1月 13th, 2014 Posted 12:00 AM
「技術革新=イノベーション」は大間違いだと述べてきました。
それはイノベーションを提示したシュンペンターに戻れば、
一目瞭然です。だから、わが国の解釈が歪んだのです。
たとえば、4KTVが話題になっていますが、
これは「応答商品」にすぎず、TVメーカー業界の技術進化、
そのものが誤った方向に進もうとしながらも、これを、
デザイン職能=デザイナーが是正出来ないほど企業腐敗症例です。
少なからず私の自宅のTV環境は最も先進的だと自負しますが、
これらはほとんどが東芝とSONYと海外AUDIOで構成しても、
かつて私がEIZO(液晶TV事業撤退)でのデザインには及びません。
このペーパーモデル=製品提案と商品を見比べても明らかです。
すべからくTVデザインはTV本体裏面とリモコンデザイン、
この対照化をすれば、技術革新とデザイン解決、
すなわち、応答商品=市場意識と解答商品=真の実装技術が瞭然。
私のデザインでは、放熱口などありません。
すべてアルミでの放熱効果性とコードマネージメントと、
ディスクプレーヤー造形での可搬形態づくりまで昇華しています。
無論、このリモコンを超えられるモノは未だに存在していません。
したがって、東芝最高級品の液晶TV造形・システムも、
SONYの商品を付加し、なおかつオーディオは海外高級品です。
これらをくみ上げてようやく、私なりに納得せざるをえません。
真の「技術進化」を目指すなら、まず、デザイナー造形、
この造形提案を技術回答から解答を造形実現の実装技術が必要。
こうしたことの意志決定できうる経営陣の能力、
特に、「美学的解決」知識不足、いや皆無性を指摘しておきます。
多分、こうした経営者は日常的にも「見づらいTV鑑賞」でしょう。
美しい高解像度の映像と音響を知ってほしいものです。
このTVデザインを「技術進化」の踏み台にしてほしいのです。
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10月 13th, 2013 Posted 12:00 AM
プロダクトデザイナーの私は、それなりに車好きです。
カーデザイナーを育成もしましたから、
まぁまぁ、男としては乗りたい車を所持してきました。
一時期は、5台保有していたこともあります。
ところが、最近の男の子は、大学に入って免許の無い子もいます。
確実に「車離れ」も始まりました。
「カーシェアリング」を体験してみました。
私は車倚子ゆえに、まだ車倚子使用者用などはありませんから、
このシステムはすべてワイフに任せました。
パソコンで会員登録をし、IDや運転者ID、パスワード、
利用料金支払い方式などすべてをインターネットで済ませて、
東京豊洲で、iPhoneで登録した車と出会い、
あっという間に、その車を乗り回しました。
清潔な室内の車に乗って、デザイナーとしての直感は、
「所有」と「使用」という資本主義が壊れていくと感じました。
車は所有し使用するという関係は、やがて分化するでしょう。
「所有」して「使用」するというのは、大きな趣味となり、
「使用」だけでいいなら、「借用」すればいいのです。
カーシェアリングという方式をすでに行政が主導し出しています。
となると、そのためのデザインには、
これまでのカーデザインは通用しません。
カーデザインは「形態設計」だけで終わるわけではなくて、
「制度設計」をデザイナーがプランニングして、
その制度を成り立たせるカースタイリングは無くなるはずです。
おそらく、「使用」だけして、その最近辺に停車する、
そのような社会がくるでしょう。
車も「自動運転」になり、空中を飛ぶ社会を私は期待しています。
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7月 4th, 2013 Posted 12:00 AM
三つの大学院、「海洋デザイン戦略論」教育をしてきました。
私は同時に「Ship of the Year」審査委員も務めてきました。
7月2日は「Ship of the Year」審査発表会でしたが、
私はこの講義演習のプレゼン講評で、今年の講座は修了します。
5名づつ4チーム毎、自発アイディア提示による企画案です。
今年は、各チーム毎にそれぞれのテーマが異なりましたが、
・「メガフロート」=最小単位と港湾関係
・「新エネルギー」=潮力発電と蓄電や急速充電
・「海洋流通」=1万個の荷揚げシステム
・「海事関連工場計画」=日本独自の減災港湾工場
この4つが出てきました。
この講義演習は、私はデザインディレクションの立場で、
外部からはデザインマネージメントから「海洋デザイン戦略」を
講義するとともに、海事関連を企画とモデルづくりをします。
当然、モデルなどは未経験ですが、
簡単なペーパーモデルのつくり方を教えます。
チーム毎の会議には、教授側が参加して知識と経験を話します。
この授業も6年経てば、ある種の伝統と、
「デザイン」の本質は伝えられたと思っています。
デザイン=機能美や格好良さづくり以上=発想と問題解決が、
ようやく浸透したと思っています。
私は、この4つの2つが組み合わされば、もっと提案が進む、
そんな感慨を持ち続けました。
プレゼン講評には、大学側からも教授たちも参加します。
したがって、彼らは自分の知識がまだまだ未熟であり、
海事関連だけでは知識獲得になっていないことと、
デザインと設計やデザインが極めて広範囲であることを知ります。
「Ship of the Year」応募作では「勘違いされたデザイン」が、
まだまだあります。
単なるスタイリングだとか、機能美だとか人間工学などを
「デザイン」とか言い出す海事企業が本当に多いのです。
だから、私は彼らに言います。
これから「デザイン=問題解決実務」だという大学院卒がいると。
私は、もっと彼らに「海事デザイン」=「海洋戦略」を
審査委員として、デザイナーとして、年上として、大学人として、
もっともっと語り励ましたいと思っています。
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5月 9th, 2013 Posted 12:00 AM
私が名古屋市立大学で導入してもらったシステムは、
当時は最高のシステムでした。
IDEASからPro-Engineering、そしてCATIAへと、
それぞれをSiliconGraphics社のEWSで造形実験が出来ました。
したがって、3D-CADそのものの大学提案を求められて、
いつでもアプリケーションは提供される幸運でした。
大学は新設のために、
かつては名古屋女子短大の調理実習室が大改造された部屋を
二つに造形装置と重合硬化装置や洗浄機までがありました。
大学を転籍する時には、
光造形装置は紫外線レーザーと半導体レーザーが二台ありました。
高価だったのは、紫外線レーザー光管は500時間で取り替え。
硬化樹脂素材も大変に高価でしたが、
芸術工学部として、当時はデザイン系大学にも無かったので、
大学の施設シンボルになっていました。
私は市民税という血税で運営されていることからも、
24時間常に稼働させるとともに、
海外からの見学者や医学部の整形外科からも研究生がいました。
メビウスリングそのものがとても3D-CADではEWSがトラブル頻繁。
しかし、院生の中でも際だった者は、様々な形態を
光造形で造形を成し遂げて論文も勝手に作成していました。
私の想像では、想いもつかない造形に成功していた僅かな者は、
必ず、3Dプリンターを即刻理解すると思っています。
現在、3Dプリンターには三つの流れがあります。
2002年FabLab、2005年RepRap、2012年MAKERSという図があります。
もちろん、この見事な分析図からは、
今後の「デスクトップのモノづくり」が見えてきます。
しかし、光造形でエポキシ樹脂にレーザーを照射して、
最後に装置のエレベーターでモデルが仕上がって登ってきます。
この状況を見ている人はどれだけいるのでしょうか。
これは本当に「とても美しい」のです。
私は当時は、光造形装置の部屋には入りませんでしたが、
このモデルアップの時は惚れ惚れと眺めました。
だから、現在の3Dプリンターではその美しさはありません。
けれども、とても安全装置になったのは、
この装置を
自宅のキッチンに設置しておいても大丈夫になったことです。
「安全」な装置という進化が3Dプリンターにはあります。
でも、モデルアップの光造形の美しさは格別です。
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1月 21st, 2013 Posted 12:00 AM
陶磁器は、文明の象徴です。
なぜなら、
文明は器=飢えと機=寒さから護る衣服から始まったからです。
にもかかわらず、
欧州の有名ブランドの倒産がここ数年顕著になっています。
無論、
わが国の伝統工芸陶磁器産地も風然の灯火と思える状況になっています。
高校時代から陶磁器には人一倍興味を持って見つめてきました。
そして、自宅の陶磁器はそれなりに選んで集めてきました。
自分でデザインすることもここ3年ほど取り組み、
プラチナの釉薬で、
インダストリアルデザインの導入を有田焼で商品化し始めています。
そうして気づいていることは、
陶磁器が中国の景徳鎮から始まった文明であり、
やがて文化になってきました。
しかし、その技法がとてつもなく進歩・進化しただろうかと判断すると、
伝統は継承されてきただけで、
破壊され裏切られた事例は本当に数少ないと観ています。
あくまでも素材は陶磁器であり、
無論、セラミックという先端技術が陶磁器に応用には至っていません。
欧州の紅茶文化や、食卓文化、料理との相互性などにおいて、
私は、まず、「創意工夫」が尽くされてきたとは思えません。
これは、陶磁器デザイン=工芸デザインは、相変わらずに、
「装飾主義」がデザイン・意匠に結びついているからです。
せめて、伝統を裏切り、新しい食器文化を問題意識において、
「問題解決」としての陶磁器を超えてくるべきだったと思います。
すでに、水はペットボトルに、
コーヒーメーカーから缶コーヒーがあり、
紅茶のシステムも変化しています。
文明の再構築は「器」への問題意識なのかもしれません。
陶磁器デザインは「絵付け」にありとするなら、
その絵付けなどは、
パソコン、インターネットなどで自由に、
自宅で絵付けと焼成ぐらい出来て当然です。
今年早くも、
イタリアの名門陶磁器ブランド・リチャードジノリの倒産を知って、
私は、インダストリアルデザインの立場からの発言を決心した次第です。
まったく形態デザインの問題解決がほとんど見られません。
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10月 19th, 2012 Posted 12:00 AM
2005年から、危機管理産業展が開始されました。
これからの日本の輸出産業に、
危機管理に関わる物品やシステム分野を特化する目的でした。
ところが、日本は3.11という大震災・大津波、さらには原発事故、
続いて竜巻・大豪雨の連続で国難状況下にあります。
それだけの経験をした私たち日本の産業分野として、
俄然、世界からも注目される国になってしまったわけです。
そこで、(社)公共ネットワーク機構 (koukyo.net)は、
この産業分野の振興を図るために「賞」を創設。
私は、公共ネットワーク機構の設立時に理事であったことから、
このアワードにデザインの導入を提案したところ、
「危機管理デザイン賞」の企画・計画、運営や産業振興政策の立案。
そうしたところ、総合審査委員長を拝命しました。
そこで、まず、この産業展から出展企業の応募を図り、
展示会出展商品から審査を開始しました。
やはり、3.11を体験しただけに、
「備品・機器・システム・ビジネスモデル」には切実感があります。
想像以上の観客や同時開催の「震災対応セミナー」も、大盛況でした。
3.11で私たちは何を学んだかを、
今後、世界にむけて発信し、その対策や環境づくり、
制度そのものを経済領域に持ち込むことが出来るでしょう。
これから、その審査基準の紹介や、
デザインにとっても新たなデザイン対象が出てきました。
地球環境が悪化するなかで、
日本こそ、
この地球を護っていくための先進国家になっていくべきでしょう。
それは、「尊敬される新たな国家観」、
そうしたことを創出し、提示することになると確信しています。
Tags: (社)公共ネットワーク機構, 3.11, アワード, システム, デザイン, ビジネスモデル, 世界, 企画, 備品, 危機管理デザイン賞, 危機管理産業展2012, 原発事故, 地球, 地球環境, 大津波, 大豪雨, 大震災, 日本, 機器, 産業振興, 竜巻, 総合審査委員長, 計画, 賞, 輸出産業, 運営
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9月 11th, 2012 Posted 12:00 AM
2005年、金沢21世紀現代美術館から、
館長が名古屋のスタジオに来ていただきました。
この美術館にはFさんが赴任されていました。
彼女からの紹介があったのかもしれませんが、
「私の美術館全部を使って個展をやりませんか」と言われました。
大驚愕であり、プロダクトデザイナーに展覧会というのは、
とてもわが国では考えられないことでした。
そして、1994年ギャラリー・間での個展、
「プラトンのオルゴール」作品からインスタレーションを
すべて永久収蔵します、とのことでした。
私は「遺作展になっても構わない」という覚悟で、
この壮大な個展に取り組み、2006年76万人が観ていただきました。
金沢21美術館は、年間200万人を集客する国内最大に活性化しています。
蓑館長は、その後、サザビーズで副社長を務められ、
途中、慶応大学で二人で講演もし、食事もする仲良しになれました。
帰国されると兵庫県立美術館館長に就任されました。
兵庫県立美術館では、
脳科学者茂木健一郎氏と対談イベントをしたこともあります。
が、その時はまったく活性化されているとは思えませんでした。
そうしたら、この「超<集客力>革命」を出版されるほど、
この美術館は今や83万人/年・見事に生き返っていました。
おそらく、
日本の美術館のあり方を革新したのは、蓑豊氏と断言していいでしょう。
同じ関西に居ながら、なかなかお目にかかれずにいたところ、
電話をいただき、「君のこと、書いたから」とか、
私も、
「倉俣史朗のデザイン・夢の形見に」に帯文を書いていただいていました。
今回は、県立美術館開館記念10周年に、話をしに来ないかと誘われました。
12月に兵庫県立美術館のイベントを引き受けました。
早く会って、見せたい作品や紹介したいアーティストがいます。
蓑館長なら、
「美術館ほど面白い知的な場」はあり得ないという、
意志決定できる人物です。
「あの作家はダメ、彼はすごい」とか平然と毅然と評価されます。
きっと私の作品のこれはダメとかも言っていただきたいのです。
早く会いたいと思っています。
日本のすべての美術館はもとより、
すべての公的な「場」は、
この本で書かれているシステムに変革されるべきです。
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9月 10th, 2012 Posted 12:27 AM
届いていました。
先般、松屋銀座での個展ギャラリーに2日通いました。
本当に久しぶりにアート作品を求めました。
早川親子の鍛金彫刻作品です。
アッと思うほど、惹き付けられました。
その夜に、あの作品群の中のアレを、
わが家のやっぱりスピーカーシステムJBL4343の上に置こう。
そう決心すると、ともかく会議前に求めておこうと決めました。
正直、仕事中も、
すでに自宅に作品が来ているイメージが常に浮かび上がっては消える、
そんな繰り返しが起こっているのは、
仕事への情熱を演技している連中への怒りを抑えられました。
「大企業病」というのは、
大企業にぶら下がっているサラリーマンの罹病だと定義できました。
それに引き替え、早川親子(父と息子)の作品は、
父がまずは師匠でありながらも、息子さんは二代目でも無く
この親子の強烈なライバル関係が清々しいのです。
この作品は息子さんの作品です。
生きている実感と社会での役割を凜と果たしているのです。
それが見事に作品に表れています。
彼らは、三重県で制作活動をされています。
いわゆる芸術関連の学歴などは無いそうですが、
そんなことはどうでもいいことです。
ところが、芸術系の学歴の無いことから作品への上から目線の人や、
この作品をロボットにして動かしたらとか、
LEDで光らせるべきと忠告されるそうです。
私はアート作品へのそのような期待は、
まあまあ一般的興味が膨らんだだけに過ぎないことだと思いますが、
つまらない鑑賞の仕方だと言っておきます。
もちろん、銅と真鍮という素材加工の技術性やその染色方法は、
高度でオリジナリティが存分であることが基本です。
しかし、もっと重大なことは、
「作品を私物化」したときに、その物欲と美学的な満足度を
どれほど真剣に「日常化」していく決心と作品への憧憬です。
私にとって、買い求めてまで側に置いて毎日眺めるのは、
常に、眼を透明にできる作品と出会うことです。
この作品は、これから私と一緒に、
私のオーディオ=耳と眼が共時性を持って、
生きている確認ができることです。
これから、この作品と対話したことも書き残したいと思っています。
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9月 5th, 2012 Posted 12:00 AM
海外での電源変圧では、なんどか失敗しています。
最近だと、北京でいきなりホテルの部屋、
そのブレーカーまで火花を出す始末でした。
全くの不注意に過ぎません。
だから、海外用の変圧器がなんとか進化してくれないかと
いつも新製品を見つめてきました。
最近は、USBでの充電を目的に性能開発ができたおかげで、
変圧器もより小型になり、システムとしても良くなってきたようです。
Macはどこに行っても、変圧の必要がありませんから、
プラグのみの交換で間に合います。
すべからく電気製品はこうなってほしいと思っています。
最も、日本の電源が二分されているのは島国であって、
国際的には時代遅れです。
根本的な解決には相当の制度設計を革新しなければならないでしょう。
ヘアードライヤーなどの電気製品など、
日本製はとても優れた性能を持っていますが、
この消費ワット数を考えると、海外使用には限度があります。
願わくば、USBでの電源供給や変圧技術を革新すれば、
それこそ「省電力・節電機器」の開発が可能になるかもしれません。
そして、最終的には電磁誘導での電源供給と
変圧技術そのものの大発明が必要だと考えます。
そのためにも、海外旅行には、
バッテリーで十分に持ちこたえる電気製品の開発=革新性が必要です。
私は先進国しか海外旅行の経験がありませんが、
電力の不安定な後進国でも十分な電源・変圧・送電方式は、
きっと、日本が発明して国際的な標準化ができるのだと思っています。
3.11を体験したわが国の経験則が
こうしたシステムの創出が可能なはずです。
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9月 2nd, 2012 Posted 12:04 AM
私はスピーカーシステムには病的なほど拘りがあります。
IPadやiPhoneはすっかり音楽視聴のスタイルを革新してくれました。
かつては小型スピーカーシステムは、
「ブックシェルフ」と読んで、書棚に収めて配置するモノでした。
いくつかの名作があります。
故・瀬川冬樹先生にJBL4343と聴き比べて紹介された製品は
もう使えませんがまだ所有しているほどです。
最近では、この一体化したステレオスピーカーユニットになりました。
この二つは、音楽を使う小さな教室では十分な音圧と再生が可能です。
海外ブランドで著名なモノも結構、日本製ですが、
このメーカー・Jawboneはヘッドセットからスタートしましたが、
デザインの緻密さと正当性は高い評価を得てから、
とうとうスピーカーメーカーに進化しました。
JAMBOXは周波数特性もあるメーカーに依頼して測定したもらいました。
想像どおりでしたから、B&W zeppelin airにはおよびませんでしたが、
なかなかの特性を持っていました。
私が小型スピーカーでは、特にf0に拘っています。
ところが最近の商品カタログではこの性能記述無しを見かけますし、
ショールームでも答えられない店員さんが増えています。
確実にHi-Fiスピーカーシステムと呼んでいいと評価しています。
講演会などでは、
本格的なJBLやBOSEなどを
PAシステムまでスタッフが持ち込んでいましたが、
これからは、BIG JAMBOXで十分かも知れません。
ワイフは自分の講義では、iPadとBIG JAMBOX-Redを使っています。
今は、このBIG JAMBOXをいくつか会場に配置すれば、
それなりの「音場効果」が出るのではないかと模索中です。
それにしても、Jawbone社のモノづくりは、
商品デザインとして本当にまとまっていると評価しています。
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