10月 2nd, 2012 Posted 9:30 AM
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9月 19th, 2012 Posted 3:00 PM
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9月 18th, 2012 Posted 1:35 PM
9月18日 壬午(仏滅)
数学的には、点には大きさがない、
よって、もちろん「形体」もない。
付け加えるならば、
「点という形体」
は数学的根拠であり、
「形体としての点」は、
芸術的根拠とことわり書きを
付け加えておくべきだろう。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』11 造形元素としての点
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11月 12th, 2011 Posted 12:00 AM
私が大学人になった一つの理由です。
それは、光造形=ラピッドプロトタイピング、
この手法をプロダクトデザインに導入したかったからです。
米国で、ALIAS社とプリンストン大学で開発途中の光造形、
そのモデルは小さな平板の歯車でした。
その歯車がきっと立体になるという直感でした。
日本では手に入らない光造形原書を読みまくりました。
「クラインボトル」がモデル化されていた写真、
これは多分、合成写真だと思いました。
自分で試したい、その気持ちが大学人につながりました。
1996年、名古屋市立大学に芸術工学部新設時、
私の研究室には、光造型機(紫外線レーザー)と、
周辺のワークステーションと初期の3D-CADが入りました。
結果、「クラインボトル」を当時の3D-CADでは、
ほとんど製作が困難でしたし、
3D-CADからSLAデータへの変換などで自分を鍛えました。
素材も湿度影響などでとてもやっかいなものでした。
したがって、3D-CADソフトの変遷は全て見てきたと思います。
今や、半導体レーザーでの光造形はすでに一般化しました。
そして、光造形での素材も初期のエポキシ系からは
相当に進化し透明になり、湿気影響なども全くなくなりました。
そして、この組み合わせた「クラインボトル」は、
研究室訪問のゲストにプレゼントしているモノです。
今回、KAIST=韓国科学技術大学院大学へ持参のために量産。
そしてこのクラインボトルを二つ組み合わせて製作可能も、
ラピッドプロトタイピングなればこそ可能になります。
この組み合わせを、米国・フィラデルフィア大学でプレゼし、
ティニアである教授達との会話から、私が「人工臓器」、
なかでも「人工心臓へデザインを」という動機になりました。
これまで、私は名市大から阪大の研究室につながるまで、
この製作によって、様々なノウハウを持つことができました。
「点・線・面」の概念が、
それこそ、カンデンスキーの芸術的予測は、
数学領域での「空間論」と対峙することを暗示していました。
点には大きさがあり、それは限りなく正方形であり、
線には太さがあり、面には厚さがある、という予想です。
光造形=ラピッドプロトタイピングは、
もっと造形教育に取り入られるべきものだと思っています。
米国の大学では、デザインや建築の実習では当たり前です。
すでに、3D-CADは6D-CADに進化していることも
「モノづくり」日本に多次元CADは不可欠な領域です。
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Posted in 祈望から企望へ
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5月 28th, 2010 Posted 10:20 AM
Tags: KazuoKawasaki, 川崎和男のデザイン金言, 点, 点と線と面, 線, 要素, 視点, 視界, 視線, 視野, 造形, 面
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1月 18th, 2010 Posted 8:00 AM
Bitな「点・線・面」
BitはAtom時代の「点・線・面」を変えました。
●「点」には大きさがあります。
●「線」には幅があります。
●「面」には厚さがあります。
これは数学的思考での「点・線・面」ではありません。
Bitでは、「点」はピクセルとなりました。
「線」はスプライン曲線となり、
やがてベジェ曲線が本格的にパソコン内に入りました。
1988年当時を思い出します。
これまでのペイントソフトだった「ビットマップ」と、
「オブジェクトオリエンティッド」が変革しました。
「イラストレーター88」がMachintosh上で、
描画システムをまったく変貌させたのです。
●β-スプライン
私はすでに「βスプライン」を
カナダのソフト企業で、3D-CADの基本として、
個人的に演習をさせられていました。
だからかえって、ベジェ曲線の複雑さでは、
「立体化」=3D-CADとして、
「面」構成は複雑になるだろうと感じていました。
そして、
「面」に厚さが必要というのは「光造形システム」で、
まだ「平面での歯車」を知った時の啓示でした。
やがて、この歯車が立体化してくるとするなら、
それはインダストリアルデザインの手法が変容する、
という直感がありました。
すぐにその手法は「ラピッド・プロトタイピング」に
なってしまったのです。
トポロジー空間の形態論
私はこれなら「トポロジー空間の形態論」が、
必ず、展開できるとモノになっていく!、
という直感でした。
カンデンスキーの「点・線・面」が、
歴史的な記述になった、と思いました。
「トポロジー空間・トポロジカル形態」論は、
まっすぐに私の行くべき道を示唆してくれました。
人工臓器のデザイン
これが「人工臓器のデザイン」になっていくわけです。
Tags: 「イラストレーター88」, 3D-CAD, Atom, Bit, Machintosh, βスプライン, オブジェクトオリエンティッド」, トポロジー空間の形態論, トポロジカル, ベジェ曲線, ラピッド・プロトタイピング, 人工臓器のデザイン, 光造形システム, 平面での歯車, 形態, 曲線, 点, 立体化, 線, 面
Posted in 資本主義から逃走せよ!
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