kazuo kawasaki's official blog

5月17日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 17th, 2022  Posted 12:00 AM

5月17日 友引(庚午)

人とモノの間に、
確実にヒーリング(癒し)が
希求されている。
進化し、進歩し、先端技術が
完成させたモノでは、
人は癒されない。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月16日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 16th, 2022  Posted 12:00 AM

5月16日 先勝(己巳)

どこかで技術とデザインへの
不安感から癒されたいと
思う若者の感性が
「かわいい!モノ」に
飢えていくことは当然である。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月15日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 15th, 2022  Posted 12:00 AM

5月15日 赤口(戊辰)

とめどない技術進化への欲望が、
ときにはエロスとして、
私たちを誘惑し続けている。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月14日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 14th, 2022  Posted 12:00 AM

5月14日 大安(丁卯)

人間と進化した機器との間には、
深淵なる大きな溝ができてしまった。

人間と進歩し進化し続ける技術との
間の摩擦に、
人々は安らぎを喪失してしまった。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月13日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 13th, 2022  Posted 12:00 AM

5月13日 仏滅(丙寅)

ただ
「選ぶというデザイン手法」
があった。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月12日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 12th, 2022  Posted 12:00 AM

5月12日 先負(乙丑)

私は、
私の倉俣デザインへの想いを込めて、
デザイン史の上に、
私なりの配置を試みたいと考えている。

倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』1 クピトが放とうとした矢

5月11日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 11th, 2022  Posted 12:00 AM

5月11日 友引(甲子)

『分割としてのデザイン』

分割から
統合という
造形の手法造語として
提案したい。

artificial heart:川崎和男展

『食事前のチョコレートカカオ86〜88%』



     5月 10th, 2022  Posted 9:50 PM

デザイナーなので、見た目と見かけを気にかけています。
まずはデザイナーにとっての手はとても重要です。
どんな手で、デザインしているのでしょうか?
指先まで意識が届くよう手入れします。
次に瞳、とは言えないな(だから、まなこ)なんです。
目じゃ駄目であり、ともかく、純粋なまなこがいいです。
目は口ほどにモノを言う、「何してるから、汚い目なんだ」と
行い次第で、欺いていると、まなこに表れてくるんです。
心の濁りで目が濁っている中年、老年にならないよう心がけています。
眼力、見通す力もデザインには必要だから。
そして、見かけ年齢に影響するほうれい線、顔つきは
いい年齢を重ねてきた証として自然で清潔なケアをしています。
眉も目も鼻には孔が二つ、歯は上の歯と下の歯とバランス、
均衡も表情と合わせて美しく見えたり、
不格好に見えたり、生き方が影響したり。
歯は、やはり年齢で、口腔外科的に管理したり、
一般的なホワイトニングで「真っ白い歯」、
きちっと習慣づいた歯磨きと、とても大事で大変なことです。
頭脳で身体を酷使していたのでかつては奥歯がボロボロになり、
思えば今はきちんと管理できています。
そういう経緯で、今はマスクですが、相手の歯を注視してしまいます、
ついつい歯のことを言ってしまうこともあるのでごめんなさい。
と言うような見た目と見かけのために朝食はしっかりゆっくりとります。
「Breakfast」は断食をやめるという意味ゆえに、
地肌に良い栄養が沢山あります。
デザインを考えたり、動画に夢中になった徹夜明けも、
Breakfastをおすすめします。
その食事前にはチョコレートカカオ86〜88%、私の日課です。

5月10日
川崎和男のデザイン金言 Kazuo’s APHORISM as Design



     5月 10th, 2022  Posted 12:00 AM

5月10日 先勝(癸亥)

『分割としてのデザイン』

要素に
分割されたそれぞれに、
どのような
希望や
期待が
使い手側にあるのかを
検討して、
その総合化と統合化を
「ディバイネーション
 としてのデザイン」
という
新たな
フレームワークづくりが
必要だと考える。

artificial heart:川崎和男展

『優美な表現も、そしてやはり優美ブログも書籍』



     5月 9th, 2022  Posted 10:00 PM

■「焼酎」なら「iichiko」ブランドがあります。
「焼酎」用河内菌の発見者は阪大の前身大阪高等工業学校の醸造科。
東京大学ではなく、阪大だと
当時の工学科長から3回は聞かされました。
さて、このマガジンは東京藝術大学・名誉教授の河北先生が発行。
そして読者は
「難解な文章に向かうかなり読書をした人たち」でしょう。
元の現代思想家 山本哲士先生が編集長です。
必ず出版されると、全てを私は読みます。
「読者に応じたわかりやすい文章でもなく、
優美な語句や表現、独特の言い回しなど私は全く気にしません」。
今回は「戦争まで起こっています」から、
歴史や物語など、とても良い企画編集でした。
山本先生は、実は高校の一級先輩です
(現・高志高等学校高志中学校)。
彼の著作をこれまでも読んでいたので、
読書にますます気合いが入ります。
■ さらに、いつもの、優美な松岡正剛の
「千夜千冊」の文庫本シリーズが
有難くもまたまた送付いただいました。
現在、2000冊に近づこうとする数字に更新され続ける
「千夜千冊」ブログがあり、
「千夜千冊エディション」として書籍の出版です。
今回は、大阪大学の石黒浩先生についての ブログ1688夜の
『アンドロイドサイエンス』も載ってっていました。
「ほんとに?」(帯文)、電子の社会として、
電子回路のブログが書籍になりました。
私も、17年間は一日も休まずに、
最近は時折となっていますがブログを書いています。
わかりやすいとか、易しい文章ではなく、
優美の言い回しは、ご愛敬ということで。
私もあと最低3冊ぐらいは「まとめよう」と思っています。

0924夜 『デザイナーは喧嘩師であれ』 川崎和男
『工業デザインなら、鉛筆デッサンと理科系は必要』
『「述語的な展開」と言われている本が出されている』
『雑誌・小冊子が消えていく貧しさは日本人知能の低下』
『パトローネが文化を再考察させるデザイン戦略』