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Posts Tagged ‘手術’


『季節毎にやりとりは40数年になります」


   


     8月 22nd, 2016  Posted 12:00 AM

この季節になるとわが家にプレゼント送付されるブドウたちです。
あるデザインのモデルショップの社長との話です。
自分が東芝で全くの新人であった頃に、まだ4人でスタートしたばかりの
小さなモデルショップでしたが技術的には最高の仕事でした。
上司を口説いて、デザインモデル=モックアップを依頼してから、
その社長には、私のデザイン活動を見てきてもらいました。
ところが、自分が車イスになったときには、東芝で箝口令があったのです。
しかし自分は交通被災後、救急病院での手術とリハビリ病院入院しました。
おそらく、その頃、「川崎はこの世からは消えてしまっていた」ようです。
退院すると、東芝に籍をおいたままに赤坂でデザインスタジオを開設し、
オーディオ関連のデザイン活動を東芝の競合以外の製品デザインに従事。
ところが、あるプロジェクトでは、どうしてもモックアップモデルが必要で、
自分はおそるおそる、そのモックアップメーカーに電話をしました。
すると「川崎さん?どうしていたのですか?とても心配していました」と応答。
自分はやむにやまれずモックアップ製作をしなければならず、
電話をしたけれど、モックアップへの予算は僅かなことを伝えました。
「何を言っているですか社長命令で電話依頼があったら全て只で受けること」
その回答がきました。依頼したら案の常、最高の出来映えのモデル。
社長からは「出世払いでいいよ」とのことでした。
やっと、社長と食事もできる仲になっています。
その社長からはいつも最高級の季節毎のフルーツや最高の牛肉が届きます。
社長はすでに日本各地にモックアップだけでなく、実装モデルも可能な
メーカーをいくつかに拡大しています。
私がやっと生き返ってきて、今なお、デザイン界での色々を相談できます。
教え子がモックアップを頼みにいけば、
「川崎さんの教え子らしい、礼儀正しく躾されている」と言われます。
モデルを頼んだら、必ず、商品になったらそのことの報告を守っている
優秀な教え子だけが、やはり、今なおお世話になっています。
自分のデザイン代表作のモックアップは全てこのメーカー製です。

* 「3Dプリンターの素材と成型精度」
* 『本物に出会う「漆器」にもささやかな未来が見えた』
* 「造形の言語道断」
* 「フリーランススタートの頃」
* 「#教えることは教わることです。だから教える立場を!#」


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『次世代デザイナーへの手本になりたい事例を発表予定』


   


     7月 18th, 2016  Posted 12:00 AM

アプローチはほぼ3年、そして本格的には2年、
しかも自分の問題としてこのデザイン実務に取り組んできました。
本当は、「手を洗うこと」にとても真剣になったのは、
敗血症になり多臓器不全死まで重篤から復帰してからでした。
自分の問題として取り組むのがインクルーシブデザインです。
つまり、人称、一人称「自分のために」というデザイン。
だから最近は、「もし貴方が入院や介護を受けるとしたら?」、
「自分がこの解決をつけたんだ」と考えてくださいと周囲に主張しています。
「手を洗うこと」、これは感染症を真っ先に予防する手段です。
正直、自分も徹底的に洗うのは自宅洗面所が最も多く、洗剤始め装置には
職業がら細心で最新を求めています。
しかし、自分デザイン、それは自分流の問題解決と価値を新たに、
それを何とか日本独自の新しい産業分野を創成していきたいと願っています。
「手・掌」を清潔にするには、
洗うことはもとより、最近はいくつか方法がありますが、
洗ったときの泡のことから、手・掌の各部位をはじめ、
いろいろと商品世界はありますが、
自分には根本が欠落していると考えます。それこそ歯磨きも同様です。
歯ブラシでのブラッシングでは結局25%程度しか清潔ではありません。
先般も石鹸メーカーに「泡」のことについてかなり話し込んでしまいました。
なんとか、知識よりも知恵をもっともっとデザイナーは発信するべきです。
ようやく、昨年は国からの中間審査もあり、心地よくはありませんでしたが、
プレゼ後には反対に大賛同をもらい逆にアイディアをいただいたほどです。
次には手術の術者の完全無菌化から、もう一つは「うがい」をどうすべきか、
こうした難問に取り組んでいかなければなりませんが、
自分の狙いはもう一つあります。
尊敬される日本のモノづくりを
支援する次世代デザイナーに気づいてほしいのです。

* 『コンシリエンスデザインの認識に向けて』
* 「健康は失い薬づけだが幸運なり」
* 「泡・バブルって、やっぱり凄いんだって思います」
* 『手の消毒、そんな時代になっている?』
* 「『きれい』にすることが『美しい』こと」


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『デザイン対象となる医療関連の開発について』


   


     6月 14th, 2016  Posted 12:00 AM

確かに少子化と高齢社会に対して、
医療関連のデザイン開発は対象化できます。
自分のデザインも単なるIoTではなくて、
Internet of Medical Things=IoMeTを具体的に研究開発し、
コンシリエンスデザインの目標にしています。
したがって、この風潮が多少出てきたことも現実ですが、
余りに安易な開発の講座や、現実製品開発が進んできました。
しかし、医療用ということでは、
相当に難しい制度・基準から基礎知識が求められます。
まず、GMPという基準制度があります。
Good Manufacturing Practiceという無菌状態での製造生産があります。
現実商品でも、
食品や医療機器にはこの適合から違反しているモノもあります。
さらに薬事法なる制度が、
医療品だけにとても厳しい審査が待ち受けています。
このデザイン開発は
相当の知識が求められていることが忘れられています。
自分が最近、危惧していることは、たとえば、現実素材があるから、
その生産地場に医療産業を簡単に未来開発として目標化されることです。
特に、現実素材がそのまま医療用に転換できるわけがないということです。
医療用素材は専門メーカーによってと
大学の研究機関で相当に研究されています。
医科大学の医師からの要請だけに基づいた新産業の創成化は
とても困難だということです。
たとえば、現実の素材がそのまま医療用アイテムになることは
まずありえないことを明言しておかなければなりません。
すでに、たとえば手術しても体内留置可能な素材開発は
医療用として開発進化しているのです。
確実に、この医療開発デザインには、
医工連携では困難であることを主張し続けてきました。
医学系・工学系・看護系・保健学系を統合化できるデザイン系が
それこそ、コンシリエンスデザインとして可能になると
記しておかなければなりません。

*『デザインはすでにここまでが必然となっている』
*『仕分けされたプロジェクトの重要性から現政権を否定』
*『医薬品業界の誤った市場認識と経営方針・大錯誤』
*『スピーカー企業の社長は学者であった』
*『IoMeTのためのMedical LogとConnect nome』』


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『難問解決の大ヒントは「素材」開発デザインの美です』


   


     5月 25th, 2016  Posted 12:00 AM

自分にとってデザインはまずは問題解決をねらうことですが、
その答は常に、「応答」・「回答」・「解答」があります。
そしてそのそれぞれは「美学的」であることが一番です。
プラトンの言葉にも、
答に迷ったなら「美しさ」が第一というものがあります。
真・善・美の中で美だけをよりどころにしてきました。
したがって、答える条件として「素材」を新素材化しなければ、
「美しいモノ」としての
それこそ難問解決の解答は無いと確信してきたのです。
一昨日は素材メーカーと会い、昨日はメガネメーカーと会いました。
今最も取り憑かれているのは3Dプリンターで
「素材」そのもののアウトプットです。
かつて、福井にもどった時にメガネフレーム素材は、
ようやくチタンに気づいた時でした。
それはオーディオの世界から10年遅れていました。
とてもエンジニアリングプラスチックなど気づいてもいませんでした。
まだヘッドホンが300gの時代に、
エンプラ(エンジニアリングプラスチック)で
150gを実現しヒットさせていましたから、
エンプラメーカーを福井に呼びました。
しかし、当時はやっとチタンであり、
エンプラの提案などは全く採用されない有様。
もう30年になりますが、
ようやく3Dプリンター成果での素材がドイツで受賞になり、
これからこの世界が必ず拡大していくはずです。
しかも、この新素材は生体適合性を持っていて、
アレルギーもなく、殺菌も可能です。
新しい素材に触ると未来の「美しい解答」が見えてきます。
それは商品アイテムをもっともっと見せてくれるのです。
今や、車から手術機器、さらには素材の細胞化までが
おそらくデザイナーが最も関与することになるはずです。
ちなみに、メガネは「サバエ」というより「フクイ」の技術が一番です。
最先端は「フクイ」が成し遂げ、
その下請けが「サバエ」だと強調しておきます。

*『素材=ボロンとダイヤモンドですでに開発していた』
*『ヘッドホンにはヘッドホンアンプ必要なり』
*『「瞬感」SHUNKAN=液晶サングラスを実現しました』
*『I seeの世界観』
*『商品が記号となった実例・私の体験と確認』


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『コンセプトからイノベーションは起こらない』


   


     3月 6th, 2016  Posted 12:00 AM

「KK塾」は親友であり同僚、そして今や医学系研究科長の
澤教授にお願いしました。
おそらく、
TV医療ドラマでは有名な心筋の再生医療を知る機会だったはずです。
心臓移植では国際的な権威ですがそれこそ阪大の心臓外科医どころか
緊急医療医としても
医学界では相当の人間生死の現場で経験を持つ医師です。
ところが、
世界でそれも日本の最も慎重し過ぎる薬事法を
「ハートシート」適用させた教授です。
「ハートシート」は患者自身の腿の筋肉を培養して、
細胞シートを心筋シートにして患者の心臓に張り込むことで、
心臓移植どころか、心臓を再生させてきました。
この実績は
日本の薬事法を薬剤でもなく医療機器でもなく細胞シートを
日本の国内法に適用させてしまいました。
これは特に米国を刺激し、
今では世界中からメディカルツーリズムとして
阪大病院にての手術を可能にしています。
澤教授は、心臓外科医だけではなく、無論次世代の医師養成だけではなく、
大阪を中心とした「街づくり」の中心人物になっています。
私自身、私の心臓から身体は阪大にすべてを任せています。
工学研究科から私のミッションである「コンシリエンスデザイン講座」も
今では医学系研究科にて、医学・看護学・保健学、そしてその周辺から、
まだ発表待ちの医療機器、その動物実験、医療環境デザイナーなどは、
すでに、「コンセプトからのイノベーション」ではなく、
「ラインからのアライアンスイニシアティブ」として
やがて公表されることになることを狙っています。
「コンシリエンスデザイン」対「レジリエンスデザイン」は
まさにデザインの本質である発想は「コンセプト」からは逸脱しています。
「lineによってmagic balletなgigがgood vibes」になること。
「デザイン思考」がイノベーションを生み出すと勘違いしている
現代日本を変えます。
「コンシリエンスデザイン」だからこそ、
その実例を看医工学で実際例を紹介講演してもらいました。
生老病死をAIによるゲノムからの再生医療は
医療環境を超えて
新たな街づくりに向かっていることを知って貰ったと確信しています。


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『宇宙開発の信頼・安全性工学からデザインが学ぶこと』


   


     1月 26th, 2016  Posted 12:00 AM

宇宙工学とデザインの関係は、まだまだ双方から、
お互いのとりあえず話題が語られることがありません。
話題ゆえ応答、そして課題ゆえ回答、問題ゆえ解答です。
昨年から、宇宙工学とデザインを私が主宰する「KK塾」で、
それも私のいとこ(父の姉の息子)と講演会をしています。
宇宙工学といっても、その最大の問題点である
「信頼・安全性工学」という宇宙工学のさらに専門からの話です。
まず、何と言っても宇宙工学では、
「修理を一切しないで寿命どおり」しかも一日24時間稼働の
それもシステム設計どおりのモノづくりでなければなりません。
いとこ・長谷川秀夫工学博士は航空工学から、
宇宙開発事業団時代は、ヒューストンにてNASDAの所長として
NASA・NASDA・ESA合同で
宇宙実験棟「きぼう」の実質統括設計者。
最初の宇宙飛行士・毛利氏を飛ばした責任者でした。
以後も、H2Aロケットやはやぶさに関わってきたディレクターであり、
現在はJAXAから宇宙開発機器の発注管理企業の社長です。
信頼・安全性というのは、
何と言っても「修理・修繕無し」が鉄則であり、
たとえ話でいえば、「手術は不成功でも患者は助かる」ということです。
そのためには、「知見」の裏付けが詳細に求められることになります。
なんといっても無事故・無修理・完全であるモノとシステムづくりです。
所詮、
人間が創り出すモノは失敗して当然ということは無視する世界観です。
「知見」とは、知識と見識をさらに深度を求めて、
知識と知恵は経験からの帰納的な結論に対して、
さらにどこまでも想定外を完全無欠化するという工程が
「組織」の組み立て・運用・維持が必須だということです。
それは想像力を果敢に発揮してしかも知恵や見識をさらに完璧にすること。
なぜならば、
宇宙工学での危機システムの部品点数は200万点をPDCAという方式。
Plan→Do→Check→Actionという手続きがあるそうです。
これは現代のモノづくり全てに適合した考え方です。
そのために、
「勘」を取り囲む「観」・「看」・「鑑」・「関」・「感」が配置された
「知見」は、まず、
ハードがあってそれをソフトでどこまで支援出来るかという
「事故シナリオ」が中軸です。
あくまでの「怖がる」ことの重要さというのは、
デザインでの問題解決以前に、問題提起があるのですが
スペキュラティブデザインというような軽さはありませんでした。
あくまでも無事故で無事なモノづくりを
デザインは宇宙工学から学び取らなければならないということでした。


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『スカウターは、まだ商品化のテスト中!』


   


     3月 26th, 2015  Posted 12:00 AM

スカウターに取り組んだのは1995年からでした。
その経験から、Googleにも提示されていたスカウターは、
肝心のことを見過ごしていて、発表時から私は警告していました。
真実が見えていない連中は大騒ぎしていて、彼らにも警告!
案の上、Googleは商品化を断念しました。
にもかかわらず、まだ、真実の見えていないスカウターこそ、
ウェアラブルコンピュータの一つだとまだ騒いでいます。
大学人まで加わってのこの騒動を見ているともう滑稽です。
私があるメーカーの製品は、2年前にほぼ完成していて、
当然、メガネフレームを基礎としているだけに、
この製品の狙いである手術用の実験はある医療機関で進んでいます。
また、この表示方式はホログラム表示ゆえに、
その生産体制づくりを進めている最中ですから、
見本市出展も見送っている状況です。
問題は顔面装着性での製造物責任をすべてデザイン設計すべきです。
顔面装着性には、肝心要な条件がいくつかあります。
私はその全てにこそ、デザイナーでしかもメガネフレームデザイン、
この条件を理解して製品デザインに適応させないモノは、
決して商品化してはいけないモノだと私は条件づけしているのです。
少なからず、顔面装着性のモノ、その発熱性には制限があります。
ところが、現状のスカウターでこの制限を解決しているモノは、
Googleグラスは全く無視した設計でしたから、当初より無謀でした。
しかも、もし、医療手術用であるなら、18時間の電源供給と
その発熱対策は万全である必要があるのです。
それ以上に顔面と眼球保護がどこまで可能かはデザイン問題です。
このことにも気づかずのウェアラブルPCには、
特に、身体装着での製造物責任法との適合性については、
相当の知識力が造形言語=デザイン意図されなければなりません。

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『1949.2.26日から生きている=死んでいく私』


   


     2月 26th, 2015  Posted 12:00 AM

私が交通被災に遭って車イス生活になったのが、28歳の時でした。
半年、救急病院で手術をし、転院してリハビリを受けました。
その病院で、統計データを見せた担当医は、私に、
「データ上では、確実に、40歳までが君の寿命」と言われました。
(こんなことを患者に伝える、お前はバカか!・・・)
それなら、いち早くこの病院を出ようと、
たとえ熱があっても体温計をゴマかしてリハビリ訓練をしました。
私の予測道理に米国のベトナム戦争傷兵脊髄損傷者の訓練で、
半年でリハビリ病院を出て、赤坂でデザインスタジオを開設、
しかし、父の命令で福井に帰り、40歳までをと・・・
気づいたら40歳になり、運良く毎日デザイン賞を受賞していました。
(あの嘘つきドクター!)と思っているどころか、
47歳で逝ってしまった母を考えて、47歳で大学人になりました。
2049年には100歳ですが、2050年以後の予測までを読んでいます。
66歳になってしまった私ですが、
やり残していることは、まず、デザイナーとしてやり遂げたい、
したがって、大阪大学を退官時の作品集「川崎和男Design」を出版。
出版社には、とんでもない、もう一冊作品集を出すと言っています。
結局、大阪大学大学院医学系研究科に転籍して、
今春からは正式に「コンシリエンスデザイン寄附講座」を新設です。
3.11の復興、範原発(脱原発は論理・言語論としても間違い)、
南海トラフ対策、そして2020年の東京オリンピックは観たい、
これが生きている=死んでいく私のとりあえず2050年までの計画です。
生まれて生きていくのは死んでいくことを明確に認識しています。
66歳ゆえに時間の体感経過速度はあっというほど光陰矢のごとし、
当然です。
66歳ともなれば、一年は66分の一で過ぎ去ります。
恩師は93歳で逝かれました。100歳を約束しました。
真正面で死を見つめて、それも3度も観てきた経験がありますが、
これから66分の一で過ぎ去る一年間にやれるだけやるだけです。

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『ペットボトルの水=企業選定C.I.として』


   


     10月 18th, 2014  Posted 12:00 AM

今、国連に加盟している約150カ国内で水道水が飲料になるのは、
13カ国程度と言われています。
わが国の水道水は飲料水としても素晴らしく飲みやすい水です。
しかし、日本人もペットボトルの水が日常的になっています。
私は、身体の7割が水分と言われているだけに、
水には大きなこだわりがあります。母は47歳、大腸癌で逝きました。
当時は癌と告げることも出来ず手術をして医師が分かるという時代。
しかし、母は私と父宛の遺書に癌であること知っていました。
父は日本中の水を手をつくして鉄道運搬用のタンクで取り寄せ、
それが父の癌への最後の抵抗であったと思っています。
私はそのこともありペットボトルの水は徹底的に調べてきました。
イタリアの高級水(高級レストラン御用達)は今手に入りませんが、
私自身は、国内外どこでも確実な水を選んで自分の水分そのものを
この水にすることに決めていますが、これは重要なことです。
日本を代表する水、政府の国際会議は帝国ホテル、ホテルオータラ、
しかもこの水はすべて富士山の湧き水になっていますし、
ホテルがこの水の確保をどうしているかは調べておく必要があります。
だから、企業C.I.においてもその企業の水を決めさせてもらいます。
今回ニプロの研究所C.I.=iMEP=institute of Medical Practiceは、
企業カラーとその水は企業立地している滋賀県で最高の水を選定、
この研究所は、医師、看護師、医療従事者のトレーニング、
研修所機能をもった施設ですが、水はすべて地元で最高水です。
勿論、私が選んでいる自分の水、国家賓客用の水と飲み比べて、
まったく遜色のない水にしました。
もちろん、地元で最高の製菓やお酒も企業C.I.として決めています。
何分、身体の水分は徹底して決め抜いた水のペットボトルです。
正直、ペットボトルの形態そのもののデザインを変えたいですが、
流石にそこまでは許されていません。
いづれ、自分のデザインスタジオの水も決めたいと思っています。

『最も重要なエネルギーとしての「水」』
『水というエネルギーの国際化』


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『「コンシリエンスデザイン看医工学」の提案』


   


     10月 7th, 2014  Posted 12:00 AM

私は講演時のプロローグは映像と音楽にはとても神経を使います。
阪大では「講義とは粛々とやるものです」とか言われましたが、
(バカじゃないの?だから学生は寝てしまう)と思ったものです。
今回は看護系ゆえにとかでTVドラマのサウンドトラックを、と。
著作権は学術的なことはOKですが、一応は著作権登録は聞きます。
しかし、最近はこうした音楽も世界的な曲でなければと確信します。
つまり、デザイン活動成果は国際的にならなければ意味無しです。
私の講演タイトルですが、背景は動画ですから動いています。
無論Keynoteです。PowerPointでは多重の映像と音楽無理ですし、
PowerPointは作成時に前頭葉は停止していますから駄目です。
まだ第二回の看護理工学の学会で専門家集団に、
私は初めて「コンシリエンスデザイン」を提案しました。
これまでも医工連携ブームではモノは出来ないことを主張しました。
必ずデザインが医工には必要であると強調しましたが、
デザイン界も勘違いがあって、医学にも工学にも駄目な輩が、
この研究と称している馬鹿な研究を見始めています。
何が駄目かといえば、論文になったとか特許をとったとか、
じゃなくて、肝心なのは患者へのデザイン支援でしかないことです。
せめて、解剖室や手術にも立ち会わず、医師もエンジニアも
それなりにデザイン理解が出来る優秀さが基本です。
そうして気づいたのは、看護学・保健学・基礎工学などを
結合・融合・統合が基本でなければいけないということです。
したがって、コンシリエンス、発音だとコンシェリエンス?かも。
たとえば、水素結合と言ってもまだ不明ですが、
学際化のための結合?学際の融合?学際の統一ではなく統合?です。
この講演とともに、研究室で仕分けされた完成目前も展示しました。
これからのデザインは「コンシリエンスデザイン」を
まず、医工だけではなくて、もっともっと学際化をと提案しました。

『コンシリエンスデザインの認識に向けて』
『「Consilience」概念定義のための書籍はここから』
『「コンシリエンスデザイン」名詞格を接頭語にした新概念』


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