5月 28th, 2014 Posted 10:52 PM
5月28日 己亥(先負)
デザインは時代的な、
特に経済的な潮流と常に
共時性を持っているが、
デザイナー個人のなかでは、
まさしくデザイン史は
デザイナーの遺伝子のごとく、
それぞれのデザイナーの造形に大きく影響を
及ぼしているものだ。
倉俣史朗のデザイン『夢の形見に』7モンドリアンへのオマージュ
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1月 22nd, 2014 Posted 12:00 AM
大学人になって18年になります。
18年前に、私は三つの革命を予測しました。
「光重合革命」は、光造形から3D-Printingを経過しています。
「電磁波革命」は、範原発を促し新たなエネルギー革命を予測。
「遺伝子革命」は、とうとう遺伝子読解を成し遂げています。
特に、私が考えてきた遺伝子革命は4D-CADになるものと考えます。
昨今話題の自己遺伝子を判定するブームになりつつありますが、
実際は遺伝子判定では、実子判断だけではなくて、
将来自分の疾病予測も可能になってきました。
また、自己遺伝子で服用可能な薬剤決定も可能になっていますが、
薬剤経済学的な制度によって緊縛されているのも事実です。
しかし感染症判断では、デザインがこのシステム開発が可能です。
だから、私は今後のデザイナーの知識獲得では、
この三つに対応できうるデザイナー教育が肝要だと思っています。
それは、デザイナー教育においては、
専門学校や美術系大学では不可能になってきていることです。
もちろん、デザインは問題解決手法にデッサン力は不可欠ですが、
それ以上に、理科系的な能力が必要です。
私自身はすでに大学も定年退官しましたが、
総合大学での理工学・医工学・文理学・政経学すべてが基盤だと、
これからも主張していくつもりです。
そのシンボルとして「遺伝子革命」へのデザイナーの眼力、
これが最も大事なことだと認識しています。
つまり、知識・見識・良識・胆識を遺伝子で判断すること、
そんな時代が必ず来るでしょう。
そうなれば、デザイナーになる能力判断も可能になります。
ようやく、感染症を遺伝子判定するシステムがデザインでこそ、
革新させていく時代に入ってきたという印象があります。
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10月 26th, 2013 Posted 12:00 AM
デザインディレクターとして、これまでの経験と知識から、
私は私塾をスタートしました。私自身が主宰していきますが、
私とペアでの講師は最も選び抜いています。
現代最も「デザイン」が主導すべき中心テーマは四つです。
この塾そのもののデザインには目標と目的が時代を先導します。
そのキックオフには、医療看護学では「この人」を選びました。
やはり、想像以上の講演をしていただきました。
本当は上海での講演を延ばしていただいてもやってもらいました。
私がこの塾での中心である「危機管理デザイン工学」発想を、
真っ直ぐに受け止めていただいて、医療・看護・工学は、
科学性と倫理性への決断性をいっぱいいただきました。
聴講してもらったある人のノートには、そのメモには、
お母さんの手当からお医者さん、体位交換からロボティックス等。
私は先生と医療看護で拘ってきた「二人称の医療と看護」を、
改めてデザイン+看工融合での新しいアイディアが浮かびました。
大学病院での医療と看護の体制には、
どこかで身内意識=二人称=あなたへの依怙贔屓を避けます。
しかし、私と先生は、その二人称を最大に大事にしてこそ、
第三者、三人称の彼ら彼女らへの医療看護が可能ということを
言い続けてきました。
私はこの塾の今後に、PFI・AAC・DDSへの展開に進めます。
PFI?・AAC?・DDS?、これらは聴講する人にだけ伝えます。
理由は、先導する船頭さんはほんの僅かでいいからです。
KK塾の夢、理想、希望は大野先生とも仲間である生田先生です。
と思っていたら、TV「日本のミカタ」東大特集で、
まさに、生田研の活動が取材放映されていました。
生田幸士先生が大野先生の話を受け継いで語ったもらう予定です。
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9月 2nd, 2013 Posted 12:00 AM
景観論をデザインの背後におくことに気づきました。
それも当時話題のファッション誌に連載を始めたばかりの時。
ともかく、読解困難な文章を書かないかぎり、
日本のデザインは時代遅れになり、
ことばからモノは遊離すると、30前の私は思い込んでいました。
モノの世界がことばから離れるほど、人は、その魅力を感じない。
この考え方は今も変わっていません。
なぜ、芸術も建築などその存在をことばで再度語り直すのだろう。
今もその考え方を私は強くひきずっています。
景観論の原点で、私は「光景・風景・情景」を書きました。
案の上、その連載から私ははずされました。
しかし、その頃の思考は若さがあって純粋だったと思います。
ところが、その文章に再び出会いました。
ある人のwebsiteにそれが掲載されていました。
以来、私が景観から「景気」を読み取り、
景気後退=不景気=depressionに辿りつきました。
景気や株価変動為替の動きほど世界を決定づけることは皆無です。
絶望を「死に至る病」と断言した哲学者を信頼すれば、
哲学が人間の精神をどれほど読み取り、
解説してくれるかを識ります。
結論は、不景気になれば、人は安物衣類を身に纏います。
それをmodeと呼ぶこと自体が、精神状況の表現に直結しています。
つまり景気あるいは不景気はファッションに連鎖しているのです。
世の中、世界、時代は、すべてが同義語です。
それを人は眺め、その空気に包まれるとき、流行に晒されます。
その流行を最も受け入れるのは若者の精神状況に限定されます。
ファッションが「モードの体系」でことばの中で解説されたとき、
私が驚喜したことは、そのままデザインとモノに繫がっています。
それはデザインとファッションの関係に連続し、
とりわけ、不景気とファッションの関係も、この関係だと、
私はひとまず書いておきます。
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7月 3rd, 2013 Posted 12:00 AM
ヘリコプター大好き人間にとって、
この玩具に過ぎないモノには、人間との関係が仕組まれています。
これまで、スタッフや学生から誕生プレゼントで、
リモートコントロールのヘリコプターの素晴らしいモノなども、
プレゼントされてきましたが、
とても優雅で、おそらく、これが飛ぶ、それだけで充分であり、
デスク周りにディスプレーされながらも、
必ずいつかは飛ばす、と意気込んでいました。
この玩具がTVで紹介されると気になって仕方がありませんでした。
ほとんど仕事の連続でしたが、思い切って充電して、
飛ばしてみました。この私がドキドキします。
もういきなり飛び上がると天井にぶつかり、急激落下です。
回転翼の速さは驚くほどでした。
ともかく、部屋中にぶち当たり、
戻そうとすれば私に攻撃してくるなど、今度は怖いほどです。
5000円未満ですから、大変な企業努力があったのでしょう。
この緻密で精微なモノづくりに感心します。
デザインはといえば、玩具性であれば納得できます。
何度か、写真撮影をワイフに頼みましたが、
パイロットの操作性がただドキドキしていて、
無性にコントローラーの指に力が籠もっているだけでした。
したがって、©amazon.co.jpそのままの写真を載せました。
手の中に入ってしまいますが、動きの鋭さはビックリモノでした。
モスキート、ずばり、「蚊のような動き」です。
しみじみと見るとこれが日本製であり日本だから出来た製品です。
そんな時、友人デザイナーのシリコン製教具が中国でまたもや、
模倣されたという連絡がありました。
おそらく、素材は怪しげなモノに違いないでしょう。
Facebookコラムですぐにシェアしました。
他国の国旗を焼く国民の国家と共存し共時がもとめられます。
そんな時代にあっても、私たちは知性的に対応するのです。
だからこそ、このような玩具技術が生まれるのです。
私は、やがてこの玩具が実際の交通機器になるだろうと思います。
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7月 1st, 2013 Posted 12:00 AM
無差別に切りつける、
そのような人物はどんな時代にもいるでしょう。
とても無念なことです。
しかもそれが小学校の児童たちを餌食にする、
そんな犯罪者が最近はやたらと増えてきました。
あるいは集団登下校がルールになっています。
私の時代には下校では必ず道草をしたものです。
学校からの道草がどれほど楽しくしかも偉大な遊びでした。
わが国ほど、現在も世界中での「安全性はトップ」ですが、
日本の安全性こそ「交番」がKOBANと言う国際語になりました。
しかし、集団登下校の安全性まで破壊されてしまったようです。
その行列に無謀運転者が殺人事件を起こします。
そしてその犯人には信じられない「人権裁判」が行われます。
したがって、無差別の児童殺傷事件があった小学校には、
「学校の防犯の研究機関」まで設置されています。
私の「危機管理工学プロダクトデザイン寄附講座」では、
防犯、特に児童保護や学校での防犯対策も大きな使命です。
この講座は、正式には今月末に大阪府警察本部長の、
基調講演からスタートすることになっています。
それだけに、「また、児童への危機管理は?」ということで、
なんとかプロダクトデザインでの「難問解決策」を考えています。
私の方針は、もっと警察装備のデザイン化があります。
米国では、学校で射撃犯罪事件がありますが、
学校にも機関銃までも設置すべきというような発想は大間違い。
防犯と警察の社会的な権力構造の変革が必要だと思っています。
警察大学校でも幹部候補生には「デザイン」の講義をします。
これは私の生い立ちに直結しているのです。
なぜなら、私はノンキャリアであった刑事の息子であり、
父は最終的には福井県警の警視正として刑事部長でした。
だからこそ、防犯とデザインの関係においても、
このような事件を見るたびに、とても焦ります。
まして、犯人が精神障害だったと聞けば、
このような事件を起こす犯人はすべて精神障害者ですから、
決まって生ぬるい人権先決裁判そのものが間違っていると思います。
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5月 15th, 2013 Posted 12:18 PM
5月15日 辛巳(先負 )
「品」について、
もう一度根底から考え直す
時代に入っている。
『デザインは言語道断』物品
奨学金や研修制度
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