが、CNNもBBCも完全に欠落していました。
そして、「やられたらやりかえす」このサイクルを何としても
辞める決断の武器が必要だと私は確信しました。
日本には日本刀がありましたが、
この武器記号がどうやって300年間の平和を歴史に持ち得たのでしょうか。
私は、威嚇防衛の武器デザインこそ必要必至だというメールを
トップエンジニア・トップテクノロジストに送付しました。
「これが現代の真のイノベーション」という返事がきました。
戦争の形式を根本で変えること、戦争=最悪の事態にデザインが果たすこと。
この大問題解決こそ、最重大なデザイン解答だと認識できました。
G20はほとんどがキリスト教思想です。
中国は宗教思想否定ですが、このデザイン解答は不可能です。
ならば、自己を見詰める仏教と神道にこそ、
この役割が出来るのではないでしょうか。
キリスト教とイスラム教は宗教イデオロギーの対決という負のサイクル、
これを停止決着つけるデザインがあるはずです。
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11月 17th, 2015 Posted 12:00 AM
パリには三つの目的を持ってやってきました。
三つとは、ちょっと内緒ですが、それよりも大変な事態発生でした。
到着翌日の夕方は「森田恭通氏」の個展オープニングに出て、
現地時間11月13日には、英国駐在の教え子が会いに来てくれました。
彼は、帰英前にその個展を見て英仏間特急電車ユーロスターに乗車。
その時に、パリ6カ所で「同時多発テロ」が起こりました。
ホテルでFBには「無事ですか?」、「大丈夫ですか?」
・・・ん、何?・・・・
TVをつけると、非常事態宣言、パリでの多発テロリズムが発生、
「武器があるから闘うよ+絵文字」とか親友に返答していたら、
「冗談言っている場合じゃない、帰国できるのか?」って怒られました。
ともかく、CNNとBBC(何がWord New?)を見て事態を確認。
ところが・・・NHKは何も伝えてこない!・・・?
現地のTV報道とは格段の違いがある・・・なぜだ?
部屋にあるTV2台を使って、報道を見比べてみるが、
嘘だろう、CNNもBBCも視点が違うのです。
CNNもBBCもeye-point=視座からテロを見ている。
しかし、現地TVはview-pointである被害都市で実態を見つめている。
だから視線=まなざしは動揺し全く視野と視界が異なっているのです。
これがあの3.11も二つの視点違いで情報流布されていたなら、
私は身震いが起こりました。
ジャーナリズムはもう全世界が盲点だらけの報道になっているのです。
哀悼の表現は、PRAY FOR PARISと花とキャンドル、
ライトアップされているフランスのトリコロール色。
これは明らかに全世界の「悲しみ共有の表現」ですが、
現地TVではテロリスト容疑者逮捕、
その荒々しい警官たちの「怒り」は拳銃とマシンガンが暴力的に使用。
もし、日本だったら、これほど荒々しい事は絶対に不可能だと確信します。
非常事態ながら元阪大インターンのフランスの子も駆けつけてくれました。
ともかく、翌々日に新聞を買い、目を通しました。
タイトルはなんとか読めても文章はわかりませんが、
これだけのテロはまさにACT OF WARです。
銃撃戦を報道で見ていたワイフは、怖い、怖い、このホテル襲われない?
帰国の飛行機に自爆テロリスト乗ってこない?
・・・・・・私はひたすら、
8世紀の銃で今なお宗教対立は許せないと思うだけなのです。
1994年にPKFもPKOも銃で平和は大間違いゆえPKDを提唱していました。
「このデザイン活動を急ぐんだ」と自分に言い聞かせるだけです。
一流のエンジニア、一流のテクノロジストにこのショックを
デザイン開発に変えないといけないというメールをしました。
パリでの銃撃戦は映画を超えての恐怖を与えています。
戦争の形式を大変更する、これがイノベーションであり、
IoTをIoMeTに変えるために私はパリにきているのでしょう。
「IoMeT as PKD」は帰国次第、早々に取りかかるつもりです。
* PKD=Peace-Keeping Design
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8月 16th, 2013 Posted 1:20 AM
終戦記念日は、歳毎に、私は「敗戦記念日」と思います。
先般も映画「終戦のエンペラー」を観て無念でした。
とりわけ、March 11.2011を受け止めてから、
私は阪大に「危機解決産業創成デザイン重要拠点」を
自分の研究室名とし特任でプロジェクトリーダーになっています。
「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」では、
「危機」というテーマを学術的に追いかけてきました。
7月30日にキックオフにて大阪府警本部長に基調講演後、
この講座の紹介を済ませました。
私の脳裏には、敗戦後以来、また再びの国難を「危機」として、
さらなる学術をプロダクトデザイン実務での問題解決を図る、
ほとんどの周辺学域設定をすませたと思います。
「危機安全学」は、制度設計の学問となったのは、
1960年のキューバ危機から、国際関係論として発生してきました。
今では、日常の防犯・防災から企業危機からテロリスト対策まで、
大きな学問に発展してきましたが、
デザインが接着剤となれば制度設計論から形態設計論になります。
「危機」とは、この文字通りの「危険」と「機会」にあります。
つまり、危険さを機会=チャンスとしての問題解決です。
そしてなんとしても「安全と安心」の確立をすることです。
私の父は、青春を20歳から28歳まで、戦争に従軍し、
焼け野原のふるさと福井に復員し30歳で私が生まれました。
父は今更ながら私を厳格に育てたのは「行学」思想でした。
現在わが国には、国際的な「危機」に取り囲まれています。
「靖国問題」・英霊に礼をつくすことは護らねばなりません。
「教科書問題」・教育での歴史教育を最も最高にします。
「南京問題」・虚像報道で国家までが非難されることに反対です。
「慰安婦問題」・軍事につきまとう事実性を明快にします。
なぜなら、3.11によって、私たちにつきつけられたこと、
それは、地球環境が悪化していくことへの対策です。
さらに、エネルギー問題の根幹を再確認しました。
日本だからこそ、この「危険」を「機会」にして、
「宿痾」=難問解決をデザインで実務的な解決をすることです。
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5月 5th, 2011 Posted 12:00 AM
テロリストの首領が殺害されました。
なぜ彼が「テロ」の首謀者だったのでしょうか。
「テロ」という言葉は、
「戦争」の代替名称になりました。
「戦争」という隠喩性を焦点にしつつ、
情報操作した新たな名称に大衆意識変化をもたらしました。
なぜ「テロ」が・・・この理由は知られていません。
「宗教対立」という虚構の物語にすり替えられています。
これはイデオロギーからの政治闘争の終焉が示唆されていました。
私たちの日常性が何か巨大なものに支配されてきた歴史現実です。
ところで、彼はもともとは親米派だったはずです。
それが、「なぜ」ということに世界のマスコミは黙考しています。
あらためて私がこうしたことは世界謀略などと言うのは、
荒唐無稽な私の想像力と考えてもらってもかまいません。
テロの原点には、明らかなエネルギー収奪闘争があります。
・・・なぜアフガンで、
・・・なぜパキスタンで、
マスコミはその正体を明確にしません。できないのでしょう。
人類が「火」を発見し、
この「火」は武器であり、「文明」を開花していくエネルギー。
そして「火」の制御は人類の科学すらまだ解明に至りません。
すべて「火」の制御は「政治支配」と「経済的力学」の対象です。
この支配力は科学性すら超越しているのです。
というより科学性が何かに支配制御されているということです。
私には、昨今TVでの「原子力問題議論」そのものが、
あらたな見えないイデオロギー=原子力技術という対象を
「大衆化」した支配性と操作性の表象だと思っています。
新たな資本主義体制の変更と世界経済の収奪問題とみるべきです。
あたかも「放射能現実」に私たちが投げ出されてしまったのです。
「反原発」は、巨大石油資本による援護下での活動であり、
「脱原発」は、振興エネルギー資本集中への戦略です。
だから私たちが見失ってはならない事を明確化することが不可欠。
それは私たちの日常性を守護する民族観を取り戻すことです。
本居宣長から橋本左内・吉野作造・吉田茂などの思想復権を熟考。
さて、テロリストたちの報復が囁かれています。
その報復対象が日本にならないことを想定しておくべきでしょう。
現日本政権は、「テロ」への姿勢を曖昧にしてきました。
ゆえに、テロリスト首領の軍事的殺害計画はもちろん、実行後も、
米国から日本は報告受けずでした。
現政権の国際的戦略が皆無だったことを証左しています。
この事情はとても深刻なポスト・モダン的政治問題だと思います。
国難状況下にある日本こそこの国際的テロ構造から逸脱すべきす。
Tags: エネルギー収奪闘争, テロリスト, ポスト・モダン的政治問題, 原子力問題議論, 反原発, 国際的テロ構造, 国際的戦略, 国難状況下, 大衆意識変化, 宗教対立, 巨大石油資本, 振興エネルギー資本集中, 放射能現実, 政治支配, 本居宣長, 本居宣長から橋本左内・吉野作造・吉田茂, 橋本左内・吉野作造・吉田茂, 民族観, 経済的力学, 脱原発, 隠喩性
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