1月9日Staff Blog
1月 10th, 2010 Posted 10:14 AM
1月9日
盛況に東京展を終了したDetour展。
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
のスケッチは、ご覧いただけましたか?
記録媒体等、お届けいただきました。
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1月 10th, 2010 Posted 10:14 AM
1月9日
盛況に東京展を終了したDetour展。
BOSS(川崎和男KazuoKAWASAKI)
のスケッチは、ご覧いただけましたか?
記録媒体等、お届けいただきました。
12月 17th, 2009 Posted 10:00 AM
デザイン界と建築界は、
歌を忘れたカナリヤだったと、つくづく思います。
● まず今年のデザイン界で、
「やられたなー!」と思う作品=製品は、
ほとんど、まったく見つけることができませんでした。
展覧会も、あいかわらずの「形式」で「ごっこ」です。
● 建築界は、世界コンペで勝つことができません。
コンペで勝てる建築家は限られてしまっています。
デザインは未だに「かたち造形」でしかありません。
「かっこいいかな的」なモノは「玩物志向」です。
だから、ケータイも、家電も、情報機器も、
アジアからはあまり警戒も、尊敬もされません。
●「歌を忘れた」というのは、
「実装設計と素材設計」にデザイナーの主導力無しです。
実装もこだわりました、なんて言うのですが、
みすぼらしくてとても評価できません。
建築は、コンペに勝てないから、
日本の建設業が関われない、ということになります。
設備設計も敗北し日本製品でその建築は装備できません。
結局、「都市計画」が「環境デザイン」という
とても救いがたい名称に変更したことが大失敗なんです。
かくいう私は、といわれそうですが、
今年は間に合いませんでした。
来春・来夏・来秋に、「成果」=「歌」が唱えるでしょう。
実装設計・素材設計・都市設計に来年は、
日本だから、やっぱり「出来てしまう」ことを
証明しないと、この不況からは脱出できません。
精進と修練の成果をめざしましょう!
Tags: アジア, ケータイ, デザイナー, デザイン, 世界コンペ, 作品, 実装設計, 家電, 展覧会, 建築, 建築家, 情報機器, 成果, 日本, 歌, 環境デザイン, 素材設計, 製品, 資本主義からの逃走, 都市設計
Posted in 999「番外編」, 資本主義から逃走せよ!
12月 1st, 2009 Posted 7:39 PM
「デザイン」は、「問題解決の方法」だとこれまで、
ズッーと私は、一般に、学生に、企業に伝えてきました。
それも「問題解決」でありしかも「難問解決」なのです。
その唯一の方法だとさえ確信しています。
ただし、宗教ではありません。奇跡は起こせません。
まして、科学・技術・芸術でもないのです。
科学と技術とを接着・融合させるたった一つの方法です。
ところで「科学技術」という日本語は大きな間違いです。
哲学者・中村雄二郎先生は、
「科学」は「分科学」の略語にすぎないと教えられました。
デザインの難問解決という論議から、
問題解決の簡潔な方程式を、
私はデザイン思考の基本と基準にしてきました。
つまり「問題」には、
●「話題」=Topics
●「課題」=Question
●「問題」=Problem
があります。
この解決は、
■ Topics – Reply
■ Question – Answer
■ Problem – Solution
ということまでが、本来の方程式=equationです。
この方程式は、デザインでは次の二つになります。
AlgorithmとProgramです。
そこで、「資本論」のために、
マルクス(数学に関する遺稿集)が、なぜ導関数を
エンゲルスに教えたのかがわかるはずです。
数学的思考は、応答と回答は、
「算数」や「数学」で学ぶことができます。
芸術も、応答的な作品と回答的な作品しかありません。
本来、「問題解決」・「難問解決」によって「解答」が
創出されるのです。
創出されるから、クリエィティブでなければいけません。
しかも「解答」は美しさが必要です。
私は、「逃走する方程式」はかくあるべきと考えています。
そして、デザインには、
「デザイン数理学」というAlgorithmとProgramが、
「分科学」として「技術」を支え、
造形言語によって美しさが創出されるのだと思います。
「資本主義から逃走できるデザイン」、
その時代を牽引できるデザイナーは限られているのは、
多分、「仕分けられた」才能でしょう。
Tags: 「資本主義からの逃走」, Algorithm, Answer, equation, Program, Question, Reply, Solution, Topics, エンゲルス, クリエィティブ, デザイン, デザイン数理学, マルクス, 中村雄二郎, 企業, 作品, 分科学, 創出, 問題, 問題解決, 奇跡, 学生, 宗教, 導関数, 応答, 才能, 技術, 接着, 数学, 数学に関する遺稿集, 数学的思考, 方法, 方程式, 時代, 牽引, 科学, 算数, 美しさ, 芸術, 融合, 話題, 課題, 資本主義から逃走できるデザイン, 資本論, 逃走する方程式, 造形言語, 難問解決
Posted in 007「資本主義」, 資本主義から逃走せよ!
11月 12th, 2009 Posted 10:07 AM
11月12日
金沢美術工芸大学在学中、
ハサミの課題のBOSS(川崎和男)の作品です。
「園児用のハサミ」として、当時から
「安全・安心」性を意図したモノで、
モデルは手づくりでホウの木を削って
作ってあります。
学生時代に、たくさんの課題に向かい、
徹底的な手の訓練を受けます。
そして、
問題への解答
をだすことができるデザイナーへ!
金沢美術工芸大学 産業デザイン学科
このハサミはすでに、「園児用」ゆえ
開閉切断で、開閉が制御され、
刃先はカバーされています。
やがて、プロとしてのハサミは
いくつかの海外美術館に
永久収蔵作品となります。
川崎和男・学生時代作品
11月 5th, 2009 Posted 2:27 PM
11月5日
BOSS(川崎和男)傑作
フラクタス(FLUCTUS)、
ラテン語で「波」です。
タケフナイフビレッジの製品の中でも、
最も鮮烈で崇高な造形美を持っています。
サイドビューは面で波を表し、
トップビューは、一本の線、
ラインでグリップの立体感と、
波を表しています!
BOSS(川崎和男)も、
描き出した時、身震いしたという
トップビューの一本のライン!
フラクタス(FLUCTUS)は、
四角錐におさめられます。
これは、機織りのシャトルと
同様の技法でつくられました。
今は、生産が難しいので
終了してしまいました。
BOSS(川崎和男)は、
海外ではジーニアス!と、言われてますが、
まさしくジーニアス?と思う1品です。
Tags: 25年保証, BOSSの発明, takefu, かたち, スケッチ, タケフナイフビレッジ, デザイン, フラクタス, ライン, 伝統工芸, 作り方, 作品, 傑作, 包丁, 川崎和男Staff Blog, 波, 素材, 美術館, 造り方, 造形美
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11月 4th, 2009 Posted 3:41 PM
11月4日
BOSS(川崎和男)宅で
実際に使用中の包丁は、
越前打刃物 タケフナイフビレッジ
とつくりあげた製品の試作品です。
何度も試作を繰り返されたそうです。
当時、柄まで金属一体で仕上げた刃物は、
ありませんでした。
これは、クレウスシリーズ。
試作のため、刃部分の切込みが異なり
試行錯誤がうかがえます。
25年前の試作品!!!
Tags: BOSSの発明, イノベーション, かたち, サンプル, タケフナイフビレッジ, デザイン, 作品, 刃物, 川崎和男Staff Blog, 試作品, 越前
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10月 17th, 2009 Posted 11:42 PM
10月17日 2/2
BOSS(川崎和男)のプラスコラ、
オリジナルは下のモノ。
ゴム印がシルク印刷になっていたので、
新色を11月はじめより販売するので、
再度、型からゴム印をおこしました。
1色のみ追加ですが、Coming Soon!です。
ロングライフな製品は、
オリジナルがデサイナーの意図とは、
反して変更されているモノや、
時代とともに、
改良進化しているモノ様々あります。
初期ロットのモノを購入し、
追って見れば、商品としての
試行錯誤をみることができます。
最近追加で購入したあるデサイナーの
ティースプーンのラインが、
微妙に変わっていました。
これは、残念でした。
Tags: タケフナイフビレッジ, プラスコラ, 作品, 川崎和男Staff Blog
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10月 17th, 2009 Posted 11:29 PM
10月17日 1/2
BOSS(川崎和男)の鉛筆削り、
プラスコラ。
もともとは、
スコラ、ラテン語Schola「学問」という
ステンレス鋼一体型の
鉛筆削りがありました。
製造は、750年の打刃物の伝統を受け継ぐ
タケフナイフビレッジです。
刃以外を、プラスティックにしたので
プラ-スコラとなりました。
美術の教科書に掲載されている他、
グッドデザイン賞、
2005年MoMA SAFE展にX&Iとともに
招待作品、永久収蔵作品です。
来週からの韓国デザイン学会に向けて
子供たちへのお土産に準備しました。
Tags: Gマーク, MoMA, タケフナイフビレッジ, プラスコラ, 作品, 川崎和男Staff Blog
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