2月 15th, 2020 Posted 12:00 AM
2月15日 仏滅(戊子)
デザインの領域では、
デザインされたモノを「作品」
という価値観でとらえることにすら
意義を申し立てる同業者間の隔たりが
残存している。
私は、
残存しているという言い方で、
異議申し立て者を非難しているわけだ。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』14 意味論としてのデザイン
Tags: デザイン, モノ, 作品, 価値観, 同業者, 川崎和男のデザイン金言, 意義, 残存, 申し立て, 言い方, 隔たり, 非難, 領域
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2月 12th, 2020 Posted 12:00 AM
Tags: アーティスト, コンセプト, タイトル, デザイナー, 一言, 作品, 作家, 制度, 存在, 川崎和男のデザイン金言, 明快, 表現意図, 表示, 観念
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1月 9th, 2020 Posted 12:00 AM
「新素材」を初めて知ったのは、私が音響設計に飛び込んでからでした。
いまでこそ、また一段とLPレコードプレイヤーがヒットしていますが、
そのカートリッジ=ヘッドシェル(=レコードシェルから音を入力)の
開発で「新素材」を使いました。
そこでは、軽量なことと周辺音響を取られないことを目指していました。
その当時は
マグネシュウム合金、チタチウム、カーボンファイバー、ボロンと
いった新素材がありました。
そして、今になってもまだまだ展開しきれていない、
ボロンの素材の可能性を追いかけています。
ただし、私の作品=商品であるカートリッジにはボロンを使用しています。
チタニウムは、私らしい車イスで実現を果たしました。
マグネシュウム合金は、GRiD社のラップトップで使用され、
MoMA(New York近代美術館)に
最初のパソコン収蔵作品としておさめられています。
車イスでとことん付き合ったチタニウムは、
製造から製品化、そして商品化までを十分に理解しています。
それでも、まだ製造的な問題を改善すれば、
その使用展開は拡大されると考えています。
* GRiD社=MoMAでの最初のパソコン
Tags: GRID, LPレコードプレイヤー, MoMA, New York近代美術館, カートリッジ, チタチウム, パソコン, ヘッドシェル, ボロン, マグネシュウム合金, ラップトップ, レコードシェル, 作品, 使用展開, 十分, 収蔵作品, 可能性, 商品, 商品化, 問題, 展開, 拡大, 改善, 新素材, 理解, 製品化, 製造, 車イス, 音響設計
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11月 16th, 2019 Posted 12:00 AM
点描の技法といえば、ジョルジュ・スーラを思い浮かべます。
また、ワシリー・カンディンスキーの『点・線・面』は、
私のバイブルでした。
「点はやがて限りなく正方形に近づく」は
コンピュータ画面ピクセルの形状につながったのです。
2点が線となり、その線で囲まれた面となります。
光造形では線には幅があり、面には厚さがあり造形として、
クラインボトルにもなりました。
スーラは、光学的手法とはいえ、短い生涯の作品がすべてで、
テキストあるいはバイブルとなることばとしての
理論が私には届いていませんでした。
ダ・ビンチは、没後500年の今年は最大の展覧会が開催されますが、
最新の科学を通して様々検証が重ねられています。
筆の跡さえ残さなかった彼の技法は、
それこそ、コンピュータの如く、画素であり、
そこには全ての光を閉じ込めた跡がありました。
おそらく、スーラもカンディンスキーも、
ダ・ビンチのことは知らずして、
ピクセルの形状のような正方形、点を通して、
絵画は突き詰められていました。
Tags: クラインボトル, ことば, コンピュータ, ジョルジュ・スーラ, スーラ, ダ・ビンチ, テキスト, バイブル, ピクセル, ワシリー・カンディンスキー, 作品, 光を閉じ込めた, 光学的手法, 厚さ, 届い, 展覧会, 幅, 技法, 最大, 最新, 検証, 正方形, 没後, 点・線・面, 点描, 理論, 生涯, 画面, 短い, 科学, 突き詰め, 筆の跡, 絵画, 線, 近づく, 造形, 開催, 面
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10月 1st, 2019 Posted 12:00 AM
10月1日 大安(辛未)
デザイナーにとって、
椅子とテーブルは、
機能性と審美性のせめぎ合いが、
限りなく激しいモノでありながら、
ある何か確実性を決定しないことには、
作品としてのメッセージ力をまったく
有さないアイテムになるモノである。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』10 輪郭線での記述手法
Tags: アイテム, せめぎ合い, テーブル, デザイナー, メッセージ力, モノ, 作品, 審美性, 川崎和男のデザイン金言, 椅子, 機能性, 決定, 確実性, 限りなく激しい
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9月 22nd, 2019 Posted 12:00 AM
Tags: モノ, 一歩, 作品, 収納, 回帰, 家具, 川崎和男のデザイン金言, 形式, 形態, 意味性, 機能, 配置, 関係, 陳列台
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9月 6th, 2019 Posted 12:00 AM
久しぶりに「AXIS」で商品発表会をやります。
かつて、「AXIS」で初めての展示会から
世界にも飛び立つことができました。
デザイナーとしての47年間のうち、22年もの間大学人でした。
今、デザイナーとしての新鮮な活動時期を迎えています。
ようやく2年間の開発を経て製品から商品になりました。
歴史的には「イスやソファーは日本には無かった」とされていますが、
私はこの事に対して
「禅家所乗物」・「独搨」・「發子」があると発信してきました。
言葉だけでなく、作品も制作と展示もやりきってきました。
私は人より多くの時間「座っています」から、
この行為、動作、姿勢、体勢、体位に
関心を持たない訳にはいかず、
節目にはそういった経験と知識から
デザインをする機会をいただける幸運に感謝しています。
今回、私の商品発表会では、会社創立70周年の
企業の未来へとつながる新たな「イスとソファー」を
組み合わせたデザインを発表します。
ソファーはパーマネントコレクションにはならなくなってきました。
永久収蔵作品にセレクトされる、あるいはレガシーとしての作品には、
いわゆるインテリア用品で使用されるウレタンフォームは
博物館、さらには美術館も取り上げてくれません。
揺るぎない存在のため「素材開発」に徹底的にこだわりました。
インテリア、室内装飾、デコレータなどに関する今回の私の提唱は、
クライアントから見れば「哲学的」と思われています。
大学人から今一度、マルイチから私のわがままを許してくれたのです。
デザイナーとしての私だから出来ることを考えています。
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8月 31st, 2019 Posted 12:00 AM
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8月 25th, 2019 Posted 12:00 AM
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8月 24th, 2019 Posted 12:00 AM
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