5月 7th, 2012 Posted 12:00 AM
先般紹介のスタイラスをもう一度チェックしました。
結果、これらを選びました。
スタイラスの先端部は、四つに分類できます。
これが現在市販されているすべてでしょう。
いずれも自分なりに相性があると思いますが、
最近は、ほとんどが導電ゴム半球状態のモノが増えています。
私なりには、以下の三つの使い勝手で選別し、
● 筆記スピードが一致すること
● 接触感触が心地よいこと
● 筆筆記のカスレ具合が思い通りのこと
そのために、導電ゴム内に導電ウレタンで先端部の硬さ調整をしています。
これらのどれが最適かもApple Store, Ginzaのイベントで紹介します。
(左端:導電ウレタン)
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3月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
有田焼はこの2年研究をしてきました。
それは日本の陶磁器産地、その現状をしっかりと確認したことになります。
コーヒーカップの製品化を、
今度はティーカップにも新たな展開デザインを試みた結果、
Platinum Morphological Reflectionという手法で、
基本的な3パターンを押さえました。
ドット・ストライプ・チェックというグラフィックです。
そして、PMRはAnamorphosis的にどこまで可能かを追い求めました。
コーヒーカップもソーサーのグラフィックが
ミラーリング的に反射効果をしますが、
ティーカップは、曲面や曲率から、
正当な反射になるようにするためには実験をしました。
結果、デザイン設計として産地にグラフィックも提供し、
その基本となる釉薬から焼成での平滑度を
製陶工程に組み込むことがやっと出来ました。
講演前夜にその確認をするということになりましたが、
もし、私なりの評価が私の基準に達しなければ、
産地側にも決断をしなければと思っていましたが、
デザイン仕様どおりにモデルは完成していました。
そこで、詳細な工程も含めて講演内容に、
PMR-Methodの話を盛り込むことが出来ました。
その夜はうれしくてうれしくてたまりませんでした。
しかも宿泊したのが「嬉野温泉」でした。
まさしく地名どおりに
「お湯につかれてウレシーノ」を実感した次第です。
有田と伊万里は磁器産地であり、唐津は陶器産地です。
三つの産地の現在の商品価値は、国内外と比較して見てきました。
これは今後、
日本の陶磁器産地すべてに共通する問題を私なりに提案し、
なおかつ国内各産地毎の解決を求めたいと思っています
CGで見ていただければ納得してもらえると思いますが、
多分、この手法を模倣することは困難です。
そして、
陶磁器業界も模倣を繰り返すことで発展してきたはずですが、
私の判断評価は、
この400年ほど「陶磁器産業の高密度化」は停止していたと思います。
絶対に「革新」がかなった商品開発ができたと自負しています。
まだ次々と革新的な手法を国内、特に有田から出発させる覚悟です。
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1月 23rd, 2012 Posted 12:00 AM
Aurex時代、これはほとんど私の東芝時代です。
東芝本社で企画を通すことは本当に大変でした。
しかし、上司に恵まれていて、
「これ、やりたい」と言えばディテールまで忠告を受けたり、
「絶対に実現したい!」というわがままを包んでもらいました。
ただし、やるべき業務以上の義務は果たすこと、でした。
第一家庭電器のDAMはそういう意味では、
東芝より自由に私のアイディアを実現してもらいました。
「45回転LP 」を実現したい、
そのためには、レコーディングプロセスを詳細にLP化すること、
このようなアイディアも実現できました。
午前中は磯子の音響工場のデザインルームでスケッチを描き、
昼からはほとんど東芝EMIのミキサールームに入り浸り、
そうしてミキシング技術を教わりました。
そしてジャケットデザインを赤・緑で構成。
これはやがて村上春樹著「ノルウェイの森」の装丁と同様でした。
私の具体化が先んじていたと今頃になっても言っておきたいことです。
このトラックダウンは、回転数は45回転、厚盤仕様、
そして詳細にそれぞれのトラック毎のミキシングを乗せていくことで、
レコード再現のHi-Fi性能のチェックがきめ細かく出来ました。
DAMは顧客サービスとして
おそらく2000枚近くをメンバーに配布していました。
「マニアを追い越せ!大作戦」というタイトルが必ずつけられていました。
45回転で超厚盤は、
カラヤンやアリスからも
訴えられる寸前までいくほどLPプレスが完璧でした。
だからDAMのレコードシリーズだけは、今も持っています。
その45回転LPこそマニアにはたまらない音質チェック、
そんな思いが東芝より第一家庭電器で実現していました。
こうしたシリーズは実際、10000枚以上も配布されていました。
だから、やがてこのアイディアは、東芝もやらざるをえなくなるのです。
ともかく、「思いついたことの実現」に無我夢中でした。
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10月 31st, 2011 Posted 12:00 AM
「もし、彼が生きていたなら・・・」、
これは時代に先行した天才を偲ぶパロールです。
東京の定宿にしているホテル傍の映画館で、
「グレン・グールド」(天才ピアニストの愛と孤独)を
観ました。
出張に持ち歩いているiPodにはApple losslessでrippingした
彼の音楽はほとんど全てが入っています。
「グレン・グールド」は、
ドキュメンタリーの穏やかな映画でしたが、
しみじみと彼の生涯の一端を知ることができました。
定宿はどこでもiPod用スピーカーシステムは預けてありますが、
彼の演奏は時折聴きます。
グレン・グールドは、
「レコード演奏」という形式を創り出した人です。
それもすでに半世紀前です。
そのためにLPレコードがコンサートより、もっと、
本来の演奏を聴かせられるという哲学がありました。
「レコード演奏」のために録音方法を進歩させた人物です。
だから、オーディオファイルにとっては、
彼の音楽ファンというより、彼の演奏そのものを
オーディオチェックにする人たちが沢山います。
私も彼のピアノ演奏でのキータッチ音の再現性を
音響装置のチェックにすることがあります。
最近ではスピーカーの周波数帯域を
全く明示しないメーカーが出てきています。
私はスピーカーづくりとして無責任だと考えています。
従って、TVなども論外の音作りになっていると言っていいでしょう。
私は少なからず、F0と音圧は「性能表示」として重大だと考えています。
また最近では映画のリゾルーションは満足できません。
それは液晶TV50インチ以上で最高にいい機種は、
映画の解像度を追い抜いてしまいました。
最もほとんどすべての液晶TVは、耐えがたい映像です。
私の自宅の映像と音響システムは多分最高だと断言します。
彼の音楽については当然バッハのみならずまさに天才。
そして録音技術を演奏家・音楽家そして演出監督として、
最高を求め続けた人でした。
彼の「孤独感」を映画は、彼を支えた人たちの声で綴っていました。
その一人は、私の眼鏡をしていました。
1982年、彼は50歳で夭逝しました。
1984年にMacintoshが登場したわけですから、
彼は「パソコン」を知らなかったことになります。
グレン・グールドがMacを使っていたら・・・
ピアノ演奏はもとより音楽再生はどうなっていたのだろう。
私はしばらくは毎日グレン・グールドを聴くことになるでしょう。
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12月 4th, 2009 Posted 9:37 AM
12月4日
BOSS(川崎和男)オフショット。
博士前期課程修了も近づき、
アルバム制作用の1ショットです。
カメラの前では、
みんなスマイル満開でしたが、
その前後は進捗チェックで、
BOSSの、「喝」と「檄」が
とんでいました。
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