10月 4th, 2015 Posted 12:00 AM
デザインはエンブレム問題・盗作問題・Gマーク問題で
一般的な不信を背負ってしまいました。
これは未だにデザイン=問題解決の手法というより、
デコレーション・装飾性や付加価値性が強いからです。
一方では、「デザイン思考」これなどはスタンフォード大学からの
借り物に過ぎませんが、私はユニバーサルデザインを
米国から持ち込み、その定義を政府に提示した一人です。
しかし、ユニバーサルデザインも誤解され、
ヒューマンファクターデザイン:HFD、UXデザイン、
インクルーシブデザインなどの大勘違いを指摘しました。
そうして「デザイン思考」に行き着いたわけですが、
この借り物を「コンシリエンスデザイン」にしました。
根本は、March 11.2011東日本大震災から、
気候異変・感染症増大に対してのデザイン実務背景を整理しました。
これは文科系+理科系をさらに学術+芸術にして、
信頼学・価値学・保健学・防衛学を加えることで
安全・安心・防災・防犯へ。
デザインを危機=危険時を機会として
解決を図るデザイン実務文理学際学にすることが可能になります。
危機解決では、リスク:起こるであろう危険だけではなくて、
クライシス:起こってしまった危険との、両方の危険回避と解決を、
デザイン実務に向けるという論理的な図解も、
学術と芸術の学際はデザインに集約するという段階に至りました。
実際は大阪大学大学院の医学系研究科にこの寄附講座を設置して
後期からは私が授業をやり、社会的には「KK塾」を
霞ヶ関にある大阪大学の分校的な場所で講座を開設します。
講師は、私がすべてのとりまとめをしますが、
選び抜いた講師陣を配置することになっています。
「KK塾」は、以前は大阪で実施してきましたが、
どうしても東京でという
この要請が強いことや講師陣を東京にも拡大することができます。
「デザイン思考」が例えば、医工連携+デザインになってきましたが、
私が看医工学という、保健学がきわめて真の人間学、
それは環境化(人工:ロボットや情報と自然との調和ではない)に
最適であることをこの図解では、明確になっていると考えます。
当然にPKD=Peace-Keeping Designと「完全無菌」対「抗体保健」を
なんとしても3.11復興と気候異変+感染症防止に向ける開発は
年内には、「デジタルアッサンブラージュ」としての
機器装置からロボティックス情報環境づくりで
これがデザインであるという、
デザインと何らかの発想を大転換できると考えています。
Tags: Gマーク問題, HFD, KK塾, March.11.2011, Peace Keeping Design, PKD, UXデザイン, インクルーシブデザイン, エンブレム問題, クライシス, コンシリエンスデザイン, スタンフォード大学, デコレーション, デザイン, デザイン実務, デザイン実務文理学際学, デザイン思考, デジタルアッサンブラージュ, ヒューマンファクタードデザイン, ユニバーサルデザイン, リスク, ロボット, ロボティックス情報環境, 一般的, 不信, 人工, 人間学, 付加価値性, 価値学, 保健学, 信頼学, 分校的, 医学系研究科, 医工連携+デザイン, 危機, 危機解決, 危険, 危険回避, 問題解決の手法, 図解, 大勘違い, 大転換, 大阪, 大阪大学, 大阪大学大学院, 学術, 学術+芸術, 学際, 安全, 安心, 完全無菌, 定義, 寄附講座, 復興, 情報, 感染症増大, 感染症防止, 抗体保健, 指摘, 授業, 提示, 政府, 整理, 文科系+理科系, 東京, 東日本大震災, 根本, 機会, 機器装置, 段階, 気候異変, 環境化, 発想, 盗作問題, 看医工学, 社会的, 米国, 背景, 自然, 芸術, 装飾性, 要請, 解決, 設置, 誤解, 調和, 論理的, 講師, 講座, 開発, 開設, 防災, 防犯, 防衛学, 集約, 霞ヶ関
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
8月 25th, 2015 Posted 12:00 AM
私が「鏡」に最も興味を抱くことになったのは、
宮川淳の現代美術評論によってでした。
具体的には最初、「プラトンのオルゴール」で、
曲面鏡を組み合わせて、空中に物の虚像を展示計画の核心にしました。
以後、私にとって鏡面は実像と虚像で、
確かに「鏡の背後には冥府がある」というほぼ虚像的な実感があります。
もちろん、金沢21世紀美術館の展示計画には、鏡を多用しました。
が、展示撤収では鏡を割って、と聞いたときに、震えがきました。
そのためかどうか思いすごしでしょうが、
敗血症・多臓器不全死に陥り、重篤状態までを経験しました。
それ以来も鏡面にこだわっていて、鏡面のキーボードを商品化しました。
そのことでは相当にノウハウを積み上げてきたと自負しています。
今はデジタルサイネージでの鏡面とLED照明の組み合わせで、
それこそ「陰影礼賛」にまで届かないだろうかというテーマを発見。
これを自宅にまで設置してWiFiコントロールを狙っています。
丁度、まもなく照明学会全国大会で、この紹介というより提案をと
その図解制作をしながら、多分、このデザイン意図では
必ず限界があることもこれまでの経験で解ります。
それは、かつてアクリルミラーを受験生に与えて入学試験をし、
その時もシミュレーションをしたところ、
それは想像を超えた印象を与えてしまっていることを確認しました。
この印象は金沢でも床面と天井面そして壁面に実物を展示したところ
実際には天井と床は永遠かと思えるほどの高低差を見せました。
まさしく、
視点は「どこを見ているか」という虚像の連続性を生み出します。
もうひとつの視点「どこから見るか」という自分の存在を消します。
鏡・鏡面・鏡面の立体化はとても怖い存在になるだけに、
鏡の魅力は果てしなく、まさに冥府なのかもしれません。
自宅にはなるだけ鏡を存在させずに、
もし鏡面があるとしたらという制御、コントロールが、
日常環境で自在になれば、映像という虚像と、
自分の関係から、冥府を知り尽くすか、解放されるだろう。
Tags: LED照明, WiFiコントロール, アクリルミラー, コントロール, シミュレーション, テーマ, デザイン意図, デジタルサイネージ, ノウハウ, プラトンのオルゴール, 以後, 入学試験, 全国大会, 具体的, 冥府, 制作, 制御, 印象, 受験生, 商品化, 図解, 壁面, 多用, 多臓器不全死, 天井面, 存在, 実像, 実感, 実物, 実際, 宮川淳, 展示, 展示撤収, 展示計画, 床面, 怖い, 思いすごし, 想像, 抱く, 提案, 敗血症, 日常環境, 映像, 曲面鏡, 最初, 核心, 永遠, 照明学会, 物, 現代美術評論, 発見, 相当, 確認, 積み上げ, 空中, 立体化, 紹介, 組み合わせ, 経験, 背後, 自分, 自在, 自宅, 自負, 興味, 虚像, 虚像的, 視, 解放, 設置, 連続性, 重篤状態, 金沢, 金沢21世紀美術館, 鏡, 鏡面, 鏡面のキーボード, 限界, 陰影礼賛, 震え, 高低差, 魅力
Posted in ConsilienceDesign, 企望を「までい」具現へ, 危機解決をめざすデザイン実務
目次を見る
11月 10th, 2012 Posted 12:26 AM
街は美しくあってほしいと思います。
私流に語れば、
美しい街づくりは、まず「綺麗な街」にすることが原則です。
そこで、街の景観法が厳しい街=京都の街にある電柱、
電柱にぶら下がっているトランスはこの不様さです。
この酷く醜い仕事には、景観法は全く適用されていません。
京都で建築をするときに
どれほど景観法の厳しさがあったかを思い起こすと、
「この電柱、この配線、この設置を許しているとは何事か!」です。
発電・送電・変電へと電力会社を分散させるべき時が来ています。
このいい加減な仕事には、
美学どころか、綺麗な街にするという考え方すら無かった企業、
それが既得権益独占の電力会社の不様さです。
最近、私は京都の町並みで、
電柱にある変電トランスやその設置を撮影しています。
「天を汚している企業を告発します」。
21世紀のわが国の根本は、3.11で破壊されたのです。
だからこそ、私たちが学び直すことは、
日本本来の伝統美を再熟考し、「やり直し」しかありません。
天に向かってのたかが電柱がこれほど醜いのです。
しかも、「京都」です。
何が、景観法と言えるのでしょうか。
美しい街は、そう簡単に創り出せるものではありません。
まずは、綺麗に掃除するなら、
この電柱と配線をやり直すべきだと告発しておきます。
Tags: 3.11, 京都, 告発, 変電, 天, 発電, 私流, 美学, 設置, 証拠, 送電, 配線, 電力会社, 電柱
Posted in 企望を「までい」具現へ, 祈望から企望へ
目次を見る